自動車

ポーランド、電動バスの輸出で欧州トップに

●2017年から21年にかけての輸出台数は1,937台、EU全体の31% ●輸出先としてはドイツとイタリアが最も多い ポーランド代替燃料協会(PSPA)がこのほど発表した報告書によると、欧州連合(EU)加盟国から輸出され […]

トルコのオトカ、チェコにバス90台を納入

●受注額はおよそ1,400万ユーロ ●同社製のバスは現在、世界50カ国以上で3万5,000台超が運行 トルコのバス製造大手オトカ(Otokar)はこのほど、チェコのウースチー州公共交通会社からバス90台を受注した。取引額

チェコ、30年までに水素ステーション数を80カ所に

●公共の水素ステーションは国内にわずか2カ所 ●FCVの普及数を乗用車で5万台、バスで870台に引き上げる方針 水素を化学反応させて得た電気で走る燃料電池車(FCV)は、バッテリー式電気自動車(EV)と比べて航続距離を伸

一時金3000ユーロまでは税・社会保険料免除

ドイツのオーラフ・ショルツ首相は15日、首相官邸で雇用者団体、労働組合の代表と会談し、労使協定で取り決める一時金が年3,000ユーロ以内であれば税金と社会保険料を全額免除する意向を表明した。インフレ高進を踏まえた特例措置

東レのチェコ工場、極細吸音材「エアライト」を生産

●年産能力は1,200トン、10月から量産開始の予定 ●成長が見込まれるUAM産業の分野でも軽量吸音材の採用を目指す 東レは15日、不織布の極細吸音材「エアライト(Airlite)」をチェコで生産すると発表した。欧州の自

日本電産、ブルガリアR&D拠点向けにオフィスを賃貸

●同拠点では次世代モデル向けのハード・ソフトウエアを開発 ●オフィス面積は700平方メートル、予定従業員数は100人 日本電産はこのほど、ブルガリアに設置する研究開発(R&D)拠点用に、ソフィア空港センター内の

イスラエルの新興企業、新タイプのEVバッテリーを開発中

●化学的に操作したカーボン電極を用い、5分で100%充電が可能 ●同社は今後「比較的短期間で」商用サイズのセルを製造する予定 イスラエルの新興企業エークシオン(EEXION)が電動車(EV)向けに新しいタイプのバッテリー

ボッシュ―車業界のBEV一辺倒に社長が危機感―

自動車業界が次世代車両の開発・生産をほぼ全面的に電気自動車(BEV)へと絞り込んでいる現状に、サプライヤー大手ボッシュのマルクス・ハイン社長が警鐘を鳴らしている。同氏は地元紙『シュツットガルター・ナハリヒテン』などのイン

韓国万都、イスラエルのITセキュリティ企業と提携

●自動運転車のサイバーハッキングを未然に防ぐ目的 ●アーガス社は車両用ITセキュリティ分野の技術力で知られる 自動車部品の韓国・万都が自動運転車向けサイバーセキュリティシステムの開発でイスラエルのアーガスと提携する。アー

テスラ―電池工場建設で独より米国を優先―

電気自動車(BEV)大手のテスラは米テキサス州オースティンに建設する車載電池工場の完成を、独グリュンハイデの電池工場よりも優先する意向だ。同社の確認を得た情報として独メディアが報じた。米国で新しい法律が成立し、手厚い補助

メルセデス―自社敷地で風力発電へ―

高級乗用車・バン大手のメルセデスベンツは19日、独北部のパーペンブルクにある自社テストコースの敷地内に風力発電設備を設置すると発表した。生産での再生可能エネルギー電力使用を増やすとともに、外部へのエネルギー依存を引き下げ

オペル―中国進出を凍結、地政学リスクも考慮か―

欧米自動車大手ステランティスの独子会社オペルが中国市場進出計画を凍結した。ロイター通信の問い合わせに同社が明らかにしたもので、利益の確保が難しいためと説明している。地政学リスクなどを踏まえた措置との見方もある。 オペルは

トレイトン―ロシア事業を売却―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは13日、ロシアの販売事業などを売却すると発表した。ロシアのウクライナ進攻を受けた措置。現地の販売パートナーに譲渡する。取引の成立には現地当局の承認が必要で、同社は来年第

EU新車販売、8月は14カ月ぶりに増加

欧州自動車工業会(ACEA)が16日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の8月の新車販売(登録)台数は65万305台となり、前年同月から4.4%増加した。販売増加は14カ月ぶり。サプライチェーンの混乱がやや解消したこと

シーメンス、P2Gプロジェクトで水素生産開始

独シーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素を製造す

日産、ロシア工場の稼働停止を年末までに延長

日産自動車は12日、ロシア・サンクトペテルブルク工場の稼働停止期間を12月末までに延長することを明らかにした。欧州及び日本からの部品調達が依然として困難なためで、「今後も状況を注視していく」としている。 日産はロシアによ

トレイトン、ロシア事業を売却

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは13日、ロシアの販売事業などを売却すると発表した。ロシアのウクライナ進攻を受けた措置。販売提携している現地企業に譲渡する。取引の成立には現地当局の承認が必要で、同社は来

ポーランド、電動バスの輸出で欧州トップに

ポーランド代替燃料協会(PSPA)がこのほど発表した報告書によると、欧州連合(EU)加盟国から輸出された電動バスの3分の1がポーランドで生産された車両であることが分かった。2017年から21年にかけての同国からの電動バス

東レのチェコ工場、極細吸音材「エアライト」を生産

東レは15日、不織布の極細吸音材「エアライト(Airlite)」をチェコで生産すると発表した。欧州の自動車用吸音材事業を強化する戦略の一環。チェコの東レ・テキスタイルズ・セントラルヨーロッパ(TTCE)と韓国の東レ先端素

ベアリング大手SKF、ネットゼロに近いSRB製品を開発

スウェーデンのベアリング大手SKFは8日、同国の特殊鋼大手オバコ(Ovako)と協力し、製造工程における温室効果ガスの排出量が従来品より90%少ない球面ころ軸受(SRB)の開発に成功したと発表した。排出量正味ゼロ(ネット

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は7日、ミュンヘンで開催される国際建設機械見本市「バウマ(Bauma)2022」(10月24日~30日)で、ContiEarthシリーズの新ラジアルタイヤ「LD-Master L5 Tr

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は5日、スウェーデンのコンベアベルト大手Vulk & Montageを買収したと発表した。スウェーデン中部における産業事業(鉱業や農業、自動車産業など)を強化するのが狙い。買収

Schaeffler

独自動車部品大手のシェフラー は5日、再生可能エネルギーの世界的大手Statkraft Marketsと長期の電力購入契約を締結したと発表した。炭素中立(カーボンニュートラル)の実現に向けた戦略の一環。シェフラーは202

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自動車とその周辺環境(充電インフラ、信号機、駐車スペースなど)との安全なデータ通信を可能にするために必要な標準および技術コンセプトを開発することを目的とするドイツの共同研究プロジェクト。 独自動車部品大手のボッシュがコン

2021年 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)によると、欧州連合(EU)における2021年の自動車生産台数は1,212万5,310台だった。 うち、乗用車は前年比7.7%減の994万6,696台と、2018年から4年連続で減少している。

独バイエルン州で大型水素生成プラントが操業開始

独バイエルン州のヴンジーデルで14日、大型の水素生成プラントが操業を開始した。当該プラントは、太陽光発電や風力発電を使用したグリーン水素を年最大1,350トン生成することができる。これは、1日あたりの走行距離を150キロ

ボルボ・トラック、大型電気トラックの量産開始

スウェーデンの商用車大手ボルボ・トラックは14日、大型トラックの電動モデルを量産すると発表した。総重量44トンの「FH」、「FM」、「FMX」の3モデルの電気トラックを生産する。これにより同社が生産する電気トラックは6モ

ジープ、25年末までにBEV4モデルを欧州・北米市場に投入

欧州自動車のステランティスは8日、傘下のSUVブランドのジープが2025年末までに純粋な電気自動車4モデルを欧州と北米市場に投入すると発表した。同日には、ジープ「リーコン」と「ワゴニア(コードネーム:ワゴニアS)」の新型

BMW、第6世代電池に丸型セル採用

独自動車大手のBMWグループは9日、2025年に市場投入する「ニュー・クラス」と呼ばれる電気自動車に採用する第6世代のリチウムイオン電池セルの形状が丸型セルになると発表した。直径は46ミリメートルで、高さは95ミリメート

ステランティスがCDOの役職設置、元エアバス副社長を招へい

欧州自動車大手のステランティスは7日、新たに最高デジタル責任者(CDO)の役職を設置し、5日付でクリス・テイラー氏が就任したと発表した。前職で米クラウド大手のサービスナウのチーフ・トランスフォーメーション・オフィサーを務

メルセデス、プラグアンドチャージをPHVモデルにも導入

独自動車大手のメルセデスベンツは7日、充電時の認証を自動で行うプラグアンドチャージ(PnC)機能をプラグインハイブリッド(PHV)モデルにも導入したと発表した。対象車種は「Cクラス」と「Sクラス」、および新型「GLC」(

中国SVOLT、独東部に新工場

中国のリチウムイオン電池メーカー、蜂巣能源科技(SVOLT)は9日、ドイツ東部のブランデンブルク州のラオホハンマーに工場を開設すると発表した。デンマークの風力発電設備大手ヴェスタスがローターブレードを生産していた工場を電

蘭トムトム、ナビアプリ「GO」にトラック専用のナビ機能を追加

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは8日、同社の衛星測位ナビゲーションアプリ「GO」に、トラック専用のナビゲーション機能を追加したと発表した。ドライバーはトラックの特性を踏まえたナビサービスを受けられるようになる

BMW―新電池セル開発、円筒形でアーキテクチャーに最適化―

高級乗用車大手の独BMWは9日、電動車に搭載する新たなリチウムイオン電池セルを開発したと発表した。同社第6世代の新電池セルは新しいアーキテクチャーを踏まえ、これまでの角型から円筒形へと変更されている。2025年以降に市場

ボッシュ―燃料電池バンの公道試験開始、IAAで試乗可―

自動車部品大手の独ボッシュは13日、動力源に燃料電池を用いたバンの公道走行試験を開始したと発表した。電気自動車(BEV)のバンは航続距離が短く、充電時間が長いという弱点があることから、同社は燃料電池バンの需要があると判断

ボッシュ―ハンガリーでR&Dセンター着工―

自動車部品大手の独ロバート・ボッシュは12日、ハンガリー西部のザラエゲルセグで研究開発(R&D)センターの起工式を行った。投資額は42億フォリント(106万ユーロ)で、政府から12億フォリントの助成を受ける。2

BMW―ヴィーガン向け内装車を市場投入―

高級乗用車大手の独BMWは7日、動物性製品の飲食や使用を全面的に避けるヴィーガン向けの車両を市場投入すると発表した。需要の拡大が見込まれるほか、製品ライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの量も減らせることから、革製品

ダイムラー・トラック―ブラジル従業員の3分の1を削減―

商用車大手の独ダイムラー・トラックは6日、ブラジルの従業員(1万400人)の3分の1を削減することを明らかにした。組織再編の一環で、不採算のサンベルナルド工場で従業員を整理する。 同工場はダイムラー・トラックがブラジルに

物流に黄信号、尿素水大手がガス高騰で生産停止

ドイツの物流が滞る懸念が出てきた。ディーゼル車の排ガス浄化に欠かせない尿素水(アドブルー)の生産を大手メーカーSKWシュティックシュトッフヴェルケ・ピーステリッツが、天然ガス価格の高騰を理由に停止したためだ。物流業界団体

メルセデス、BEVを東欧で合弁生産

●競争力を保つため、人件費が安い中東欧に合弁工場を設置 ●米スタートアップ企業リヴィアンと協力しBEV大型バンを生産 自動車大手の独メルセデスベンツは8日、大型バンの欧州生産ネットワークを再編すると発表した。車両の電気自

独ボッシュ、ハンガリーR&Dセンターの建設に着手

●新センターは自動運転車走行試験場「ザラゾーン」に隣接 ●2025年に開所し、エンジニア200人を雇用する計画 独自動車部品大手ロバート・ボッシュは12日、ハンガリー西部のザラエゲルセグで研究開発(R&D)セン

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