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ドイツ取引所―投資管理ソフト会社を買収―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は4月27日、デンマークの投資管理ソフトウエア企業シムコープを買収することで合意したと発表した。乱高下する金融市場の影響を受けにくい分野で事業を強化する考え。既存事業とシムコ […]

ドイツ銀行―英投資銀ヌミスを買収―

ドイツ銀行は4月28日、英国の投資銀行ヌミスを買収することで合意したと発表した。英国で企業向け事業を強化する狙い。買収が実現すると、ドイツ銀は英市場の主要な投資銀行となる。 株式公開買い付け(TOB)を通してヌミスを買収

ドイツ銀行―1-3月期利益が10年ぶりの高水準に―

独銀最大手のドイツ銀行が4月27日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算の税引き前利益は前年同期比12%増の18億5,200万ユーロとなり、10年ぶりの高水準に達した。金利上昇に伴う収入増が大きい。純利益は9%増

ボッシュが米でも半導体生産、現地企業を買収

自動車部品大手の独ボッシュは4月26日、米半導体メーカーのTSIセミコンダクターを買収すると発表した。米国に同社初の半導体製造拠点を確保し、半導体生産のグローバル化を推し進めるとともに、需要が急増するSiC(炭化ケイ素)

伊ウニクレディト、AT1債を早期償還

伊大手銀行のウニクレディトは4月27日、「AT1債」と呼ばれる劣後債を早期に償還すると発表した。経営危機に陥っていたスイス金融大手クレディ・スイスのUBSによる救済買収に伴い、クレディ・スイスが発行したAT1債の元本をゼ

ドイツ銀行、英投資銀ヌミスを買収

ドイツ銀行は4月28日、英国の投資銀行ヌミスを買収することで合意したと発表した。英国で企業向け事業を強化する狙いがある。買収が実現すると、ドイツ銀は英市場の主要な投資銀行となる。 株式公開買い付け(TOB)を通じてヌミス

フィースマン―米同業に身売りか―

暖房機器大手の独フィースマンが米同業キャリア・グローバルに身売りするという観測が浮上している。ロイター通信などが報じたもので、売却交渉は進展した段階にあるという。関係各社は報道内容へのコメントを控えている。 報道によると

ソフトウエアAG―SaaS化に向け投資会社に身売り―

独IT大手ソフトウエアAGは21日、米投資会社シルバー・レイクが同社を買収する計画を明らにした。シルバー・レイクの支援を受けて事業改革を進め、大幅な成長につなげる狙いだ。 シルバー・レイクは株式公開(TOB)を通してソフ

ヘンケル―ロシア事業を現地企業に売却―

化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取引金額は540億ルーブル(約6億ユーロ)。すでに当局の承認を得ており、クロージング待ちの状態にある。 売却先の投

独化学大手ヘンケル、ロシア事業を現地企業に売却

●投資会社のコンソーシアムに540億ルーブルで売却 ●ロシアでは計11工場を展開し、現地市場向けに生産してきた 化学大手の独ヘンケルは20日、ロシア事業を現地投資会社のコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取

セガが「アングリーバード」のロビオを買収へ、5月にTOB実施

セガサミーホールディングスは17日、人気モバイルゲーム「アングリーバード」などを手がけるフィンランドのロビオ・エンターテインメントを7億ユーロ(約1,036億円)で買収すると発表した。急成長する世界のゲーム市場でセガのプ

ハンブルク港への中国社の出資、認可されない可能性も

独北部のハンブルク港トラーオルト・コンテナター埠頭(CTT)に海運大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が出資する計画は認可されない可能性があることが分かった。外資による重要インフラへの出資規制を定めた政令に基づく審査を新

ルフトハンザ―機内食事業からの撤退完了―

航空大手の独ルフトハンザは5日、機内食子会社LSGグループを欧州投資大手アウレリウスに売却することで合意したと発表した。LSGの欧州事業は2019年時点で航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに売却済み。

ドイツテレコム―TモバイルUSの過半数株獲得―

電気通信大手ドイツテレコムは5日、米移動通信大手TモバイルUSへの出資比率を約50.2%へと拡大し子会社化したと発表した。これまではソフトバンクグループ(SBG)から時限付きで付与された決議権を加えて過半数決議権を行使し

ルフトハンザ、機内食事業からの撤退完了

航空大手の独ルフトハンザは5日、機内食子会社LSGグループを欧州投資大手アウレリウスに売却することで合意したと発表した。LSGの欧州事業は2019年時点で航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに売却済み。

ユミコア、固体電池開発の米ブルーカレントに少数出資

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは3月30日、固体電池技術開発の米ブルーカレントに少数株主として資本参加すると発表した。全固体電池技術の開発に向けて協力を強化する。両社はすでに共同開発契約を交わしており、ユミコアの電池材料

レオニ―身売りへ、減資・増資などで経営再建―

経営危機に直面するケーブル大手の独レオニは3日、同社の再建案に過半数の債権者および大株主シュテファン・ピーラー氏が同意したと発表した。再建案は債務整理と減資・増資手続きを通して経営の立て直しを図るというもの。同社は再建案

「金融不安は心理的な問題」、5賢人委が引き締めの継続を提言

ドイツ政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は22日、『春季経済予測(経済鑑定)』の発表記者会見で、現在世界的に広がっている金融不安は深刻な不況を引き起こすものではないとの認識を示した。投資家はリスクに敏感になり、エ

ディープドライブ―BMWとコンチネンタルが出資―

電動車用の次世代モーターを開発する独スタートアップ企業ディープドライブは21日、シリーズAの資金調達で1,500万ユーロを確保したと発表した。既存の株主のほか、自動車大手BMWと自動車部品大手コンチネンタルがベンチャーキ

ダイムラー・トラック―浙江吉利会長が全保有株を売却―

中国自動車大手・浙江吉利の李書福会長が、保有するダイムラー・トラック株6.3%をすべて売却した。ダイムラー・トラックが投資家向けの情報開示で明らかにした。ダイムラー・トラックの元親会社である乗用車大手のメルセデスベンツ(

ドイツ銀株が急落、「次のクレディ・スイスにはならない」

独金融最大手ドイツ銀行の株価が24日、一時7.95ユーロとなり前日終値を14.9%下回った。債務不履行リスクを対象とする金融派生商品CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の価格が急騰したことが引き金となったもようだ。

仏オレンジのベルギー企業買収、欧州委が条件付きで承認

欧州委員会は20日、仏通信大手オレンジがベルギー同業のVOOを買収する計画について、条件付きで承認したと発表した。オレンジは提示した競争上の是正措置を実行することを求められる。 オレンジは2021年12月、ベルギー子会社

ダイムラー・トラック、浙江吉利会長が全保有株を売却

中国自動車大手・浙江吉利の李書福会長が保有するダイムラー・トラック株6.3%をすべて売却した。ダイムラー・トラックが投資家向けの情報開示で明らかにした。ダイムラー・トラックの元親会社である乗用車大手のメルセデスベンツ(旧

ダイムラー・トラック―自動運転技術強化に向けAI企業買収―

独商用車大手ダイムラー・トラックは20日、米国の自動運転技術子会社トルク・ロボティクスが人工知能(AI)ベースの対象認識技術を手がけるカナダ企業アルゴルクスを買収することで合意したと発表した。レベル4(SAE)の自動運転

BMW―過去最高の純益に―

高級乗用車大手の独BMWが9日発表した2022年12月期決算の純利益は前期比49.1%増の185億8,200万ユーロとなり、過去最高を更新した。華晨中国汽車(ブリリアンス)との現地合弁会社、BMWブリリアンス・オートモー

米SVBの独支店に当局が支払い停止など命令

ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)は13日、経営破綻した米シリコンバレー銀行(SVB)の独支店に対し、資産売却と支払いの禁止を同日付で命じたと発表した。債権者の保護が狙いで、顧客との取引も禁止した。金融システムの安定性が

EU公認環境債の規則、加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会はこのほど、EUの基準を満たした環境債「欧州グリーンボンド(EUGB)」の発行に関する規則案で合意した。それぞれが合意案を持ち帰り、承認した上で発効する。グリーンボンドに関する基準を設ける

EU公認環境債で加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会はこのほど、EUの基準を満たした環境債「欧州グリーンボンド(EUGB)」の発行に関する規則案で合意した。それぞれが合意案を持ち帰り、承認した上で発効する。グリーンボンドに関する基準を設ける

インフィニオン―次世代半導体メーカーを買収―

半導体大手の独インフィニオンは2日、カナダ同業のGaNシステムズを買収することで合意したと発表した。パワー半導体市場での主導的な地位を一段と強化する狙い。買収金額は8億3,000万米ドルで、インフィニオンは手元資金で賄う

富士通―SaaS事業強化に向け独社買収へ―

富士通は1日、SaaS型ソフトウエア専門プロバイダーの独GKソフトウエアと企業結合契約を締結したと発表した。グローバル戦略の一環としてクラウド・SaaSビジネスへの移行を加速するとともに、顧客に新しいDXソリューションを

EU公認環境債の規則、加盟国と欧州議会が合意

EU加盟国と欧州議会はこのほど、EUの基準を満たした環境債「欧州グリーンボンド(EUGB)」の発行に関する規則案で合意した。それぞれが合意案を持ち帰り、承認した上で発効する。グリーンボンドに関する基準を設けるのは世界初と

英アームが米で単独上場へ、英市場は見送り

ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アームは3日、年内に米国市場への単独上場を目指すと発表した。英政府はロンドン証券取引所への上場を働きかけていたが、市場規模が大きい米国を選んだ。ハイテク分野の有力企業が

英上場企業の取締役、女性割合が初の40%突破

英国内の有力上場企業の取締役に占める女性の割合が2022年に初めて40%台に達したことが、経済界での女性の地位強化を推進する独立系機関の調査で分かった。目標を3年前倒しで達成したことになる。 同調査によると、英国の代表的

富士通、SaaS事業強化に向け独社買収へ

富士通は1日、SaaS型ソフトウエア専門プロバイダーの独GKソフトウエアと企業結合契約を締結したと発表した。グローバル戦略の一環としてクラウド・SaaSビジネスへの移行を加速するとともに、顧客に新しいDXソリューションを

インフィニオン、次世代半導体メーカーを買収

半導体大手の独インフィニオンは2日、カナダ同業のガンシステムズを買収することで合意したと発表した。パワー半導体市場での主導的な地位を一段と強化する狙いがある。買収金額は8億3,000万米ドルで、インフィニオンは手元資金で

フレゼニウス―人工透析子会社FMCを連結対象外に―

総合医療大手の独フレゼニウスは2月21日、人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)を連結対象から外すとともに、FMCの企業形態を「株式・株式合資会社(AG & Co. KGaA)」から株式会社(A

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