金融

対ロ経済制裁を6カ月延長、首脳会議で決定

欧州連合(EU)は20日開いた首脳会議で、ウクライナ問題を巡るロシアへの経済制裁の延長を加盟国の全会一致で決めた。同制裁は7月末で期限を迎えるが、ウクライナ東部の停戦合意が完全に履行されていないため、2020年1月末まで

Standard Chartered:スタンダードチャータード―独行員数2.7倍に―

英大手銀行スタンダードチャータードの独子会社、スタンダードチャータード・バンクAG(フランクフルト)の行員数は、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受けて2.7倍に拡大した。同子会社のハインツ・ヒルガー社長の

Allianz:アリアンツ―スペイン保険販売合弁から撤退―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は24日、同社の保険商品を販売するスペインの合弁会社、アリアンツ・ポピュラールの全保有株60%を共同出資者である現地銀最大手バンコ・サンタンデールに9億3,650万ユーロで売却し、資本

Bosch:ボッシュ―中国のロボット新興企業に出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は25日、人工知能(AI)などを活用したハイテクロボットを開発・製造する中国の新興企業メガロボ(MegaRobo)にベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピ

Toppan:凸版印刷―独建装材印刷大手を買収―

凸版印刷は24日、建装材印刷大手の独インタープリントを買収すると発表した。親会社が持つインタープリントの全株式を取得する。買収額は債務引き受けを含めて3億8,400万ユーロ。2019年12月の買収手続き完了を見込む。 イ

NLB:スロベニア国営銀NLB、民営化が完了

スロベニア最大手銀行の国営ノヴァ・リュブリャナ銀行(NLB)の民営化がこのほど完了した。国営資産管理会社(SDH)によると、グローバル預託証券(GDR)の発行を含め株式199万9,999株を放出し、多数の国際投資家を新株

対ロ経済制裁を6カ月延長、首脳会議で決定

欧州連合(EU)は20日開いた首脳会議で、ウクライナ問題を巡るロシアへの経済制裁の延長を加盟国の全会一致で決めた。同制裁は7月末で期限を迎えるが、ウクライナ東部の停戦合意が完全に履行されていないため、2020年1月末まで

ユーロ圏共通予算の議論進まず、財源を優先協議へ

EUは21日開いた首脳会議でユーロ圏共通予算について協議した。財源や予算規模については依然として加盟国間で意見の隔たりが大きく、目立った進展はなかった。 ユーロ圏共通予算の創設はマクロン仏大統領が2017年に提唱。ユーロ

対ロ経済制裁を6カ月延長、首脳会議で決定

EUは20日開いた首脳会議で、ウクライナ問題を巡るロシアへの経済制裁の延長を加盟国の全会一致で決めた。同制裁は7月末で期限を迎えるが、ウクライナ東部の停戦合意が完全に履行されていないため、2020年1月末まで6カ月延長す

ECB総裁が緩和姿勢強調、「追加の刺激策が必要」

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は18日、ポルトガルで行った講演で、景気と物価が改善しなければ「追加の刺激策が必要になる」と述べた。前回の定例政策理事会後の発言を踏襲したものだが、より明確な表現で追加の金融緩和を実施す

NLB:スロベニア国営銀NLB、民営化が完了

スロベニア最大手銀行の国営ノヴァ・リュブリャナ銀行(NLB)の民営化がこのほど完了した。国営資産管理会社(SDH)によると、グローバル預託証券(GDR)の発行を含め株式199万9,999株を放出し、多数の国際投資家を新株

米ムーディーズ、トルコを格下げ

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、トルコの信用格付けを従来の「Ba3」から「B1」へ一段階引き下げた。見通しは「弱含み」。国際収支の悪化にともない、債務不履行(デフォルト)のリスクが高まっている

フィッチもクロアチアを格上げ、「投資適格級」に復帰

英米系格付け大手のフィッチ・レーティングスはこのほど、クロアチアの信用格付けを「BBプラス」から1段階引き上げ、「BBBマイナス」とした。これによりクロアチアは7年ぶりに「投資適格級」に復帰した。3大格付け会社では3月の

ロシア中銀が15カ月ぶり利下げ、政策金利7.5%に

ロシア中央銀行は14日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.75%から0.25ポイント引き下げ、7.5%とすることを決めた。利下げは昨年3月以来15カ月ぶり。インフレ率は高水準にあるものの経済成長が鈍化していることから

チェコ中銀、当面は利上げ見送り

チェコ中央銀行のルスノク総裁は11日、政策金利の引き上げは当面必要ないとの見方を示した。経済界との会合に出席した同総裁は記者会見で、金利は通常の水準にはないが、さらなる引き上げを実施する必要はないと明言した。一方で現在の

Springer:シュプリンガー―投資会社KKRがTOB―

独新聞大手アクセル・シュプリンガー(ベルリン)は12日、米投資大手KKRと戦略パートナーシップを締結することで合意したと発表した。KKRの支援を受けて、古典的な新聞社からインターネット企業への脱皮を図る。これに伴いKKR

Adjust:アジャスト―投資家から2.3億ドル調達―

スマホアプリのユーザーデータ分析を手がける独スタートアップ企業アジャストは12日、ユーラゼオ・グロースやモルガンスタンレー・オルターナティブ・インベストメント・パートナーズなど投資会社4社から総額2億2,700万ドルの資

N26―顧客数が1年で3.5倍に―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26(ベルリン)は13日、顧客数が350万人に達したことを明らかにした。昨年6月の時点で同100万人だったことから、この1年で3.5倍に拡大したことになる。進出先国を欧州2

MTU―ハイブリッド小型機開発のe.SATに出資―

航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズ(ミュンヘン)は17日、ハイブリッド小型旅客機開発の独スタートアップ企業e.SATと協業することで基本合意した。同旅客機用のパワートレインを共同開発・生産するとともに、e.S

ユーロ圏共通予算の創設で合意、財源・予算規模は持ち越し

EUは13日から14日かけて開いたユーロ圏財務相会合とEU財務相理事会で、ユーロ圏共通予算の構想について協議した。共通予算の創設で合意したものの、財源や予算規模をめぐって意見が分かれ、議論を持ち越した。今月20~21日に

EU財務相理が欧州委を支持、伊の財政規律違反めぐり

EUは14日にルクセンブルクで開いた財務相理事会で、イタリアが財政規律に違反しているとして、過剰赤字是正手続きの発動が必要とする欧州委員会の判断を支持した。イタリア政府が財政健全化を進めなければ、手続きを発動し、初の制裁

ロシア中銀が15カ月ぶり利下げ、政策金利7.5%に

ロシア中央銀行は14日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.75%から0.25ポイント引き下げ、7.5%とすることを決めた。利下げは昨年3月以来15カ月ぶり。インフレ率は高水準にあるものの経済成長が鈍化していることから

Zedxe:仮想通貨取引プラットフォーム エストニア

同名の仮想通貨の取引プラットフォームを2018年8月から運営している。ブロックチェーン(分散型台帳)技術と人工知能(AI)による取引管理システムを導入し、ローリスク・ハイリターンな取引の実現を目指している。独自の仮想通貨

欧州委員長、クロアチアのシェンゲン圏入りを後押し

欧州委員会のユンケル委員長は7日、クロアチアのプレンコビッチ首相と会談し、同国のシェンゲン協定とユーロ導入の前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM II)への参加を後押しする考えを示した。欧州委の任期が満了する10月

UBS―日本の富裕層事業で三井住友トラストと提携―

スイス総合金融大手のUBS(チューリヒ)は7日、日本の富裕層向け事業で三井住友トラスト・ホールディングスと提携すると発表した。両社の強みを持ち寄って商品ラインアップやサービスの幅を拡充する。 UBSのグローバルなノウハウ

欧州中銀が利上げ先送り、景気懸念受けを20年半ば以降に

欧州中央銀行(ECB)は6日の定例政策理事会で、2019年以降としていた利上げを20年半ば以降に先送りすることを決めた。景気減速の懸念が強まっているためで、緩和的政策を当面は続ける。量的金融緩和の再開も視野に入れる。 E

チェコ国立銀、準備通貨として人民元を採用

チェコ国立銀行はこのほど、準備通貨に人民元(RMB)を採用することができるよう規則を改定した。外貨保有高の拡大を受けて、投資対象を増やす目的。現時点ではまだ人民元を購入していない。 国立銀によると、人民元は準備金というよ

ファルタ―米競合から欧州家庭用電池事業を買収―

スイス複合企業モンタナ・テック・コンポーネンツの独電池製造子会社ファルタ(エルヴァンゲン)は5月29日、米競合エナジャイザー・ホールディングスから欧州家庭用電池子会社ファルタ・コンシューマー・バッテリーズを取得することで

新100ユーロ・200ユーロ札の流通開始、初代紙幣の刷新完了

欧州中央銀行(ECB)は5月28日、100ユーロと200ユーロの新紙幣の流通を開始した。セキュリティ強化のため段階的に進めてきた新デザインへの移行の一環で、今回の新紙幣導入をもって2013年にスタートした初代紙幣の刷新が

伊藤忠、データ取引の仏新興企業に出資

伊藤忠商事は5月27日、データ取引のプラットフォームを運営する仏ダウエックス・システムズに出資すると発表した。ダウエックスが実施する総額500万ユーロの第三者割当増資の一部を引き受ける。取得する株式の規模や出資額など詳細

ポーランド労働省、最低賃金8.9%引き上げを提案

ポーランド労働省は5月29日、来年から最低賃金を2,450ズロチ(570ユーロ)に引き上げることを提案した。増加率は8.9%となる。時給では現行の14.7ズロチ(3.4ユーロ)から16ズロチ(3.7ユーロ)に引き上げる。

ポーランド中銀総裁、ユーロ加盟を否定

ポーランド中央銀行のグラピンスキー総裁は22日、同国のユーロ参加に否定的な見方を示した。ブルームバーグなどが報じたもので、同総裁はユーロに肯定的な見方は全くなく、導入にはコストが多くかかる一方でメリットは明確ではないと述

アウルビス―リサイクル企業を買収―

精銅大手の独アウルビス(ハンブルク)は22日、非鉄金属のリサイクルを手がけるベルギー、スペイン系の企業メタロ・グループを投資ファンドから買収することで合意したと発表した。リサイクル分野のポートフォリオ拡充を通して事業を拡

スマホ銀行N26に資金洗浄対策を命令、事業拡大優先で後手に

ドイツ金融監督庁(BaFin)は22日、モバイルバンキングサービスを手がける新興企業N26に対し、資金洗浄・テロ資金対策の改善を命じたと発表した。ブラックマネー対策が不十分であることが明らかになったため。同社は対策強化方

非接触型決済が急増、アップルペイなどの導入きっかけに

現金支払い信仰の根強いドイツで非接触型決済の利用が急速に増えている。コンサルティング大手オリバー・ワイマンが同国の消費者1,500人強を対象に実施したアンケート調査によると、非接触型決済の利用者の割合は1月時点で47%に

英テスコ、住宅ローン事業から撤退

英小売り大手テスコは21日、金融部門のテスコバンクが住宅ローン事業から撤退すると発表した。同市場の競争激化で収益が悪化しているためで、新規の融資を停止し、37億ポンド(約5,170億円)に上るローン資産は売却する。 英国

ポーランド中銀総裁、ユーロ参加に否定的

ポーランド中央銀行のグラピンスキー総裁は22日、同国のユーロ参加に否定的な見方を示した。ブルームバーグなどが報じたもので、同総裁はユーロに肯定的な見方は全くなく、導入にはコストが多くかかる一方でメリットは明確ではないと述

ゲットユアガイド―SVFなどから約5億ドル調達―

観光客向けのアクティビティや博物館予約の仲介プラットホームを運営する独スタートアップ企業ゲットユアガイドは16日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)を中心とする企業連合が同社に4億8,400万ドル出資したと発表し

ブリー―民事再生を申請―

高級カバン製造の独ブリーは15日、民事再生手続きの適用をハンブルク区裁判所に申請した。自力では経営再建のめどが立たないことから、業界に精通した国際的な投資家を模索する。 同社は業績再建に向けて若年層向けコレクションの強化

センヴィオン

4月に民事再生手続きの適用を申請したドイツ系風力発電設備大手センヴィオンの買収を東芝が検討しているもようだ。独経済誌『マネージャー・マガツィン』が消息筋の情報として20日、報じた。東芝のほか、シーメンスの風力発電設備子会

ユーロ建て輸出の割合が一段と減少、昨年は57.6%に

ドイツの輸出総額に占めるユーロ建ての割合は昨年57.6%となり、前年の58.9%から1.3ポイント縮小したことが、連邦統計局の発表で分かった。2012年には同割合が64.6%に上っており、6年間の減少幅は7ポイントに達す

銀行・会計事務所などに立ち入り捜査、脱税捜査で

独フランクフルト検察などは15日、銀行や会計事務所を対象に立ち入り捜査を実施した。租税回避地を利用した脱税の捜査の一環で、同検察はドイツ銀行を対象とした昨年11月の立ち入り捜査の延長線上のものだと説明した。 今回の立ち入

独ゲットユアガイド、SVFなどから約5億ドル調達

観光客向けのアクティビティや博物館予約の仲介プラットホームを運営する独新興企業ゲットユアガイドは16日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)を中心とする企業連合が同社に4億8,400万ドル出資したと発表した。調達資

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