ソフト・ウエア

独取引所とLSEの合併に懸念

ドイツ取引所は2月下旬、地元フランクフルトの金融競争力にかかわる2つの計画を相次いで発表した。1つは競合ロンドン証券取引所(LSE)との合併、もう1つはフィンテックを支援するための拠点開設だ。後者は同市の発展に確実に寄与 […]

エアバス・グループ―国境管理システム事業の売却中止―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループは防衛エレクトロニクス事業の売却計画を変更する。これまでは同事業を全面放出する考えだったが、売却対象事業をレーダーと目標認識システムに制限。国境管理システムは手元に残すことにした。防衛・

レッスン・ナイン―利用者100万人突破―

「バベル(Babbel)」ブランドで外国語のeラーニングサービスを展開する独レッスン・ナイン(ベルリン)は17日、同社製有料アプリのアクティブユーザー数が100万人を突破したと発表した。米語学ソフト大手ロゼッタストーンの

ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が

バイエル、農業用ソフト会社を買収

化学大手の独バイエルは15日、農業用ソフト開発会社の独新興企業プロプラント・ゲゼルシャフト・フュー・アグラール・ウント・ウンヴェルトインフォマティクを買収したと発表した。農業のデジタル化推進が狙い。買収金額は明らかにして

バイエル―精密農業の新興企業買収―

化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は15日、精密農業分野の独新興企業プロプラント・ゲゼルシャフト・フュー・アグラール・ウント・ウンヴェルトインフォマティクを買収したと発表した。農業デジタル化事業を強化することが狙い。

シュンク―ロボットハンドの製造期間を大幅短縮―

製造業向けグリッパー製造の独シュンク(ラウフェン・アム・ネッカー)がロボットハンドの受託製造期間を大幅に短縮した。同社への取材をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が15日付で報じた。 ロボットハンドでは個々の顧客

エルゴ

ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴは12日、組織再編計画を発表した。持株会社エルゴ・グループを新設したうえで、傘下にドイツ国内の事業を統括するエルゴ・ドイチュラント、国際事業統括のエルゴ・インターナショナル、ダイレクト保

クーカ―美的集団が出資比率引き上げ、10%超に―

産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)は3日、中国の総合家電大手、美的集団がクーカ株を買い増し出資比率を10.22%に引き上げたことを明らかにした。美的集団は昨年8月、安川電機と提携しロボット事業に参入しており、同

キオン―米で買収、自動倉庫分野でノウハウ拡充―

フォークリフト大手の独キオン(ヴィースバーデン)は8日、自動倉庫・配送ソリューションのシステム統合を手がける米レトロテックを買収すると発表した。「つながる工場(インダストリー4.0)」の普及を背景に需要が拡大する自動倉庫

IBM―独デジタルエージェンシーを買収―

IT大手の米IBMは2日、デジタルエージェンシーの独アペルト(Aperto)を買収することで合意したと発表した。収益力の高いコンサルティング、サービス事業を強化することが狙い。買収金額は明らかにしていない。取引の成立には

ユーザーの半数がネット犯罪で被害

ドイツのインターネットユーザーの48%がネット犯罪の被害を少なくとも1度、受けていることが、ドイツテレコムの委託で行われたアンケート調査で分かった。最も回答が多かったのはウイルス、トロイの木馬などの「マルウエア」で45%

コンチネンタルがリコール、エアバッグの不具合で

自動車部品大手の独コンチネンタルが米国でリコール(無料の回収・修理)を実施する。同社製エアバッグに不具合があるためで、搭載車両500万台が対象となる。 米道路交通安全局(NHTSA)が4日明らかにした。 制御装置に問題が

VW

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が小型商用車「キャディ」でリコール(無料の回収・修理)を実施する。リモコンキーでドアのロックを解除しただけでエンジンが始動する恐れがあるためで、ギアが入った状態にあると車が勝手に動

ルフトハンザ―中国DJIと提携、ドローンサービス開発へ―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は1月26日、中国の民生用ドローン(無人機)大手DJIと提携すると発表した。DJIのドローンを用いて大口顧客向けのサービスを開発していく。DJIはルフトハンザの同サービスで得られ

ボッシュ―売上700億ユーロ突破―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)が1月27日発表した2015年12月期暫定決算の売上高は前期比9.9%増の706億ユーロとなり、初めて700億ユーロを突破した。主力の自動車部品部門が12%増の417億ユーロ

シーメンス、米産業用ソフト会社を買収

電機大手の独シーメンスは1月25日、米国の産業用ソフトウエア会社CD-アダプコを買収することで合意したと発表した。買収額は9億7,000万ドル。シーメンスは同買収によって、中核に位置づける産業向け事業を強化する。 CD-

欧州でも米国並みの金銭補償、排ガス不正で欧州委がVWに要請

欧州連合(EU)の欧州委員会のビエンコフスカ委員(域内市場・産業担当)は21日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れをめぐって同社のミュラー社長と会談し、欧州でも不正対象車の所有者に対して米国並みの

ゼネラル・モーターズ―米独でカーシェア事業―

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)は21日、カーシェアリング事業に参入すると発表した。米本国のほか、ドイツで展開。モビリティサービスで先行する競合の独ダイムラー、BMWを追撃する。 「メイヴェン(Maven)」と

シーメンス―米産業用ソフト会社を買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は25日、米国の産業用ソフトウエア会社CD-アダプコを買収することで合意したと発表した。買収額は9億7,000万ドル。シーメンスは同買収によって、中核に位置づける産業向け事業を強化する

シーメンス―利益予測を引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は25日の決算発表で2016年9月通期の一株利益予測を上方修正した。第1四半期(10~12月)の業績が好調だったためで、従来予測の5.90~6.20ユーロから6.00~6.40ユーロへ

ドイツ取引所―米フィンテックに出資―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所がフィンテックの米デジタル・アセット・ホールディングスに資本参加した。デジタル・アセットが21日明らかにしたもので、ドイツ取引所はABNアムロ、BNPパリバ、シティ、J.P.

コントロン

ボードコンピューター製造の独コントロン(アウグスブルク)は22日、台湾の電子機器受託生産(EMS)大手フォックスコンの傘下企業、樺漢(Ennoconn)と戦略提携すると発表した。カナダ子会社コントロン・カナダ(KCI)の

ICT企業の今年の重要テーマ、I4.0が初のトップ3入り

独情報通信業界連盟(Bitkom)が国内の情報通信技術(ICT)企業を対象に実施したアンケート調査(複数回答可)によると、「今年の重要テーマ」として最も回答が多かったのは「ITセキュリティ」で、59%に上った。2位には僅

上半期売上増、ICT企業の74%が予想

ドイツの情報通信技術(ICT)企業の74%が今年上半期の売上高が前年同期比で増加すると見込んでいることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が20日発表したアンケート調査結果で分かった。昨年下半期に増収となった業界企業も

電機業界の16年売上、2%増加見通し

独電気電子工業会(ZVEI)は26日、独業界の2016年売上高が前年比2%増の1,820億ユーロとなり、08年に記録した過去最高水準に達するとの見通しを明らかにした。物価調整後の実質生産高についても1%の増加を見込む。

賢いペダルをボッシュが開発、省エネや事故防止に効果

自動車部品大手の独ボッシュは25日、燃料の節約や事故防止に役立つアクセルペダルを開発したと発表した。バイブレーションやペダルを押し戻す力を発生させることで運転手に様々な情報を直感的に伝達。燃料消費量については最大7%の節

カーナビソフトのハンガリーNNG、ルノーから受注

カーナビソフトを開発するハンガリーのNNGは25日、仏ルノーから新たに受注を獲得したと発表した。自社製の「iGoナビゲーションGPS」ソフトをルノーのプレミアムモデルに供給するとともに、ドライバー向けにサポートを提供する

欧州でも米国並みの金銭補償、排ガス不正で欧州委がVWに要請

欧州委員会のビエンコフスカ委員(域内市場・産業担当)は21日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れをめぐって同社のミュラー社長と会談し、欧州でも不正対象車の所有者に対して米国並みの補償を行うよう求め

ダイムラー子会社のタクシー割引キャンペーンに違法判決

自動車大手ダイムラーのタクシー配車サービス子会社、マイタクシーが行う運賃割引キャンペーンは旅客輸送法に違反するとしてタクシー配車業界団体が差し止めを求めている係争で、1審のフランクフルト地方裁判所は19日、原告勝訴を言い

SAPが18%増収、クラウド事業好調で

業務用ソフト大手の独SAPが11日発表した2015年12月通期決算(暫定値)の売上高は208億ユーロとなり、前期から18%増加した。クラウド事業が110%増の22億9,000万ユーロと急成長したほか、ライセンス・サポート

SAP―クラウド売上が2倍以上に―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)が11日発表した2015年12月期暫定決算の売上高(IFRSベース)は前期比18%増の208億ユーロと大きく拡大した。クラウド事業が110%増の22億9,000万ユーロと2倍以

デポジット・ソリューション―ペイパル創業者が出資―

独フィンテック(ITを活用した新しい金融サービス事業者)のデポジット・ソリューション(ハンブルク)は8日、米決済サービス大手ペイパルの共同創業者であるピーター・ティール氏が同社に資本参加すると発表した。ティール氏がドイツ

IBM―IoTの統括拠点をミュンヘンに設置―

IT大手の米IBMは12月15日、ドイツ南部のミュンヘンにIoT(モノのインターネット)部門「ワトソンIoT」の世界統括拠点を設置すると発表した。ドイツは産業化の度合いが高いうえ、ミュンヘンには自動車、電機、半導体など幅

ティッセンクルップ―ネット販売を強化―

鉄鋼大手の独ティッセンクルップ(エッセン)は12月15日、インターネット販売事業の強化方針を打ち出した。鉄鋼需要と価格の低迷を受けて業績が振るわないため、ネットビジネスを強化して業績を拡大する考えだ。 販売部門マテリアル

ヴァレオ―独パイカ―を買収、自動運転など強化へ―

自動車部品大手の仏ヴァレオ(パリ)は12月21日、車載通信部品製造の独パイカ―をオーナーのアンドレアス・パイカー社長から完全買収すると発表した。自動運転やコネクテッドカー分野のノウハウを拡充する狙い。買収金額は明らかにし

フィンテックへの投資、決済と融資仲介に集中

ITを活用した金融分野のスタートアップ企業であるフィンテックへの投資は決済と融資仲介(クラウドインベスティング)の2分野に集中している。バルコフ・コンサルティングのデータをもとに『南ドイツ新聞(SZ)』が報じた。両分野で

フォイト―デジタル部門立ち上げ―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は9日、各事業部門に分散するデジタル関連の事業を統合し来年初頭から新部門「デジタル・ソリューションズ」を設置すると発表した。新たな事業モデルを構築して、ドイツが

ゴーユーロ―ゴールドマン・サックスなどが出資―

移動手段の比較・予約サービスを手がけるドイツのスタートアップ企業ゴーユーロ(GoEuro、ベルリン)は9日、ゴールドマン・サックス・インベストメント・パートナーズを中心とする企業連合から4,500万ドルの出資を受けること

独企業の大半がデジタル化を肯定評価

ドイツ企業の96%がデジタル化を事業のチャンスと考えていることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が10日に発表したアンケート調査結果で分かった。その一方で、競合に比べてデジタル化が遅れているとの回答も56%と多く、B

産業用画像処理業界、今年は売上10%増見込む

ドイツ機械産業工業連盟(VDMA)は8日、独産業用画像処理業界の売上高が今年は前年の19億ユーロから10%拡大し20億ユーロを超えるとの見通しを明らかにした。これまでに引き続き欧州、北米、アジア向けの輸出が全体をけん引す

米ウクライナ系IT企業、ポーランドのソフト開発拠点拡張

米ウクライナ系IT企業のソフトサーヴ(Softserve)は先ごろ、ポーランド西部ヴロツワフにあるソフトウエア開発拠点の拡張を終え、開所式を行った。同拠点は昨年に開設したばかり。従業員数は現在の約70人から、2016年末

シーメンスがスタートアップとの連携強化へ

電機大手の独シーメンスは8日、技術革新力の強化に向けた総合戦略を発表した。競合企業よりも優れた製品を投入することは事業の拡大や収益力の向上に直結する重要な要因であるためで、斬新なアイデアを持つスタートアップ企業やトップク

デュル―ソフト企業買収でI4.0分野を強化―

塗装装置など生産設備を手がける独デュル(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は4日、ソフトウエア製造開発の独iTACソフトウエアを複数の投資会社から完全買収したと発表した。インダストリー4.0(I4.0)の分野でノウハウを強

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