マクロ経済

12月の鉱工業生産横ばいに、増加は7カ月でストップ

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した12月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比横ばいとなった。エネルギーと建設業がそれぞれ2.9%減、3.2%減と振るわなかったため。5月から11 […]

20年の貿易黒字は9年来の低水準に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2020年の貿易黒字は前年比20.0%減の1,791億ユーロへと縮小し、9年来の低水準となった。黒字幅の縮小は4年連続。コロナ禍の影響で輸出が特に大きく落ち込んだ。 経常黒字は2,362億ユ

機械受注が12月も増加、20年は11年来の大幅下落に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の12月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比7%増となり、上げ幅は前月の5%を上回った。増加は2カ月連続。比較対象である2019年12月の水準が低かったという事情の

独機械業界の生産高、昨年は12%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は8日、独業界の生産高が昨年は前年比で実質12.1%減(暫定値)となったことを明らかにした。減少幅は金融・経済危機の直撃を受けた2009年(約25%減)以来の規模。今年は増加幅が4%にとどま

EU新車販売、電気自動車とハイブリッド車が100万台突破

欧州自動車工業会(ACEA)が4日発表した統計によると、欧州連合(EU)域内における2020年の乗用車の新規登録台数のうち、電気自動車(ECV)が105万台、ハイブリッド車(HEV)が118万台で、前年比でそれぞれ170

トルコの1月インフレ率15%、上昇は4カ月連続

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で15%となり、前月(14.6%)から0.4ポイント拡大した。これは2019年8月(15%)以来の高い水準。インフレ率の上昇は4カ月

ユーロ圏失業率、12月も8.3%

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の2020年12月の失業率は8.3%で、前月と同水準だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、前年同月の7.4%と比べると大きく上昇したが、各国政府の雇用助成策に支えられ

1月のユーロ圏インフレ率、6カ月ぶりのプラスに

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の1月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.9%のプラスとなった。物価上昇は6カ月ぶり。ただ、ドイツが付加価値税(VAT)減税を打ち切るなど一時的要因によるもので、物価の

第4四半期GDP、成長率急落も縮小回避

ドイツ連邦統計局が1月29日発表した2020年10-12月期(第4四半期)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.1%増となり、成長率は前期の8.5%から大幅に低下した。新型コロナウイルス

政府が成長率予測引き下げ、今年は3%止まり

ドイツ政府は1月27日、2021年の国内総生産(GDP)成長率を下方修正した。昨年11月に再導入したロックダウン(都市封鎖)が長期化し、第1四半期の景気低迷が避けられない見通しとなっているためで、従来予測(9月)の実質4

消費者信頼感が急落、ロックダウン強化の影響で

市場調査大手GfKが1月27日発表したドイツ消費者信頼感指数の2月向け予測値はマイナス15.6ポイントとなり、1月の確定値(-7.5ポイント)から8.1ポイントも低下した。同指数の悪化は4カ月連続。新型コロナウイルス新規

物価が5カ月ぶりに上昇、CO2排出有償化やVAT減税終了で

ドイツ連邦統計局が1月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月を1.0%上回った。インフレ率がプラスの領域に入るのは5カ月ぶり。新型コロナ危機対策で導入されていた付加価値税(VAT)率の引き下げ措置が12月

輸入物価が昨年は4.3%下落、エネルギーは-31%に

ドイツ連邦統計局が1月29日発表した2020年の輸入物価指数は前年比4.3%減となり、2年連続で下落した。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けて多くの分野で価格が下落。特にエネルギーは下げ幅が31.3%と大きく、

1月失業者が実質減に、操短手当受給者は7カ月ぶり増加

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1月29日発表した1月の失業者数は290万1,000人となり、前月を19万3,000人上回った。冬季で屋外労働需要が減ったことや景気低迷が反映された格好。ただ、季節要因を除いた実質ベースでは4万

独電機業界、今年は5%の生産増に

独電気電子工業会(ZVEI)は1月28日、独電機業界の実質生産高が今年は前年比で5%増加し、3年ぶりに拡大へと転じるとの予測を発表した。昨年は新型コロナ危機の直撃を受けて7%減(暫定値)と大幅に下落したことから、危機前の

第2・3次産業の売り上げが12月も増加

ドイツ連邦統計局は1月28日、ロックダウン(都市封鎖)の強化にも関わらず第2次産業と第3次産業の12月の売上高が季節要因・営業日数調整値で前月比5.1%増(暫定値)となったと発表した。同売上は4月を直近の底に拡大が続いて

ユーロ圏の21年予想成長率、4.2%に下方修正=IMF

国際通貨基金(IMF)は1月26日に発表した最新の世界経済見通しで、世界全体の2021年の予想成長率を5.5%とし、前回(10月)の5.2%から0.3ポイント上方修正した。世界の一部で新型コロナウイルスのワクチン接種が開

ユーロ圏景況感、1月は再び悪化

欧州委員会が1月28日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は91.5となり、前月の92.4から0.9ポイント低下した。12月は3カ月ぶりに改善したが、新型コロナウイルス感染拡大で各国がロックダウン

ユーロ圏建設業生産高、11月は1.3%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2020年11月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で1.3%減となり、3カ月連続で落ち込んだ。前月は1.9%減だった。(表参照) 分野別では建築が1.6

20年の英乗用車生産29%減、84年以来の低水準に

英自動車工業会(SMMT)が28日に発表した2020年の乗用車生産台数は92万928台となり、前年から29.3%減少した。新型コロナウイルス感染拡大で一部の工場が操業を一時停止したことが大きかった。英国のEU離脱をめぐる

生産者物価が10カ月ぶりに上昇、20年は1%低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比0.2%増となり、10カ月ぶりに上昇した。電力価格が5.9%高くなったことが最大の押し上げ要因。中間財の上げ幅が2019年4月以降で最高の0.8%に上った

トルコ中銀が金利据え置き、インフレ抑制へ引き締め維持

トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を17%に据え置いた。物価の急上昇に歯止めをかけ、持続的にインフレ率を引き下げるため、引き締め政策を維持する。中銀は前回まで2会合連続で利上げを

生産者物価が10カ月ぶりに上昇、20年は1%低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比0.2%増となり、10カ月ぶりに上昇した。電力価格が5.9%高くなったことが最大の押し上げ要因。中間財の上げ幅が2019年4月以降で最高の0.8%に上った

機械メーカーの4分の3が増収予想

独機械メーカーのおよそ4社に3社が今年は売上増を見込んでいることが、ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20~22日の3日間、加盟企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。主要市場である中国と北米の回復を予想する企業はそ

20年粗鋼生産10%減少、11年来の低水準に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2020年の国内粗鋼生産高は前年比10.0%減の3,565万8,000トンとなり、2009年以来11年ぶりの低水準を記録した。減少は3年連続。コロナ禍の直撃を受けた格好だ。 高炉鋼

機械メーカーの4分の3が増収予想

独機械メーカーのおよそ4社に3社が今年は売上増を見込んでいることが、ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20~22日の3日間、加盟企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。主要市場である中国と北米の回復を予想する企業はそ

20年粗鋼生産10%減少、11年来の低水準に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2020年の国内粗鋼生産高は前年比10.0%減の3,565万8,000トンとなり、2009年以来11年ぶりの低水準を記録した。減少は3年連続。コロナ禍の直撃を受けた格好だ。 高炉鋼

生産者物価が10カ月ぶりに上昇、20年は1%低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比0.2%増となり、10カ月ぶりに上昇した。電力価格が5.9%高くなったことが最大の押し上げ要因。中間財の上げ幅が2019年4月以降で最高の0.8%に上った

機械メーカーの4分の3が増収予想

独機械メーカーのおよそ4社に3社が今年は売上増を見込んでいることが、ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20~22日の3日間、加盟企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。主要市場である中国と北米の回復を予想する企業はそ

20年粗鋼生産10%減少、11年来の低水準に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2020年の国内粗鋼生産高は前年比10.0%減の3,565万8,000トンとなり、2009年以来11年ぶりの低水準を記録した。減少は3年連続。コロナ禍の直撃を受けた格好だ。 高炉鋼

20年のチェコ乗用車生産19%減、14年以来の低水準

チェコ自動車工業会(AutoSAP)が19日発表した2020年の国内の乗用車生産台数は前年比19.2%減の115万2,901台で、2014年以来の低水準となった。コロナ禍による工場の一時閉鎖と外需の冷え込みが響いた。同会

ユーロ圏の貿易収支、11月は258億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2020年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は258億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の202億ユーロから拡大した。輸出が1.0%減の1,96

12月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.3%

EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2020年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比マイナス0.3%だった。物価下落は5カ月連続。9月からマイナス0.3%となっている

ユーロ圏の貿易収支、11月は258億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2020年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は258億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の202億ユーロから拡大した。輸出が1.0%減の1,96

12月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.3%

EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2020年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比マイナス0.3%だった。物価下落は5カ月連続。9月からマイナス0.3%となっている

20年のチェコ乗用車生産19%減、14年以来の低水準

チェコ自動車工業会(AutoSAP)が19日発表した2020年の国内の乗用車生産台数は前年比19.2%減の115万2,901台で、2014年以来の低水準となった。コロナ禍による工場の一時閉鎖と外需の冷え込みが響いた。同会

ルーマニアが予想外の利下げ、主要政策金利1.25%に

ルーマニア中央銀行は15日の臨時金融理事会で、市場予想に反し、主要政策金利を従来の1.5%から1.25%へ引き下げることを決定した。利下げは新型コロナの流行が始まってから4回目。低インフレや、他の中東欧諸国の中銀がさらな

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