国家・地方自治体

英がTPP加盟に向け交渉開始、「30年までに輸出65%増」

英政府は6月22日、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に向けた交渉を開始した。トラス国際貿易相とTPP議長国を務める日本の西村康稔経済再生相がオンライン形式で会談。近く作業部会を立ち上げ、物品貿易やサービス貿易、政府調達 […]

経済に本格回復の兆し、企業景況感は2年7カ月来の高水準に

ドイツ経済が明るさを増してきた。新型コロナ危機からの回復を支える柱はこれまで製造業に限られていたが、ここにきて小売・サービス業界を取り巻く環境が改善。労働市場も活性化していることから、成長エンジンはフル稼働状態に近づく見

独のコロナ復興計画を欧州委が承認

欧州連合(EU)欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は22日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相を訪問し、同国の復興計画を承認したことを伝えた。ドイツは新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた経済の再生に向

6月インフレ率2.3%に低下、来月は大幅上昇の見通し

ドイツ連邦統計局が29日発表した6月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.3%増となり、上げ幅は前月の2.5%から縮小した。エネルギーと食料品、サービスで上昇率が低下したことが大きい。昨年下半期のコロナ禍対策の反動で

在宅勤務義務が7月から廃止

ドイツ政府は23日の閣議で、職場での新型コロナウイルス感染を防止するための政令(職場感染防止政令)改正案を了承した。新規感染者数が大幅に減っていることを踏まえ規制を緩和。出社しなくても勤務できる社員への在宅勤務提案を雇用

スマホ契約は原則1年が上限に

ドイツ連邦議会は25日、公正な消費者契約のための法案を可決した。移動通信サービスやフィットネスクラブなどで契約期間と解約予告期間が長い現状を是正し、消費者が契約先を変更しやすくすることが同法の狙い。来年1月1日までに施行

ワクチン接種が7月に加速、米国からの輸入増で

ドイツのイエン・シュパーン保健相は26日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種が7月から加速する見通しを明らかにした。米モデルナ製品の輸入量が従来の計画よりも大幅に増えるためだ。希望する全成人が7月末までに少なくとも1回目

スロベニア、デジタル化措置の第1弾を発表

●EUの情報化戦略「デジタル・アジェンダ」に沿う取り組み ●2026年までにデジタル先進国の仲間入りを目指す スロベニア政府は22日、行政の効率化を目的とする公共サービス・デジタル化措置の第1弾を発表した。欧州連合(EU

ステランティス、EVなど新モデルをスロバキアで生産

●生産予定の新モデル3種はいずれもBセグメント ●予算は1億8,000万ユーロ相当、出荷開始は23年を予定 欧州自動車大手のステランティスは28日、電動車を中心とする新モデル3種をスロバキアのトルナバ工場で生産する計画を

トルコでFSRUが稼働、貯蔵容量17万立法メートル

●現代重工業が建造のFSRUは貯蔵容量17万立方メートル ●再気化能力は世界トップクラスの日量2,800万立方メートル トルコ北西部のサロス湾で25日、液化天然ガス(LNG)の洋上受け入れ基地となる浮体式LNG貯蔵再ガス

チェコ中銀が16カ月ぶり利上げ、政策金利0.5%に

●金融政策は「ゆるやかな引き締め」に転じる=中銀 ●今年下半期に追加利上げを行う可能性 チェコ中央銀行は23日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、0.5%に設定した。利上げは昨年2月以来16カ

トルコがイスタンブール運河着工

●全長45キロメートルの新運河、総工費は推定650億米ドル ●建設理由の「ボスポラス海峡の交通過密化」には疑問符 トルコのエルドアン大統領は26日、巨大プロジェクト「イスタンブール運河」の着工を宣言した。ボスポラス海峡と

ユーロ圏労働コスト、1~3月は1.5%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年1~3月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.5%となり、前期の2.8%から大幅に縮小した。非賃金コストがコロナ

ユーロ圏建設業生産高、4月は42%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比42.3%増だった。前年同月にコロナ禍の影響で多くの建設現場が閉鎖された反動で大きく上向いた。(表参照) プラスと

英がTPP加盟に向け交渉開始、「30年までに輸出65%増」

英政府は22日、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に向けた交渉を開始した。トラス国際貿易相とTPP議長国を務める日本の西村康稔経済再生相がオンライン形式で会談。近く作業部会を立ち上げ、物品貿易やサービス貿易、政府調達、規

トルコで同国籍初のFSRUが稼働、貯蔵容量17万立法メートル

トルコ北西部のサロス湾で25日、液化天然ガス(LNG)の洋上受け入れ基地となる浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)が稼働を開始した。「エルトゥールル・ガジ」と名付けられた同船は初のトルコ籍のFSRU。すでに稼働してい

EUと英に「ソーセージ戦争」勃発、関係悪化の新たな火種に

欧州連合(EU)と英国が、北アイルランドに英本土から入る冷蔵肉の扱いをめぐって対立している。英のEU離脱後もEU単一市場に残る形となった北アイルランドでは、EUの規則によって7月から本土からソーセージなど冷蔵肉製品を入荷

英が豪とFTA締結で合意、TPP参加に弾み

英政府は15日、オーストラリアとの自由貿易協定(FTA)で合意したと発表した。英国の欧州連合(EU)離脱時点で豪州とEUはFTAを結んでいなかったため、英国にとってゼロから交渉を開始して合意に達した初の貿易協定となる。近

量子コンピューターの寄付講座、BMWがミュンヘン工科大に

自動車大手の独BMWは16日、地元ミュンヘン工科大学(TMU)に量子コンピューターの寄付講座を開設することで合意したと発表した。量子技術の基礎研究を産業利用に橋渡しすることを狙ったもので、新講座から同社に研究の成果や知見

カルテル庁がアップルへの調査開始、GAFA全社が対象に

ドイツ連邦カルテル庁は21日、米IT大手アップルに対する独禁法上の調査を開始したと発表した。巨大デジタル企業を想定して1月に施行された競争制限禁止改正法に基づく措置で、すでにフェイスブック、アマゾン、グーグルに対し同様の

トルコ、グリーン水素の供給源の可能性=EBRD報告

●欧州向けパイプライン「南ガス回廊」の水素輸送転用も ●EBRDはトルコの天然資源省と水素の輸出促進に向けた検討開始 欧州復興開発銀行(EBRD)は14日、再生可能エネルギーから生産される「グリーン水素」がトルコの輸出増

EUと英に「ソーセージ戦争」勃発、関係悪化の新たな火種に

●英離脱後もEU単一市場に残る形の北アイルランドが舞台 ●7月からは英本土からの冷蔵肉製品の入荷が禁止に 欧州連合(EU)と英国が、北アイルランドに英本土から入る冷蔵肉の扱いをめぐって対立している。英のEU離脱後もEU単

アルバニアが新紙幣発行、最高額面が1万レクに

●現金決済がメインの同国で増大する現金需要に対応 ●22年までに貨幣の刷新を完了 アルバニア中央銀行は15日、6月末に導入する新紙幣2種を公表した。2019年から22年までの予定で進めている新紙幣発行の一環で、1,000

トルコ中銀が金利据え置き、3会合連続で引き締め維持

●7日物レポ金利を19%に据え置き ●政策金利は引き続きインフレを上回る水準で決定=中銀 トルコ中央銀行は17日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を19%に据え置いた。金利据え置きは3会合連続。物価の

ロシア中銀総裁、暗号通貨への投資に警鐘

●暗号資産は「投機的で最も危険な投資対象」=ナビウリナ総裁 ●株式や不動産投資についてもリスクを自覚するよう促す ロシアのエルヴィラ・ナビウリナ中央銀行総裁が、「暗号通貨への投資は危険」と警鐘を鳴らした。相場が極めて不安

EUがベラルーシへの制裁拡大、86団体・個人を対象に

●経済制裁は主要輸出品の炭酸カリウムや石油製品など対象 ●EIBによる投資の制限など金融制裁も検討 欧州連合(EU)は21日に開いた外相理事会で、ベラルーシへの制裁拡大で合意した。旅客機を強制着陸させて反体制派ジャーナリ

気が付けば有機農家~モルドバ

モルドバの農業が思わぬ転換を迎えている。1991年の体制転換で国家からの助成に頼れなくなった農家は、農薬や化学肥料の購入もままならず、厳しい日々を送ってきた。そして2014年。欧州連合(EU)との連合協定締結に反発したロ

在宅勤務の義務、6月末で廃止見通し

出勤しなくても業務を行える被用者に在宅勤務を義務付ける新型コロナウイルス対策の時限ルールを、ドイツ政府は延長しない意向だ。新規感染者数が大幅に減少したためで、ヘルガ・ブラウン内閣官房長官は経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』

EUと英に「ソーセージ戦争」勃発、関係悪化の新たな火種に

EUと英国が、北アイルランドに英本土から入る冷蔵肉の扱いをめぐって対立している。英のEU離脱後もEU単一市場に残る形となった北アイルランドでは、EUの規則によって7月から本土からソーセージなど冷蔵肉製品を入荷できないこと

5月のEU新車販売は53%増、3カ月連続で拡大

欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の5月の新車乗用車の販売(登録)台数は89万1,665台となり、前年同月から53.4%増加した。販売増加は3カ月連続。(表参照) EUの新車販売は

ユーロ圏鉱工業生産、4月は0.8%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日に発表したユーロ圏の4月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.8%の上昇となり、2カ月連続で伸びた。コロナ禍に伴う経済・社会活動の制限が緩和され、経済が正常化に向かっているこ

ユーロ圏貿易収支、4月は黒字が急増

EU統計局ユーロスタットが15日に発表した4月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は109億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の23億ユーロから急拡大した。機械、自動車の輸出が復調したことが大き

5月のユーロ圏インフレ率、確定値も2%

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した5月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比2.0%で、前月の1.6%から0.4ポイント拡大した。(表参照) インフレ率は2018年10月

英が豪とFTA締結で合意、TPP参加に弾み

英政府は15日、オーストラリアとの自由貿易協定(FTA)で合意したと発表した。英国のEU離脱時点で豪州とEUはFTAを結んでいなかったため、英国にとってゼロから交渉を開始して合意に達した初の貿易協定となる。近日中に大筋合

ボーダフォン、商用オープンランでNECなどと提携

英通信大手ボーダフォンは14日、無線アクセスをオープン化する「オープンラン」と呼ばれる通信網の商用化に向けて、NECなど6社と提携すると発表した。英国内での商用オープンラン構築に必要となる機器などを調達する。 オープンラ

ルフトハンザが増資計画、公的資金の早期返済へ

独ルフトハンザ航空は14日、増資を計画していると発表した。コロナ禍による経営危機を乗り切るため政府から受けた公的資金を市場で調達した資金で早期に返済し、利払いコストを削減するとともに、経営の自由を取り戻す。新規感染者数が

アルバニアが新紙幣発行、最高額面が1万レクに

アルバニア中央銀行は15日、6月末に導入する新紙幣2種を公表した。2019年から22年までの予定で進めている新紙幣発行の一環で、1,000レク札を新デザインに刷新するほか、新たに1万レク札(1万800円強、約80ユーロ)

伊高速道運営最大手、国有化が決定

イタリアの運輸インフラ会社アトランティアは10日、高速道路運営子会社アウトストラーデ・ペル・イタリア(ASPI)を伊政府系金融機関の預託貸付公庫(CDP)が率いる連合に売却することで合意したと発表した。同取引はジェノバの

ロシア、遺伝子データベースの構築を計画

●全国民対象に「遺伝子パスポート」発行へ ●関連プロジェクトを含めた予算総額は30億ドルに ロシア政府が国家遺伝子データベースの整備事業に対する予算計上を検討している。ミシュスチン首相はこのほど、関係省庁に対し同データベ

マスク着用義務緩和か、ワクチンパスは運用開始

新型コロナウイルスの感染状況が一段と改善している。新規感染者数の減少とワクチン接種者の増加が手を携える形で進展。新型コロナウイルスの接種を証明するデジタルワクチンパスポートの運用も始まった。コロナ禍前の生活に戻る見通しは

サプライチェーンに対する企業の義務を法制化

児童労働禁止などの社会的基準や環境保護基準がサプライチェーンで順守されるようにすることを企業に義務付ける法案が11日の連邦議会で可決された。持続可能な開発目標(SDGs)に反する状況下で生産された原料などを調達する企業が

水素分野で独豪が協業へ

ドイツ政府は13日、グリーン水素の分野でオーストラリアと協業することで基本合意したと発表した。ドイツは水素経済を実現するために国外からグリーン水素を大量に輸入する計画で、その一部を日照量の多いオーストラリアから調達する。

緑の党失速、支持率で現与党のCDU/CSUが逆転

9月の連邦議会選挙で初の第一党となることを目指す緑の党は11~13日にバーチャル方式で党大会を開き、アンナレーナ・ベアボック共同党首を首相候補に任命した。98.6%が支持票を投じており、党内の基盤は万全だ。ただ、有権者の

ルフトハンザ―公的支援の早期返済に向け増資―

航空大手の独ルフトハンザは14日、増資の準備を金融機関に委託したと発表した。コロナ禍で悪化した経営を底支えするために国から得た支援を、市場資金で早期に返済。利払いコストを削減するとともに、経営の自由を取り戻す狙いだ。新規

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