政治

輸出保険で被った独の損失、イランが補償を実施

イラン政府は20日、対イラン輸出保険の引き受けでドイツが過去に被った損失を補償した。同損失はドイツ企業の対イラン取引を復活させるうえで大きな障害となっていたことから、対イラン貿易や直接投資の本格的な復活に向けて大きく前進 […]

美的集団―クーカへのTOB提案を正式発表―

中国家電大手の美的集団は16日、独産業用ロボット大手クーカに対する株式公開買い付け(TOB)計画を正式発表した。TOBの条件は5月に表明した計画概要と変わりがなく、出資比率を現在の13.5%から30%超に引き上げることを

EUがクリミア制裁を1年延長、ロシア編入を改めて非難

EUは17日、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の編入を受けて発動した同地域からの物品輸入の禁止をはじめとする制裁措置を、2017年6月23日まで延長すると発表した。ロシア側では制裁解除に向けてEUとの関係改善を模索

難民対策で「自警団」

中東やアフリカからの難民受け入れに強い抵抗を示している東欧で、一般市民が「自警団」を組織して不法入国者を取り締まる動きが広がっている。参加者は「不法入国者による盗難、殺人などの犯罪から国民を守る」、「イスラム教の侵入を阻

ガウク大統領が次期不出馬を表明、高齢を理由に

ドイツのヨアヒム・ガウク大統領は6日、来年2月に行われる次期大統領選挙に出馬しないことを明らかにした。現在76歳と高齢であるため、次期任期をしっかり全うできない恐れがあると判断。与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/C

シュタイゲンベルガー

独ホテル大手シュタイゲンベルガーがイランにホテルを最大10カ所、開設することで現地の観光当局と基本合意した。欧米の経済制裁解除を受けて、観光市場が活発化すると判断したため。業界紙『アルゲマイネ・ホテル・ウント・ガストロノ

ロスネフチ、ギリシャ石油精製最大手と提携で基本合意

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは5月27日、ギリシャ石油精製最大手のヘレニック・ペトロリアム(HEP)と提携することで基本合意した。原油・石油製品を直接取引するほか、他の提携の形を探る。合意書の有効期限は当初1年で延長

墺大統領選で緑の党候補が薄氷の勝利

オーストリアで22日に行われた大統領選挙の決選投票で、緑の党のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン候補が50.3%を獲得し、次期大統領に選出された。反移民を掲げる右派ポピュリズム政党・自由党(FPOE)のノルベルト・ホー

トルコ国民のEUビザなし渡航、7月開始は困難に

トルコ国民の欧州連合(EU)査証(ビザ)なし渡航の実現が遅れそうだ。エルドアン大統領は23日、国連が主催する「世界人道サミット」出席のためにイスタンブールを訪れたメルケル独首相と会談し、トルコ国民に対するEU短期滞在ビザ

ウクライナ代表1位におかんむり~ロシア

欧州43カ国が参加するユーロビジョン・ポップソングコンテストで今年はウクライナ代表のジャマラさん(32)が優勝した。スターリン政権下のクリミア・タタール人の強制移住を歌った「1944」は開催前からロシアの感情を害していた

Brexitを想定した事業計画は時期尚早=BMW社長

独高級車大手BMWのハラルド・クリューガー社長は12日にミュンヘンで催された株主総会で、英国が2016年6月23日に予定する欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票について、英国の脱EU(Brexit)を想定して傘下の英

独銀の‘及び腰’にイランが失望

イランに対する欧米の経済制裁が解除されたにもかかわらず、ドイツ企業の進出が足踏み状態にとどまっている。米国の制裁を恐れて金融機関が対イラン投資への融資をなおも見合わせているためだ。イラン側には失望感が広がっている。 欧米

露、トルコ産青果を全面禁輸へ

ロシア連邦農業省の連邦動植物検疫局が、トルコの農産物の輸入禁止措置を拡大する。現在は除外している全ての野菜と果物も禁輸対象とするもので、トルコからの輸入に大きく依存するレモンやグレープフルーツなども含まれる。インタファク

トルコ国民のビザなし渡航、6月末までの免除を提案

欧州委員会は4日、欧州連合(EU)域内に渡航するトルコ国民に対するビザ(査証)を6月末までに免除するよう欧州議会と加盟国に提案した。EUは3月、新たにギリシャに密航した移民らをトルコに強制送還する見返りとして、EUがトル

輸出保険で被った独の損失、イランが補償へ

対イラン輸出保険の引き受けでドイツが過去に被った損失をイラン政府が補償するもようだ。ドイツのウヴェ・ベックマイヤー政務次官が3日明らかにしたもので、イランは近く補償を行うという。同損失はドイツ企業の対イラン取引を復活させ

トルコ、ダウトオール首相が辞任

トルコのダウトオール首相は5日、与党・公正発展党(AKP)の臨時党大会を22日に開催して新党首を選出するとした上で、自身は立候補しないと述べ、事実上の辞任を表明した。同首相の発言力の強化を嫌うエルドアン大統領の圧力があっ

トルコ、ダウトオール首相が辞任

トルコのダウトオール首相は5日、与党・公正発展党(AKP)の臨時党大会を22日に開催して新党首を選出するとした上で、自身は立候補しないと述べ、事実上の辞任を表明した。同首相の発言力の強化を嫌うエルドアン大統領の圧力があっ

IoT分野の協力で日独が合意

経済産業省と独経済エネルギー省は4月28日、製造業分野のモノのインターネット(IoT)で日独が協力することで合意した。同分野では民間レベルでも日本のロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)とドイツのプラットフォーム・イ

セルビア議会選挙、親欧派与党が勝利

セルビアで24日に実施された議会(定数:250)選挙は、開票率97.46%の段階で親欧派の与党・セルビア進歩党(SNS)が48.25%を確保し、ヴチッチ首相(46)の続投が決まった。社会党(SPS)も11.01%を得票し

政治対立続くマケドニアに制裁検討、加盟プロセスに影響も

政治的混乱が続くマケドニア情勢をめぐり、欧州委員会の報道官は21日、翌日にウィーンで開催予定だった欧州連合(EU)の仲介による与野党協議を取り止めたことを明らかにした。イワノフ大統領が今月12日、政権中枢の汚職や職権乱用

EU離脱でGDPは6%減、英政府が国民投票前に試算

英政府は18日、同国がEUを離脱した場合は国内総生産(GDP)が15年後に6%程度落ち込むとの試算を公表した。離脱支持派は経済に悪影響はないと主張しているが、政府は「英国が恒久的に貧しくなる」と警告し、残留支持を働きかけ

政治対立続くマケドニアに制裁検討、加盟プロセスに影響も

政治的混乱が続くマケドニア情勢をめぐり、欧州委員会の報道官は21日、翌日にウィーンで開催予定だったEUの仲介による与野党協議を取り止めたことを明らかにした。イワノフ大統領が今月12日、政権中枢の汚職や職権乱用を示唆する盗

運転アシストなどの法整備、ウィーン交通条約改正を国内法化

ドイツ政府は13日の閣議で、ウィーン交通条約の改正を国内法に転換するための法案を了承した。同改正により運転アシストや自動運転システムは法的な裏付けを持つことになり、そうしたシステムを搭載した車両の利用者は安心して運転でき

トルコとイラン、経済提携の強化で合意

トルコのダウトオール首相は15日、アンカラでイランのロウハニ大統領と会談し、金融などの分野における経済提携を進めていくことで合意した。貿易や相互投資の活性化でも意見が一致したもようだ。 イランは原子力計画をめぐる国連制裁

外国でも侮辱禁止~トルコ

ドイツのコメディアンが先月、公共放送ZDFで披露した「侮辱の詩」が思わぬ波紋を広げている。民族・宗教的少数派や女の子に対する暴力、児童ポルノの視聴・マゾヒズム・獣姦といった性的倒錯などを「エルドアン大統領の行い」としてう

ウクライナ首相辞任、次期内閣をめぐる交渉難航

ウクライナのヤツェニュク首相が11日、議会に辞表を提出した。ポロシェンコ大統領との対立で政権が運営不能に陥っている事態を打開し、政治の停滞に終止符を打つ狙い。ただ、次期内閣の大臣構成をめぐって議会会派間の交渉が難航してお

エア・ベルリンのコードシェア計画を当局が承認

27日にスタートするアラブ首長国連邦(UAE)のエチハド航空と独エア・ベルリンの夏季コードシェア便運行計画を独連邦交通省傘下の連邦航空庁(LBA)が全面承認したことが、17日分かった。LBAは両社の冬季コードシェア便計画

スロバキア、4党連立へ

今月5日に総選挙が行われたスロバキアで、政権与党の中道左派「スメル・社会民主主義」など4党が連立政権の樹立で合意し、フィツォ首相が続投する見通しとなった。4党を合わせた議席数は定数150議席に対して85議席となり、過半数

反移民政党AfDが躍進、得票率24%の州も

ドイツの3州で13日に州議会選挙が実施された。難民の急増が最大の争点となった今回は移民排斥を前面に掲げる新興政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が3州すべてで2ケタ台の得票率を獲得。難民受け入れの制限を拒否するメルケル

電力インフラが露情報機関の標的に

ドイツの電力インフラがロシアの情報機関の攻撃目標となっているもようだ。連邦憲法擁護庁(BfV)の経済団体宛て文書をもとに日刊紙『ターゲスシュピーゲル』が報じたもので、最悪の場合は発電所と送電網が全国的に麻痺する恐れがある

ノルド・ストリーム拡張計画、鋼管調達先を決定

ロシアとドイツを直接結ぶバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」を拡張する「ノルド・ストリーム2」プロジェクトの事業会社は11日、鋼管発注先としてドイツ1社とロシア2社を選定した。ただ、この計画には欧州連合(E

米ムーディーズ、ロシア事業から撤退

米格付け大手のムーディーズ・インベスターズは9日、インタファクス通信と共同で運営するロシア子会社を年内に閉鎖し、同国市場から撤退すると発表した。ロシアで来年初めに発効する法令が運営の支障となる恐れがあるため。今後は、ロシ

EUとキューバが関係正常化へ、合意文書に署名

EUとキューバは11日、キューバの首都ハバナで会合を開き、関係正常化に向けた合意文書に署名した。人権問題を含めた政治対話を進め、経済面でも協力関係を強化する。 EUは1996年、スペインのアスナール首相(当時)が提唱する

スロバキア議会選、与党が過半数割れ

スロバキアで5日行われた議会選挙(定員150)は、与党の中道左派「方向党・社会民主主義」が第1党の座を維持したものの、反欧州連合(EU)派の躍進により、過半数を確保できなかった。昨年9月にEUが多数決で押し切った難民受け

ハンガリーとアゼルバイジャン、経済関係強化へ

ハンガリーのオルバン首相は6日、訪問先のアゼルバイジャンで同国のアリエフ大統領と会談し、両国の経済関係の発展と強化を図ることで合意した。良好な政治的関係をテコに、運輸、エネルギー、農業、先端技術などの分野のほか、社会保護

ガスプロム、中国銀行から20億ユーロ融資

ロシア国営ガス会社のガスプロムは3日、中国銀行から20億ユーロの融資を受ける契約に調印した。融資期間は5年で、単一の金融機関から同社が調達する金額としては過去最大となる。使途は明らかにしていない。ガスプロムのアンドレイ・

クリミア・タタル人が代表に~ウクライナ

5月にストックホルムで開かれる今年の「ユーロビジョン・ソングコンテスト(ESC)」のウクライナ代表に、クリミア・タタル人のジャマラさん(32)が選ばれた。歌はスターリン体制下で強制移住させられたクリミア・タタル人の悲劇を

ハンガリー経済相が韓国訪問、経済関係拡大に期待

ハンガリーのヴァルガ経済相は2月25日、訪問中のソウルで開かれたハンガリー・韓国経済合同委員会に出席し、両国の経済関係拡大に意欲を示した。すでにハンガリーへ進出した韓国企業の重要性を強調するとともに、ハンガリー企業による

ノーベル平和賞受賞者の「国賊」疑惑~ポーランド

ポーランド民主化における立役者の一人、レフ・ワレサ元大統領(72)に「スパイ容疑」がかけられている。共産主義政権最後の首相を務めたチェスワフ・キシュチャク将軍の遺品から、ワレサ氏が1970年代に秘密警察に協力していた事実

ポーランド政府、新経済25カ年計画を閣議決定

ポーランド政府は16日、5本の柱からなる新経済計画(「25カ年計画」)を閣議決定した。高所得国への脱皮ができない「中所得国のわな」を回避する目的だ。しかし、リベラル派からは政府介入の拡大を批判する声が上がっている。 新計

国境審査を5月まで延長

ドイツ連邦内務省は11日、難民流入の急増を受けて昨年9月に開始した国境審査を延長すると発表した。これまでの計画よりも3カ月延ばし5月13日まで実施する。トーマス・デメジエール内相は入国手続きを適切に行い公共の秩序を維持す

EU、対ベラルーシ制裁を解除

欧州連合(EU)外相会議は15日、ベラルーシとの関係改善を目的に、同国に対する制裁措置を今月末でほぼ全面的に解除することを決めた。政治囚の釈放や、昨秋の大統領選が平和裏に実施されたことを評価する一方、ロシアとの交渉ルート

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