温暖化ガス「排出ゼロ」目標、首脳会議で合意できず
EUは22日の首脳会議で、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を「実質ゼロ」にする長期目標について協議したが、一部の加盟国が「気候中立」の達成期限を明示することに難色を示し、結論を持ち越した。6月下旬に開く次回の […]
EUは22日の首脳会議で、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を「実質ゼロ」にする長期目標について協議したが、一部の加盟国が「気候中立」の達成期限を明示することに難色を示し、結論を持ち越した。6月下旬に開く次回の […]
三井ハイテックは19日、ポーランド南部オポーレ県のスカルビミエシュでモーターコア工場の定礎式を行った。1億6,000万ズロチ(約3,730万ユーロ)を投じ、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)に必要な高効率の車載用
カナダ自動車部品大手マグナ・インターナショナルは19日、スロベニア北東部マリボル近郊のホチェに設立した塗装工場の稼働を開始した。1日当たりの車体の処理台数は当初24台で、5月末までに100台に引き上げる。それに合わせて従
ロシア国営ガスプロムグループのセルビア部門ナフトナ・インドゥストゥリヤ・セルビア(NIS)は7日、首都ベオグラードに近いパンチェヴォで、熱電併給ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所の建設に着手した。親会社
ブルガリアの電気自動車(EV)シェアリングサービスのライドシェア・ブルガリアが韓国・現代自動車の小型SUV「コナ」のEV仕様車を170台導入する。すでに20台が納品済みで、残り150台は6月末までに納品予定だ。フル充電で
モスクワ市の建設公社モシンジュプロイェクト(MosInzhProyekt)と仏エネルギー・環境サービス大手スエズが合弁会社の設立を計画している。モシンズプロイェクトのプレスリリースによると、両社は先ごろ仏カンヌで開催され
アゼルバイジャンの国営石油ガス会社ソカールがスイスの電気自動車(EV)充電ステーション事業拡大に意欲的だ。スイス道路局が7日明らかにしたところによると、先ごろ実施された高速道路のサービスエリアのEV充電インフラ整備事業の
ドイツ連邦参議院(上院)は15日、大気保護法の改正案を可決した。窒素酸化物(NOx)の濃度が1立方メートル当たり50マイクログラム以下の都市であれば、欧州連合(EU)のNOx許容濃度を超過していてもディーゼル車の走行制限
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が15日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比7.9%減の91億2,100万ユーロへと落ち込んだ。主力の乗用車部門の不振が響いた格好。売上高も0.8%減って974億
航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は13日、保有する超大型機「A380」の一部を製造元のエアバスに売り戻すと発表した。長距離機の刷新に向けた措置の一環。燃費が良く二酸化炭素(CO2)排出量が少ない最新の双発機を増
ドイツ連邦経済省は18日、国内で車載電池セルを生産する企業に政府が交付する意向の補助金に、計30以上の企業が関心を示していることを明らかにした。自動車メーカーからサプライヤー、電池メーカー、化学メーカー、原料・リサイクリ
米証券取引委員会(SEC)は14日、自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)と同社のマルティン・ヴィンターコルン元社長を有価証券法違反で提訴したと発表した。同社製ディーゼル車に違法な排ガス操作ソフトが搭載されているのを知
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、ジュネーブモーターショーで移動型の電気自動車(EV)用高速充電スタンドを公開した。接地面積は1.2平方メートルとコンパクトな設計で、充電インフラの整備が困難な場所や、イベントにお
ミュンヘン再保険は7日、電池メーカーが顧客に保証した性能を対象とする保険を世界で初めて開発したと発表した。同保険により電池メーカーとその顧客はともに事業やプロジェクトを展開しやすくなることから、再生可能エネルギーの利用拡
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は12日、2028年までに市場投入する電気自動車(EV)を従来計画の50種類から約70種類へと拡大すると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量を
ポーランドでも電気駆動乗用車への関心が高まっている。具体的に購入を検討している人の割合は上昇し、実際の販売台数も増加している。普及の最大の足かせは価格で、政府による促進策の拡充が望まれる。 電動乗用車の新規登録台数は昨年
スロバキア政府は6日、米チップメーカーのタキャム(Tachyum)のマイクロプロセッサー開発計画に対し、1,500万ユーロの融資を閣議決定した。金利は年4%で、返済期間は10年。研究開発センターの整備に使われる予定だ。
欧州議会とEU加盟国は7日、資産運用会社や保険会社などの機関投資家に対し、環境や社会問題、ガバナンス(企業統治)に関連したリスクと機会についての情報開示を義務付ける法案の内容で基本合意した。情報の透明性を高めて気候変動対
独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車大手セアトは1日、7日から開催されるジュネーブモーターショーで電気自動車(EV)のコンセプトモデル「エル・ボルン(el-Born)」を公開すると発表した。セアト初のEVモデ
ドイツ連邦環境省は4日、電動バスを購入する公共交通機関に対する補助金枠を従来の1億2,000万ユーロから2.5倍の3億ユーロへと拡大すると発表した。窒素酸化物(NOx)規制を遵守できない都市からの申請が多いことから、増額
ドイツのスヴェンヤ・シュルツェ環境相は2月27日、流通・製造業、消費者・環境保護団体の代表と会談し、不要な包装材を使用しないための方策を協議した。秋に予定する次回の会談で具体策を盛り込んだ協定を締結する考え。環境省はレジ
ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2月の乗用車新車登録台数は前年同月比2.7%増の26万8,867台となり、6カ月ぶりに拡大へと転じた。欧州連合(EU)の排ガス検査方式が変更された昨年9月から続いていた減少にようや
ドイツ連邦陸運局(KBA)が1日発表した1月1日時点の国内乗用車保有台数は4,709万5,784台となり、前年同日を1.3%上回った。現行の欧州排ガス基準である「ユーロ6」の対応車は33.1%増の1,239万7,543台
ロシアは4日、メドベージェフ首相のブルガリア公式訪問を前に、ロシア原子力公社(ロスアトム)がブルガリアのベレネ原子力発電所建設に参加する用意がある事実を確認した。プリホドコ官房副長官は、ロスアトムであれば「短期間に建設を
ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズが小型電気自動車(EV)の工場を建設する。年2万台の生産が目標で、少なくとも1,000万レフ(約500万ユーロ)を投じる。 創業者のローゼン・ダスカロフ氏が先ごろ話したとこ
米複合企業ハネウェルがポーランド南部のカトヴィツェにサービスセンターを設置する。市当局が先ごろ明らかにしたもので、同社は新しいセンターを通して欧州全域における関連事業を統括する予定。年末までに100人を雇用する。 ハネウ
ロシア原子力公社(ロスアトム)子会社のノヴァ・ウィンドとオランダの風力発電機メーカー、ラガウェイとの合弁会社であるレッド・ウィンドが、ロシア南部ロストフ州ヴォルゴドンスクで風力発電設備の部品を製造する計画だ。投資額は9億
ドイツの通常裁判の最高裁である連邦司法裁判所(BGH)は22日、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の購入者が起こした裁判に関するプレスリリースで、排ガスを不正に操作した車両は欠陥車であり、購入者には交換を請求する権
BMWのディーゼル車に違法なソフトウエアが搭載されていた疑いで捜査を進めてきた独ミュンヘン検察当局は25日、同社に過料支払いを命令したと発表した。排ガス値を意図的に操作したという当初の容疑は裏付けられなかったものの、ソフ
チェコのバビシュ首相は21日、政府による管理が可能な形で原子炉増設計画を進める方針を明らかにした。政府が70%弱出資する国有電力会社CEZと契約を結び、電力料金の高騰が予想される場合には建設をストップする。これにより、工
独電力大手エーオンは25日、ルーマニアで電気自動車(EV)用充電スタンドを新たに開設したと発表した。ハンガリー石油大手MOLの現地子会社と提携して進めているプロジェクトの一環で、設置を予定している19カ所のうちの5カ所目
ドイツ連邦統計局は22日、2018年第4四半期(10~12月)国内総生産統計の詳細を発表した。それによると、物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比の伸び率が最も大きかった項目は政府最終消費支出で1.6%を記録。民間
欧州連合(EU)の欧州議会と加盟国は19日、域内で販売されるトラックやバスなど大型商用車の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに19年比で30%削減する規制案の内容で基本合意した。EUが大型商用車の排ガス規制に乗り
ホンダは19日、英南西部スウィンドンの自動車工場での生産を2021年中に終了すると発表した。世界的な生産再編の一環と説明しているが、現地では英国のEU離脱をめぐる混迷も要因との見方が出ており、大きな衝撃が広がっている。
欧州議会とEU加盟国は19日、域内で販売されるトラックやバスなど大型商用車の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに19年比で30%削減する規制案の内容で基本合意した。EUが大型商用車の排ガス規制に乗り出すのは初めて
独電力大手エーオンが、高級車大手アウディのハンガリー工場でルーフトップ型太陽光発電設備を設置する。出力は12メガワットピーク(MWp)で、年9.5ギガワット時の電力を生み出す見込みだ。建築作業は今年の8月から来年初めにか
カナダ自動車部品大手マグナがスロベニアに新設した塗装工場の稼働が遅れる見通しだ。操業に必要な環境許可に対し、現地の環境保護団体が異議を申し立てているためで、数カ月以上遅れる可能性もある。マグナではオーストリアのグラーツ工
自動車用排ガスシステムを手掛ける独ボイゼンが、セルビア北部のハンガリー国境に近いスボティツァに工場を開設する。同市当局がこのほど明らかにしたもので、昨年に同社と工場建設に関する覚書を交わした。投資額は約6,500万ユーロ
イタリア貿易促進機関(ITA)は13日、トルコに投資するイタリア企業の事業可能性に関するリポートを発表した。通貨リラの下落で、トルコと取引のある製造企業が現地生産を検討していることを受けた調査だ。インフラや交通の便、空き
ウクライナ南東部ドニプロペトロウシク州のニコポルで先ごろ、欧州最大級となる出力246メガワット(MW)のソーラー発電所「1LLC」が稼働を開始した。現地エネルギー・グループDTEKの再生可能エネルギー部門が設立したもので
モスクワ市のごみ問題は深刻だ。ロシアでは一般廃棄物の95%は埋め立て処理、1%弱が焼却処理となり、リサイクルに回るのは残る5%弱に過ぎない。モスクワ市で出る膨大なごみの多くは近隣自治体の埋め立て場に運ばれているが、悪臭に
ドイツ連邦統計局が14日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比1.1%増となり、上げ幅は前月の2.5%から縮小した。上昇率の縮小は3カ月連続。直近のピークである昨年10月は4.0%に達していた。穀物・葉たばこ・種子・飼料
自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)は15日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズ(MBC)の二酸化炭素(CO2)排出量が昨年は走行1キロメートル当たり平均134グラムとなり、前年の125グラムから7%増加したと発表し
一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴォルトポルツリート)は15日、石油大手の英シェルが同社を買収することで合意したと発表した。大手企業と競合しながら事業を拡大、グローバル化していくには世界的
フランクフルト国際空港を運営するフラポートは13日、空飛ぶロボットタクシー(無人機)の導入に向けコンセプトを開発する発表した。同空港と市中心部を結ぶ形で運行する考えで、必要なインフラや法律上の問題などを空飛ぶロボタクの開
ディーゼル車の販売不振は底を打ったとの見方が出ている。1月の乗用車新車登録台数に占める割合が前年同月の33.3%から34.5%へと上昇し、数年ぶりに拡大へと転じたためだ。監査大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)のパート
ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相は12日にベルリンで開催された液化天然ガス(LNG)に関する会議で、LNGターミナルは国内に少なくとも2カ所、建設されるとの見方を明らかにした。数週間以内に正式決定が下される見通しと
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは4日、伊ミネラルウォーター大手のサンペレグリノの輸送業務に主力モデル「R410」の液化天然ガス(LNG)燃料車両が使用されると発表した。サンペレ
ロシア国営のハイテク企業ロスナノが、電気自動車(EV)大手の米テスラの少数株式を取得するという観測が浮上している。テスラが米電池開発企業マクスウェル・テクノロジーズを株式交換方式で買収すると発表したためだ。ロスナノはマク