社会保障・医療

マイクロ流体チップで腫瘍を早期発見

フラウンホーファー研究機構に所属する5つの研究所が、マイクロ流体バイオチップを用いたがん・心臓病の早期診断技術の開発プロジェクトを進めている。チップ内に血液を通し、抗原抗体反応によって腫瘍マーカー(生体因子)を検出するも

公的健保の新制度、スタート1年で試練に直面

医療費の膨張を抑制する切り札として2009年1月にスタートした健康基金(Gesundheitsfonds)制度が早くも大きな試練に直面している。赤字を理由に保険料の追加徴収に踏み切る公的健康保険組合が出てきたうえ、今後は

消費者景況感、2月向け予測値もやや悪化

市場調査大手のGfKが25日発表したドイツ消費者景況感指数の2月向け予測値は3.2となり、1月の3.4(修正値)からやや低下した。同指数の悪化は11月から4カ月連続。雇用不安や景気回復の鈍化懸念が反映されたもようだ。 \

ドイツ人の通院は年平均18回

公的健保組合のBarmer/GEKがこのほど発表した調査報告によると、公的健保加入者が2008年に開業医(歯科医は除く)にかかった回数は平均18.1回で、07年の17.7回から一段と増加した。国際平均のほぼ2倍の頻度で、

Priaxon

バイオ企業のPriaxonは18日、新種のがん治療薬開発で製薬大手のBoehringer Ingelheimと提携したと発表した。化学療法に比べ標的を攻撃する精度が高く、副作用も少ない物質を見つけ出すのが狙い。がんの種類

独家具メーカー、今年は業績回復を期待

独家具製造業界連盟(VDM)のクラース事務局長はこのほど「景気は底を打った」として、今年は業績が回復に向かうとの見通しを示した。ただ、具体的な予想数値は発表せず、「売上高で前年比3%減~3%増が考えられる」と述べるにとど

医療機器業界、09年売上高は3%減に

これまで右肩上がりの成長が続いてきたドイツの医療機器業界に景気後退の波が押し寄せてきている。独光学・医療・メカトロニクス産業連合会(Spectaris)のトビアス・ヴァイラー医療機器部会長は『フランクフルター・アルゲマイ

肥満が心不全の原因に

心不全の発症に肥満が深く関与していることを、ドレスデン大学病院とベルリンのマックス・デルブリュック分子医学研究センターの研究者が突き止めた。7日付の『ヴェルト』紙がドレスデン工科大学の情報として報じた。 \ それによると

テロ対策の全身スキャナー、共通ルール策定視野に

EU加盟国は7日、ブリュッセルで航空テロ対策の専門家による会合を開き、昨年12月の米機爆破未遂事件を受けたテロ防止策として、域内の主要空港に全身スキャナーを設置する構想について協議した。衣服の下を透視できるスキャナーの導

社員へのクリスマスプレゼント、金貨は賃金に相当

「クリスマス手当の代わりにクリューガーランド金貨を社員にプレゼントすれば企業の社会保険料と税負担が軽減されます」――。こんな宣伝文句を目にしたら、「それは良い」と思わず乗ってしまう気持ちに駆られるのではなかろうか。実際に

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