統計

ユーロ圏失業率、9月は過去最低

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の9月の失業率は前月を0.1ポイント下回る6.6%で、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準となった。8月も速報値では6.6%だったが、6.7%に上方修正された。(表 […]

ユーロ圏景況感、10月も悪化

欧州委員会がこのほど発表したユーロ圏の10月の景況感指数(ESI、標準値100)は92.5となり、前月の93.6から1.1ポイント低下した。景況感の悪化は8カ月連続で、20年11月以来の低水準に落ち込んだ。 分野別では製

トルコのインフレ率、10月は85%に拡大

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した10月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で85.51%となり、前月の83.45%から一段と拡大した。通貨リラ安が食料やエネルギーなどの輸入品価格の高騰を招いている。インフ

ドイツ国内生産、10月は30%増加

独自動車工業会(VDA)は11月3日、同国の2022年10月の乗用車生産が27万7,900台となり、前年同月に比べ30%増加したと発表した。増加は6カ月連続となる。1~10月の累計生産は、前年同期比10%増の279万2,

輸入物価の上げ幅なお大きく、9月は29.8%に

ドイツ連邦統計局が1日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比29.8%増となり、上げ幅は前月の32.7%を下回った。ただ、上昇率は依然として極めて高く、物価が落ち着く見通しは立っていない。 全体を最も強く押し上げたのはこ

輸出見通しやや改善も状況は厳しく

Ifo経済研究所が10月26日に発表した同月の独製造業輸出期待指数(DI)はマイナス5.3ポイントとなり、前月のマイナス6.0ポイントからやや改善した。ただ、4カ月連続でマイナスの領域にとどまっており、状況は依然として厳

独経済プラス成長確保、第3四半期0.3%に

ドイツ連邦統計局が10月28日発表した2022年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期を0.3%上回った。物価高騰、ウクライナ戦争、サプライチェーンのひっ迫、コロナ禍など経済

消費者信頼感底打ちも水準は極めて低い水準

市場調査大手GfKが10月27日発表したドイツ消費者信頼感指数の11月向け予測値は10月の確定値(-42.8ポイント)を0.9ポイント上回るマイナス41.9ポイントとやや改善した。これまでは1991年の調査開始後の最低を

存続の危機を感じる企業、コロナ禍初期を大幅に下回る

会社存続の危機を感じている企業の割合は現在ドイツで7.5%に上ることが、Ifo経済研究所が10月に実施したアンケート調査で分かった。4月の前回調査(同7.1%)をやや上回るものの、コロナ禍初期の2020年6月(21.8%

インフレ率が一段と上昇、10月は10.4%に

ドイツ連邦統計局が10月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.4%増となり、上げ幅は前月の10%を上回った。10%台となるのは2カ月連続。川上物価の上昇が最下流の消費者物価に波及している。価格の転

独経済がプラス成長確保、7~9月GDPは0.3%増

ドイツ連邦統計局が10月28日発表した2022年7~9月期の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期を0.3%上回った。物価高騰、ウクライナ戦争、サプライチェーンのひっ迫、コロナ禍など経済環境は厳しく

ユーロ圏建設業生産高、8月は2.3%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の8月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.3%で、8カ月連続のプラスとなった。上げ幅は前月の2.1%を上回った。(表参照) 分野別では建築が2.4%増、

独政府、嗜好用大麻を合法化へ

ドイツ政府は26日の閣議で、嗜好用大麻を合法化する方針を了承した。大麻消費のすそ野は広いものの、法的に禁止されていることから犯罪組織の資金源となっている。合法化により闇市場を封じ込める意向だ。欧州連合(EU)欧州委員会の

欧州商用車販売、9月は17.6%減少 1/5

欧州自動車工業会(ACEA)は10月26日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)における2022年9月の商用車新車登録が13万3,873台となり、前年同月に比べ6.6%減少したと発表した。減少は15カ月連続となる。3

ガス不足の発生リスクが低下、予想を上回る備蓄拡大で

ドイツ連邦ネットワーク庁(BNetzA)は20日、2022~23年冬の国内天然ガス備蓄率に関する新たな予測を発表した。前回の予測を公開した8月初旬以降、状況が改善し、備蓄が予想を上回るスピードで拡大していることを受けたも

企業景況感10月も悪化、小売業の見通しは過去最低に

Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.1ポイント下回る84.3となり、コロナ禍初期の2020年5月以来の低水準を記録した。状況改善の見通しは立っておらず、クレメンス

生産者物価の上げ幅、2カ月連続で過去最高の132%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月を45.8%上回った。上げ幅は統計開始(1949年)後の最高となった前月と同じ極めて高い水準。エネルギーの上昇率が132.2%に達したことが特に響いた格好だ。

製造業受注残高、7カ月連続で記録更新

ドイツ連邦統計局が19日発表した8月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で前月を0.3%上回る154.1(暫定値)となり、統計開始(15年)後の最高を7カ月連続で更新した。原料・部

電機輸入の増加率、輸出の2倍の30%に

独電気電子工業会(ZVEI)が17日発表した同国の8月の電機製品輸入高は前年同月比30.1%増の212億ユーロと大幅に拡大した。輸出高も15.8%増の204億ユーロと2ケタ台の伸びを記録したものの、輸入を5カ月連続で下回

粗鋼生産7カ月連続減少、9月は-15%に

独鉄鋼業界団体シュタールが19日発表した9月の粗鋼生産高は284万2,000トンとなり、前年同月を15.4%下回った。減少は7カ月連続。電炉鋼が23.8%減の86万6,000トンと特に大きく落ち込んだ。電力価格の高騰を受

独医薬品生産、来年は減少の見通し

ドイツの特許薬業界団体である研究開発型製薬工業会(vfa)は19日、同業界の国内生産高が来年は2.9%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス用ワクチンを今年初に量産した反動のほか、インフレとエネルギーコストの上昇

英インフレ率、9月は10.1%に拡大

英政府統計局(ONS)が19日に発表した9月のインフレ率は前年同月比10.1%となり、前月の9.9%から0.2ポイント上昇した。8月は11カ月ぶりに縮小したが、再び拡大。1982年2月以来、約40年ぶりの高さだった7月と

EU新車販売、2カ月連続増加

欧州自動車工業会(ACEA)が18日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の9月の新車販売(登録)台数は78万7,870台となり、前年同月から9.6%増加した。販売増加は2カ月連続。(表参照) EUの新車販売はサプライチ

9月のユーロ圏インフレ率、9.9%に下方修正

EU統計局ユーロスタットが19日に発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は9.9%となり、速報値の10.0%から下方修正された。ただ、前月の9.1%を大きく上回る高水準で、欧州中央銀行(EC

EU新車販売、9月は9.6%増・2カ月連続で増加 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は18日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2022年9月の乗用車新車販売(新車登録)が78万7,870台となり、前年同月に比べ9.6%増加したと発表した。8月(4.4%増)に続き2カ

VWグループのBEV出荷台数、1~9月は25.0%増加 1/2

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは14日、2022年1~9月の純粋な電気自動車(BEV)の出荷台数が36万6,400台となり、前年同期に比べ25.0%増加したと発表した。 地域別では、欧州が21万1,9

インフレ率が統一後最高に、エネ高騰や時限措置の終了で

連邦統計局が13日発表した9月の消費者物価指数は前年同月比で10.0%上昇し、東西ドイツ統一後最高のインフレ率を記録した。エネルギー価格の高騰とそれに伴う幅広い分野での値上げに加え、これまで物価上昇を抑制してきた政府の時

卸売物価の上げ幅が5カ月ぶりに拡大、9月は19.9%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比18.9%増となり、上げ幅は前月を1.0ポイント上回った。上昇率の拡大は5カ月ぶり。石油製品(61.9%)、固形燃料(111.9%)、動物(49.8%)が全体

化学業界の景況感が一段と悪化

Ifo経済研究所が14日発表した独化学業界の9月の景況感指数(DI)はマイナス36.7ポイントとなり、前月(-33.1ポイント)を3.6ポイント下回った。現状判断を示す指数がと今後6カ月の見通しを示す期待指数がともにマイ

エネ危機対策の策定は3社に1社

現在のエネルギー危機への対策をすでに策定した企業はドイツで3社に1社にとどまることが、総合人材サービス大手ランスタッドの委託を受けてIfo経済研究所が実施したアンケート調査で分かった。規模が小さい企業ほど策定率が低く、従

天然ガス備蓄95%突破、世帯などに節約の兆候

ドイツの天然ガス備蓄率が95.14%となり、11月1日の義務水準(95%)を全国レベルで達成したことが、連邦ネットワーク庁の14日の発表で分かった。ロシア産の供給が停止されたうえ、暖房シーズンもすでに始まっているものの、

電機受注が2カ月連続2ケタ増に

電気電子工業会(ZVEI)が11日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比13.4%増となり、2カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。増加は9カ月連続。ユーロ圏(ドイツを除く)からの受注が20.3%増えて全体をけん

最大の心配事は生活費の増加=アンケート

ドイツ人が現在、最も懸念していることは物価高騰に伴う生活費の増加であることが、保険大手R+Vの市民アンケート調査で分かった。心配事の上位は生計に直接、間接的にかかわる事柄が占めている。コロナ禍が終了していないところにロシ

ユーロ圏鉱工業生産、8月は1.5%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の8月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.5%の上昇となった。プラスとなるのは2カ月ぶり。前月は2.3%の下落だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが2

ユーロ圏貿易赤字、8月は15年以来の高水準

EU統計局ユーロスタットが14日に発表した8月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は509億ユーロの赤字だった。赤字幅は前月の340億ユーロから大きく膨らみ、ユーロ圏がリトアニアの参加で19カ国体

ユーロ圏住宅価格、4~6月期は上昇率鈍化

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年4~6月期の住宅価格は、前年同期比で9.3%の上昇となり、上げ幅は過去最高だった前期の9.8%を下回った。価格の鈍化は2年ぶり。 ユーロ圏では欧州中央銀行(E

英自動車生産、8月は34.0%増加

英自動車工業会(SMMT)は9月29日、同国の8月の乗用車生産が4万9,901台となり、前年同月に比べ34.0%増加したと発表した。増加は4カ月連続となる。ただ、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2

JLRの7-9月世界販売4.9%減、マイナス幅は縮小

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)が7日発表した2022/23年度の第2四半期(7-9月期)の世界販売は前年同期比4.9%減の8万8,121台となり、5四半期連続の減少となったものの、落込み幅は前期(37

製造業新規受注が3月以来の下げ幅に、8月は-2.4%

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した8月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月を2.4%下回る105.2(暫定値)となり、ウクライナ戦争勃発直後の3月以来の大きな下げ幅を

輸入物価が74年以来の上げ幅に、8月は33%

ドイツ連邦統計局が7日発表した8月の輸入物価指数は前年同月比32.7%増となり、1974年3月以来の大幅上昇を記録した。5月から7月までの3カ月間は上げ幅が縮小していたが、8月はエネルギー価格の上昇率が前月の131.7%

8月は輸出増も貿易黒字は大幅縮小

ドイツ連邦統計局が5日発表した8月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで1,331億ユーロとなり、前月を1.6%上回った。増加は2カ月ぶり。 輸出を仕向け先地域別でみると、欧州連合(EU)域外は4.7%増え、全体

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