自動車

Koelnmesse<欧州自動車短信>

独ケルン見本市会社は18日、世界最大級のタイヤ・パーツ・アクセサリー関連見本市「ケルン国際タイヤ専門見本市」の開催を当初予定の6月9~12日から来年5月18~20日に延期すると発表した。

同見本市の参加企業数は約500社で、国外からの参加企業は全体の77%を占める。

なお、ケルン見本市会社は、連邦政府と州政府の合意のもと作られたガイドライン(3月16日付)に沿って6月末まで一切のイベントを開催しないことを決めている。

伊ブレンボの高性能セラミックブレーキ、フォードのレースカーに採用

伊ブレーキシステム大手のブレンボは17日、モータースポーツ向けの高性能カーボンセラミックブレーキディスク「DYATOM」を発表した。

また、装置自体も小型化しており、同サイズのディスクと比べ高い制動力を発揮する。

ブレンボは42年間におよぶレース参戦のノウハウを活かしてDYATOMを開発した。

独ノルマ、国内自動車メーカーからギアオイルの冷却システムを受注

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは18日、ドイツの自動車メーカーからギアオイルを冷却するシステムを受注したと発表した。

オートマチックトランスミッションの車両に採用されるもので、2022年夏から2030年にかけて年平均55万台分を生産し、最終的に450万台分を供給する。

ギアボックス内のオイルはサーモスタットを経由してインタークーラーに運ばれて冷却され、別の導管を通じて再びギアボックス内に戻される。

ボルボ・カーズ、新型コロナ対策で米・ベルギー・スウェーデン工場を一時閉鎖

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは20日、新型コロナウイルスの感染拡大への対応策として、欧州および米国の拠点で生産の一時休止やテレワークの導入を進めていくと発表した。

ベルギーのヘント工場を4月5日まで閉鎖するほか、スウェーデンのトルスランダ、スコブデ、オロフストロムおよび米サウスカロライナ州の工場で3月26日から4月14日まで操業を停止する。

また、ヘント工場とスウェーデン・ヨーテボリ本社の事務系従業員は3月26日からテレワーク勤務となる。

スウェーデンのオートリブ、新型コロナの影響緩和に向け5億ドルを拠出

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは19日、感染が拡大する新型コロナウイルスの影響に備えて金融機関と合意している与信枠(約11億米ドル)から5億ドルを活用し、手元資金を厚くすると発表した。

顧客である自動車メーカーが軒並み生産を休止し、部品需要が急減しているため臨時の資金手当てで急場をしのぐ意向という。

同社によると、フランス、イタリア、スペイン、ドイツの顧客メーカーが閉鎖する工場の数は欧州全体で63に上るほか、これらメーカーが米国やその他の国に持つ工場についても操業休止が次々と決定されている。

自動車・部品メーカー、医療用品を生産=独紙

同紙によると、独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月初めから中国でマスクを生産している。

中国では、新型コロナウイルスの感染が確認されて以降、従業員のマスク着用が義務化されたためで、マスクを着用しないと生産を停止しなければならない。

独バイエルン州の自動車部品メーカー、ツェッテル・オートモーティブは、州政府の委託を受け、マスクを生産する。

ボスニアのプリベント、医療用品を生産

ボスニアの自動車部品メーカー、プリベントはこのほど、ドイツ政府と同国のノルトライン・ヴェストファーレン州に対し、白衣やマスク、メディカルキャップ、防護服などの医療用品の供給が可能であると伝えたもようだ。

独業界紙『オートモビルボッヘ』(25日付、電子版)によると、プリベントは、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府の要請を受けて、3月半ば頃から、医療用品を生産している。

これまでは国内向けのみに生産してきたが、生産能力に余力があり、ドイツの医療機関向けにも供給できるとドイツ側に伝えたという。

伊タイヤ大手ピレリ、ルーマニア工場を一時停止

伊タイヤ大手ピレリは18日、ルーマニア南部スラティナにある工場の操業を一時停止すると発表した。

地場メーカーのダチアはミオベニ工場の一時停止を発表した。

米フォードも19日からクライヨバ工場の操業を停止しており、従業員の配置転換も実施する予定だ。

車工場の操業停止が拡大、サプライヤーにも波及

工場の操業を一時的に停止する自動車メーカーが一段と増えてきた。

サプライチェーンの寸断や需要の減少を受けた措置で、独ダイムラーは17日、今週から差し当たり2週間、欧州の工場の多くを停止すると発表。

こうした状況を受けてサプライヤー大手の独ボッシュとZFフリードリヒスハーフェンは18日、一部工場で生産を一時停止することをそれぞれ明らかにした。

サンクトペテルブルク市当局、「日産撤退は知らない」

ロシア・サンクトペテルブルク市は17日、「日産自動車がロシア市場から撤退するという通知は受けていない」と発表した。

日産はロシアで唯一の工場を同市で操業しているが、今月に入り、国内需要低迷を理由に同工場の生産体制を単一シフトへ移行すると発表した。

移行に伴う減員を検討していることを明らかにしている。

トレイトン―欧州工場を一時閉鎖―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は19日、欧州の複数の工場を一時的に閉鎖すると発表した。

スウェーデン子会社のスカニアでは25日から差し当たり2週間、欧州の全工場を停止する。

ドイツ以外の欧州工場では操業時間を短縮する。

独BMW、ハンガリー工場新設計画に変更なし

独高級乗用車大手のBMWは、ハンガリーのデブレツェンにおける新工場設置計画を継続する方針を確認した。

BMWはデブレツェン工場について「長期的な投資と位置付けており、一次的な危機で計画を中止することはない」と明確にコメントした。

同社は2008~09年の金融危機下でケチケメート工場の投資を決め、計画通り2012年に操業を開始した。

化学労使が新型コロナ対策で合意

化学業界の労使は20日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う問題に共同で対処することで合意した。

企業の資金繰りと雇用を維持することが狙いで、◇操業短縮の予告期間を年末までの限定で3日に短縮する◇被用者の感染を防ぐために、社内の任意合意に基づいて雇用主がモバイル勤務を指示できるようにする――を取り決めた。

自動車・機械・電機業界(いわゆる金属業界)の労使はすでに、雇用維持の見返りに今年は賃上げを見合わせることを取り決めている。

時代の変化に合わせて住宅所有法を近代化、車充電設備の設置請求権

ドイツ政府は23日の閣議で、住宅所有法改正案を了承した。

マンションなどの集合住宅では各戸の所有者が建物全体を分有している。

現行法に基づくこのルールが高速な光ファイバー通信ケーブルや車両充電設備、防犯設備の設置、およびバリアフリーリフォームの障害となっていることから、政府は今回の改正法案を作成した。

自動車業界が医療用品の生産に前向き

ドイツの自動車業界がマスクなど医療用品の生産に前向きな姿勢を示している。

ただ、医療用品には厳しい規格があることから、自動車メーカーとサプライヤーがこれらの製品の製造にどの程度、貢献できるかは不透明だ。

自動車産業などが集積するバーデン・ヴュルテンベルク州のヴィンフリート・クレッチュマン州首相は自動車、機械メーカー宛ての文書で、医療用品の製造に協力するよう呼びかけている。

独コンチネンタル、対ルーマニア投資を継続

自動車部品大手の独コンチネンタルは19日、2019年の対ルーマニア投資が2億ユーロに達したと発表した。

今年も同じ規模の投資を計画している。

(1)では2,700万ユーロを投資する予定だ。

トルコの自動車3社、工場操業を継続

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて自動車メーカーに生産の一時停止の動きが広がる中、トルコに拠点を置く自動車3社は18日、相次いで声明を発表し、現時点で生産を中断する予定はないことを明らかにした。

今後予測されるリスクについてもサプライヤーおよび当局との間で連絡を取り合い対応するとしている。

伊フィアットとコチ財閥の合弁会社トファシュも、ブルサにある工場の操業を継続していると発表した。

自動車メーカー各社、中東欧の工場を軒並み停止

韓国の現代自動車はチェコ東部のノショヴィツェ工場を、起亜自動車はスロバキア北東部のジリナ工場を23日から4月3日までの予定で一時停止する。

仏ルノーのルーマニア子会社ダチアは中南部にあるミオヴェニ工場を19日から4月5日まで停止する。

米フォードもルーマニア南部のクラヨバ工場を19日から4月5日まで停止する。

独VWがロシア工場を一時停止、3月30日~4月10日まで

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は24日、ロシア工場の操業を一時停止すると発表した。

モスクワ近郊のカルーガにある基幹工場と、生産委託先のニージニーノブゴロド工場について、30日から4月10日まで生産を中断する。

VWはすでに17日、独・欧州にあるグループの工場の大半を一時停止することを明らかにしていた。

ソラリスの燃料電池バス、独2都市から計25台受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは13日、独ケルン市の地域交通事業者RVKと、同じくヴッパタール市のWWSモビールから、水素燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」を合計25台受注したと発表した。

受注額は明らかにされていない。

出力70キロワット(kW)の燃料電池を搭載し、一回の水素充填で350キロメートル以上を走行できる。

新型コロナで欧州自動車生産がほぼストップ、休止長期化も

フォルクスワーゲン(VW)は17日、欧州各地の工場とグループ傘下の部品工場の操業を一時停止すると発表した。

同社はすでにフランスとポルトガルの工場で操業を停止しており、欧州のほぼすべての工場で生産がストップする。

グループPSAも同日、欧州にある15工場すべての操業を27日まで休止すると発表した。

伊タイヤ大手ピレリ、ルーマニア工場を一時停止

伊タイヤ大手ピレリは18日、ルーマニア南部スラティナにある工場の操業を一時停止すると発表した。

地場メーカーのダチアはミオベニ工場の一時停止を発表した。

米フォードも19日からクライヨバ工場の操業を停止しており、従業員の配置転換も実施する予定だ。

トルコの自動車3社、工場操業を継続

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて自動車メーカーに生産の一時停止の動きが広がる中、トルコに拠点を置く自動車3社は18日、相次いで声明を発表し、現時点で生産を中断する予定はないことを明らかにした。

今後予測されるリスクについてもサプライヤーおよび当局との間で連絡を取り合い対応するとしている。

伊フィアットとコチ財閥の合弁会社トファシュも、ブルサにある工場の操業を継続していると発表した。

EU金融規制当局が空売り規制強化か、新型コロナによる株式市場動揺で

ESMAはEU内で取引される株式を売買する投資家に対して、空売り残高が対象銘柄の発行済み株式の0.2%を超える場合に報告を義務付けている。

ESMAは株式を実際に保有せずに売り注文を出す投機的な空売りが新型コロナウイルス問題を受けて加速し、株安を増長させることを警戒し、今回のルール改正を決めた。

一方、フランスとイタリア、スペイン、ベルギーの証券監督当局は17日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う株価の急落を受けて、空売りを一時的に禁止する措置を発動した。

2月のEU新車販売7.4%減、2カ月連続で低迷

欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表したEU(マルタを除く26カ国)の2月の新車販売(登録)台数は95万7,052台となり、前年同月から7.4%減少した。

欧米の主要メーカーで販売が伸びたのはBMWだけ。

日本勢はトヨタがレクサスの販売好調に支えられ、11.5%増と健闘したが、日産が6.6%、マツダが30.2%、三菱が3.4%、ホンダが29.5%の幅で落ち込んだ。

BMW、開発担当取締役の人事発表

独自動車大手のBMWは12日、クラウス・フレーリッヒ開発担当取締役の後任として、フランク・ヴェーバー氏(53)が2020年7月1日付で新しい開発担当取締役に就任する人事を発表した。

BMWでは、取締役が60歳までに定年退任する慣例がある。

また、BMWのオリバー・ツィプセ社長は、「(ウェーバー氏の)国際的な視点と車両開発全体やエレクトロモビリティの分野における専門知識により、取締役が強化される」と言及した。

BMW社長、将来、地域によって異なるモデルを提供する可能性も

独自動車大手BMWのオリバー・ツィプセ社長は、3月10~11日にミュンヘン工科大学で開催されたセミナーで、「BMWは将来、地域によって大きく異なるモデルを提供する可能性がある」と言及した。

ツィプセ社長はミュンヘン工科大学のセミナーでこのほか、すべてのBMW従業員がITを使えなければならない、と言及した。

これは取締役から生産ラインの従業員まですべてに該当する、と説明している。

2019年 1/2

オーストリアにおける2019年の中古車の登録台数は106万7,994台で、前年からほぼ横ばい(0.1%減)だった。

乗用車の中古車登録台数は、前年比0.3%減の87万2,043台だった。

上位ブランドでは、アウディ(前年比3.4%増)、BMW(2.1%増)、メルセデスベンツ(3.3%増)、シュコダ(10.1%増)、セアト(4.1%増)などで登録台数が前年に比べ増えている。

独ZF、フロント用電動パーキングブレーキを量産

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは12日、前車軸(フロントアクスル)用の電動パーキングブレーキ(EPB)を量産すると発表した。

これにより、小型車にもEPBを搭載できるようになる。

ZFによると、EPBはすでに、大・中型車やコンパクトカーにも搭載が進んでいるが、小型車や超小型車では設計上の理由から搭載が難しい問題があった。

デュル、独ITサービス企業を買収

機械大手の独デュルは10日、独ITサービス企業のテクノステップを9日付けで買収したと発表した。

買収金額は明らかにしていない。

主に独大手自動車メーカーの塗装施設に導入されている塗装工程データの分析・診断システムを開発している。

Sono Motors<欧州自動車短信>

太陽光を動力源として走行できる電気自動車(SEV)を手がける独スタートアップ企業ソノ・モーターズ(ミュンヘン)は12日、トロステン・キーデル氏が最高財務責任者(CFO)に就任したと発表した。

前職は高級照明器具の独オッキオ(Occhio)の最高財務責任者だった。

ソノ・モーターズは、同氏の就任よって同社の資金繰りを確保し、事業参入や今後の事業拡大を戦略的に展開する。

OMV<欧州自動車短信>

オーストリア石油・ガス大手OMVは12日、ドイツ国内にあるガソリンスタンド(287か所)を売却する計画であると発表した。

売却する理由は、オーストリアの樹脂部品メーカー、ボレアリスの買収(買収金額42億ユーロ)が財政を圧迫しているため。

売却先、売却額などの詳細は明らかにしていない。

独ヘラー、高級車向けにワールドヘッドライトを開発

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは10日、グローバル高級車メーカー向けに、一つのヘッドライトで世界のどの地域の法規制にも対応できるワールド照明ソリューションを開発したと発表した。

高輝度固体照明(SSL/HD)技術を活用した次世代ヘッドライト「SSL100」をソフトウエアで制御することにより、最大12種類のヘッドライト仕様に対応できるようになる。

ヘラーはこの問題に対処するため、ライトの光源のLED素子を個別制御する技術を開発。

独コンチネンタル、農機用タイヤ向けに空気圧アプリ開発

独自動車部品大手のコンチネンタルは11日、農業機械用タイヤの空気圧を最適化するアプリケーションソフト「アグリカルチャー・タイヤテック」を開発したと発表した。

農機の重量に応じて適切な空気圧とすることで、畑の踏み固めやタイヤの摩耗を防いだり、燃費の改善を実現する。

同アプリはコンチネンタル製タイヤのビッグデータを活用してタイヤの特性と車両の重量などを踏まえて最適なタイヤ圧を計算する。

ボルボ・カーズ、CO2削減で物流業務を鉄道輸送に

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは16日、CO2削減のため、工場から出荷する完成車の輸送をトラックから鉄道に切り替えていくと発表した。

例として、ベルギーのヘント工場とイタリア北部にある車両保管ヤードの間を鉄道輸送にしたところ、CO2排出量が75%削減された。

現在、中国では国内工場からベルギーのヘント港向けに鉄道輸送を週2便活用している。

欧州自動車メーカー、相次いで生産休止

仏ルノーも欧州全域の工場の生産を休止する。

18日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、ルノーは16日にフランス国内の工場の生産を停止していたが、他の欧州工場についても一時閉鎖を決定した。

モロッコにある2工場も19日に、傘下の低価格車ブランド「ダチア」のモデルを生産するルーマニア工場も19日に生産を停止した。

独ノルマ、米EVメーカーから熱管理システムを受注

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは10日、米国の電気自動車(EV)メーカーから熱管理ラインシステムの開発と生産を受注したと発表した。

同システムは多層熱可塑性樹脂ケーブルで構成される。

今回受注したシステムはメキシコのモンテレイにある同社工場で生産する。

独自動車大手なども生産休止

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は17日、欧州工場の生産を段階的に停止すると発表した。

VW傘下のポルシェは18日、ツッフェンハウゼンの旗艦工場とドイツのライプチヒ工場の生産を3月21日から閉鎖すると発表した。

同社のオリバー・ツィプセ社長は18日、「今日から欧州の自動車工場と南アフリカのロスリン工場の生産を休止する。生産休止は差し当たり、4月19日までを計画している」と発表した。

独コンチネンタル子会社ヴィテスコ、ディーゼル向け電気加熱触媒を大口受注

48ボルトのマイルドハイブリッド(MHV)システムを搭載する2つのバンモデルに採用されるもので、「EMICAT」ブランドで展開する同技術を2022年後半にかけて供給する。

「EMICAT」は触媒コンバーターを迅速に加熱することで触媒の暖気時間を短縮し、排ガス後処理の効率を高める。

加熱に必要なエネルギーはMHVシステムにより回収・蓄積したものを再利用する。

トヨタ、日産も欧州工場の生産停止

トヨタの欧州統括会社であるトヨタ・モーターヨーロッパ(TME)は18日、欧州工場の大部分で生産を停止すると発表した。

18日から段階的に生産を停止する。

日産自動車の欧州法人は17日、英国のサンダーランド工場の生産を17日から差し当たり同週末まで停止すると発表した。

オランダ、日中の高速道路の最高速度を時速100kmに制限

オランダで16日朝から、国内全域のすべての高速道路を対象に、日中の最高速度が時速100キロメートルに制限された。

午後19時から早朝6時までは、従来の高速道路の制限速度である時速120キロメートルまたは時速130キロメートル(オランダの高速道路の全長の約半分が対象)が適用される。

なお、オランダではこれまでも最高速度が時速100キロメートルに制限されていた区間もあった。

独ZF、中国に電気モーター・部品の合弁設立

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは10日、中国の電気モーターメーカー、臥龍電気駆動集団(Wolong Electric Group)と合弁会社の設立に関する契約を正式に締結したと発表した。

新合弁会社ウーロンZFオートモーティブEモーターズは、中国の瀋陽市の工場で、電気モーターや電気モーター部品を開発・生産する。

2021年に量産を開始する計画で、ZFのハイブリッドシステムにも部品を供給する。

EU新車販売、2月は7.4%減少 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表した欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2020年2月の新車販売(登録)は、95万7,052台となり、前年同月に比べ比7.4%減少した。

ブランド別では、最大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループが前年同月に比べ5.3%減少した。

EU26カ国にアイスランド、ノルウェー、スイスおよび英国を加えた欧州30カ国の2月の新車登録は、前年同月比7.2%減の106万6,794台だった。

独ボッシュ、フォークリフト用の衝突警告システムを開発

独自動車部品大手のボッシュは、構内運搬車(フォークリフト)用の衝突警告システムを開発している。

このような事故を防止するため、ボッシュでは、フォークリフト用の衝突警告システムを開発している。

ボッシュは、視界をサポートするための第1世代のフォークリフト用マルチカメラシステムを2019年にシュツットガルトで開催された国際ロジスティック見本市Logimatで紹介した。

ドイツの交換タイヤ市場、2019年は3.5%減少 1/2

独タイヤ販売業者連盟(BRV)は11日、2019年の交換用タイヤの販売が前年比3.5%減の約5,330万本に減少したと発表した。

大部分を占める乗用車およびオフロード車用タイヤ(4×4)の販売が4.1%減の4,480万本に減少したことが大きい。

ただ、非チェーン店のタイヤ販売店に限定すると、販売本数は前年に比べ約1%減少したものの、売上高は1.5%増加した。

BMW<欧州自動車短信>

独自動車大手のBMW はプラグインハイブリッド車のスポーツカー「i8(アイ・エイト)」の生産を4月で終了する。

2004年からドイツのライプチヒ工場で「i8」を生産しており、2019年12月には累計生産台数が2万台に達していた。

なお、ライプチヒ工場で生産している電気自動車「BMW i3(アイ・スリー)」の生産は継続する。

MAN―従業員の6分の1を削減か―

独商用車大手トレイトンの子会社MANは従業員6,000人を削減することを計画しているもようだ。

社内ネット情報として各種メディアが報じたもので、全従業員(3万6,000人)を整理することになる。

同社は従業員代表との交渉を理由に具体的な数値を伏せているものの大規模な人員削減になる見通しを明らかにした。

韓国電装品メーカー京信、セルビア工場を4月着工

韓国の自動車部品メーカー、京信(Kyungshin)は先ごろ、セルビア中部のスメデレブスカ・パランカ市と工場建設で基本合意した。

700人~1,000人を雇用し、電気駆動車向けの電装部品を製造する。

同社はワイヤーハーネスや電圧コネクターなどの電装部品を生産し、韓国メーカーのほかフォルクスワーゲン(VW)、フォード、ボルボなどに供給している。

米自動車照明大手バロック、ポーランドに新工場開設

自動車用ランプメーカーの米バロック・ライティングシステムズはこのほど、ポーランド東部のネムツェで工場を開設した。

100人超を雇用し、標準的なハロゲンランプや最新のマトリックスライト、レーザーヘッドランプの開発を行っている。

同社は中東欧事業の拡大を続けており、2018年9月にはチェコのリフバルト、19年1月にはブルガリアのディミトロフグラードに相次いで新工場を開設している。

チェコの新興EVメーカー、第1号モデルを下期に発売

チェコの電気自動車(EV)メーカー、MWモーターズは同社の第1号モデル「Luka EV」を今年下半期に発売する計画だ。

価格は未だ明らかにされていない。

「Luka EV」はレトロな外観を持つコンパクトモデルで、BMWのクラシックカー「507」を彷彿とさせるデザインとなっている。

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