自動車

フォルクスワーゲン―脱炭素化加速に向け戦略協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は3日、環境や温暖化防止分野で投資活動などを手がけるEITイノエナジーと戦略パートナーシップを締結すると発表した。車両の電動化など脱炭素化に役立つ技術を持つ企業を効率的に見つけ出し

EnBW―大手スーパーと協業、店舗に急速充電器設置へ―

エネルギー大手のEnBWは8日、車両充電インフラの拡充に向け大手スーパーREWEグループと協業すると発表した。ドイツ全国のREWE系スーパーの店舗に急速充電器を設置。買い物ついでに顧客が充電できるようにし、電動車の普及を

BMW―東部工場の労働時間削減、西部と同じ週35時間に―

自動車大手のBMWは5日、ドイツ東部のライプチヒにある工場の所定労働時間を短縮することで従業員代表と合意したと発表した。業界労使の新協定を踏まえた措置。現在の週38時間から段階的に引き下げていき、西部地区の工場と同じ35

BMW―販売減も増収増益に、第3四半期EBIT50%増加―

高級車大手の独BMWが3日発表した2021年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBIT)は28億8,300万ユーロとなり、前年同期を49.8%上回った。新車販売は大きく落ち込んだものの、良好な製品ミックスと高い新車

VW、脱炭素化加速に向けEITイノエナジーと提携

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は3日、環境や温暖化防止分野で投資活動などを手がけるEITイノエナジーと戦略パートナーシップを締結すると発表した。車両の電動化など脱炭素化に役立つ技術を持つ企業を効率的に見つけ出し

リマックとポルシェ、合弁会社が始動

電動スーパーカーを製造するクロアチアの新興企業リマック・オートモビリは2日、独フォルクスワーゲン(VW)傘下のポルシェと設立した合弁会社ブガッティ・リマックが1日付で事業を開始したと発表した。電動車(EV)分野のリマック

オランダの年金基金、化石燃料関連企業への投資打ち切り

世界有数の年金基金であるオランダのABPは10月26日、化石燃料を扱う企業への投資を打ち切ると発表した。2023年1~3月期までに関連資産の大半を売却する。対象資産は150億ユーロを超える見通しだ。 売却対象となるのは石

ドイツ新車登録、10月は34.9%減少 1/3

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、同国の2021年10月の乗用車新車登録が17万8,683台にとどまり、前年同月に比べ34.9%減少したと発表した。減少は4カ月連続となる。1~10月の累計は、前年同期比5.2%減の219

ABBとAWS、電動車管理ツールの試験開始

スイス電機大手のABBは10月26日、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と共同開発した電動車・充電インフラの管理ツール「PANION Electric Vehicle Charge Planning」の試験を開始する

ドイツ、10月の生産・輸出は約40%減少

独自動車工業会(VDA)によると、10月の国内生産は前年同月比38%減の23万7,000台、輸出も前年同月比39%減の17万7,700台に落ち込んだ。引き続き半導体の供給不足が生産減少に影響している。1~10月の累計は、

Volkswagen

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は11月3日、欧州イノベーション・技術機構(EIT)傘下のEITイノエナジー(本部:アイントホーフェン、オランダ)と戦略提携すると発表した。輸送分野の脱炭素や電動化の加速に寄与す

英自動車生産、9月は41.5%減少

英自動車工業会(SMMT)は10月28日、同国の2021年9月の乗用車生産が6万7,169台となり、前年同月に比べ41.5%減少したと発表した。国内向け(47.4%減)、輸出向け(39.6%減)のいずれも大幅に落ち込んで

Daimler

独自動車大手のダイムラー は10月27日、商用車子会社のダイムラー・トラックと英石油大手BP傘下のBPアドバンスド・モビリティが英国における水素供給インフラの構築や燃料電池トラックの普及促進において協力すると発表した。具

EU新車市場で電動車のシェア拡大、7~9月は約2割に

EU新車市場で電動車の販売が急増している。欧州自動車工業会(ACEA)が10月22日に発表した統計によると、2021年7~9月期の販売(登録)台数は電気自動車(EV)が前年同期比56.7%増の21万2,582台、プラグイ

Autoneum

スイスの自動車部品大手オートニウム は10月28日、2021年通期(1-12月)の業績見通しを引き下げると発表した。半導体部品の不足を受けて世界の乗用車生産が停滞していることなどを理由として挙げている。同社は、21年下期

ライドケア(Ridecare)

独自動車部品大手のボッシュは11月3日、1つのセンサーボックスで車両の外部の破損と車内の煙を検知・分析することができるサービス「ライドケア(Ridecare)」を開発していると発表した。センサーボックスと人工知能(AI)

アウディ、ネッカースウルムで高電圧電池の開発強化

独自動車大手のアウディは10月27日、ドイツのネッカースウルムにおける高電圧電池の開発事業を強化すると発表した。同拠点をエレクトロモビリティ関連の主要技術のコンピテンスセンターに位置づけ、従業員の研修プログラムも拡充する

ステランティスの7-9月決算、14%の減収

欧州自動車大手のステランティスが10月28日発表した2021年7-9月期(第3四半期)決算の売上高は前年同期比14%減の325億5,100万ユーロに低迷した。半導体部品の不足により、生産台数が当初計画から約30%(60万

欧州人は環境意識高いがEV導入には消極的=フォード調査

米自動車大手フォードの欧州法人(独ケルン)は10月27日、欧州8カ国の成人を対象に実施した環境および電気自動車(EV)に関する意識調査で、気候変動に対して個人的な責務を感じている人の割合が平均で90%に上るとする結果を発

英ジャガーがテスラと排出枠融通、EU規制の罰金回避へ

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)が、欧州連合(EU)の排出規制に対応するため、電気自動車大手の米テスラと連携したことが10月26日に分かった。排出枠を自動車メーカーが融通し合う「プール」と呼ばれる連合を組み

ボルボ・カーが上場、IPOで23億ドル調達

スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは10月29日、ナスダック・ストックホルムに上場した。株価は一時、公開価格の53スウェーデンクローナを22%上回る64.73クローナまで上昇した。新株発行で200億クローナ(約23億2

独ボッシュ、半導体の生産能力拡大に4億ユーロ超を投資

独自動車部品大手のボッシュは10月29日、半導体の生産能力拡大に向けて2022年に4億ユーロ超を投資する計画を発表した。半導体の需要拡大に対応した措置で、ドイツのドレスデン工場とロイトリンゲン工場の生産能力を拡大するほか

仏ミシュラン、官民共同研究機関SIMATLABで水素研究を加速

仏タイヤ大手のミシュランは10月27日、クレルモン・フェラン化学研究所(ICCF)との共同研究機関SIMATLABにおける新素材の開発プロジェクトを4年間延長すると発表した。また、同機関の研究パートナーにクレルモン・フェ

西ゲスタンプ、1-9月は増収増益

スペイン自動車部品大手のゲスタンプが10月28日発表した2021年1-9月期決算の最終利益は1億100万ユーロとなり、前年同期の9,200万ユーロの赤字から黒字転換した。比較対象の20年1-9月は新型コロナ禍に伴う需要減

企業の現状判断がコロナ禍前の水準回復

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は10月28日に発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2021年の国内総生産(GDP)を夏期に発表した従来の実質3.0%から2.3%へと下方修正した。エネルギー価格の高騰や原材

トルコ、戦車向けエンジンを韓国から調達

●韓国斗山およびS&Tダイナミクスと購入の予備契約 ●新型戦車「アルタイ」の生産台数は1,000台 トルコ政府はこのほど、開発中の新型戦車「アルタイ」に韓国製エンジンを導入することで合意した。これに先立ち、トル

消費者信頼感2カ月連続改善

市場調査大手GfKが10月27日発表したドイツ消費者信頼感指数の11月向け予測値は0.9ポイントとなり、10月の確定値(0.4ポイント)から0.5ポイント上昇した。同数値の改善は2カ月連続。インフレ率の上昇を背景に消費性

輸入物価の上げ幅が一段と拡大、9月は約18%に

ドイツ連邦統計局が10月27日発表した9月の輸入物価指数は前年同月を17.7%上回り、上げ幅は前月の同16.5%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった19

11月1日付の法令改正

◆交通違反の新反則金政令が9日付で施行 ・歩道・自転車レーン上の駐停車、2列駐停車の罰金が最大110ユーロに。電動車・カーシェア車両専用駐車場にその他の車が駐車した場合は罰金55ユーロ。急カーブなど見通しの悪い路上に停車

ボッシュ―半導体拠点に来年4億ユーロ投資―

自動車・電子部品大手の独ボッシュは10月29日、世界の半導体拠点に来年4億ユーロ以上を投資すると発表した。半導体需要が急速に拡大していることに対応する。 西南ドイツのロイトリンゲン工場に今年から2023年にかけて総額1億

ハントマン―スロバキアで鋳造所を開所―

自動車部品を手がける独ハントマンはこのほど、スロバキア東部のケフネツで最新式の鋳造所を開所した。自動車部品大手からの大型受注に対応する狙いで、従業員数は約160人。着工時の発表によると、投資額は9,000万ユーロに上った

ダイムラー―販売減も増益確保、7-9月期EBIT17%増加―

自動車大手の独ダイムラーが10月29日発表した2021年7-9月期決算の営業利益(EBIT)は35億7,900万ユーロとなり、前年同期を17%上回った。車両販売は大きく落ち込んだものの、良好な製品ミックス、旺盛な需要を背

フォルクスワーゲン―販売予測引き下げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は10月28日の決算発表で2021年12月期の販売予測を引き下げた。半導体不足で生産が落ち込んでいるためで、コロナ禍で激減した前年を「大幅に上回る」としていた従来予測を「前年並み」

東レのハンガリー電池部材子会社、韓国LGと合弁化

●両社の強みを持ち寄りシナジー効果を高める狙い ●合弁設立の2年半後に経営権をLGに移す 東レは10月27日、ハンガリーの完全子会社で車載電池用セパレータフィルムを生産する東レ・インダストリーズ・ハンガリー(THU)を、

シュコダ自、半導体不足で25万台減産

●半導体不足は10-12月期に底打ち後、緩やかに改善する見込み ●1-9月は増収増益 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は1日、今年の通期生産台数が予定を25万台下回るという見通しを明らかにし

シュコダ自、インド戦略車第2弾「スラヴィア」の仕様発表

●来年初めの発売計画、価格は9,000ユーロ前後 ●平均年収に見合う価格帯のモデルを投入し、需要を掘り起こし 独フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月27日、インド市場向けの新型セダ

オランダの年金基金、化石燃料関連企業への投資打ち切り

世界有数の年金基金であるオランダのABPは10月26日、化石燃料を扱う企業への投資を打ち切ると発表した。2023年1~3月期までに関連資産の大半を売却する。対象資産は150億ユーロを超える見通しだ。 売却対象となるのは石

英ジャガーがテスラと排出枠融通、EU規制の罰金回避へ

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)が、EUの排出規制に対応するため、電気自動車大手の米テスラと連携したことが10月26日に分かった。排出枠を自動車メーカーが融通し合う「プール」と呼ばれる連合を組み、2021年

ボルボ・カーが上場、IPOで23億ドル調達

スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは10月29日、ナスダック・ストックホルムに上場した。株価は一時、公開価格の53スウェーデンクローナを22%上回る64.73クローナまで上昇した。新株発行で200億クローナ(約23億2

ダイムラー・トラック、燃料電池トラックの公道試験開始

独ダイムラーの商用車部門ダイムラー・トラックは10月25日、開発中の水素燃料電池車トラックの公道走行を独当局から認可されたと発表した。主に西南ドイツのラシュタット近辺でプロトタイプ車「メルセデスベンツGenH2」の走行試

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