自動車

メルセデスベンツ―上期販売25%増加、EVとPHVは3ケタ増に―

ダイムラーの子会社メルセデスベンツが6日発表した上半期の乗用車販売台数は118万2,724台となり、前年同期比で25.1%増加した。新型コロナ危機からの市場の回復が反映された格好。電気自動車(EV)とプラグインハイブリッ […]

商用車用充電インフラ構築へ、欧州3社が合弁

欧州商用車大手のトレイトン、ダイムラー・トラック、ボルボ・グループの3社は5日、大型トラック・バス用の高速充電網を共同構築することで基本合意したと発表した。電気トラックなどを顧客企業が安心して使用できる環境を整え需要を掘

独の充電インフラ密度は欧州平均以下

ドイツの充電インフラ密度は欧州平均を下回ることが、独自動車工業会(VDA)が6月28日に発表した調査レポートで分かった。欧州全体をみても充電インフラ密度は低く、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を幅広

30キロの速度規制、7都市が試験導入を計画

都市自治体の全国連合組織であるドイツ都市会議(DST)は6日、自動車の市内走行速度を原則的に時速30キロに制限する試験プロジェクトを計7カ所の大都市が計画していることを明らかにした。歩行者や自転車など交通弱者が安心して道

世界最大の自転車見本市がフランクフルトに移転

世界最大の自転車見本市「ユーロバイク」の開催地がドイツ南部のフリードリヒスハーフェンから国際金融都市フランクフルトに移転することが決まった。フランクフルト見本市会社とフリードリヒスハーフェン見本市会社が6月29日に発表し

ウルトラキャパシタのスケルトン、新たに2,900万ユーロを獲得

●総資本は1.2億ユーロ超に ●現在、ウルトラキャパシタの弱点をカバーする新製品を開発中 ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手掛けるエストニアのスケルトン・テクノロジーズは1日、シリーズDの追加ラウン

日産、英にEV用電池工場新設

日産自動車は1日、中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループと共同で、英北東部サンダーランドに電気自動車(EV)向けの超大型バッテリー工場を新設すると発表した。欧州では英国で2030年までにガソリン車とディーゼル車

ルノー、EV用電池で2社と提携

仏自動車大手ルノーは6月28日、電気自動車(EV)用電池の生産で中国系の車載電池大手エンビジョンAESCグループ、仏新興企業ヴェルコールと提携すると発表した。エンビジョンAESCは最大20億ユーロを投じ、仏北部にEV用電

ブルガリアのシン・カーズ、新興企業向け市場に上場

ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズが1日、ブルガリア証券取引所(BSE)の新興企業市場BEAMに上場した。同社は6月1日にBEAM市場で新規株式公開(IPO)を実施し、普通株200万株を1株当たり1レフで公

英自動車生産、5月も急増・19年比では52.6%減

英自動車工業会(SMMT)は6月25日、同国の2021年5月の乗用車生産が5万4,962台となり、前年同月に比べ934.3%増加したと発表した。前年同月は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な感染拡大)の影響による

NEXT LEVEL – SKODA STRATEGY 2030

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車が6月24日に発表した2030年までの経営戦略。国際化、電動化、デジタル化に重点を置いており、2030年までに欧州市場の販売台数で上位5位に入る目標などを

仏ルノー、車載充電池に関する2つの提携発表

仏自動車大手のルノー・グループは6月28日、電気自動車の車載充電池に関する2つの提携について発表した。中国の再生可能エネルギー大手である遠景科技集団(エンビジョングループ)傘下の車載電池大手エンビジョンAESC(本社:神

VWブランド、2035年までに内燃エンジン車から撤退へ

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のクラウス・ツェルマー取締役(販売・マーケティング・アフターサービス担当)はこのほど、独地方紙『メルクア』に掲載されたインタビュー記事の中で、VWブランドは欧州では2033~2035

ステランティス、トタルとの提携を5年間延長

欧米自動車大手のステランティスは6月22日、仏石油大手トタルとの提携関係を5年間延長すると発表した。5つの中核分野を定め、eモビリティや脱炭素の実現で協力していく。延長に伴い、提携の対象ブランドをこれまでのプジョー、シト

独ヘラー、中国ファラシスと戦略提携

独自動車部品大手のヘラーは6月29日、中国の電池セルメーカー、ファラシス・エナジー(孚能科技)の欧州法人ファラシス・エナジー・ヨーロッパと戦略提携すると発表した。2024年までに電動車向けに規模の拡大が可能な(スケーラブ

TBカワシマ、独AUNDEとグローバル市場で業務提携

内装材メーカーのTBカワシマ(本社:滋賀県愛知郡)は6月23日、輸送機器用内装資材事業におけるグローバル市場での競争力を強化するため、独同業のAUNDE Achter & Ebels(以下、AUNDE)と業務提

英がTPP加盟に向け交渉開始、「30年までに輸出65%増」

英政府は6月22日、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に向けた交渉を開始した。トラス国際貿易相とTPP議長国を務める日本の西村康稔経済再生相がオンライン形式で会談。近く作業部会を立ち上げ、物品貿易やサービス貿易、政府調達

スイスと中国の産業開発パークが協力

スイス国内で6カ所のサイエンスパークを運営するスイス・イノベーション(Switzerland Innovation)はこのほど、中国科学技術部のタイマツハイテク産業開発センターと協力すると発表した。スイス連邦参事会(連邦

Hella

独自動車用照明・電子部品大手のヘラー は6月23日、独農機製造大手のクラース(CLAAS)から2020年のサプライヤー賞(イノベーション部門)を4月下旬に受賞したと発表した。新しい照明技術やエレクトロニクス・ソリューショ

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は6月24日、米自動車大手フォードの電気自動車(EV)モデル「マスタング・マッハE」向けに「PremiumContact 6」を標準装備タイヤとして供給すると発表した。今回供給する「Pr

ファルタ―超高性能セルをポルシェに供給か―

電池製造の独ファルタが高級車大手ポルシェに超高性能電池セルを供給するもようだ。ファルタへの取材をもとに『ハンデルスブラット(HB)』紙が報じたもので、超高速充電が可能なセルを提供するという。 ファルタは4月、「V4ドライ

メルセデスベンツ―車載OS開発要員を3000人採用―

ダイムラーの乗用車子会社メルセデスベンツは25日、将来のモデルに搭載するオペレーティングシステム「MB.OS」の開発に向け西南ドイツのジンデルフィンゲン拠点でソフトウエア開発者1,000人を新規採用すると発表した。ベルリ

フォルクスワーゲン―旧レンタカー子会社の買い戻しを打診―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は24日、仏レンタカー大手ヨーロッパカーの買収を打診したことを明らかにした。ヨーロッパカーはVWの元子会社。自動車業界の構造転換を背景に移動サービスの重要性が高まっていることから、

クノールブレムゼ―同業ヘラー買収に向け交渉―

商用車・鉄道車両用ブレーキ大手の独クノールブレムゼは29日、独自動車照明大手ヘラーの買収に向け交渉していることを明らかにした。創業者一族のメンバーから株式およそ60%を取得する方向で協議している。交渉は初期段階にあり、成

コンチネンタル―ルーマニアのエンジン部品工場閉鎖―

自動車部品大手の独コンチネンタルはこのほど、ルーマニア西部のナダブ工場を閉鎖すると発表した。自動車メーカーの電気自動車(EV)へのシフトが進み、エンジンの吸気制御装置の需要が減っているため。同国北西部カレイの冷却・ヒータ

アウディ

独フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社アウディは22日、内燃機関車の生産を、中国を除いて2033年までに打ち切る方針を発表した。独メディアの18日の報道を追認した格好で、26年以降に投入する新モデルはすべて電気自

露VTB銀、カーシェア大手デリモビルに出資

●デリモビルの株式15%を7,500万ドルで取得 ●同社は昨年、モスクワで競合ヤンデックスから首位の座を奪う ロシア2位銀行の国営VTBはこのほど、カーシェアリングサービスを提供する同国のデリモビル(Delimobil

露ズベル・グループ、6人乗りの無人ロボタクシーを開発

●乗用車と同サイズの「フリップ」、貨物輸送や宅配にも利用可 ●価格などは不明、公道走行試験は今後実施 ロシア金融・テクノロジー大手ズベルのモビリティ技術部門ズベルオートテック(SberAutoTech)はこのほど、6人乗

独コンチネンタル、ハンガリーのR&D拠点を強化

●投資額は約1,200万ユーロ ●センサー関連のソフトと人工知能の開発を強化 独自動車部品大手のコンチネンタルがハンガリーのブダペストおよび西部のヴェスプレームにある研究開発(R&D)拠点を増強する。シーヤールト外務貿易

シュコダ自、新長期戦略を発表

●完全EV3モデルを投入し、欧州販売数で5位以内を狙う ●電動化・デジタル化への対応と、管理職への女性登用も進める 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が24日、2030年に向けた新長期戦略「ネ

シュコダ自、半導体部品不足で3万台超の生産遅延

●パワーウィンドウ制御装置に影響深刻 ●7月には生産調整の予定も、10-12月期には正常化の見通し 世界的な半導体不足による自動車業界への影響は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車にも及ん

余白一滴

ディスカウントストア大手のアルディが動物福祉度の低い食肉・肉製品の販売を2030年までに打ち切る方針を打ち出した。動物福祉度に応じて4種類ある飼育形態のうち上位の「3」と「4」を満たす製品に制限。最低の「1」に該当する製

スロバキアの「空飛ぶ車」、80キロの連続飛行に成功

●飛行時間はこれまでで最長の25分、平均時速は170キロ ●新デザインで飛行速度も速い第2号機を製作する計画 スロバキアのクライン・ビジョン(Klein Vision)は29日、空飛ぶ車「エアカー(AirCar)の試作第

独のコロナ復興計画を欧州委が承認

欧州連合(EU)欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は22日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相を訪問し、同国の復興計画を承認したことを伝えた。ドイツは新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた経済の再生に向

ステランティス、EVなど新モデルをスロバキアで生産

●生産予定の新モデル3種はいずれもBセグメント ●予算は1億8,000万ユーロ相当、出荷開始は23年を予定 欧州自動車大手のステランティスは28日、電動車を中心とする新モデル3種をスロバキアのトルナバ工場で生産する計画を

輸入物価が40年来の上げ幅に、5月は11.8%

ドイツ連邦統計局が28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比11.8%増となり、1981年10月以来およそ40年ぶりの大きな上げ幅を記録した。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた格好。エネルギーを除いたベースでは上

独コンチネンタル、ルーマニア西部の工場閉鎖

●ナダブ工場の吸気制御装置生産をカレイ工場に移管 ●電動化による需要減を受け、業務を効率化 自動車部品大手の独コンチネンタルはこのほど、ルーマニア西部のナダブ工場を閉鎖すると発表した。自動車メーカーの電気自動車(EV)へ

英がTPP加盟に向け交渉開始、「30年までに輸出65%増」

英政府は22日、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に向けた交渉を開始した。トラス国際貿易相とTPP議長国を務める日本の西村康稔経済再生相がオンライン形式で会談。近く作業部会を立ち上げ、物品貿易やサービス貿易、政府調達、規

ボルボ、EV用電池をノースボルトと共同生産

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは21日、同国のリチウムイオン電池メーカー、ノースボルトと電気自動車(EV)用車載電池を製造する合弁会社を設立すると発表した。販売する新車を2030年までに全てEV化するという目標の実

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