航空宇宙産業

PTScientists:PTサイエンティスツ―自社売却―

宇宙開発のスタートアップ企業である独PTサイエンティスツ(ベルリン)は2日、航空宇宙分野の企業に1日付で身売りしたと発表した。

売却先企業と売却額は公表しないことで合意しており不明。

PTは宇宙輸送サービスの米スペースXのロケット「ファルコン9」を利用して着陸船と探索機を2021年に月へと送り込み、米国の宇宙船「アポロ17号」が1972年に置き去りにした探査機を撮影することを計画している。

VW:ポルシェ―次世代センサーのスタートアップに出資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)がイスラエルのスタートアップ企業トリアイ(TriEye)に資本参加したと発表した。

短波長赤外線(SWIR)を利用した次世代センサーを開発している。

SWIRセンサーを投入できるようになれば、ADASや自動運転機能が向上することから、トリアイには大きな期待がかけられている。

VW:ポルシェ、次世代センサーのスタートアップに出資

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、高級車子会社ポルシェがセンサーを手がけるイスラエルのスタートアップ企業トリアイに資本参加したと発表した。トリアイは従来の車載センサーでは対応しにくい環境下でも車両の周辺環

FACC:オーストリア航空機部品FACC、クロアチア工場を10月着工

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)は先ごろ、クロアチアに軽量部品の工場を建設すると発表した。

旅客機やビジネスジェット向けに、最新の繊維強化技術を用いて客室用内装部品を生産する。

中国の国営航空機メーカー、中国航空工業集団公司(AVIC)が55.5%を出資している。

Virgin Galactic:英ブランソン氏の宇宙旅行会社、年内に上場へ

英国の有力実業家リチャード・ブランソン氏が米国で設立した宇宙旅行のベンチャー企業ヴァージン・ギャラクティックは9日、年内に上場すると発表した。宇宙旅行会社による上場は初となる。 ヴァージン・ギャラクティックはニューヨーク

PTScientists:PTサイエンティスツ―会社更生手続きを申請―

宇宙開発のスタートアップ企業である独PTサイエンティスツは8日、会社更生手続きの適用を地元ベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所に申請したと発表した。月探索プロジェクトの資金調達に遅れが生じ、資金繰りに行き詰ったため。事

OneSoil:農業支援システム開発 ベラルーシ

人工知能(AI)と地理情報システム(GIS)を利用した農業支援システムを開発している。人工衛星からの画像をAIで分析し、播種地域の監視、農場運営の予測と計画、生産性の向上、作物の生育予想、資源の節約などに役立てることで、

MTU:航空エンジン大手の独MTU、セルビア修理工場の立地決定

航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズは19日、セルビアにおける修理工場の建設地をベオグラード北郊のノバ・パゾバに決定したと発表した。同地はベオグラード・二コラ・テスラ空港に隣接する。工場は2020年秋に着工の予

MTU―ハイブリッド小型機開発のe.SATに出資―

航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズ(ミュンヘン)は17日、ハイブリッド小型旅客機開発の独スタートアップ企業e.SATと協業することで基本合意した。同旅客機用のパワートレインを共同開発・生産するとともに、e.S

Siemens:シーメンス―航空機電動パワートレイン事業を売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は18日、航空機用電動パワートレイン開発事業を航空機エンジン大手の英ロールスロイスに売却することで合意したと発表した。ポートフォリオ見直しの一環で同事業の放出を決めた。取引金額は非公表

DFS―ドローン用プラットホーム合弁をテレコムと設立―

独国営航空管制会社DFS(ランゲン)は5月29日、電気通信大手のドイツテレコムと共同でドローン専用のプラットホームを運営する合弁会社を設立したと発表した。企業などがドローンを安全に運用するための基盤を提供するもので、ドロ

エアバス・ヘリコプターズ、ハンガリー南東部に部品工場

欧州航空宇宙大手エアバスの仏子会社エアバス・ヘリコプターズは5月28日、ハンガリー南東部のジュラに部品工場を建設すると発表した。現地政府と昨年末に交わした長期的な産業提携プロジェクトの覚書に基づくプロジェクトで、エアバス

オーストリア航空機部品FACC、クロアチアに工場を計画

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)がクロアチアに工場設置を計画している。投資額は3,300万ユーロ。内装部品とエンジン部品を生産し、エアバス、ボーイング

エアバス・ヘリコプターズ、ハンガリー南東部に部品工場

欧州航空宇宙大手エアバスの仏子会社エアバス・ヘリコプターズは5月28日、ハンガリー南東部のジュラに部品工場を建設すると発表した。現地政府と昨年末に交わした長期的な産業提携プロジェクトの覚書に基づくプロジェクトで、エアバス

5人乗り電動垂直離着陸機の初飛行に成功、25年に実用化

電力で動く垂直離着陸(eVTOL)機の開発を手がける独新興企業リリウムは16日、5人乗りeVTOLを初公開した。すでに初飛行に成功しており、今後さらなる飛行と開発を行い、2024年の認可取得、25年の実用化を目指す。 垂

DHLが中国でドローン配達、億航と共同プロジェクト開始

ドイツポストの小荷物配達子会社DHLは16日、ドローン(無人機)を用いた配達プロジェクトを中国で開始した。外資が同国でドローン配達を実施するのは初めて。現地のドローンメーカー億航(EHang)と共同で同プロジェクトを行う

欧州宇宙機関、タリンに地球観測データセンターを開設

欧州宇宙機関(ESA)は16日、エストニアの首都タリンに衛星データセンター「ESTハブ」を開設した。政府や研究開発機関、民間企業などが、人工衛星「センチネル1号」から得られた地球観測データをより早く入手することができるよ

独新興企業がロケット大手アリアンと協業

宇宙開発のスタートアップ企業である独PTサイエンティスツは8日、欧州ロケット大手アリアン・グループと協業すると発表した。外部の機関・企業の月面探索を支援する。PTサイエンティスツはすでに、宇宙輸送サービスの米スペースXの

独航空機エンジンMTU、セルビアに新修理拠点

航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズは7日、セルビア政府と同国での修理工場設立に関する覚書を交わしたと発表した。部品修理拠点網を拡大する戦略に沿って、同国に新拠点を整備することを決めた。2022年の稼働開始を目

トルコ航空宇宙産業、年内に高速UAVの開発に着手

トルコ航空宇宙産業(TAI)が無人航空機(UAV)の開発を進めている。先週のイスタンブール国際防衛産業見本市(IDEF)で発表した「アクスングル(シロハヤブサの意)」を年内に完成させ、時速380キロメートルの後継機「ゴク

積層造形の全自動化技術の開発に成功、コストを50%圧縮

自動車大手のダイムラー、航空部品製造のプレミアム・アエロテック、積層造形装置(3Dプリンター)を手がけるEOSの独3社は4月30日、積層造形(AM)の量産技術確立に向けたパイロットプロジェクトが成功裏に終了したと発表した

ドローン用プラットホーム立ち上げへ、普及に弾み

ドローン専用のプラットホームを運営する合弁会社を独国営航空管制会社DFSとドイツテレコムが設立した。様々な企業などがドローンを安全に運用するためのベースを提供するもので、ドローンの普及に弾みがつきそうだ。経済誌『ヴィルト

ツァイス―測定機器メーカーを買収―

精密機器大手の独カール・ツァイス(オーバーコッヘン)は11日、立体物の3次元的な形状を測定する自動3D三次元測定機(3D CMM)を手がける独GOMを買収することで合意したと発表した。産業用測定・品質チェック製品の分野で

新イスタンブール国際空港の本格運用開始

トルコ・イスタンブールのアタテュルク国際空港から新イスタンブール国際空港への全面移転が6日に完了し、新空港が本格稼働した。これにより旅客処理能力が大幅に向上し、欧州、アジア、アフリカの間に位置するハブ空港としての機能が強

三協立山―独アルミ鋳造メーカーを買収―

三協立山は3月29日、独子会社STエクストルーデッド・プロダクツ・グループ(STEP-G)がアルミニウムビレット鋳造・押出形材製造の独アルヴェルク・ヘットシュテット(AWH)を、販売子会社を含めて買収すると発表した。押出

ハンブルク港がドローン投入を検討

ハンブルク港運営会社HHLAは3月27日、港内のコンテナ輸送へのドローン(無人機)投入を検討していることを明らかにした。同社は自動運転トラックやハイパーループの利用も視野に入れるなど、港湾作業の効率化と新しい事業モデルの

ルフトハンザ―A380をエアバスに売り戻し―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は13日、保有する超大型機「A380」の一部を製造元のエアバスに売り戻すと発表した。長距離機の刷新に向けた措置の一環。燃費が良く二酸化炭素(CO2)排出量が少ない最新の双発機を増

チェコ航空機エアクラフト、中国・英安航空から3機受注

チェコの小型航空機メーカー、エアクラフト・インダストリーズが中国の英安航空と初の受注契約を交わした。プルシュコヴァ社長が5日、現地通信社CTKに明らかにしたもので、短距離用小型旅客機L410を3機納品する。 英安航空は貴

欧州特許出願、シーメンスが7年ぶり1位に、華為は2位転落

欧州特許庁(EPO)は12日、2018年の特許統計の詳細を発表した。それによると、独電機大手シーメンスの特許出願件数は前年比12.3%増の2,493件と大きく伸び、7年ぶりにトップへと返り咲いた。前年に中国企業で初めて首

米複合企業ハネウェル、カトヴィツェにサービスセンター設置

米複合企業ハネウェルがポーランド南部のカトヴィツェにサービスセンターを設置する。市当局が先ごろ明らかにしたもので、同社は新しいセンターを通して欧州全域における関連事業を統括する予定。年末までに100人を雇用する。 ハネウ

三菱UFJ―独銀の航空機ファイナンス関連事業を買収―

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は1日、傘下の三菱UFJ銀行がMUFGの持分法適用会社である東銀リースとともに、独信用協同組合の中央機関であるDZバンクの子会社DVBバンクから航空機ファイナンス関連事業を譲

カトライン―移動通信向け事業をエリクソンに売却―

アンテナ大手の独カトライン(ローゼンハイム)は25日、主力の移動通信向けアンテナ、フィルター事業をスウェーデン通信設備大手のエリクソンに譲渡することで合意したと発表した。カトラインは事業売却を進めており、手元に残るのは衛

域外からの投資に対する審査厳格化、欧州議会が規則案可決

欧州議会は14日の本会議で、欧州連合(EU)域外からの直接投資に対する審査を厳格化するための規則案を賛成多数で可決した。インフラやハイテクなどの産業分野を対象に、国ごとにばらつきがあった審査基準を統一し、加盟国と欧州委員

EU域外からの投資への審査を厳格化、欧州議が可決

欧州連合(EU)の欧州議会は14日の本会議で、EU域外からの直接投資に対する審査を厳格化するための規則案を賛成多数で可決した。インフラやハイテクなどの産業分野を対象に、国ごとにばらつきがあった審査基準を統一し、加盟国と欧

エアバス―超大型機「A380」の生産停止―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループ(仏ツールーズ)は14日、超大型旅客機「A380」の生産を打ち切ると発表した。需要が低迷しているうえ、同機の最大の顧客である中東エミレーツ航空が発注を大幅に削減したためだ。2021年の納

フランクフルト空港が空飛ぶロボタ導入へ

フランクフルト国際空港を運営するフラポートは13日、空飛ぶロボットタクシー(無人機)の導入に向けコンセプトを開発する発表した。同空港と市中心部を結ぶ形で運行する考えで、必要なインフラや法律上の問題などを空飛ぶロボタクの開

域外からの投資に対する審査厳格化、欧州議会が規則案可決

欧州議会は14日の本会議で、EU域外からの直接投資に対する審査を厳格化するための規則案を賛成多数で可決した。インフラやハイテクなどの産業分野を対象に、国ごとにばらつきがあった審査基準を統一し、加盟国と欧州委員会が安全保障

エアバス、超大型機「A380」の生産停止

欧州航空宇宙大手エアバス・グループは14日、超大型旅客機「A380」の生産を打ち切ると発表した。需要が低迷し、最大の顧客であるアラブ首長国連邦のエミレーツ航空が発注を大幅に削減したためだ。2021年の納入を最後に幕を引く

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