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ポーランドEコマース最大手、10月に上場へ

ポーランド電子商取引最大手のアレグロは14日、ワルシャワ証券取引所に10月に上場する計画を明らかにした。時価総額100億~120億ユーロを想定しており、実現すれば同国の新規株式公開(IPO)として過去最大となる。調達資金 […]

ロシアの転職プラットフォーム大手、ユニコーン企業に

米金融大手ゴールドマンサックスはこのほど、保有するロシアのオンライン転職プラットフォーム大手ヘッドハンターの株式9.9%を1億100万ドルで売却することで合意した。この売却額に基づくヘッドハンターの時価総額は昨年から3億

ライアンエア―デュッセルドルフ空港から撤退―

格安航空(LCC)欧州最大手の愛ライアンエア(ダブリン)は10日、独デュッセルドルフ空港発着便の運航を冬ダイヤの始まる10月25日から全面的に停止し、同空港の拠点を閉鎖すると発表した。同社は空港使用料金が高いほか、新型コ

伊取引所めぐり買収合戦へ、ユーロネクストと独取引所など

フランスを本拠とする欧州の多国籍取引所ユーロネクストは11日、イタリアの預託貸付公庫(CDP)とイタリア取引所の共同買収を検討していることを明らかにした。イタリア取引所の親会社であるロンドン証券取引所(LSE)がリフィニ

ポーランドEコマース最大手のアレグロ、来月上場へ

ポーランド電子商取引最大手のアレグロ(Allegro)は14日、来月、ワルシャワ証券取引所に上場する計画を明らかにした。時価総額で100億~120億ユーロを想定しており、実現すれば、同国の新規株式公開(IPO)として過去

トルコ国営保険6社が合併、保険・年金業界の強化狙い

トルコ国営の保険6社が合併して発足したトュルキエ・シゴルタ(Turky Insurance、トルコ保険)が7日、正式に発足した。貯蓄率の引き上げとノンバンク部門の成長を図る財務省の戦略の一環。国営保険を1社に束ねることで

ダイムラー―初の環境債発行―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は3日、同社初の環境債(グリーンボンド)を発行したと発表した。同社はカーボンニュートラル(炭素中立)を実現するという目標を打ち出しており、調達した資金はすべて環境関連のプロジェ

トレイトン―米ナビスター買収交渉を再開―

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)が戦略提携先の米ナビスター・インターナショナルの買収に向けて再び動き出したもようだ。ブルームバーグ通信などが報じた。 トレイトンは2016年、ナビスターの

フィリップス―白物家電部門の売却交渉、今秋にも開始―

蘭電機大手フィリップス(アムステルダム)は白物家電部門の売却に向けた交渉を今秋にも開始する予定だ。広報担当者の確認を得た情報として独『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 フランス・ファン・ホーテン最高経営責任者

シーメンス・ヘルシニアーズ―新株で27億ユーロ調達―

独シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は2日、新株を発行して市場資金27億3,000万ユーロを調達したと発表した。米放射線治療システム大手バリアン・メディカル・システムズの買収資金に充てる

キュアバック―コロナワクチン開発を国が2.5億ユーロ支援―

バイオ医薬品開発の独キュアバック(テュービンゲン)は4日、独連邦教育・研究省(BMBF)から最大2億5,200万ユーロの補助金を受給すると発表した。国の支援を受けて新型コロナウイルス用ワクチンの開発を加速するとともに、生

アウクスマネー―米投資大手センターブリッジが買収―

お金を借りたい人と貸したい人を仲介するソーシャルレンディングのプラットホームを運営する独アウクスマネー(デュッセルドルフ)は2日、米投資大手センターブリッジの傘下に入ることで合意したと発表した。市場での地位と技術力を強化

ドイツが初の環境債発行、使途の透明制などに配慮

ドイツ政府は2日、同国初の環境債(グリーンボンド)を発効した。発行額は65億ユーロ、利率は0%、償還期間は10年。当初は40億ユーロを予定していたが、需要が330億ユーロを超えたことから増額した。調達した資金は温暖化防止

キュアバックのコロナワクチン開発、政府が2.5億ユーロ助成

バイオ医薬品開発の独キュアバックは4日、独連邦教育・研究省(BMBF)から最大2億5,200万ユーロの補助金を受給すると発表した。国の支援を受けて新型コロナウイルス用ワクチンの開発を加速するとともに、生産体制を強化する。

ダイムラー、初の環境債発行

自動車大手の独ダイムラーは3日、同社として初の環境債(グリーンボンド)を発行したと発表した。同社はカーボンニュートラル(炭素中立)を実現するという目標を打ち出しており、調達した資金はすべて環境関連のプロジェクトに投入する

ネスレ―アレルギー治療薬の米社を買収―

スイス食品大手のネスレ(ヴヴェイ)は8月31日、米国の製薬会社アイミューン・セラピューティクスを完全買収することで合意したと発表した。医薬品事業を強化する。 アイミューンはアレルギー治療薬を開発・製造しており、ピーナッツ

クナウス・タバート―IPOへ、生産能力拡大―

キャンピングカー大手の独クナウス・タバート(ヤンデルスブルン)は1日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。同社株を保有する投資会社が持ち株の一部を売り出すとともに、クナウスが新株を発行。フランクフルト証券取引所のプライ

ロケット・インターネット―上場廃止へ―

独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は1日、上場廃止方針を発表した。上場の継続に伴い発生するコストの削減と、企業としての自由度を高め同社と経営資源のポテンシャルを引き出すことが狙い。同社は近年、本来の投資対象で

BASF―鉱業向けAI企業に出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、人工知能(AI)ベースの鉱業向けソリューションを提供する英インテリセンスに出資するとともに、協業すると発表した。出資額と出資比率は明らかにしていない。 インテリセ

クララ・テクノロジーズ―アルファベットが出資―

独米系の人工知能(AI)スタートアップ企業クララ・テクノロジーは20日、米グーグルの親会社アルファベットが同社に1,500万ドルを出資すると発表した。出資額と出資比率は不明。アルファベットはAIスタートアップを対象とする

デリバリー・ヒーローがDAX昇格、ワイヤーカードの破綻で

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は19日、上場最大手企業30社を対象とする株価指数DAXに出前仲介プラットホーム運営のデリバリー・ヒーローを採用すると発表した。DAX採用の金融サービス大手ワイヤーカードが6

オルタナティブ投資ファンドの監督強化、EU当局が提言

欧州証券市場機構(ESMA)は18日、ヘッジファンドやプライベートエクイティ(PE)ファンドなどを対象とする「オルタナティブ投資ファンド運用者指令(AIFM指令)」について、改正に向けて集中的に議論すべき19項目を欧州委

キアゲン―米サーモフィッシャーのTOBが失敗―

米計測機器・試薬大手サーモフィッシャー・サイエンティフィックは13日、オランダに本社を置くドイツ系のバイオインフォマティクス大手キアゲンに対する株式公開買い付け(TOB)が失敗したと発表した。キアゲンの大株主の多くがTO

ニプロ―独透析液メーカーを買収―

ニプロは13日、人工透析液の製造・販売を手がける独MTNノイブランデンブルクを買収したと発表した。医療機器事業のグローバル化に向けた取り組みの一環。ベルギー子会社ニプロメディカルヨーロッパを通してMTNの全発行株式を7月

バイエル―更年期障害治療薬の英社を買収―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は11日、更年期障害の治療薬を開発する英バイオ企業キャンディ・セラピューティクスを買収すると発表した。婦人薬分野の開発ポートフォリオを拡充する狙い。独禁当局の承認を経て買収手続きが9

米リバティ、スイスの携帯電話サービス大手を買収

米メディア大手リバティ・グローバルは12日、スイスの携帯電話サービス大手サンライズを買収することで合意したと発表した。買収額は68億スイスフラン(約7,970億円)。リバティはスイスでの事業基盤を大きく強化し、最大手スイ

英プルデンシャル、米国事業から撤退

英保険最大手プルデンシャルは11日、米国事業から撤退すると発表した。急成長しているアジア、アフリカ事業に経営資源を集中するのが狙い。米国部門ジャクソンを分離し、保有する全株式を手放す。 プルデンシャルは2022年上期にジ

バイエル、更年期障害治療薬の英社を買収

製薬大手の独バイエルは11日、更年期障害の治療薬を開発する英バイオ企業キャンディ・セラピューティクスを買収すると発表した。婦人薬分野の開発ポートフォリオ拡充が目的。独禁当局の承認を経て、買収手続きが9月までに完了すると見

シーメンス医療機器子会社、放射線治療の米バリアン買収

独シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズは2日、放射線治療システム大手の米バリアン・メディカル・システムズを買収することで合意したと発表した。がん治療分野のポートフォリオを強化する狙い。株式公開買い付け(T

ニプロ、独透析液メーカーを買収

ニプロは13日、人工透析液の製造・販売を手がける独MTNノイブランデンブルクを買収したと発表した。医療機器事業のグローバル化に向けた取り組みの一環。ベルギー子会社ニプロメディカルヨーロッパを通じてMTNの全株式を7月24

8月1日付の法令改正

・欧州連合(EU)の「改正域内越境派遣労働者指令」に基づく国内法が7月30日付で施行。ドイツに派遣される被用者に国内最低賃金の請求権。クリスマス・有給休暇・汚れ・危険業務手当を受け取る権利も。出張費は会社持ち。最低賃金に

シーメンス・ヘルシニアーズ―放射線治療の米バリアン買収―

シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は2日、放射線治療システム大手の米バリアン・メディカル・システムズを買収することで合意したと発表した。がん治療分野のポートフォリオを強化する狙い。株式公

ヘンケル―D2Cコスメのスタートアップ買収―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は7月31日、メーカーが自社のECサイトを用いて商品を直接、消費者に販売するD2C分野のスタートアップ企業、インヴィンシブル・ブランド・ホールディングを買収することで合意したと発表

クラリアント―合併・買収を模索―

スイス化学大手のクラリアント(ムッテンツ)が競合との合併ないし買収を模索している。ハリオルフ・コットマン社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、M&Aを通して事業規模を拡大しなければ人員

伊インテーザ銀、UBIへのTOBが成功

イタリア大手銀行インテーザ・サンパオロは7月28日、国内5位銀行のUBIバンカに対する株式公開買い付け(TOB)で、同社の株式72%を確保したと発表した。これによってインテーザによるUBI買収が確定した。 インテーザは2

AGC、伊バイオ医薬品会社の買収が決定

AGCは7月28日、イタリアのバイオ医薬品会社モレキュラー・メディスンの買収が決まったと発表した。イタリアのバイオ医薬品子会社AGCバイオロジクスを通じて実施していた株式公開買い付け(TOB)で、これまでに株式の約93%

VWが4~6月期に赤字転落、19年配当引き下げへ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が7月30日発表した2020年4~6月期(第2四半期)決算の最終損益は16億700万ユーロの赤字となった。新型コロナの影響で販売が落ち込み、売上高が37%減の410億7,600万ユ

EU加盟国が復興基金で合意、補助金枠の削減で決着

欧州連合(EU)加盟国は21日の首脳会議で、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金の創設について合意した。最大の焦点となっていた基金の配分で、オランダなど「倹約4カ

ドイツ銀行―石炭採掘向け融資などを25年までに停止―

ドイツ銀行(フランクフルト)は27日、石炭採掘プロジェクト向けの融資や資金調達業務を遅くとも2025年までに停止すると発表した。地球温暖化防止に向けた規制や世論の圧力が強まっていることに対応する狙いで、新規の石炭発電プロ

ボーダフォン―タワー事業を独でIPO―

電気通信大手の英ボーダフォン(ニューベリー)は24日、移動通信用のタワー事業を手がける独子会社ヴァンテージ・タワーズの新規株式公開(IPO)計画を発表した。独フランクフルト証券取引所で来年初頭にIPOを実施する。時価総額

SAP―米子会社クアルトリクスをIPO―

ソフトウエア大手の独SAP(ヴァルドルフ)は26日、米子会社クアルトリクスの新規株式公開(IPO)方針を発表した。投資資金を確保する狙い。ルカ・ムチッチ取締役(財務担当)は株式公開益を利用して買収を行う可能性もあることを

EU加盟国が復興基金で合意 補助金枠の削減で決着

EU加盟国は21日の首脳会議で、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金の創設について合意した。最大の焦点となっていた基金の配分で、オランダなど「倹約4カ国」の要求を

ボーダフォン、タワー事業を独でIPO

携帯電話サービス大手の英ボーダフォンは24日、通信用タワー事業を手がける独子会社ヴァンテージ・タワーズの新規株式公開(IPO)計画を発表した。独フランクフルト証券取引所で2021年初頭に実施する。時価総額は最大200億ユ