証券

BASF―4-6月期の純益26%増加、ガス・石油子会社の好調で―

化学大手の独BASFが11日発表した2022年4-6月期暫定決算の純利益は20億9,000万ユーロとなり、前年同期を26%上回った。連結対象外の子会社である天然ガス・石油大手ヴィンタースハル・デーエーアーの業績が好調だっ […]

ドイツ銀行―インドでIT専門家を大幅拡大―

独銀最大手のドイツ銀行がインドでIT専門家を大幅に増やす意向だ。6日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、ベルント・ロイカート取締役(技術担当)は現地を訪問し、年内にも2,500人を新規採用すると述べた。

償還社債の再投資、グリーン企業を優先=ECB

欧州中央銀行(ECB)は4日、量的金融緩和策で買い入れた社債の満期償還金の再投資について、温室効果ガス排出量が少ないなど、地球温暖化対策で実績のある企業を優先することを決めたと発表した。10月から実施する。 ECBは向こ

独ガス輸入大手ユニパー、公的支援を申請

独天然ガス輸入最大手のユニパーは8日、公的支援を政府に申請した。調達価格の急騰で資金繰りが悪化したエネルギー企業を国が支援しやすくするための法改正案が議会で成立したことから、速やかに申請を行った。ロベルト・ハーベック経済

コンチネンタル、伝動ベルト製造の米社買収

自動車部品・ゴム製品大手の独コンチネンタルは7日、伝動ベルト製造の米WCCOベルティングを買収すると発表した。成長が見込まれる農業向けベルト事業を強化する。買収金額など取引の詳細は公表しないことで合意した。 WCCOは1

フィリディウム―チューリヒの生保既存契約取得へ―

新規販売を停止した保険商品の既存契約を買い取って被保険者に引き続きサービスを提供する清算プラットホームの独フィリディウムは24日、チューリッヒ保険の独法人から生命保険の既存契約72万件を取得することで合意したと発表した。

ドイツの銀行支店、2年連続で約10%減少

ドイツの全銀行の支店数が2021年は2万1,712カ所となり、前年比で9.9%減少したことが、連邦銀行(中銀)の27日の発表で分かった。20年も前年比9.6%減の2万4,100カ所と10%近く落ち込んでいる。オンラインバ

チェコ国営電力、原子力プラント企業シュコダJSを完全買収

●同社株はこれまでガスプロムの関連企業が保有 ●全株取得により、シュコダJSが対ロ制裁の対象となるのを回避 チェコ国営電力会社CEZは17日、同国の原子力プラントエンジニアリング企業、シュコダJSを完全買収したと発表した

バルカン・エナジー―車大手ステランティスが出資―

ドイツでリチウム採掘・加工プロジェクトを進める豪バルカン・エナジー・リソーシズは24日、欧米自動車大手ステランティスから5,000万ユーロの出資を受けることで合意したと発表した。ステランティスはバルカン・エナジーからリチ

シーメンス―VWの米充電インフラ子会社に出資―

電機大手の独シーメンスは28日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と共同でVWの米充電インフラ子会社エレクトリファイ・アメリカ(EA)に出資すると発表した。EAにVWグループ以外の企業が資本参加するのは初めて。EAの

ウイングコプター―REWEや伊藤忠から資金調達―

配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターは21日、独小売大手REWEや伊藤忠商事から総額4,200万ドルの出資を受けたと発表した。生産と雇用の拡大、研究開発の加速に充てる。これまでに投資家から調達した資金の総額は6,0

ステランティス、リチウム採掘事業に出資

ドイツでリチウム採掘・加工プロジェクトを進める豪バルカン・エナジー・リソーシズは24日、欧米自動車大手ステランティスから5,000万ユーロの出資を受けることで合意したと発表した。ステランティスはバルカン・エナジーからリチ

仏ワクチンメーカーのバルネバ、ファイザーが8%出資

米製薬大手ファイザーは20日、仏ワクチンメーカーのバルネバの株式8.1%を9,050万ユーロで取得することで合意したと発表した。バルネバは調達した資金をライム病ワクチンの開発に充てる。 1株当たりの買い取り価格は9.49

独クノールブレムゼ、遠隔故障診断のスペイン企業買収

ブレーキ大手の独クノールブレムゼは15日、商用車などの遠隔故障診断システムを手がけるスペインのコハリを買収することで合意したと発表した。アフターマーケット事業の幅を拡充するとともに、デジタル化のトレンドに乗って成長を加速

ガスプロムの元子会社を独政府が支援、安定供給確保に向け

ドイツ政府は14日、露国営天然ガス大手ガスプロムの元子会社である独ガスプロム・ゲルマニア(GPG)に対し融資支援を行うと発表した。GPGがロシアの制裁対象となり、資金繰りが悪化していることから、融資を通して同社の経営破た

クノールブレムゼ―遠隔故障診断のスペイン企業買収―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼは15日、商用車などの遠隔故障診断システムを手がけるスペインのコハリ(Cojali)を買収することで合意したと発表した。アフターマーケット事業の幅を拡充するとともに、デジタル化のトレンドに

メトロ―ベルギー事業を売却―

流通大手の独メトロは15日、ベルギー事業をルクセンブルクの投資会社ブロンズ・プロパティーズに売却したと発表した。資金注入などを通して経営再建を試みてきたが、成果が出ないことから撤退に踏み切った。取引金額は公表しないことで

ティッセンクルップ

独複合企業ティッセンクルップは17日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ヌセラの新規株式公開(IPO)を当面、見合わせると発表した。市場環境が悪化したためで、現時点でIPOを実施することはできないと

中小メーカーに再生エネ供給へ、RWEとコメ銀が協業

ドイツのエネルギー大手RWEと金融大手コメルツ銀行は20日、洋上風力発電事業を共同実施することで基本合意したと発表した。大手メーカーに比べ電力消費量が小さい中小メーカー向けに再生可能エネルギー電力を提供。これらの企業が炭

独小売り大手メトロ、ベルギー事業を売却

独小売り大手メトロは15日、ベルギー事業をルクセンブルクの投資会社ブロンズ・プロパティーズに売却したと発表した。資金注入などを通して経営再建を試みてきたが、成果がでないことから撤退に踏み切った。取引金額は公表しないことで

独クノールブレムゼ、遠隔故障診断のスペイン企業買収

ブレーキ大手の独クノールブレムゼは15日、商用車などの遠隔故障診断システムを手がけるスペインのコハリを買収することで合意したと発表した。アフターマーケット事業の幅を拡充するとともに、デジタル化のトレンドに乗って成長を加速

ドイツ銀行―露IT技術者数百人が独に異動―

ドイツ銀行はこれまでロシアで勤務してきたIT技術者の多くを、ベルリンに新設する技術センターで引き続き雇用するもようだ。『ハンデルスブラット』紙などが報じたもので、異動対象者は数百人に上るとという。 ドイツ銀はロシアのウク

シェフラー―燃料電池部品の合弁を仏に設立―

自動車部品大手の独シェフラーは7日、燃料電池システム大手の仏シンビオと合弁会社を設立することで合意したと発表した。燃料電池スタックの基幹部品バイポーラプレートを生産する。 独禁当局の承認を得て、折半出資の合弁会社をドイツ

シーメンス、ワイヤレス充電の相互運用で米社と提携

電機大手の独シーメンスは9日、ワイヤレス充電技術の米ベンチャー企業ワイトリシティと提携すると発表した。電動車のワイヤレス充電で相互運用性を実現し、市場の拡大を図る狙い。ワイトリシティに2,500万米ドルを投資し、少数株主

シェフラー、燃料電池部品の合弁を仏に設立

自動車部品大手の独シェフラーは7日、燃料電池システム大手の仏シンビオと合弁会社を設立することで合意したと発表した。燃料電池スタックの基幹部品バイポーラプレートを生産する。 独禁当局の承認を得て、折半出資の合弁会社をドイツ

アリアンツ―ロシア事業の過半数株を売却―

保険大手の独アリアンツは3日、ロシア事業の過半数株を現地企業に売却することで合意したと発表した。同社はロシアのウクライナ侵攻を受けてすでにロシアでの新規事業を停止している。現地事業の経営権を手放すことで同国事業を縮小する

ボッシュ―スタートアップ選定で地政学リスクも考慮―

自動車部品大手の独ボッシュは3日付のプレスリリースで、出資先のスタートアップ企業を選定する際に今後は地政学リスクや経済政策上の枠組みを考慮する方針を明らかにした。ベンチャー投資子会社ロベルト・ボッシュ・ベンチャーキャピタ

ドイツ銀行に立ち入り調査、グリーンウォッシング容疑で

フランクフルト検察当局は5月31日、連邦金融監督庁(Bafin)などと共同でドイツ銀行と同資産運用子会社DWSを対象に立ち入り調査を実施した。ESG(環境・社会・ガバナンス)をうたいDWSが販売した金融商品が実体を伴わな

アリアンツ、ロシア事業の過半数株を売却

保険大手の独アリアンツは3日、ロシア事業の過半数株を現地企業に売却することで合意したと発表した。同社はロシアのウクライナ侵攻を受けてすでにロシアでの新規事業を停止している。現地事業の経営権を手放すことで同国事業を縮小する

ドイツ銀行に立ち入り調査、グリーンウォッシング容疑で

フランクフルト検察当局は5月31日、連邦金融監督庁(Bafin)などと共同でドイツ銀行と同資産運用子会社DWSを対象に立ち入り調査を実施した。ESG(環境・社会・ガバナンス)をうたいDWSが販売した金融商品が実体を伴わな

ボルボ・カーズ、2回目の環境債発行。5億ユーロを調達

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは5月24日、2回目のグリーンボンド(環境債)を発行し、5億ユーロを調達したと発表した。資金は完全電気自動車(BEV)の開発と生産、および循環型ビジネスの構築に投資する。満期は202

ランクセス、事業整理で高機能材料事業を合弁化

独化学大手のランクセスは5月31日、高機能材料事業(HPM)の整理計画を発表した。蘭同業DSMの高機能樹脂事業(DEM)を投資会社アドベントと共同買収したうえで、DEMを新設する合弁会社に移管。また、HPMを同合弁に移管

仏トタル、米再エネ大手の株式50%取得

仏エネルギー大手のトタルエナジーズは5月25日、米国の再生可能エネルギー大手クリアウェイ・エナジー・グループの株式50%を取得することで合意したと発表した。クリアウェイ・エナジーは米5位の再生可能エネルギー会社。脱炭素化

ランクセス―事業整理で高機能材料事業を合弁化―

化学大手の独ランクセスは5月31日、高機能材料事業(HPM)の整理計画を発表した。蘭同業DSMの高機能樹脂事業(DEM)を投資会社アドベントと共同買収したうえで、DEMを新設する合弁会社に移管。また、HPMを同合弁に移管

レンゴー―独社を買収―

レンゴーは5月24日、重量物包装資材製造の独ティム・パッケージング・システムズを完全買収することで合意したと発表した。製品ポートフォリオの拡充、供給体制の充実を図り、より幅広い包装ニーズに迅速に対応できるようにする狙い。

1-3月期GDP0.2%増に、外需が強く押し下げ

ドイツ連邦統計局が5月25日発表した2022年1-3月期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.2%増となった。内需は1.8%伸びたものの、外需(輸出-輸入)が振るわずGDPを1.4ポイン

フックス―電池材料事業に参入―

潤滑油大手の独フックス・ペトロルブは5月25日、電解液の独スタートアップ企業Eライト・イノベーションに資本参加したと発表した。電解液は正極、負極とならぶリチウムイオン電池の主要材料。電池需要の急速な拡大を受け電解液のニー

VWの仏レンタカー大手買収、欧州委が承認

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は25日、レンタカー大手の仏ヨーロッパカーを投資会社など2社と共同買収する計画がEUの欧州委員会から無条件で承認されたと発表した。同計画はすでに他の独禁当局から承認されており、3社

仏トタル、米再エネ大手の株式50%取得

仏エネルギー大手のトタルエナジーズは25日、米国の再生可能エネルギー大手クリアウェイ・エナジー・グループの株式50%を取得することで合意したと発表した。クリアウェイ・エナジーは米5位の再生可能エネルギー会社。脱炭素化を進

レンゴー、独包装材企業を買収

レンゴーは24日、重量物包装資材の製造を手がける独ティム・パッケージング・システムズを完全買収することで合意したと発表した。製品ポートフォリオの拡充、供給体制の充実を図り、より幅広い包装ニーズに迅速に対応できるようにする

ECB総裁、「7月にも利上げ」

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は23日、主要政策金利の中銀預金金利を7月にも引き上げるとの見通しを示した。その後も引き上げ、9月末までにマイナス金利から脱却するとしている。 ラガルド総裁の発言は、ユーロ圏のインフレ

メルセデスベンツ―電池材料の米シラと協業―

高級車大手の独メルセデスベンツは17日、次世代電池の分野で米スタートアップ企業シラ・テクノロジーズと協業すると発表した。シラが開発・生産するシリコン負極材を用いたリチウムイオン電池を実用化。車載電池のポートフォリオを拡充

マンツ―電池分野でダイムラー・トラックと戦略協業―

電池製造装置の有力メーカーである独マンツは23日、商用車大手のダイムラー・トラックと戦略協業合意したと発表した。第3者割当増資を通して出資を受け入れるほか、車載電池のパイロット生産ラインを供給する。 ダイムラー・トラック

シーメンス―商用車用電動パワートレイン事業を売却―

電機大手の独シーメンスは20日、商用車用パワートレイン事業を米自動車部品大手メリトールに売却することで合意したと発表した。周辺事業の整理方針に基づく措置。取引金額は約1億9,000万ユーロとなる見通し。年内の売却手続き完

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