電子、電機

アモルファス分子の表面構造を解析

アモルファス分子の表面ナノ構造を解析することに、墺グラーツ大学を中心とする国際研究チームが世界で初めて成功した。X線非弾性散乱測定と呼ばれる手法とコンピューターによる量子力学計算を組み合わせたのが特徴で、これまでほとんど […]

ロシア版シリコンバレー、欧米大手企業が熱い視線

ロシアのメドベージェフ政権は「国家の近代化」を目標に掲げ、石油やガスなどの天然資源に依存する経済構造からの脱却を目指している。その目玉事業のひとつが、モスクワ近郊スコルコボで計画されている技術革新センターだ。約600ヘク

―Sued Chemieを買収―

スイスの化学大手Clariant(ムッテンツ)は16日、独同業Sued Chemieを買収すると発表した。投資会社One Equity Partners(OEP)と創業者一族から株式95%強を総額25億スイスフラン(約2

Solar Fabrik AG―モジュールの製品保証期間を12年に延長―

ソーラー発電モジュールメーカーのSolar Fabrik(フライブルク)はこのほど、2月15日以降に納品するプレミアム・モジュールの製品保証期間を12年に延長すると発表した。15年間の実績と集中的な品質テスト、設置済み発

RWE AG―原発の改良に2億6,000万ユーロ―

独エネルギー大手RWE(エッセン)は今年、ヘッセン州南部で運営するビブリス原発A・B号機のバックフィット(改良)に約2億6,000万ユーロを投資する。地震などへの安全対策を強化し、稼働期間延長に必要な基準を満たす考えだ。

ABB(2010年10-12月期・通期決算)

2010年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は7億ドルで、前年同期から30%増加。オートメーション機器の需要が増大し、大幅増益を確保した。売上高は4.8%増の92億ドル。12月通期の純利益は前年比12%減の25億6

独リュッカー、歩行者事故シミュレーション設備を開発

独技術開発・設計会社のリュッカーは、歩行者と自動車の衝突事故を防ぐためのシミュレーション設備を開発し、試験運用している。自動車メーカーからの依頼を受けて開発したもので、電子制御によって自動車の走行スピードを正確にコントロ

ニフコの韓国子会社、ポーランドに工場建設

工業用ファスナーや精密金型部品の大手メーカー、ニフコ(神奈川県横浜市)の韓国子会社ニフコ・コリアが、1,500万ユーロを投じてポーランド南部ジョルィに工場を建設する。ポーランド、チェコ、スロバキアの大手顧客に製品を供給す

今年のスマートフォン販売、4百万台に

ポーランドのスマートフォン販売は2011年に最大で400万台に達する見通しだ。現地ニュースサイト『Thenews.pl』が8日伝えた。 \ ポーランドの携帯電話機器市場でシェア首位のフィンランド・ノキアと同2位の韓国サム

モロッコにソーラー施設建設へ=デザーテック計画

北アフリカ・中東にソーラー・風力発電設備を設置し電力を現地と欧州に供給する「デザーテック」計画で、推進団体のDIIは10日、モロッコにパイロット施設を建設すると発表した。同計画で発電所の建設が決定したのは今回が初めて。ド

住友と三井、ロシア東部のレアアース開発で交渉

住友商事と三井物産がロシア東部のサハ共和国におけるレアアース開発に向けて現地当局と交渉中だ。同共和国のボリソフ大統領が11日明らかにした。世界生産の97%を占める中国が輸出を制限するなか、ロシアは開発計画を前倒しして市場

Nokia Oyj―スマートフォンでMSのOS採用へ―

帯電話機の世界最大手メーカーNokia(エスポー)は11日、スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)でMicrosoft(MS)の「Windows Phone 7」を採用すると発表した。スマートフォン分野で競合の

仏アルストム、ルスハイドロと合弁事業で合意

仏重電大手アルストムと露水力発電最大手のルスハイドロは11日、発電タービン工場を共同で建設することで合意した。総工費は5億ユーロ。2月末までに提携の詳細を取り決め、合弁会社を設立する予定。出資比率は明らかにしていない。

Volkswagen AG―EV用バッテリーセルを三洋に大量発注か―

自動車大手の独Volkswagen(VW、ヴォルフスブルク)が電気自動車(EV)用のリチウムイオンバッテリーセルを三洋電機に大量発注したもようだ。独『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が消息筋の情報として9日報

Siemens

電機大手の独Siemens大型買収を検討中だ。ヨーゼフ・ケーザー財務担当取締役が英『ファイナンシャル・タイムズ』に対し明らかにしたもので、数十億ユーロ規模を念頭に置いている。対象になるのはスマートグリッドと産業オートメー

Fielmann

眼鏡販売ドイツ最大手のFielmannが補聴器販売を強化する。取扱店を今後3年で現在の50店から200店へと拡大。高齢化社会の進展に伴う需要の増加に対応する考えだ。事業強化に向けては北ドイツのプレーンにある社内教育機関で

アルミ線と銅線を接続するコネクター開発

カーエレクトロニクスの電導線に銅とともにアルミニウムを使用するための新しいコネクターコンセプトを、ミュンヘン工科大と高級車メーカーのBMWが共同開発した。アルミの持つクリープ特性や膨張性が高いという性質を逆手に取ったのが

プリズミアンのドラカ買収を承認

欧州委員会は9日、伊電線メーカーのプリズミアンがオランダ同業ドラカを買収する計画を承認したと発表した。プリズミアンはドラカを取り込むことで、光ファイバー・ケーブルで世界最大手となるが、同分野では多数の競合企業があることか

ノキア、スマートフォンでMSのOS採用へ

携帯電話機で世界最大手のノキア(フィンランド)は11日、スマートフォンのOS(基本ソフト)で米マイクロソフト(MS)の「ウィンドウズフォーン7」を採用すると発表した。スマートフォン分野で競合のアップルなどからシェアを奪回

アルカテル・ルーセント(2010年10-12月期・通期決算)

2010年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は3億4,000万ユーロで、前年同期の4,600万ユーロから急増。通信会社のスマートフォンに対応するネットワーク機器などに対する需要が膨らみ、収益を押し上げた。売上高は2

蘭トムトム、システムサプライヤーへの転換目指す

蘭モバイルナビゲーションシステム大手トムトムのシュリンプトン自動車産業部長は独業界紙『アウトモビールボッヘ』のインタビュー記事の中で、コンシューマー向けのポータブルナビゲーション機器(PND)メーカーから自動車メーカー向

LGディスプレー、ポーランド合弁生産でTPVと交渉中

液晶ディスプレーで世界2位の韓国・LGディスプレーは6日、ポーランドにおける合弁生産に向け、中国の冠捷科技(TPVテクノロジー)と交渉中であることを明らかにした。投資規模や製造開始の時期はまだ決定していない。 \ 合弁会

Singulus

特殊機械メーカーの独Singulusはブルーレイ製造装置の販売台数が昨年の約30台から今年は40~50台に増加すると見込んでいる。受注が好調なためで、営業損益は黒字化を予想する。同社のシュテファン・リンク社長がロイター通

米フリースケール、ルーマニアR&D拠点拡充へ

米半導体大手フリースケール・セミコンダクタは、ルーマニアの研究開発拠点を拡充する方針だ。1月30日付けの現地日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』が、同社幹部の話として報じた。 \ フリースケールは2000年にルーマニアに進

2010年3Dテレビ国内販売は17万8,000台に

ドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)は3日、国内における3Dテレビの販売台数が昨年17万8,000台に上ったと発表した。3Dテレビの販売実績が発表されるのはドイツで初めて。国内のテレビ販売台数は970万台(見通し

リトアニア企業、太陽電池モジュールの生産を計画

リトアニアの精密エンジニアリング企業MG AB Precizikaが同国初となる太陽電地モジュールの生産を計画している。スイスのシリコン加工機械メーカー大手、マイヤー・ブルガー・テクノロジー傘下のモジュール製造装置会社3

太陽電池向け工作機械業界、景況感が改善

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が年始に実施した太陽電池メーカー向け工作機械業界(コンポーネント、生産設備等含む)の景況感調査で、対象企業の98%が1年前に比べ受注が改善したと回答した。2010年の売上高は前年比で平均21

分子スイッチ、室温での制御に成功

室温で動作するナノメートルオーダーのスピンスイッチを、キール大学のライナー・ヘルゲス教授を中心とする研究チームが発見した。有機ニッケル化合物に光応答性リガンドが結合したもので、光を照射して起こる光異性化反応と、これに付随

Derby Cycle AG―IPOに成功―

自転車大手の独Derby Cycle(クロッペンブルク)は4日、新規株式公開(IPO)を実施した。IPOはドイツで今年初めて。初値は13.15ユーロで、売出し価格(12.50ユーロ)を5%以上上回り、その後も13ユーロ程

シーメンス、ポーランドで大型受注

ドイツの電機大手シーメンスとポーランドの鉄道車両メーカーNewagはこのほど、ワルシャワで地下鉄を運行するMetro Warszawskieから車両35編成を共同受注した。契約規模は16億9,000万ズロチ(2億7,20

Solarworld AG―売上記録更新―

太陽電池大手の独Solarworld(ボン)が7日発表した2010年暫定決算の売上高は前年比29%増の13億500万ユーロとなり、過去最高を更新した。国内外ともに好調で、ウエハーとモジュールの販売規模は42%増の819メ

2010年小売売上が実質1.2%増に、12月は減少

ドイツ連邦統計局が1月31日発表した2010年の国内小売売上高(暫定値)は前年を名目で2.3%上回り、物価変動を加味した実質でも1.2%増加した。景気回復が反映された格好。特に非食料品店部門で改善幅が大きかった。 \ 一

―中国に合弁、モジュール生産能力倍増へ―

独Schottの太陽電池子会社Schott Solar(マインツ)は1月26日、太陽電池モジュールの生産能力を2011年9月期中に倍増させる計画を発表した。中国にモジュール製造の合弁会社を設立。これに並行してモジュール生

京セラ―TUEVの長期連続試験で認証取得―

太陽光発電関連情報ポータルSolarServerが1月25日報じたところによると、京セラのソーラー発電モジュール「KD210GH-2PU」が独技術監査機関のTUEVラインラントが実施する長期連続試験で世界初認証を取得した

Siemens AG―印子会社にTOB、出資75%へ拡大―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は1月31日、インド子会社Siemens Indiaに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。 出資比率を現在の約55%から75%へと拡大。投資計画などを速やかに決定できる

パナソニック―新LED電球を欧州市場にも投入―

パナソニックは3月18日に日本で発売予定の新タイプのLED電球「EVERLEDS」を欧州市場にも投入する意向だ。同社関係者が独『ハンデルスブラット』紙に対し明らかにしたもので、「必要な許可が下り次第」販売を開始する。 \

知財権侵害はインドでも深刻

国際的に保護されている特許技術が、インド国内で特許保護の対象とみなされず現地メーカーにコピーされるケースが相次いでいる。背景にはインドの経済発展を最優先する当局の姿勢があり、「中国と異なりインドでは知財権侵害の心配はない

高齢者在宅生活支援システムの開発進む

ITシステムを活用して高齢者の自立した生活を支援する「生活補助環境」(Ambient Assisted Living:AAL)への関心が高まっている。フラウンホーファーAAL研究所の関係者によると、今後10年ほどで実用化

華碩電脳ルーマニア子会社、10年は15%増収

台湾のパソコン大手華碩電脳のルーマニア子会社は、2010年の売上高が4,250万米ドルと、前年から15%増加した。1月24日付けのルーマニア日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』が、チプリアン・ドンチウ社長の話として伝えた。

ルーマニア、電子書籍端末とタブレット端末の需要増加へ

ルーマニアの電子業界企業は、電子書籍端末とタブレット端末の市場が今後数年で急速に成長すると見込んでいる。電子書籍やアプリケーションなどコンテンツの開発が進み、モバイルネットが広がっていくにつれて需要が伸びるとの観測だ。現

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