電子、電機

シュコダ自、BEV・HEVの累計生産台数が10万台を突破

●電動モデルの「iV」仕様車は2019年9月から生産 ●同社はBEVが全モデルに占める割合を30年までに50~70%へ 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8月30日、バッテリー式電気自動車(

チェコCEZ、大型EV用電池工場めぐる企業連合設立へ

●シュコダ自やアジア企業4社と交渉中 ●ギガファクトリーの建設費は20億ドルに上る見込み チェコ電力大手の国営CEZは25日、電気自動車(EV)用電池を大量生産する「ギガファクトリー」設置に向けた企業連合の設立について、

企業景況感2カ月連続悪化、部品不足と感染拡大響く

Ifo経済研究所が8月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は99.4となり、前月を1.3ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。製造業の部品・部材不足に加え、新型コロナウイルスの感染が再び拡

製造業の輸出見通しが大幅悪化

Ifo経済研究所が8月26日発表した同月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月を6.5ポイント下回る16.6となり、6カ月来の低水準を記録した。同指数の悪化は2カ月連続。部品・部材不足や原料価格の高騰、サプライチェーンのひ

中国向け輸出が約1年ぶりに減少

ドイツの対中国輸出高が7月は前年同月比3.9%減の84億ユーロ(暫定値)となり、11カ月ぶりに縮小したことが、連邦統計局が8月25日に発表したデータで明らかになった。減少幅はコロナ禍で中国経済が低調だった昨年5月以来の大

7月輸入物価15%上昇、約40年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が8月27日発表した7月の輸入物価指数は前年同月を15.0%上回り、上げ幅は第2次石油危機の渦中にあった1981年9月以来およそ40年ぶりの水準に達した。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

米社による英アーム買収、EUも競争上の調査開始か

英半導体設計大手アームを米半導体大手エヌビディアが買収する計画をめぐり、英当局に続いてEUの欧州委員会も競争上の調査を開始する見通しだ。英フィナンシャル・タイムズが27日、消息筋の情報として伝えた。 同筋によると、エヌビ

中国リチウム生産大手、英同業バカノラ買収で合意

リチウム生産で世界最大手の中国企業ガンフォン・リチウム(贛鋒鋰業)は25日、英同業バカノラ・リチウムを買収することで最終合意したと発表した。電気自動車(EV)用電池に使われるリチウムの需要が急増する中、バカノラがメキシコ

チェコCEZ、大型EV用電池工場めぐる企業連合設立へ

チェコ電力大手の国営CEZは25日、電気自動車(EV)用電池を大量生産する「ギガファクトリー」設置に向けた企業連合の設立について、年内に結論を出す方針を発表した。ダニエル・ベネシュ社長によると、現在は4社のアジア企業と工

中国BYD、ヘルシンキに電気バス76台を供給

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は10日、フィンランドのヘルシンキ市交通局(HSL)に電気バス「eBus」を76台納入したと発表した。北欧のバス運行最大手ノビナ(Nobina)が同国向けに発注し

商用車大手スカニア、英のeロード実証試験事業に参加

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は18日、英国で実施される架線給電式道路(eロード)の実証事業に参加すると発表した。同国の道路貨物輸送の脱炭素化に向けたもので、プロジェクト期間は今月か

ヘラー―仏同業フォルシアに身売り―

自動車部品大手の独ヘラーは14日、仏同業フォルシアが同社を買収することで合意したと発表した。ヘラーのオーナー一族が保有株60%をすべて売却するほか、フォルシアがヘラーの残り40%を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施す

ボッシュ―電池製造装置事業に参入―

自動車部品を中心にIoT事業を展開する独ボッシュは12日、車載電池製造装置事業に参入すると発表した。車両の電動化を背景に電池需要が急増し、製造装置のニーズも大幅増加が見込まれることから、新規事業を立ち上げる。 自動車用電

アカゾール―欧州最大の商用車用電池工場を開設―

米自動車部品大手ボルグワーナーの独子会社アカゾールは16日、フランクフルトの南方30キロのダルムシュタットで商用車用電池システム工場の開所式を行った。同社によると生産能力は欧州最大。年末までにフル稼働体制に入る。 新工場

インフィニオン―製品価格引き上げ―

半導体大手の独インフィニオンが製品価格を引き上げる。ラインハルト・プロス社長が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に明らかにした。 同社長は「わが社はチップをすべて内製しているわけではないため、自らもコストが大幅に膨らんでい

ノキア、南東欧3カ国のコアネットワーク更新事業に参加

●蘭ユナイテッドの5G整備事業に関連して参加 ●両社は光通信および無線メッシュネットワークを地域に導入 フィンランドの通信機器大手ノキアはこのほど、ブルガリア、クロアチア及びスロベニアの通信ネットワーク向けの通信システム

ルーマニアのクラスターパワー、HSDCに着工

●投資額1.7億レウ(3,500万ユーロ)の半分弱を政府が助成 ●自家発電設備は日立ABBパワーグリッドなどが供給 ルーマニアの新興企業クラスターパワーはこのほど、クラヨバ近郊のミスキーでハイパースケールデータセンター(

エストニアの衛星技術スタートアップ、100万ユーロを調達

●衛星運用のプラットフォームやセキュリティ技術を開発 ●世界的に増える無線通信のセキュリティ需要取り込みを狙う 衛星運用技術を開発するエストニアのスタートアップ、スペースイット(Spaceit)はこのほど実施したプレシー

ロシア、EV市場の創造・育成に注力

●電気自動車の登録総数はわずか1万台 ●メーカー支援、購入時助成、充電インフラ整備を政策の柱に ロシア政府は電動車(EV)市場の創造・育成に向けて、助成金を含む様々な措置を実施する方針だ。中国のゼロエミッション車政策に範

エネルギーなどが物価押し上げ、7月インフレ率3.8%に

ドイツ連邦統計局が11日に発表した7月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は3.8%となり、1993年12月以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍対策で7~12月の半年間、付加価値税率が引き下げられており

生産者物価が51年来の上げ幅に、7月は10.4%

ドイツ連邦統計局が20日発表した7月の生産者物価指数は前年同月比10.4%増となり、第1次石油危機の余波が残る1975年1月以来51年6カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は8カ月連続。エネルギーと中間財がこれ

独自動者部品大手ヘラー、仏フォルシアに身売り

自動車部品大手の独ヘラーは14日、仏同業フォルシアが同社を買収することで合意したと発表した。創業者一族が保有する株式60%をすべて売却するほか、フォルシアが残る株式40%を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施する。フォ

中国BYD、マドリード市に電気バス20台を追加供給

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD) は7月29日、マドリード市交通公社(EMT)から電気バス「eBus」20台を受注したと発表した。EMTからの電気バス受注は今回が3回目。年末から納車を開始する。

ルノー、EV電池用リチウム供給でヴァルカンと契約

自動車大手の仏ルノーは2日、独・オーストラリア系のリチウム生産会社ヴァルカン・エナジー・リソーシズと電気自動車(EV)用電池に必要となるリチウムの供給を受ける契約に調印したと発表した。契約は2026年からの5年間。年間6

独ヘラー、照明工場に協調ロボとAIの導入進める

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは5日、協働ロボット(コボット)と人工知能(AI)の導入により照明機器の生産工程の効率化を進めると発表した。同社の照明部門が内外に持つ15カ所の生産拠点において今後5年間で数千万ユーロを

ドイツポスト―電動貨物機を発注―

物流大手ドイツポストは3日、急送便部門DHLエクスプレスが米スタートアップ企業エビエーション(Eviation)に電動貨物機「アリス」12機を発注したと発表した。アリスの調達契約を結ぶのは同社が初めて。事業活動で排出され

極東のシリコンバレー~ロシア

プーチン大統領の肝いりで進められているロシア版シリコンバレー計画。モスクワ郊外のスコルコボ・センターはよく知られているが、実は日本に近いところにもその拠点が整備されつつある。ウラジオストクと橋で結ばれるルースキー島がその

ルノー―EV電池用リチウム供給で独社と契約―

自動車大手の仏ルノーは2日、独・オーストラリア系のリチウム生産会社ヴァルカン・エナジー・リソーシズと電気自動車(EV)用電池に必要となるリチウムの供給を受ける契約に調印したと発表した。契約は2026年からの5年間。年6,

MAN―巻き込み事故防止システムを販売―

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のトラック大手MANは高速道路の休憩所で4日開催したイベントで、巻き込み事故防止システム「オプティビュー」をオプション販売すると発表した。ミラーでは死角になってしまう周囲の空間をカメラとデ

シーメンス・モビリティ―ソフト会社を買収―

独電機大手シーメンスは5日、鉄道設備・車両子会社シーズン・モビリティがオランダの公共交通機関向けソフトウエア企業Sqillsを完全買収することで合意したと発表した。定期収入を安定的に確保できる事業モデルの構築に向けてデジ

ギデオン―ドイツ鉄道などから資金調達―

自律搬送ロボットを開発するクロアチアのスタートアップ企業ギデオン・ブラザーズは3日、「シリーズA」の投資ラウンドで新たに2,690万ユーロを調達したと発表した。リードインベスターは米コッホ・インダストリーズ。ドイツ鉄道グ

メルク―業績予測引き上げ―

製薬・化学大手の独メルクは5日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。上半期が好調だったほか、ワクチン接種の拡大を背景に世界経済の回復が続くと予想されるためで、内部成長ベースの売上成長率を従来予測の「10

シーメンス―業績見通し引き上げ=3度目―

電機大手の独シーメンスは5日の決算発表で2021年9月通期の業績見通しを引き上げた。上方修正は3度目。売上成長率を為替と買収・売却調整後の実質で「9~11%」から「11~12%」、税引き後利益を「57億~62億ユーロ」か

7月の乗用車新車登録-25%に、5カ月ぶり減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した7月の乗用車新車登録台数は23万6,393台となり、前年同月を24.9%下回った。減少は2月以来で5カ月ぶり。比較対象の昨年7月は新型コロナ危機対策として電動車購入補助金が引き上げ

電機受注4カ月連続2ケタ増に、6月は前年同月比+24%

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した同国電機業界の6月の新規受注高は前年同月を23.8%上回り、4カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。比較対象の昨年6月はコロナ禍に伴う受注の減少幅が1.1%と小さかったにもかかわら

ロシアのズベルが投資拡大、デジタルサービス強化へ

●上期は純益の11.5%に当たる730億ルーブルをデジタル業に投資 ●競合のヤンデックスもEC事業に積極投資 金融・テクノロジー大手で国営のズベル(旧ズベルバンク)が、2021年上期にデジタルサービス事業へ730億ルーブ

露コグニティブパイロット、農業用ドローンで米国進出

●同社は国営金融・デジタルサービス大手ズベルの合弁 ●コンピュータービジョンやAI分野でのプロジェクトを開発 人工知能(AI)を使った自動運転技術でロシア大手のコグニティブバイロット(Cognitive Pilot)が、

スロバキア初の燃料電池バス、試作車公開

●コシツェ工科大などが開発、ドバイ・エキスポに出展 ●水素燃料の貯蔵には水素吸蔵合金を使用 スロバキアのバスメーカー、ロシェロP(Rosero P)が3日、同国初の燃料電池バスのプロトタイプを公開した。コシツェ工科大学機

トルコ国産EV、22年10~12月期に生産開始

●トルコから1年半遅れでドイツ市場に投入予定 ●中国ファラシスはトルコに電池工場を整備 トルコの自動車会社(TOGG)のギュルチャン・カラカシュ社長は3日、同国が開発する初の電気自動車(EV)の生産開始が2022年10~

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