電子、電機

リリウム―ビジネスジェット会社と協業―

電動垂直離着陸(eVTOL)機を開発中の独リリウムは21日、プライベートジェットとヘリコプターの運行会社であるルクセンブルクのルクスアヴィエーションと協業合意したと発表した。欧州で計画する空飛ぶタクシー事業の構築で支援を […]

BMW―アリババと協業、中国スタートアップの支援で―

自動車大手のBMWは21日、中国IT大手のアリババと共同でスタートアップ企業の支援プロジェクト「ジョイント・イノベーション・ベース」を開始したと発表した。画期的な技術やサービスの実用化をサポートするとともに、自社製品など

家電見本市IFAが中止に、次回は来年9月の予定

ベルリン見本市会社と独民生通信エレクトロニクス協会(gfu)は19日、9月に予定していた家電見本市IFAを中止すると発表した。コロナ禍の先行きが読めないため。国際的に事業を展開する企業はイベントの数カ月前に予算を計上しな

BASF、電池材料合弁を中国に設立

化学大手のBASFは20日、リチウムイオン電池材料の有力企業である中国のニンボー・シャンシャン(寧波杉杉)と同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。欧州、中国を除くアジア、北米に続き、中国でもリチウムイオン電池

ライカ、スマホカメラでシャープと技術提携

高級光学機器製造の独ライカは17日、スマートフォン向けカメラの開発・設計でシャープと長期技術提携すると発表した。内蔵カメラの性能向上に向け、光学技術の分野で連携。革新的なソリューションを開発していく。 提携の第1弾となる

アマゾンのネットサービス部門、ブカレストに拠点開設

米アマゾンのインターネットサービス部門であるアマゾン・ウェブサービス(AWS)は19日、ルーマニアのブカレストに事業拠点を開設したと発表した。同地の既存の2拠点と連携し、国内の顧客や提携先へのサポート体制を強化する。 A

ロシア中銀のデジタル通貨構想、年内にプロトタイプ発表

ロシア中央銀行が進めるルーブル建ての中央銀行デジタル通貨(CBDC)「デジタルルーブル」構想が、早ければ年内にプロトタイプが発表されるもようだ。スコロボガトヴァ第1副総裁がこのほど、国会の金融市場委員会作業グループに提出

ボルボ・カー、年内のIPOを計画

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは12日、今年後半の新規株式公開(IPO)を計画していると発表した。市況を見極めたうえで、ナスダック・ストックホルム証券取引所への上場を決定する予定。上場で得た資金は車両ラインナップの

4月インフレ率2%、エネルギーを除くと1.4%に

ドイツ連邦統計局が12日に発表した4月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は速報値と同じ2.0%で、2年来の高水準に達した。エネルギーの上げ幅が前月の4.8%から7.9%へと上昇したことが最大の押し上げ

フォルクスワーゲン―米社と独に全固体電池工場設置の方向―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が出資先の米クアンタムスケープと共同で全固体電池の生産施設をドイツに設置する方向だ。クアンタムスケープが14日明らかにしたもので、パイロット工場の設置拠点を年末までに選定することでV

荏原製作所―オーバーホール工場を独東部で稼働―

荏原製作所は13日、海外グループ会社EBARAプレシジョン・マシナリー・ヨーロッパ(EPME)がドイツ東部のドレスデンにドライ真空ポンプのオーバーホール工場を建設し、4月に稼働を開始したと発表した。EPMEにとって2番目

ライカ―スマホカメラでシャープと技術提携―

高級光学機器製造の独ライカは17日、スマートフォン向けカメラの開発・設計でシャープと長期技術提携したと発表した。内蔵カメラの性能向上に向け、光学技術の分野で連携。革新的なソリューションを開発していく。 協業の第一弾として

ZF

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは18日、米インテル傘下のモービルアイとともに今後数年、トヨタ自動車の複数の車両プラットホーム向けに先進運転支援システム(ADAS)の開発と供給を行うと発表した。ZFは中距離

ブルガリア、スパコンが7月稼働へ

仏ITコンサルティング大手のアトスは11日、ブルガリアの首都ソフィアにあるテクノロジーパークで、スーパーコンピューターの設置を完了したと発表した。試験運用を経て、7月にも稼働する見通しだ。 今回のスパコン設置は「欧州高性

トルコ軍、AI搭載の無人水上戦闘艇を量産へ

トルコが軍事用の無人水上艇(USV)の配備を計画している。軍事アナリストのタイフン・オズベルク氏によると、当該のUSVは同国が独自開発した水上戦闘艇「ULAQ」で、水上艦艇との戦闘を想定した対水上戦(ASuW)向けの仕様

カザフ、仮想通貨とブロックチェーン技術の活用を検討

カザフスタン政府は11日、暗号技術とブロックチェーンの関連産業振興に向けたロードマップ作成を目的とする会合を開催した。首相府の発表によると、先行して行われている試験事業のアプローチを変更するため複数の提案が提出され、その

トルコ、運輸の電動化を推進

トルコ産業技術省はこのほど、運輸戦略ロードマップ案を公表し、2030年までに国内の自動車販売台数を160万台へ引き上げる目標を明らかにした。このうち電動車(EV)が占める割合を3分の1強とする方向だ。充電設備は25万1,

トルコの修理済み中古ケータイ販売業者、100万ドルを調達

中古の携帯電話を整備して販売するトルコのイージージェプ(EasyCep)はこのほど、国内外の投資家から合計900万トルコリラ(100万米ドル)のシード投資を受けた。資金は取り扱い製品の拡大や来年からの国外進出に投じる。

充電スタンドでのカード決済サービスを義務化

ドイツ政府は12日の閣議で充電スタンド政令案を了承した。カード決済サービスの提供を充電事業者に義務付けることが最大の柱。欧州連合(EU)の欧州委員会と他の加盟国が3カ月以内に異議を唱えなければ、同政令案は州政府の代表で構

量子技術開発を政府が支援、基礎研究と応用に総額20億ユーロ

ドイツ政府は11日、量子技術の研究開発の支援計画を発表した。新型コロナ危機を受けて昨年6月に打ち出した景気プログラムの一環で、2025年までに総額20億ユーロを提供。量子コンピューター分野で先行する米国と中国を追撃する。

ドイツが炭素中立実現を前倒し、30年の排出削減目標は65%に

ドイツ政府は12日の閣議で、気候保護法(KSG)改正案を承認した。現行法を違憲とする連邦憲法裁判所の判断と、EUの温室効果ガス排出削減目標引き上げを踏まえたもので、カーボンニュートラル(気候中立)実現の時期を前倒しするほ

独のEV充電スタンド、カード決済サービスが義務化

ドイツ政府は12日、電気自動車(EV)用充電スタンド政令案を閣議決定した。カード決済サービスの提供を充電事業者に義務付けることが最大の柱。EUの欧州委員会と他の加盟国が3カ月以内に異議を唱えなければ、案は州政府の代表で構

ブルガリア、スパコンが7月稼働へ

仏ITコンサルティング大手のアトスは11日、ブルガリアの首都ソフィアにあるテクノロジーパークで、スーパーコンピューターの設置を完了したと発表した。試験運用を経て、7月にも稼働する見通しだ。 今回のスパコン設置は「欧州高性

ステランティス、伊ゼニアのフリート電動化を支援

欧米自動車大手のステランティスは3日、伊高級生地メーカーのエルメネジルド・ゼニアと提携し、同社のフリート車両を環境に配慮した「グリーンカー」に刷新する事業を支援すると発表した。2025年までにゼニアが保有する200台以上

白物家電購入の最重要基準は長持ちと省エネ

白物家電の購入に際しドイツの消費者が最も重視する基準は「長持ち」と「省エネ」であることが、独電気電子工業会(ZVEI)の委託で調査会社イノリンクが実施したアンケートで分かった。それによると、大型家電の購入で長持ちと省エネ

サムスン電子、ポーランドで5G通信の実証試験

韓国のサムスン電子は5日、ポーランドの首都ワルシャワで第5世代移動通信システム(5G)の実証試験を実施すると発表した。提携する同国の携帯電話サービス大手プレイの商用ネットワークを利用し、4~6月期中に試験を開始する。この

歩行リハビリロボット開発 トルコ

医療器具開発のスタートアップ企業。歩行機能に障害を持つ人向けにリハビリ用機械や歩行装具を提供している。代表製品の歩行リハビリテーション用ロボット「RoboGait」は米食品医薬品局(FDA)から承認されており、近々輸出を

シュコダ自、保守・技術研修にAR技術を試験導入

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10日、機械保守・技術研修に拡張現実(AR)ソリューションを試験導入したと発表した。グループ戦略の中核を成す社内業務・作業のデジタル化の一環で、事業の柔軟化

鉱工業生産3カ月ぶりに増加、3月は+2.5%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した3月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.5%上回った。増加は3カ月連続。経済省は企業景況感が良好で新規受注も拡大していることを挙げ、製造業

ポーランドのPKNオルレン、水素ステーションを設置へ

ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンは4日、国内初の乗用車・バス用水素ステーションの運営委託先の選定手続きに入ったことを明らかにした。まず公共交通の排出ゼロに取り組む国内西部のポズナンと南部のカトヴィツェにステーショ

卸売物価が10年来の上げ幅に、4月は7.2%を記録

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比7.2%増となり、2011年3月以来およそ10年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は3カ月連続。2月は2.3%、3月は4.4%だった。 物価を最も強く

インフィニオン―昭和電工からウエハー調達―

半導体大手の独インフィニオンは6日、昭和電工からパワー半導体向けSiCエピタキシャルウェハーを調達する契約を締結したと発表した。需要が急拡大するSiC半導体を中・長期的に安定供給できるようにするため、調達先を拡大する。契

BMW―半導体不足が波及―

高級車大手BMWは7日の決算発表で、業界全体を覆う半導体不足の影響が同社にも及んできたことを明らかにした。オリファー・チプセ社長は4月に一部の工場で操業を停止したのに続き、今後も生産調整が避けられないとの見方を示した。

コンチネンタル―1-3月期大幅増益に―

自動車部品大手の独コンチネンタルが6日発表した2021年1-3月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前年同期比92.5%増の8億3,380万ユーロと大幅に拡大した。中国を中心に自動車市場がコロナ禍から急速に回復したこ

エボニック―利益見通し引き上げ―

特殊化学大手の独エボニックは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)の予測レンジを従来の「20億~23億ユーロ」から「21億~23億

AMS―照明子会社オスラムの上場廃止へ―

墺センサー大手AMSは3日、独照明子会社オスラムの上場廃止方針を発表した。新会社AMSオスラムを設立し、オスラムを統合する狙い。これに伴い他の株主が持つオスラム株を買い取る意向だ。 AMSは2019年の株式公開買い付け(

ゼンハイザー

音響機器の有力メーカーである独ゼンハイザーは7日、消費者向け事業をスイスの補聴器大手ソノヴァに完全売却することで合意したと発表した。今後は経営資源を業務用分野に絞り込む。取引金額は2億ユーロ。当局の承認を得て売却手続きが

車両電動化による雇用減、定年退職を大幅に上回る規模に

内燃機関車から電動車への需要の移行に伴い自動車業界で不要となる雇用規模は定年退職による就労者の自然減を大幅に上回る――。Ifo経済研究所は独自動車工業会(VDA)から受託して実施した調査でこのような結論を導きだした。エン

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