EU

「ノルド・ストリーム2」規制案でEU加盟国合意

欧州連合(EU)加盟国は8日の大使級会合で、ロシア産天然ガスをバルト海経由で直接ドイツに輸送する新たなパイプライン「ノルド・ストリーム2」に対する規制案の内容で合意した。厳格なEUルールの順守を求める欧州委員会提案の支持 […]

米GE、ブルガリア・ベレネの原発事業に関心

ブルガリア北部のベレネにおける原子力発電所建設事業の再開に米ゼネラル・エレクトリック(GE)が参加する意向を示している。同国政府が先ごろ明らかにしたもので、GEは入札に応札する考えを政府に通知した模様だ。ペトコバ・エネル

ダイムラー―18年は純益29%減少―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が6日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比22%減の111億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。米国と中国の関税合戦やディーゼル車のリコール、欧州連合

ロシュ―医薬品認可業務を英から独に移管―

スイス製薬大手のロシュが欧州の医薬品登録・認可業務を英国からドイツに移管した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、

独仏2社の鉄道事業統合を欧州委が不承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は6日、独電機大手シーメンスと仏鉄道車両・設備大手アルストムの鉄道事業統合計画を承認しないと発表した。同委は欧州精銅最大手の独アウルビスが圧延製品(FRP)部門を同業の独ヴィーラントヴェルケに

英とEU、離脱問題の溝埋まらず

英国のメイ首相は7日、ブリュッセルのEU本部で欧州委員会のユンケル委員長らと会談し、EUと合意した離脱案のうちアイルランドと北アイルランドの国境問題について協議した。法的拘束力がある修正を求めるメイ首相に対して、EU側は

独仏2社の鉄道事業統合、欧州委が不承認

欧州委員会は6日、独電機大手シーメンスと仏鉄道車両・設備大手のアルストムが鉄道事業を統合する計画を認可しないと発表した。欧州の鉄道車両、信号システム市場での健全な競争が損なわれると判断した。これによって両社は統合を断念。

ESMAと英中銀、清算機関めぐる情報交換で合意

EUの欧州証券市場監督機構(ESMA)と英中央銀行のイングランド銀行は4日、英国が合意なしでEUから離脱しても、域内の金融決済が混乱しないようにするため、清算機関などの監督に必要な情報交換を続けることで合意した。「合意な

ECBの銀行ストレステスト、「サバイバル期間」算定へ

欧州中央銀行(ECB)は6日、EU域内の銀行を対象に実施する新たなストレステスト(健全性審査)では、新たに資金調達できない状態で通常業務を維持できる「サバイバル期間」を算定する方針を明らかにした。英国のEU離脱や米中貿易

EU主要国、ベネズエラ暫定大統領を承認

欧州主要国は4日、南米ベネズエラの野党指導者フアン・グアイド国会議長を暫定大統領として承認すると相次いで発表した。ベネズエラをめぐっては、米トランプ政権がグアイド氏を支持しており、カナダや中南米の周辺国も同調している。一

ユーロ圏小売業売上高、12月は0.8%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の2018年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で0.8%増となったが、伸び率は前月の1.8%から大幅に縮小した。ドイツがマイナスとなったことが大きかった。

ユーロ圏生産者物価、12月は3%上昇

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の2018年12月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比3%の上昇となったが、伸び率は前月の4%から縮小した。エネルギー価格の低下が反映された。(表参照) 分野別の伸び率は

CATLのドイツ工場、生産能力の増強を視野

中国のリチウムイオン電池大手コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)はドイツのエアフルトに建設するセル工場の生産能力を当初計画よりも大幅に拡大する可能性を検討しているもよ

独Stabiles、業績予想を下方修正

ガススプリング・油圧振動ダンパー大手の独Stabilesは4日、今期(2018/19)の業績予想を下方修正したと発表した。売上高は当初前期比で5%以上の成長を見込んでいたが、同3%減の9億8,000万ユーロに引き下げた。

フェイスブック、ドイツの中古車市場に進出

米フェイスブック(FB)がドイツの中古車市場に進出してきた。FBのプラットフォーム上でユーザーが商品を売買することができる「マーケットプレイス」に中古車分野を新たに設定した。すでにフォルクスワーゲン(VW)傘下のオンライ

英が離脱案めぐりEUと再交渉、英議会が首相の代替案支持

英国の下院は1月29日、政府が欧州連合(EU)と合意した離脱案について、承認の障害となっているアイルランドの国境管理問題に関してEUに修正を求める案を可決した。国境問題に絞ってEUから譲歩を引き出すというメイ首相の方針が

ドイツ乗用車新車登録、1月は1.4%減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2019年1月の国内乗用車新車登録は、26万5,702台となり、前年同月に比べ1.4%減少した。昨年1月は登録台数が1999年以降で最も多かった反動もあり、1月は前年同月の実績をや

EUが鉄鋼輸入制限を正式発動、米追加関税に対抗

欧州委員会は1日、米国による鉄鋼・アルミニウムの輸入制限への対抗措置として、2日付で鉄鋼製品に対する緊急輸入制限(セーフガード)を正式発動すると発表した。2021年6月末までの間、鉄鋼関連の26品を対象に、一定の割当枠を

英新車登録、1月は1.6%減・5カ月連続で減少

英自動車工業会(SMMT)が5日発表した2019年1月の同国の乗用車新車登録は16万1,013台となり、前年同月に比べ1.6%減少した。減少は2018年9月から5カ月連続となる。 顧客別では、個人(2.9%増)が増えたも

米国産大豆、バイオ燃料での利用可能に

欧州委員会は1月29日、米国産の大豆がバイオ燃料の原料に関する欧州連合(EU)の基準を満たしていると認定したと発表した。これによってEUは米国産の大豆をバイオ燃料生産のために活用することが可能となり、大豆輸入が増えること

独NRW州、電池セル工場の誘致に意欲

ドイツのノルトラインヴェストファーレン(NRW)州が電池セル工場の誘致に向け、複数の企業と協議しているもようだ。コンソーシアムを発足させる方向で協議しており、電気自動車メーカーのストリート・スクーターやe.GOの創業者で

Volvo Cars

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズが2月4日発表した、2019年1月の世界新車販売は前年同月比16.7%増の5万679台となり、全ての市場でプラス成長を維持した。車種別では、SUVモデルのほか、最新モデルの中型ステー

ドイツ政府、電池セルの研究用生産施設を計画

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)のアニヤ・カルリチェク大臣はこのほどベルリンで開催されたバッテリーフォーラムで、電池研究に関する支援措置を統括するための上部コンセプトとして「フォルシュングスファブリック・バッテリー」を新

Saint-Gobain

仏ガラス・建材大手のサンゴバンは1月28日、インドで5番目となる板ガラス工場を南部のチェンナイに近いスリパーアンバッドアで稼働させたと発表した。サンゴバンは同地に総面積70ヘクタールの生産拠点「ワールド・ガラス・コンプレ

独ダイムラー、2018年は大幅減益

独自動車大手のダイムラーが6日発表した2018年通期決算の営業利益(EBIT)は111億3,200万ユーロとなり、前年比22%減と大幅に落ち込んだ。最終利益も29%減の75億8,200万ユーロにとどまった。グループ販売台

Twinner

ドイツの新興企業であるソフトエア会社APi – Automotive Process Instituteが開発した中古車販売用の自動車スキャニングシステム。中古車の内装・外装を短時間で3次元(3D)のデジタル

日産、次期「エクストレイル」の英国生産を撤回

日産自動車は3日、欧州市場向けの次期「エクストレイル」を九州工場で生産すると発表した。日産は2016年に、当該モデルを英国のサンダーランド工場で生産すると発表していた。なお、次期「ジューク」と次期「キャシュカイ」は英国工

メルケル首相訪日、多国間主義などで一致

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は4日から2日間、日本を公式訪問した。訪日は2年半ぶりで5度目。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定 (EPA)が1日に発効した直後の訪日であり、多国間主義に基づく自由で開かれた通商体制の意

消費者景況感2カ月連続で改善

市場調査大手のGfKが12月23日発表したドイツ消費者景況感指数の1月向け予測値は9.9となり、12月の確定値(9.8)を0.1ポイント上回った。

景気の見通しに関する12月の指数(1月向け予測値の算出基準の1つ)は前月を1.1ポイント上回る16.4となり、3カ月連続で上昇した。

所得の見通しに関する12月の指数(同)は前月を11.1ポイント上回る55.6へと急上昇し、4カ月ぶりに改善した。

2月の法令改正

・有害物質である酸化亜鉛を含むコスメティック用品の販売が24日から禁止に。

欧州化粧品規則(EC)1223/2009の附属書IVを改正する欧州委員会規則に基づく措置。

CATL―独電池工場の生産能力100GWhに拡大も―

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)はドイツに建設予定のリチウムイオン電池セル工場の生産能力を当初計画から大幅に引き上げる見通しだ。欧州連合(EU)が乗用車の二酸化炭素(CO2)排出規制を大幅に強化する方向

シーメンス―「EU競争法は時代遅れ」=社長―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のジョー・ケーザー社長は1月30日の株主総会で、欧州連合(EU)の競争法は現在の市場環境に見合わない時代遅れの規制になっているとの見方を示した。同社と仏アルストムの鉄道事業の統合計画に対

乗用車新車登録5カ月連続減少、1月は-1.4%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した1月の乗用車新車登録台数は26万5,702台となり、前年同月を1.4%下回った。比較対象の2018年1月は同11.6%増の26万9,429台と大きく伸び1999年以来の高水準に達し

NOx許容濃度超過地点、昨年は39%に低下

ドイツ連邦環境庁(UBA)は1月31日、国内の都市に設置した大気観測設備のうち欧州連合(EU)の窒素酸化物(NOx)基準を順守できなかったのは昨年、およそ39%(暫定値)だったと発表した。前年の45%から約6ポイント低下

VWでディーゼル車の受注比率が上昇

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は1月30日、VWブランド乗用車がドイツで受注した新車に占めるディーゼル車の割合が2018年は43%に上り、前年の39%から4ポイント上昇したと発表した。特に個人顧客からの受注が大

モルドバ、ウクライナ経由でのロシア輸出再開

モルドバが1月末、ウクライナ経由での対ロシア輸出を再開した。ロシアは1月1日づけでウクライナ製品の輸入および、ウクライナ領土を通過した第3国製品の輸入を禁止しており、モルドバ産のワインや缶詰製品なども輸出規制の対象となっ

上部へスクロール