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シュコダ自、2ペタフロップスのスーパーコンピューター導入

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月31日、本社のあるチェコのムラダー・ボレスラフの計算センターで、処理性能が2ペタフロップスのスーパーコンピューターを稼働させたと発表した。処 […]

日産、西バルセロナ工場でアシストスーツ導入へ

日産自動車は10月31日、スペインのバルセロナ工場で、生産ラインの作業員へのアシストスーツ導入試験がまもなく完了すると発表した。同スーツは筋肉への負荷を最大で60%減らすとともに怪我のリスクを下げるもので、作業員の労働環

マグナ、過去最高規模のトランスミッション受注

カナダ・オーストリア系自動車部品大手のマグナ・インターナショナルは10月30日、独自動車大手のBMWグループからトランスミッションの大型受注を獲得したと発表した。マグナにとってトランスミッションでは過去最大規模の受注とな

スカニアと米同業ナビスター、カナダ鉱山用車両で提携検討

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは10月28日、カナダの鉱業セクター向けの特殊車両や関連サービスの提供で米同業のナビスター・インターナショナル・コーポレーションとの提携を検討していると発表

スペイン部品大手ゲスタンプ、1-9月は6.8%の増収

スペイン自動車部品大手のゲスタンプが10月31日発表した2019年1-9月期決算は、営業利益(EBITDAベース)が前年同期比10.8%増の7億5,500万ユーロ、売上高は6.8%増の65億7,200万ユーロに拡大したも

ZF、米クリーと戦略提携

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは5日、米半導体メーカーのクリーと戦略提携について合意したと発表した。電気駆動装置向けにシリコンカーバイド(SiC)を使用したパワー半導体を共同で開発する。 ZFによると、シ

独高級車大手ポルシェ、1-9月期は増収増益

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手ポルシェが10月31日発表した1-9月期決算は、売上高が前年同期比7%増の204億9,000万ユーロ、営業利益は1%増の33億5,000万ユーロに拡大した。好調のSUVモデルが

英が12月12日に総選挙実施、労働党が反対取り下げ

英下院は10月29日、総選挙を12月12日に実施する法案を賛成多数で可決した。欧州連合(EU)離脱をめぐる混迷を打開するためジョンソン首相が提案した前倒しの総選挙を拒否してきた最大野党・労働党が賛成に回り、3年半ぶりの総

ABB、中国チャージドットに過半数出資

スイス電機大手のABBは10月28日、中国の充電設備メーカー、上海チャージドット新能源科技(Shanghai Chargedot New Energy Technology、以下、チャージドット)の資本の67%を取得する

新欧州委の発足、12月以降にずれ込み

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会(内閣に相当)の新体制発足が遅れている。11月1日付で発足する予定だったが、欧州議会での新欧州委員の承認手続きが難航。新体制への移行は12月以降にずれ込むことになった。 フォ

独グラマー、中国に内装部品の合弁設立

独自動車部品大手のグラマーは5日、中国の第一汽車(FAW)の子会社である長春一汽富晟集団有限公司(Changchun FAWSN Group)と自動車用内装部品の合弁会社を設立する契約を締結した。グラマーは今回の合弁設立

ドイツの政産が会議、電動車の購入補助金の引き上げなどで合意

ベルリンの首相府で4日、ドイツ連邦政府や一部の州首相、自動車業界、労働組合の代表などが集まり、自動車会議(自動車サミット)を行った。環境にやさしい代替燃料車やデジタル技術を活用した移動(モビリティ)など技術転換に伴うチャ

独研究所、熱分解により天然ガスを水素へ転換

カールスルーエ技術研究所(KIT)はこのほど、化石燃料の天然ガスであるメタンをガス状の水素と固体状の炭素に熱分解する技術を開発したと発表した。ドイツのポツダムにあるサスティナビリティ上級研究所(Institute for

ドイツ政府、プラットフォーム「ガイアX」の概要発表

ドイツ連邦政府はドルトムントで10月28~29日、政府関係者、経済界、学術会、一般市民の代表が参加するデジタル会議(デジタルサミット)を行った。今回は「プラットフォーム・未来(PlattFORM DIE ZUKUNFT)

英新車登録、10月は6.7%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)が5日発表した同国の2019年10月の乗用車新車登録は14万3,251台となり、前年同月に比べ6.7%減少した。1~10月の累計は、前年同期比2.9%減の200万5,522だった。ディーゼル車や

Daimler<欧州自動車短信>

独自動車大手のダイムラー は10月31日、2020年から充電池と燃料電池を搭載したバスを市場投入する計画を明らかにした。ダイムラーは2018年からメルセデスベンツの電気バス「eシタロ」を量産している。電気バスにレンジエク

ドイツ乗用車新車登録、10月は12.7%増加 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、2019年10月の同国の乗用車新車登録が28万4,593台となり、前年同月に比べ12.7%増加したと発表した。大幅な増加の背景には、昨年9月から欧州連合(EU)で新しい燃費・排ガス試験方

VW、独ツヴィッカウ工場でEV「ID.3」の量産開始

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は4日、ドイツのツヴィッカウ工場で電気自動車(EV)「ID.3」の量産を開始した。同日には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相がツヴィッカウ工場を訪問し、VWのヘルベルト・ディース社長

Daimler<欧州自動車短信>

独自動車大手ダイムラー の乗用車部門メルセデスベンツは10月24日、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州警察に1,429台のパトカーを納車したと発表した。納車したのは「Cクラス」、「Eクラス」、SUVの「GLC」の3モデ

Akasol<欧州自動車短信>

独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOL は11月1日、2019年通期の売上高の予想を当初の「6,000万ユーロ」から、「4,300万ユーロ~4,600万ユーロ」に下方修正した。営業利益は数百万ユーロ台の前半に

独印が戦略パートナーシップ、米中をにらみ

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は1~2日の2日間、インドを公式訪問し、両国の第5回合同閣議を共同開催した。自由や人権といった価値を欧州と共有しない中国が台頭するなかで、中国にほぼ匹敵する人口を持つインドと協力関係をこれま

乗用車新車登録が10月も反動増

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した10月の乗用車新車登録台数は前年同月比12.7%増の28万4,593台となり、2カ月連続で大きく拡大した。

シェアは前年同月1.3%から1.7%へと上昇した。

一方、独自動車工業会(VDA)が同日発表した10月の国内乗用車生産台数は40万5,400台で、前年同月を5%下回った。

電動車の普及促進へ、補助金引き上げなどで政財界が合意

電動車の製造・販売が今後、本格化することから、購入者に対する補助金を大幅に増額するほか、普及の前提となる充電インフラの拡充を加速する。

普及を後押しするために、16年7月には電動車の購入補助金制度を導入。

同補助金はカタログ価格で6万ユーロ以下の電動車を購入した消費者や企業に交付される補助金。

欧州クラウド構想を独政府が発表、データ主権重視などで米IT大手に対抗

欧州企業がクラウドサービスでアマゾンなどの米国のIT大手に依存せざるを得ない状況を改め、データを安全に相互活用できるエコシステムを構築するとともに、ビッグデータの利用を通して人工知能(AI)の開発に弾みをつける狙いだ。

データ主権を保護する一方で、データを匿名化して相互融通するのもガイアXの特徴だ。

欧州域外の企業であってもデータ主権とデータの相互融通という趣旨に賛同すればガイアXに参加できる。

独露間ガスパイプラインの建設をデンマークが許可

デンマークエネルギー庁は10月30日、ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」の建設計画について、自国領海での敷設を許可したと発表した。

デンマークが許可を保留したことでプロジェクトの遅れが懸念されていたが、これで当初の計画通り年内にも完成する可能性が出てきた。

ロシアとともにノルドストリーム計画を推進するドイツは、ロシアとウクライナの紛争に伴うガス供給の混乱から欧州諸国を守るのがプロジェクトの目的と主張しているが、東欧諸国はEUのエネルギー戦略に反するとして強く反対している。

バルト3国縦断鉄道計画「レール・バルティカ」、建設開始

バルト3国を経由してポーランドのワルシャワとフィンランドのヘルシンキを結ぶ鉄道敷設プロジェクト「レール・バルティカ」の建設工事が10月29日、エストニアの首都タリンで開始された。

建設が始まったのは敷設予定の線路の上を横断する陸橋で、レール・バルティカに関連した初めての工事となる。

レール・バルティカはワルシャワからリトアニアのカウナス、ラトビアのリガ、エストニアのタリンを経由してヘルシンキに至る路線を整備する計画で、総延長は870キロメートル。

デンマークが独露間ガスパイプラインの建設許可、年内完成の可能性も

デンマークエネルギー庁は10月30日、ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」の建設計画について、自国領海での敷設を許可したと発表した。

デンマークが許可を保留したことでプロジェクトの遅れが懸念されていたが、これで当初の計画通り年内にも完成する可能性が出てきた。

ロシアと共にノルドストリーム計画を推進するとドイツは、ロシアとウクライナの紛争に伴うガス供給の混乱から欧州諸国を守るのがプロジェクトの目的と主張しているが、東欧諸国はEUのエネルギー戦略に反するとして強く反対している。

東欧3カ国、難民受け入れ拒否は履行義務違反=EU裁法務官

欧州連合(EU)司法裁判所の法務官は10月31日、2015年の欧州難民危機を受けてEUが導入した難民の受け入れを加盟国で分担する暫定措置について、ポーランド、ハンガリー、チェコが受け入れを拒否したのはEU法上の義務不履行にあたるとの見解を示した。

EUは15年9月、中東や北アフリカから域内に流入する難民や移民への対応策として、2年間でシリアなどからの難民16万人を加盟国が分担して受け入れることを決めた。

非政府組織(NGO)などが地中海で救助した人をイタリアやギリシャに送り、難民認定された場合は加盟国が分担して受け入れる一方、経済的な理由から欧州を目指す経済移民と判断された人については、本国に強制送還する仕組み。

ドイツ銀行―2四半期連続赤字に、組織再編費が圧迫―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が10月30日発表した2019年第3四半期(7~9月)決算の純損益は9億4,200万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(1億3,000万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字は2四半期連

セルビア、ユーラシア経済連合とFTA締結

一方、欧州連合(EU)は、セルビアとEEUとの関係を「注意深く観察する」とコメントし、今回の協定締結に反対する立場を示している。

EEUに加盟するロシア、カザフスタン、ベラルーシ、アルメニア、キルギスと、セルビアの貿易高は昨年、34億ドルに上った。

EUの欧州委員会は、セルビアがEUに加盟すればEEUとのFTAは無効になると指摘したうえで、「セルビアが漸進的に自国の外交政策をEUの共通外交・安全保障政策に沿うよう調整していく」ことを求める姿勢を明らかにしている。

アルストムら4社連合、ルーマニアで鉄道近代化工事を受注

ルーマニア国鉄グループでインフラを管理するCFRインフラストゥルクトゥーラは10月31日、中部アパータ~カータ間の28.2キロメートル区間の鉄道近代化入札で、仏アルストム、ギリシャ・アクトル(Aktor)、ルーマニアのア

ギリシャ、IMF融資の一部を繰り上げ返済

ユーロ圏の金融安全網である欧州安定メカニズム(ESM)は10月28日、ギリシャが債務危機に際して国際通貨基金(IMF)から受けた融資の一部を繰り上げ返済することを承認したと発表した。これによってギリシャは利払いのコストを

米アドベントの英防衛企業買収、EUなどが承認

米投資会社アドベント・インターナショナルは10月29日、英国の防衛・航空企業コブハムを買収する計画がEUの欧州委員会と米国当局から承認されたと発表した。ただ、英政府が買収に難色を示しており、同国当局から承認を取り付けるこ

東欧3カ国、難民受け入れ拒否は履行義務違反=EU裁法務官

EU司法裁判所の法務官は10月31日、2015年の欧州難民危機を受けてEUが導入した難民の受け入れを加盟国で分担する暫定措置について、ポーランド、ハンガリー、チェコが受け入れを拒否したのはEU法上の義務不履行にあたるとの

ユーロ圏成長率、7~9月期も0.2%

EU統計局ユーロスタットが10月31日に発表した2019年7~9月期の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.2%増となり、前期から横ばいだった。米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題で減速が予想されていたが、同水

英が12月12日に総選挙実施、労働党が反対取り下げ

英下院は10月29日、総選挙を12月12日に実施する法案を賛成多数で可決した。EU離脱をめぐる混迷を打開するためジョンソン首相が提案した前倒しの総選挙を拒否してきた最大野党・労働党が賛成に回り、3年半ぶりの総選挙実施が決

セルビア、ユーラシア経済連合とFTA締結

セルビアは10月25日、ユーラシア経済連合(EEU)と自由貿易協定(FTA)を締結した。2015年のEEU発足を受け、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンと個別に結んでいたFTAから切り替わる。新たにアルメニア、キルギスとの

新欧州委の発足、12月以降にずれ込み

EUの行政執行機関である欧州委員会(内閣に相当)の新体制発足が遅れている。11月1日付で発足する予定だったが、欧州議会での新欧州委員の承認手続きが難航。新体制への移行は12月以降にずれ込むことになった。 フォンデアライエ

Washtec<欧州自動車短信>

ドイツの洗車機メーカー、ウォッシュ・テク は24日、2019年通期の営業利益(EBITベース)を「10%」としていたこれまでの予想を「9%」へと下方修正、売上高見通しは据え置いた。

2018年の売上高は、4億3,500万ユーロ、支払金利前・税引前利益(EBIT)は、5,100万ユーロだった。

なお、第4四半期(10~12月)の売上高は、前年同期比を上回ると見込んでいる。

JLRがドバイで「Iペース」自動運転車の公道試験

英高級車大手のジャガーランドローバー(JLR)は10月23日、ドバイで開催された「自動運転交通の世界会議」に合わせ、完全電気自動車(EV)「Iペース」をベースに開発した自動運転車の試作モデルを使って公道走行試験を実施したと発表した。

「Iペース」はJLR初の純粋なEVモデルで、新開発したEV専用のプラットフォームを採用する。

90kWhのリチウムイオン電池を搭載し、最大航続距離で470キロメートル(WLTP)を確保する。

英乗用車生産、9月は3.8%減少

英自動車工業会(SMMT)は10月31日、2019年9月の同国の乗用車生産が12万2,256台となり、前年同月に比べ3.8%減少したと発表した。

8月は15カ月ぶりに生産台数が増加していたが、9月は再び減少した。

9月のエンジン生産は22万770基となり、前年同月に比べ1.9%減少した。

PSAとFCA、経営統合で基本合意

なお、相乗効果の80%は経営統合から丸4年経った後から確保できると試算しており、経営統合の費用として差し当たり28億ユーロを見込んでいる。

ルノー・グループにも折半出資の新会社を設立する形での経営統合を提案していたが、ルノーの筆頭株主であるフランス政府の対応から、経営統合は困難と判断、2019年6月に経営統合の提案を撤回したと発表した。

FCAによると、両社の統合により、販売台数870万台の世界3位の自動車メーカーが誕生する計画だった。

VW、「レベル4」以上の自動運転開発を子会社に集約

VWグループ内の「レベル4」以上の自動運転システム開発をVWATに集約し、自動運転システム(SDS)の市場投入を目指す。

VWは2019年7月、米フォードと自動運転分野で協力すると発表、フォード傘下の自動運転技術の開発会社アルゴAIにVWが資本参加するとしていた。

VWATは自動運転システム(SDS)の開発でアルゴAIと協力する。

ボルボ・グループがイスラエル企業に投資、コネクテッドカーの安全システム開発で

スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは10月21日、傘下のボルボ・グループ・ベンチャーキャピタルを通じ、自動車のサイバーセキュリティシステムを開発するイスラエルのアップストリーム・セキュリティ(テルアビブ)に投資したと発表した。

アップストリーム・セキュリティはコネクテッドカーへの外部からの悪意のある干渉に対するソリューションを開発している。

今回の投資は、スマートモビリティ技術の開発を専門とするイスラエルの専門機関DRIVEとボルボ・グループ・ベンチャーキャピタルの提携により実現した。

日野自動車とトレイトン、調達の合弁設立

日野自動車(東京都日野市)は10月29日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループの商用車子会社トレイトン(TRATON SE)と調達を事業とする合弁会社「HINO & TRATON Global Procurement GmbH」を設立したと発表した。

合弁会社の設立により、グローバルな調達において両社の協力の相乗効果を追求し、部品調達の基盤を強化する。

同年9月には、電動車/電動技術における協力、および、調達に関する合弁会社の設立、の2つの取り組みについて合意したと発表していた。

スウェーデンのオートリブ、7-9月期も減収減益

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが10月25日発表した2019年7-9月期(第3四半期)連結決算は、売上高が前年同期比0.3%減の20億2,800万米ドル、営業利益は5.7%減の1億8,300万米ドルにとどまり、3四半期連続の減収減益となった。

キャッシュフローも2億3,800万ドルから1億9,500万ドルと18%減少した。

1-9月期でも、売上高は前年同期比2%減の63億5,600万ドル、営業利益は同20%減の5億3,200万ドル、営業利益率は1.9ポイント減の8.4%、キャッシュフローは37%減の3億2,800万ドルに悪化した。

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