2019年5月8日

マイカーによる移動の制限、容認は少数派

地球温暖化を抑制するためには交通のあり方を改めなければならないものの、二酸化炭素(CO2)排出量の大幅削減に向けた政策の結果、マイカーによる移動が制限されることは回避すべきだと考える市民が多いことが、政策提言機関・独工学 […]

独仏が車載電池セル工場に補助金、PSAなどの連合に12億ユーロ

ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相とフランスのブリュノ・ル・メール経済・財務相、欧州連合(EU)欧州委員会のマレシュ・シェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日パリで会談し、欧州域内のメーカーによる車載電池セ

製造業受注3カ月ぶりに増加、大型受注除くとマイナスに

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した3月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%増となり、3カ月ぶりに拡大した。大型受注が多かったことが大きく、その効果を除

輸入物価の上げ幅2カ月連続で拡大、3月は1.7%に

ドイツ連邦統計局がこのほど発表した3月の輸入物価指数は前年同月比1.7%増となり、上げ幅は2カ月連続で拡大した。エネルギーの上昇率は前月の7.5%から6.7%へと縮小したものの、中間財と投資財で上昇率が高まったことから、

消費者景況感横ばいに

市場調査大手GfKがこのほど発表したドイツ消費者景況感指数の5月向け予測値は10.4となり、4月の確定値(10.4)と同水準を保った。景気の見通しは悪化したものの、所得と高額商品の購入意欲に関する指数がともに上昇したこと

失業者数が一段と減少、4月は223万人に

ドイツ連邦雇用庁(BA)がこのほど発表した4月の失業者数は前月を7万2,000人下回る222万9,000人へと減少した。減少は3カ月連続。季節要因を加味した実質でも1万2,000人少なくなっており、雇用情勢の改善は続いて

シーメンス―デジタルセキュリティでテュフ・ズードと協業―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、エネルギー業界向けのデジタルセキュリティ分野で技術監査大手の独テュフ・ズードと協業すると発表した。あらゆるものがインターネットでつながるIoTの進展に伴い生活の重要基盤であるエ

フォルクスワーゲン―電動スクーターで中国NIUと協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が電動スクーターの分野で中国のスタートアップ企業NIUと協業する。独『ヴェルト』紙が報じ、同社が追認したもので、車両を共同生産する。協業内容の詳細は明らかにしてい

ダイムラー―スマートの米・カナダ販売停止へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型乗用車「スマート」の米国、カナダ販売を停止する。現地の小型車市場が縮小しているため。米国の車両基準に適合させるコストもかさむことから撤退を決めた。業界紙『オートモティブ

メルク―材料分野で新たな買収、半導体事業を強化―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6日、材料検査分野で高い技術を持つ米インターモレキュラーを買収することで合意したと発表した。半導体向け事業を強化する狙い。メルクはこれまで業績をけん引してきた液晶に代わる成長の柱と

シムライズ―伊バイオ企業を買収、化粧品向け事業強化へ―

香料大手の独シムライズ(ホルツミンデン)は6日、イタリアのバイオ企業クーテック(Cutech)を買収することで合意したと発表した。化粧品向け事業を強化する。買収金額は明らかにしていない。 クーテックはパドヴァに本社を置く

BASF―通商摩擦など直撃、1-3月営業益24%減少―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が3日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比24%減の17億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。地政学リスクや米

レーベ―民事再生手続きを申請―

高級テレビ製造の独レーベは3日、民事再生手続きの適用をコーブルク区裁判所に申請したと発表した。市場環境が厳しさを増し業績が悪化しているため。同手続きにより現経営陣の主導権を維持できるようにしたうえで再建を進める。 テレビ

N26―近く米市場に参入―

モバイルバンキングの独N26(ベルリン) は今後8~12週間をめどに米国市場へと参入する計画だ。ファレンティン・シュタルフ社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ(FAS)』紙に明らかにした。 N26は2013年設立

エルゴ―トルコの非生保子会社を売却―

ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)は2日、トルコの非生命保険子会社を独同業タランクスに完全売却することで合意したと発表した。国際事業の整理方針に基づく措置。売却金額は明らかにしていない。当局の審査を経

フレゼニウス

総合医療大手の独フレゼニウスが2日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は11億1,500万ユーロとなり、前年同期比で8%増加した。人工透析と点滴部門が好調だったほか、米ドル高で水準が押上ら

積層造形の全自動化技術の開発に成功、コストを50%圧縮

自動車大手のダイムラー、航空部品製造のプレミアム・アエロテック、積層造形装置(3Dプリンター)を手がけるEOSの独3社は4月30日、積層造形(AM)の量産技術確立に向けたパイロットプロジェクトが成功裏に終了したと発表した

ドローン用プラットホーム立ち上げへ、普及に弾み

ドローン専用のプラットホームを運営する合弁会社を独国営航空管制会社DFSとドイツテレコムが設立した。様々な企業などがドローンを安全に運用するためのベースを提供するもので、ドローンの普及に弾みがつきそうだ。経済誌『ヴィルト

架線ハイブリッドトラックの実用テスト、独でスタート

道路の上部に設置した電線から電力の供給を受けて走行する架線給電ハイブリッドトラックの実用テストが7日、フランクフルト近郊のアウトバーン(高速道路)でスタートした。同トラックの実用テストがドイツで行われるのは初めて。経済省

乗用車新車登録2カ月連続減少、4月は-1.1%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比1.1%減の31万715台となり、2カ月連続で落ち込んだ。今年はイースター休暇が前年の3月から4月にずれ込んでおり、これが響いたもようだ。1~4

機械業界受注4カ月連続減少、3月は-10%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の3月の新規受注高は前年同月を実質10%下回り、4カ月連続で落ち込んだ。国内受注が15%、国外が同8%の幅で低下。国外はユーロ圏外が9%減、ユーロ圏が3%減だった。VDM

工作機械業界の新規受注、第1四半期は13%減少

独工作機械工業会(VDW)がこのほど発表した独業界の1-3月期(第1四半期)の新規受注高は前年同期比で13%減少した。比較対象の2018年第1四半期は国内を中心に受注が急増しており、その反動が出た格好。通商摩擦や英国の欧

家電の著作権料で合意、HDDテレビで12ユーロ

独電気電子工業会(ZVEI)と独情報通信業界連盟(Bitkom)は2日、複製機能を持つ家電に課金される著作権料をめぐる交渉で著作権管理団体と合意したと発表した。これにより10年以上に渡る交渉が終了。家電メーカーと輸入事業

独の再生エネ消費比率、17年時点で15.5%

ドイツの電力消費に占める再生可能エネルギー電力の割合は2017年時点で15.5%となり、07年の10.0%から5.5ポイント上昇した。欧州連合(EU)統計局ユーロスタットのデータをもとに独連邦統計局が明らかにしたもので、

第1四半期小売売上、実質1.7%増に

ドイツ連邦統計局が2日発表した1-3月期(第1四半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価調整後の実質で前年同期を1.7%上回った。食料品店は0.7%落ち込んだものの、非食料品店が3.0%増えて全体を強く押

従業員アンケートは事業所委の同意が必要か

従業員を対象にアンケートを実施する企業が増えている。仕事に対する満足度などを把握するためだが、そうしたアンケートを行うためには被用者の代表機関である事業所委員会(Betriebsrat)の承認を得る必要があるのだろうか。

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