余白一滴
「一億総中流」と言われた時代がかつてあった。日本経済に勢いがあり、終身雇用体制も安定していた頃の話である。国外からは「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと言われ、日本製品は品質が最も高いと国民は当たり前のように思っていた […]
「一億総中流」と言われた時代がかつてあった。日本経済に勢いがあり、終身雇用体制も安定していた頃の話である。国外からは「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと言われ、日本製品は品質が最も高いと国民は当たり前のように思っていた […]
ドイツの新政権樹立に向けた動きが大きく前進した。次期政権のキングメーカーとなった緑の党と自由民主党(FDP)は6日、第一党の社会民主党(SPD)と連立の予備交渉を行う方針をそれぞれ表明した。小さな政府を掲げるFDPは政策
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した8月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を7.7%下回る111.1(暫定値)となり、新型コロナウイルス流行の第1波の渦中にあった
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した8月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.0%減の94.2(暫定値)となり、新型コロナウイルスの感染第1波のただ中にあった昨年4
ドイツ連邦統計局が8日発表した8月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比1.2%減の1,130億ユーロへと縮小した。減少は昨年4月以来で1年4カ月ぶり。原材料不足を背景に自動車など幅広い業界で生産が停
ドイツ連邦統計局が12日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比13.2%増となり、1974年6月以来47年3カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は8カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復を
欧州連合(EU)は5日、議長国スロベニア北西部クラーニで非公式の首脳会議を開き、安全保障政策について協議した。アフガニスタンをめぐる混乱や、米英豪3カ国による新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の創設を機に、
独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは10日、ドイツ東部のブランデンブルク州に水酸化リチウム工場を建設する計画を発表した。水酸化リチウムはリチウムイオン電池の正極材に投入される物質。同州には米電気自動車(EV)大
ドイツポストは経営不振の電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター・エンジニアリングをルクセンブルクの投資会社オーディン・オートモティブに売却する計画だ。独連邦カルテル庁が公表した合併審査手続きリストに掲載されたことか
電気自動車(EV)大手の米テスラは独グリュンハイデに建設中の車両組み立て工場の操業を年内にも開始する見通しだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は9日に実施した工場一般公開の最終イベントで、早ければ11月に生産、1
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する車載電池セル工場の立地選定を来年上半期中に完了すると発表した。欧州6カ所で整備を計画する工場のうちの1つで、2027年の稼働を予定する。ハンガリー、ポーラン
機械大手の独デュルは11日、車載電池セルの開発・製造を手がける独セルフォースから電極コーティング装置を受注したと発表した。デュルは電動車の今後の需要拡大を見据え、「戦略的に重要な受注を獲得した」としている。 セルフォース
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは7日、自動運転ソフトウエア開発の英スタートアップ企業オクスボティカと戦略パートナーシップを締結したと発表した。次世代モビリティ事業を強化する戦略の一環。「レベル4」の自動運
鉄鋼大手の独ティッセンクルップは6日、二酸化炭素(CO2)の排出量を70%削減した新製品の引き渡し式をデュースブルク工場で行った。同製品は顧客メーカーのCO2排出削減に寄与することから、需要の拡大が見込まれている。ティッ
独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツが6日発表した7-9月期の乗用車販売台数は前年同期比30.5%減の43万4,784台と大幅に縮小した。半導体不足の深刻化が反映されており、バンを含めた同社全体の販売台数も2
高級車大手の独BMWが7日発表した7-9月期のグループ乗用車販売台数は59万3,189台となり、前年同期を12.2%下回った。半導体不足の深刻化が響いた格好。ただ、同社は他社に比べ半導体問題の影響が小さい。競合メルセデス
三菱ケミカルはこのほど、独南部のヴィスバーデン工場でポリエステルフィルムの生産能力を増強すると発表した。世界需要の拡大を見据えたもので、2018年稼働の米国・サウスカロライナ工場、22年稼働予定のインドネシア・ジャカルタ
独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が低調で、当局の承認を得て市場投入しても大
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは6日、オーストリアの首都ウィーンで新工場を開設した。投資額は7億ユーロで、個別投資では同社史上最大。4年をかけて完成させた。 新工場にはバイオリアクターが48基ある。容量は計18
ロシアIT大手のヤンデックスが、2022年にドイツでクラウド事業を立ち上げる計画だ。国際展開を進めることで世界的な大手となることを目指す。初期投資として22年年末までに3,000万米ドルを投資する。 ヤンデックスはすでに
独賃貸住宅最大手のヴォノヴィアは7日、同2位のドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)で過半数株を確保した発表した。独カルテル庁は6月時点で買収計画を承認しており、ドイチェ・ヴォーネンはヴォノヴィア
独自動車工業会(VDA)が今年の国内乗用車生産台数を従来予測の360万台から290万台へと大幅に引き下げた。半導体不足に起因する生産調整を踏まえたもので、過去最高となった2016年(575万台)と比べるとほぼ半減する。コ
ドイツ連邦統計局が11日発表した上半期の国内乗用車タイヤ生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べると
トヨタ自動車がドイツの環境対応車市場で健闘している。連邦陸運局(KBA)の7日付プレスリリースによると、同社のモデルはハイブリッド車(HV)と燃料電池車(FCV)の2部門で新車登録台数1位を獲得した。 「ミライ」は41台
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の8月の新規受注高は前年同月を25.4%上回り、6カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済の急速な回復が大きい。国内受注が21.4%、国外が28.4%増加。国外は
原材料不足に伴う製造業の生産調整のしわ寄せが小売業にも広がっている。Ifo経済研究所がドイツの小売店を対象に実施した9月のアンケート調査によると、商品が思うように入荷しないとの回答は74%に達した。調査担当者は「クリスマ
ドイツ連邦統計局が7日発表した8月の住宅建築価格は前年同月を12.6%上回り、1970年11月以来およそ51年ぶりの大きな上げ幅となった。コロナ禍からの世界経済の回復を背景に幅広い業界で原材料が不足。その影響が建材にも及
マイクロソフトの業務用オフィススイート「オフィス」には従来型のパッケージ版のほか、サブスクリプション型のクラウド版「マイクロソフト365(旧オフィス365)」がある。クラウド版は常に最新のソフトが利用できるなど利便性が高