企業情報

ZF―車載電池のアフターマーケットでCATLと戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、アフターマーケット・サービス分野で中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)とグローバル戦略パートナーシップを締結したと発表した。ZFが世界に持つ自動車整備 […]

ポルシェ―リマックの電動アシスト自転車事業を買収―

高級乗用車大手の独ポルシェは19日、クロアチアの電気自動車(EV)メーカー、リマックから電動アシスト自転車子会社グレイプ・バイクスを買収すると発表した。自転車事業を強化する狙い。取引成立には競争当局の承認が必要。年内の買

クーカ―中国の美的集団がスクイーズアウト―

産業ロボット大手の独クーカは23日、親会社である中国の美的集団がスクイーズアウトを実施し、同社を完全子会社化すると発表した。クーカは声明で、美的集団による買収後クーカは市場での資金調達を行っていないと指摘。上場を続ける意

ラインメタル―無人偵察機メーカーを買収―

独軍需大手ラインメタルは23日、無人偵察機製造の独EMTを買収することで合意したと発表した。デジタル事業強化策の一環。買収金額は公表しないことで合意した。今年末から来年初頭の取引完了を見込む。 EMTは1978年の設立で

ランクセス―高機能材料事業ユニットを法的に独立化―

化学大手の独ランクセスは11日、高機能材料(HPM)事業ユニットを法的に独立させると発表した。車両電動化のトレンドを踏まえた措置で、来年上半期に手続きを開始する。 HPM事業ユニットでは強度や耐熱性の高いエンジニアリング

BASF―洋上風力発電パークの電力を長期購入―

化学大手の独BASFは11日、デンマークのエネルギー大手オーステッドから洋上風力発電で作る電力の供給を受けることで合意したと発表した。BASFは生産の脱炭素化に取り組んでおり、すでに独RWE、スウェーデンのバッテンフォー

シーカ―建設用化学品の独MBCCを買収―

特殊化学品大手のシーカ(スイス)は11日、独建設用化学品メーカーのMBCCグループを買収することで合意したと発表した。建設用化学品事業の強化が目的。買収額は55億スイスフラン(約6,800億円)に上る。 MBCCの前身は

ルフトハンザ―決議権のない出資を国に完済―

航空大手の独ルフトハンザは12日、コロナ禍に伴う経営悪化を受けて国から受けていた支援のうち決議権のない出資を同日付で完済したと発表した。国の政策金融機関KfWから受けた融資10億ユーロは2月に全額返済していることから、国

シーメンス―通期純益53%増加―

電機大手の独シーメンスが11日発表した2021年9月通期決算の純利益は前期比53%増の61億6,100万ユーロと大幅に伸びた。中核事業の好調のほか、周辺事業の売却で水準が押し上げられた。売上高は13%増の622億6,50

シーメンス・エナジー―赤字幅70%縮小―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは10日、シーメンスからの分社化後初の通期決算を発表した。それによると、2021年9月期の純損益は5億6,000万ユーロの赤字となったものの、赤字幅は前期の18億5,900万ユー

シェフラー―グリーン鉄鋼をスタートアップから調達へ―

ベアリング大手の独シェフラーは9日、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減するグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から鉄鋼を調達することで合意したと発表した。サプライチェーンの脱炭素化に向

インフィニオン―通期純益3倍以上に―

欧州半導体最大手の独インフィニオンが10日発表した2021年9月通期決算の純利益は11億6,900万ユーロとなり、前期(3億6,800万ユーロ)から約3.2倍拡大した。世界的な半導体不足で出荷価格が上昇したことが大きい。

シーメンス―道路信号子会社、売却先候補を5社に選定―

電機大手の独シーメンスが道路信号子会社ユネックスの売却手続きを進めている。経済紙『ハンデルスブラット』の報道によると、売却先候補を5社に絞り込んだもようだ。関連各社は報道内容へのコメントを控えている。 ユネックスは交通料

フォルクスワーゲン―脱炭素化加速に向け戦略協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は3日、環境や温暖化防止分野で投資活動などを手がけるEITイノエナジーと戦略パートナーシップを締結すると発表した。車両の電動化など脱炭素化に役立つ技術を持つ企業を効率的に見つけ出し

EnBW―大手スーパーと協業、店舗に急速充電器設置へ―

エネルギー大手のEnBWは8日、車両充電インフラの拡充に向け大手スーパーREWEグループと協業すると発表した。ドイツ全国のREWE系スーパーの店舗に急速充電器を設置。買い物ついでに顧客が充電できるようにし、電動車の普及を

BMW―東部工場の労働時間削減、西部と同じ週35時間に―

自動車大手のBMWは5日、ドイツ東部のライプチヒにある工場の所定労働時間を短縮することで従業員代表と合意したと発表した。業界労使の新協定を踏まえた措置。現在の週38時間から段階的に引き下げていき、西部地区の工場と同じ35

BMW―販売減も増収増益に、第3四半期EBIT50%増加―

高級車大手の独BMWが3日発表した2021年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBIT)は28億8,300万ユーロとなり、前年同期を49.8%上回った。新車販売は大きく落ち込んだものの、良好な製品ミックスと高い新車

ドイツテレコム―光通信網の敷設加速へ、子会社を合弁化―

ドイツテレコムは5日、子会社グラスファーザープルスを豪年金基金系のIFMグローバル・インフラストラクチャー・ファンドとの合弁会社に切り替えると発表した。国内の人口希薄地域での光ファイバー通信網敷設を加速する狙い。当局の承

ビオテスト―製薬大手グリフォルスのTOBを支持―

血液製剤製造の独ビオテストは5日、スペインの製薬大手グリフォルスが同社を対象に実施する株式公開買い付け(TOB)を支持すると発表した。グリフォルスはすでにビオテストの親会社である中国企業、科瑞集団(Create Grou

ノバルティス―保有するロシュの全株式を売却―

スイス製薬大手のノバルティスは4日、保有する国内同業ロシュの全株式を同社に売却することで合意したと発表した。2001年から長期的な投資を目的にロシュの株主となり、約33%の株式を保有しているが、収益化する時期に至ったと判

ルフトハンザ―コロナ禍後初の利益計上―

航空大手の独ルフトハンザが3日発表した2021年7-9月期(第3四半期)決算の営業損益(調整済みベースのEBIT、リストラ費計上前)は2億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(12億400万ユーロ)から大幅に改

トルンプ―中国売上が50%増加―

工作機械大手の独トルンプが10月26日発表した2021年6月通期決算の売上高は35億ユーロとなり、前期を0.5%上回った。中国事業が50.7%増の5億2,500万ユーロと大幅に拡大。全体が強く押し上げられた。同国は米国(

ボッシュ―半導体拠点に来年4億ユーロ投資―

自動車・電子部品大手の独ボッシュは10月29日、世界の半導体拠点に来年4億ユーロ以上を投資すると発表した。半導体需要が急速に拡大していることに対応する。 西南ドイツのロイトリンゲン工場に今年から2023年にかけて総額1億

三菱ケミカル―独に投資、半導体洗浄能力増強へ―

三菱ケミカルは1日、半導体産業が盛んな独東部ドレスデンの拠点にクリーンルームを新設すると発表した。世界的に旺盛な半導体需要を踏まえ、半導体洗浄能力を増強。顧客の生産をサポートしていく。 約1,000万ユーロを投じて現地子

FMC―組織再編へ、従業員5000人を削減―

総合医療大手フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)は2日、組織再編計画を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の直撃を受けていることから、再編を通して収益力を強化する。 人工透析患者は免疫力が

三和ホールディングス―独子会社が仏社を買収―

三和ホールディングスは1日、100%子会社の独ボフェルムグループがフランスの産業用製品専門ディーラーであるマニュレジオンを完全買収したと発表した。仏市場での事業拡大が狙い。買収金額は公表していない。 マニュレジオンはフラ

マッコーリー―ガス輸送のティッセンガスを買収―

豪金融大手マッコーリー・グループは10月29日、資産運用部門マッコーリー・アセット・マネジメント(MAM)が独天然ガス輸送2位のティッセンガスを投資会社DIF、EDFインベストから取得することで合意したと発表した。ドイツ

ハントマン―スロバキアで鋳造所を開所―

自動車部品を手がける独ハントマンはこのほど、スロバキア東部のケフネツで最新式の鋳造所を開所した。自動車部品大手からの大型受注に対応する狙いで、従業員数は約160人。着工時の発表によると、投資額は9,000万ユーロに上った

エボニック―植物エキス製造のボタニカを買収―

特殊化学大手の独エボニックは10月28日、植物エキス製造のスイス企業ボタニカを買収すると発表した。化粧品材料市場での地位を強化する狙い。買収金額は公表していない。 ボタニカは1998年の設立。1,000種類以上の植物から

ダイムラー―販売減も増益確保、7-9月期EBIT17%増加―

自動車大手の独ダイムラーが10月29日発表した2021年7-9月期決算の営業利益(EBIT)は35億7,900万ユーロとなり、前年同期を17%上回った。車両販売は大きく落ち込んだものの、良好な製品ミックス、旺盛な需要を背

フォルクスワーゲン―販売予測引き下げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は10月28日の決算発表で2021年12月期の販売予測を引き下げた。半導体不足で生産が落ち込んでいるためで、コロナ禍で激減した前年を「大幅に上回る」としていた従来予測を「前年並み」

BASF―業績見通し引き上げ、7-9月期営業益は3倍以上に―

化学大手の独BASFは10月27日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。7-9月期の実績が良好だったうえ、今後も堅調な需要が予想されるためで、売上高を従来の「740億~770億ユーロ」から「760億ユーロ

ドイツ銀行―5四半期期連続黒字に―

独銀最大手のドイツ銀行が10月27日発表した2021年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は1億9,400万ユーロとなり、前年同期を7%上回った。黒字計上は5四半期連続。資産運用部門が好調だったほか、コロナ禍に伴う顧客の

DMG Mori―業績予測引き上げ―

DMG森精機の独子会社DMG Moriは26日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-9月期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の約19億5,000万ユーロから約20億ユーロ、営業利益(EBIT)

フリックスモビリティ―長距離バス北米最大手を買収―

長距離乗り合いバス欧州最大手の独フリックスモビリティは21日、北米市場最大手グレイハウンドを公共交通運営大手の英ファーストグループから取得したと発表した。グローバル成長戦略に沿った措置。約1億7,200万ドルでグレイハウ

ゴリラズ―デリバリー・ヒーローなどから資金調達―

オンデマンド食料品配達を手がける独スタートアップ企業ゴリラズが複数の投資家から総額およそ10億ドル(約8億6,000万ユーロ)の資金を調達した。リード投資家として出資した独出前仲介プラットホーム大手デリバリー・ヒーローの

ビオンテック―アフリカにmRNAワクチン工場建設へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、伝令RNA(mRNA)ベースのワクチン工場をアフリカに建設することでルワンダ政府および、セネガルのダカール・パスツール研究所(IPD)と基本合意したと発表した。アフリカの人々に十分

ノバルティス―後発薬事業から撤退も―

スイス製薬大手のノバルティスは26日、後発医薬品部門サンドについて戦略的措置を検討すると発表した。サンドは業績が振るわず、同社はこれまで再建に取り組んできた。ヴァサント・ナラシンハン最高経営責任者(CEO)は、「今こそサ

BMW―グリーン製鉄のH2GSから鉄鋼調達―

高級乗用車大手の独BMWは20日、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減したグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から鉄鋼を調達することで合意したと発表した。サプライチェーンの脱炭素化を加速

BASF―中国電池大手SVOLTと協業、正極材開発などで―

化学大手の独BASFは25日、中国電池大手の蜂巣能源科技(SVOLT)と協業合意したと発表した。電池正極材の開発と、SVOLT製電池セルのリサイクルで協力する。また、原料の共同調達を検討する。BASFはSVOLTの競合で

ダイムラー・トラック―燃料電池トラックの公道試験へ―

ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは25日、開発中の水素燃料電池車トラックの公道走行を独当局から認可されたと発表した。主に西南ドイツのラシュタット近辺でプロトタイプ車「メルセデスベンツGenH2」の走行試験を実

ソノ・モーターズ―米ナスダックでIPOを計画―

太陽光を動力源として走行できるソーラー電気自動車(SEV)を手がける独蘭スタートアップ企業ソノ・モーターズは22日、米ナスダックでの新規株式公開(IPO)を計画していると発表した。これまで主にクラウドファンディングを通し

上部へスクロール