企業情報

オペル―EV「アンペラ」で航続距離500キロ達成―

米ゼネラル・モーターズ(GM)の独子会社オペル(リュッセルスハイム)は9月29日、パリモーターショー会場で電気自動車(EV)「アンペラe」を世界初公開した。フル充電時の航続距離は欧州の燃費測定方法であるNEDC(新欧州ド […]

ABB―送配電部門の分離要求を却下―

スイス重電大手ABB(チューリヒ)のウルリヒ・シュピースホーファー社長は4日のアナリスト向け説明会で、送電部門を手元に残す方針を表明した。大株主である投資会社セビアン(スウェーデン)から同部門の分離を求められていたが、同

リュルッセン―競合B+V買収―

独造船大手のリュルッセンは9月28日、経営不振の同業ブローム・プルス・フォス(B+V)を英投資会社スター・キャピタル・パートナーズから買収することで合意したと発表した。買収金額は明らかにしていない。取引の成立には独禁当局

アルバ―中国事業など売却―

独廃棄物処理大手のアルバ(ベルリン)は1日、中国事業と独包装材回収・再生事業(子会社インターゼロー)を中国の環境技術・サービス会社である成都天翔環境(Chengdu Techcent Environment)との合弁会社

シーメンス―イランにガスタービン納入―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、イランの重電大手マプナ(Mapna)にガスタービンを納入したと発表した。両社の合意に基づく引き渡しの第一弾で、イランの港湾都市バンダレ・アッバースの発電所プロジェクトに投入さ

ABB―高圧電力ケーブル事業を売却―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は21日、高圧電力ケーブル事業をデンマークのNKTケーブルに売却すると発表した。経営改善に向けた事業再編の一環で、売却額は8億3,600万ユーロに上る。 ABBは業績悪化を受けて合理化

エリクソン―国内生産から全面撤退か―

スウェーデンの通信ネットワーク機器大手エリクソンが国内生産の全面打ち切りを検討しているもようだ。現地紙『スヴェンスカ・ダーグブラーデット』が社内文書をもとに報じたもので、140年以上続いた自国での生産に終止符が打たれる可

バイエル―腎臓病治療薬開発でエボテックと提携―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は21日、腎臓病治療薬の開発で独バイオ企業エボテックと提携したと発表した。提携期間は5年で、特に慢性腎臓疾患に焦点を当てる。両社は子宮内膜症の新薬開発でも提携しており、協力分野を拡大

マースク―2部門に分割、石油部門は分離へ―

デンマーク最大の企業であるAPモラー・マースク(コペンハーゲン)は22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安という二重苦

ボストン・コンサルティング―独同業を買収―

戦略コンサルティング大手の米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は21日、調達・サプライチェーン分野の独同業インベルト(Inverto)を買収すると発表した。経営コンサルティング事業を強化する考え。買収金額は明

ARAG―生保事業から撤退―

独保険大手のARAG(デュッセルドルフ)は22日、生保子会社ARAGレーベンスフェアジッヒャルングの株式92%をフランクフルター・レーベン・グルッペに売却すると発表した。低金利で生保事業の環境が悪化しているためで、今後は

ランクセス―過去最大の買収、添加剤事業強化へ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は26日、潤滑油・難燃剤向け添加剤大手の米ケムチュラを買収することで両社が合意したと発表した。景気変動の影響を緩和できる事業体制の構築戦略に沿った措置。今回の買収により世界有数の添加剤メー

SAP―ビッグデータ解析のスタートアップ買収―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)がビッグデータ解析のスタートアップ企業である米アルティスケール(Altiscale)を買収する。米メディアが報じ、SAPのベルント・ロイカート取締役(製品・イノベーション担当)

ヒア―交通情報サービスを来年上半期に開始―

独高級車大手ダイムラー、BMW、アウディの合弁会社であるデジタル地図サービスの蘭ヒアは26日、道路交通情報サービスを来年上半期に開始すると発表した。出資3社の車両からセンサー経由でヒアのプラットフォームに送信された渋滞、

フォルクスワーゲン―「パサート」工場の生産調整を拡大―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が独北部エムデンの工場で生産調整を拡大する。複数の地元メディアが報じ、同社が追認したもので、中型車「パサート」の販売不振を受けた措置と説明している。 エムデン工場の

モビヴィア―ATUを買収へ―

欧州最大の独立系自動車整備チェーンである仏モビヴィア・グループは21日、経営不振の独同業ATUアウトタイレウンガーをヘッジファンドのセンターブリッジを中心とする投資家グループから買収することで合意したと発表した。欧州最大

シーメンス―独で人員削減、エネルギー産業の需要減で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツ本国で人員削減を実施する。対象となるのはプロセス&ドライブ部門。石油安を受けて石油・天然ガス業界からの受注が低迷していることが背景にあり、同業界向けにターボ機械を生産するMANデ

フォルクスワーゲン―人工知能の研究開発強化へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は16日、深層学習とロボット分野の有力な研究者であるミュンヘン工科大学のパトリック・ファン・デア・スマクト教授をミュンヘンにある同社のデータラボに10月から招へいすると発表した。人

フォルクスワーゲン―グループ販売、8月は6.3%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が16日発表した8月のグループ新車販売台数は前年同月比6.3%増の75万9,400台へと拡大した。同社最大の市場である中国が19.7%増の32万3,600台と大き

カーコスティクス―中国企業が買収へ―

独中堅自動車部品メーカーのカーコスティクス(レバークーゼン)は20日、中国の複合企業Liaoning Dare Industrial Company(徳爾グループ)が同社をカーライル傘下の投資会社アルプインベストから買収

ボッシュ―東南アジアに8000万ユーロ投資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は19日、東南アジアに今年は約8,000万ユーロを投資すると発表した。同地は人口が6億人超と多いうえ、中間層が拡大するなど市場の可能性が大きく、現地事業の統括責任者は「ボッシ

レオニ―利益見通し引き下げ―

ワイヤーハーネス大手の独レオニ(ニュルンベルク)は14日、2016年の営業利益(EBIT)見通しを従来予測の1億500万ユーロから6,500万ユーロへと大幅に引き下げた。8月に発覚した詐欺事件で大きな損害を被ったため。7

コマツ―独子会社2社を合併―

コマツは15日、ドイツの完全子会社2社の合併手続きが完了したと発表した。顧客のニーズにより速やかに対応できる体制の構築が狙いで、今後はコマツドイツ有限会社として同2社の事業を展開していく。 コマツはドイツに、ホイールロー

スタンダード・インダストリーズ―欧州同業にTOB―

米建材大手のスタンダード・インダストリーズ(旧ビルディング・マテリアルズ・コーポレーション・オブ・アメリカ=BMCA)は15日、欧州同業のブラース・モニール・ビルディング・グループに対する株式公開買い付け(TOB)計画を

ドイツ鉄道―長距離バス事業を縮小―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は16日、これまで2ブランドで展開してきた長距離路線バス事業を来年1月から1ブランドに絞り込むと発表した。厳しい市場環境を踏まえた措置で、事業を大幅に縮小する。 DBはこれまで長距離バス事業を

ドイツ銀行―英生保子会社売却へ―

ドイツ銀行(フランクフルト)が英生命保険子会社アビー・ライフ・アシュアランスを英生保事業者フェニックス・グループ・ホールディングスに売却する方向で交渉している。ロイター通信が報じ、フェニックスが16日追認したもので、交渉

バイエル―モンサント買収で合意、総額660億ドルに―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、農業化学大手の米モンサントを買収することで両社の経営陣が合意したと発表した。買収総額は最大660億ドル(約590億ユーロ)で、ドイツ企業の外資買収では過去最大と

バイエル―業績向上見通しをアピール―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は20日、すべての事業部門で売上高と利益率が中期的に上昇するとの見通しを明らかにした。同社は農業化学大手の米モンサントを買収することで14日に合意。これを受け米スタンダー

シーメンス―インフラ整備でアルゼンチン政府と基本合意―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のケーザー社長は14日アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、同国のインフラ整備に向けた趣意書に署名した。エネルギー、輸送、スマートシティの分野で協力する予定で、今後詳細を詰めていく。署名

フォルクスワーゲン―ケニアで小型車生産へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、ケニアで小型車「ポロ・ビボ」を生産すると発表した。ケニアは東アフリカ最大の経済規模を持ち市場の将来性が高いことから、現地生産に踏み切る。VWがアフリカで自

ZFフリードリヒスハーフェン―ソフト会社に40%出資―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは9日、ソフトウエア開発の独ダブルスラッシュ・ネットビジネスに40%出資することで合意したと発表した。ダブルスラッシュはZFのサプライヤーで、昨秋に戦略提携。ZFは今回の出資

レオニ―中国のワイヤーハーネスメーカー買収―

電線大手の独レオニ(ニュルンベルク)は12日、自動車用ワイヤーハーネスを製造する中国企業、武漢恒通汽車線束(Wuhan Hengtong Automotive)の資本51%を取得する契約に調印したと発表した。武漢恒通汽車

オスラム―独・中工場に追加投資、サムスンから長期受注か―

照明大手の独オスラムが独レーゲンスブルクと中国の無錫工場に追加投資を行う。オーラフ・ベルリエン社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、高性能で特殊な半導体製品に対する極めて旺盛な需要に対応する考えだ。投資額は

メルク―有機EL材料工場を開設―

化学大手の独メルクは7日、本社所在地ダルムシュタットで有機EL材料工場の開所式を行った。同工場の開設により有機EL材料分野の競争力を強化。ディスプレー用化学材料市場で世界最大手の地位を一段と強化する。 約3,000万ユー

ゲレスハイマー―実験用ガラス製品事業から撤退―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は12日、同社と米チェイス・サイエンティフィック・グラスが実験用ガラス製品の合弁会社(キンブル・チェイス・ライフサイエンス・アンド・リサーチ・プロダクツ)を、投資会社デュラ

ロシュ―ビッグデータ活用へ―

スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)がビッグデータの活用に意欲を示している。セヴェリン・シュヴァン社長などが7日、フランクフルトの記者クラブで明らかにしたもので、同社長はこれまで紙のカルテに書かれていた患者のデータがデジタ

サノフィ―糖尿病治療でIT大手アルファベットと合弁―

製薬大手の仏サノフィ(パリ)は12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞ

AGC旭硝子―独バイオ医薬品製造受託会社を買収―

AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。

SAP―独5拠点を閉鎖へ―

ソフト大手のSAPがドイツ本国の拠点を整理統合する。事業効率の引き上げるためで、来年末までに計5拠点を閉鎖。影響を受ける従業員には他の拠点への転勤を促す。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が8日、オンライン版で報じた。 閉

コメルツ銀行―組織再編で投資銀行部門解体か―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が組織再編を計画しているもようだ。『ハンデルスブラット』紙など各種メディアが消息筋の情報として9日、報じたもので、投資銀行部門を解体し、その一部を中小・中堅企業(ミッテルシュタント

リンデ―米同業プラクスエアとの合併交渉打ち切り―

工業ガス世界2位の独リンデは12日、同3位の米プラクスエアとの合併交渉を打ち切ったことを明らかにした。両社の合併には原則的に戦略的な意義があるものの、ガバナンスなどの詳細で意見の相違が埋まらないため破談になったと説明して

ヘッセン州立銀行―資産運用会社を売却へ―

ヘッセン・テューリンゲン州立銀行(Helaba)は9日、同行とヘッセン・テューリンゲン貯蓄銀行投資会社(HTSB)が傘下の資産運用会社ハノーバー・リーシングを売却すると発表した。ハノーバー・リーシングは投資信託の買戻しを

BASF―韓国で耐熱性樹脂の生産能力拡張―

化学大手の独BASFは8日、韓国南部の麗水(ヨス)工場で耐熱性の高い特殊樹脂ポリアリルスルホンの生産能力を拡張すると発表した。需要の拡大を受けた措置で、来年末から新生産ラインを稼働させる予定だ。 年産能力6,000トンの

BASF―「規模がすべてではない」、農業化学で独自路線へ―

独化学大手BASFの農業化学部門を統括するマルクス・ヘルト氏は6日、本社所在地ルートヴィヒスハーフェンでの記者会見で、「我々の成長にとって決定的に重要な要因は顧客志向と敏捷性だ」との見解を表明した。農業化学の世界6大メー

フォルクスワーゲン―環境対応車で安徽江淮汽車と提携へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、環境対応車の分野で中国同業の安徽江淮汽車(JAC)と提携することで基本合意したと発表した。電気自動車(EV)などの販売台数を大幅に増やす目標を実現するため

アウディ―中国IT3社と提携、コネクテッドカーで―

独フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は11日、コネクテッドカーの分野でアリババなど中国のIT大手3社と提携することで基本合意したと発表した。現地法人のヨアヒム・ヴェドラー社長は「中国は

フレゼニウス・メディカル・ケア―印人工透析大手を買収―

人工透析事業を製品製造から治療まで垂直統合で展開する独フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホムブルク)は2日、印人工透析サービス大手サンドール・ネフロ・サービシズの資本85%を取得し買収すると発表した。インド

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