独自動車部品メーカー、会社更生手続きを開始
独自動車部品メーカーのヴェーベリット・ドレービング・グループはこのほど、会社更生手続き(Insolvenzantrag)の開始を申請した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、国内の自動車大手や主要な自動車部品メーカーが生産を休止したため、受注が減少し、支払い不能に陥った。
会社更生手続きにより、従業員の給与は2020年7月末まで確保される。
独自動車部品メーカーのヴェーベリット・ドレービング・グループはこのほど、会社更生手続き(Insolvenzantrag)の開始を申請した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、国内の自動車大手や主要な自動車部品メーカーが生産を休止したため、受注が減少し、支払い不能に陥った。
会社更生手続きにより、従業員の給与は2020年7月末まで確保される。
ドイツの自動車部品大手べバスト は、スウェーデンの商用車大手スカニアが欧州市場で販売するプラグイン・ハイブリッド・トラックに充電設備を供給する。
顧客はトラックの購入時にオプションとして「べバスト・ピュア」と「べバスト・ライブ」の2種類から選択することができる。
べバストは設置サービスも提供する。
ドイツのフラウンホーファー・化学技術研究所(ICT)は、繊維強化プラスチックを材料に使用したカムシャフトモジュールを開発している。
研究チームは、繊維強化熱硬化性樹脂複合材料を使用し、射出成形によりカムシャフトモジュールを製造する方法を開発している。
アルミニウムでは、鋳造後の後工程に手間がかかるが、繊維強化プラスチックでは最終的な形状に近い成形が可能なため、後工程が少なく、コストを削減することができる。
ブリヂストンはこのほど、ドイツのタイヤ販売会社ライフ・ライフェン・ウント・アウトテヒニクを買収する契約に調印したと発表した。
フィンタイヤの他の独子会社とともに経営破綻したことから、売却先を模索してきた。
フィンタイヤの独子会社は支払い不能と債務過剰に陥り、2月初旬に会社更生手続きの適用を申請した。
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が12日発表した2020年1-3月期(第2四半期)決算の純損益は9億4,800万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の1億7,300万ユーロから大幅に膨らんだ。
営業損益(EBIT、調整済み)は8,000万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(2億4,000万ユーロ)から悪化した。
売上高は101億800万ユーロで、5%減少。
20年第1四半期(1~3月)の営業利益(EBIT、調整済み)は2億9,230億ユーロとなり、前年同期比で51.1%減少した。
売上高(調整済み)は10.8%減の97億4,360億ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の8.1%から4.4%へと低下した。
第2四半期(4~6月)は新型コロナの流行が欧州とアメリカ大陸にも広がったことから、売上高と利益の減少幅が一段と拡大する見通し。
具体的には、現実世界から仮想世界へのデータ転送に関する最新アプリケーションの開発や、シナリオベースの試験、ViL(Vehicle-in-the-Loop)システムに関するサービスの開発で協力する。
今回の戦略提携では、第1段階として、特に現実世界から仮想世界へのデータ転送に関する最新製品やアプリケーションの共同開発に重点を置く。
第2段階では、シナリオベースの試験や、現実世界の車両と仮想世界をつなぐViL(Vehicle-in-the-Loop)技術を使用したサービスの共同開発を計画している。
フランクフルト見本市の運営会社であるメッセ・フランクフルト は6日、9月に予定していた国際自動車部品見本市「アウトメカニカ」 の開催を中止すると発表した。
同見本市は隔年の開催だが、次回は2021年9月14~18日に開催し、その後、奇数の年に開催していく。
前回は、世界180カ国から約5,000社が出展し、13万5,000人以上が来場した。
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは4月29日、フェイスシールドを開発、提供すると発表した。
提供するフェイスシールドは機能性と快適性を重視したもので、シールド部分は、ポリカーボネート板を採用。
そのほか、額と側頭部に接するフレーム部分を幅広くし、長時間装着しても負担にならないようにした。
中国工場が再稼働したことからピーク時の約100カ所から減少したものの、依然として多い。
フォルクマー・デンナー社長は22工場が停止している欧州で5月から操業を再開する意向を表明した。
同社は世界の自動車生産台数が少なくとも20%減少すると予想している。
自動車部品大手の独コンチネンタルは4月30日、パワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズのスピンオフと新規株式公開(IPO)を延期すると発表した。
これまでは年内の実施を計画していたが、新型コロナ危機を受けて経済の先行きを読めなくなっていることから先送りを決めた。
Ifo経済研究所が4日発表した独自動車業界の4月の現状判断を示す指数は前月のマイナス13.2ポイントからマイナス85.4ポイントへと急落し、2009年4月に記録した過去最低(-82.9ポイント)を更新した。
今後6カ月の見通しを示す指数もマイナス34.6ポイントからマイナス45.7ポイントへと大きく低下した。
このほかの数値も軒並み悪化しており、受注残を示す指数はマイナス10.1ポイントからマイナス76.7ポイント、在庫残を示す指数はプラス14.6ポイントからプラス40.5ポイントへと悪化。
独自動車部品大手コンチネンタルのパワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズ(レーゲンスブルク)は21日、中国・天津市に電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)車向け製品の研究開発(R&D)拠点を設置すると発表した。
延面積9,000平方メートルの施設を建設し、2021年に完成させる。
自動車大手PSAと現代の電動車向けに、インバーターと発電機、減速機を統合した電気駆動システムを生産している。
ただし、緊急事態が発令された3月16日以前に税務調査を実施済み、あるいは、税務当局が特に税務リスク分析を実施する場合にはこの限りではない。
◇納税猶予を受けた納税者が納税期日を守れなかった場合、緊急事態解除後30日以内に納付すれば滞納税・処罰を免除。
ルーマニアはすでに先月30日の緊急政令で、◇2020年第1四半期の法人税を期日までに納付すれば、大企業は5%、中堅企業は10%、その他の企業は15%納税額を軽減◇零細企業税も期日納付を条件に10%軽減――などの特別税制を施行している。
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は28日、自動車用ばね・スタビライザー分野で生産拠点を統廃合すると発表した。
これに伴い従業員490人を削減する計画。
オルペ工場では330人の全従業員を整理する。
独自動車部品大手のエルリングクリンガーは17日、2020年第1四半期(1~3月期)決算(暫定値)の売上高が前年同期比10%減の3億9,600万ユーロとなったと発表した。
北米および欧州工場の生産効率改善措置の効果が出ており、アジアにおける新型コロナウイルスの影響を相殺できたと分析している。
第2四半期(4~6月)に関しては、欧州や北米における生産休止の影響により、売上高・利益が大幅に落ち込むと予想している。
独自動車部品大手のコンチネンタルは23日、同社が開発した自転車用タイヤ「アーバン・タラクサガム」が、台湾の国際自転車見本市「台北サイクルショー」のd&iアワードで金賞を受賞したと発表した。
タイヤの走行面やサイドウォールのデザイン、タイヤ工場の近くで栽培しているタンポポの根から抽出した天然ゴムを原料に使用していることが評価された。
自転車用タイヤはすでに量産化しており、ドイツのヘッセン州にあるコルバッハ工場で2年ほど前から量産を開始した。
独金属・自動車・機械・電機業界が新型コロナ危機の直撃を受けていることが、同業界の雇用者団体ゲザムトメタルが13日に発表した加盟企業アンケート調査結果で分かった。
それによると、新型コロナの影響で生産に支障が出ている企業は全体の83.4%に上った。
今後4週間以内に操短を実施予定の企業も39.7%と多く、業界企業の80%以上が操短を実施する見通しだ。
独自動車部品大手のコンチネンタルは9日、欧州の輸送・物流企業向けに、国ごとに異なる緊急時の手続き方法をまとめたサイト(https://www.continental-tires.com/transport/knowhow/european-breakdown-regulations)を開設したと発表した。
国境を越えて往来するトラックやバスが故障や事故に遭遇した際、運転手とフリート管理者が迅速に支援を受けられるようにするのが目的。
例えば、オランダでは当局が監視カメラや緊急車両の情報をもとに状況を評価して対応するのに対し、フランスでは運転手自らが道路脇のSOSボタンを押して通報する義務があり、フリート管理者等のバックオフィスから当局に連絡することは認められていない。
独自動車部品大手のコンチネンタル は9日、イタリア北部のロンバルディア州ダーヴェリオにある拠点で人工呼吸器などに必要なホースを生産すると発表した。
同州のベルガモやロンバルディア州の医療機関で必要とされている医療機器に使用される。
ダーヴェリオ工場は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて生産を休止していたが、一時的に生産ラインの一つを再稼働する。
オーストリアのプラントエンジニアリング大手アンドリッツは14日、独プレス機械大手シューラーを完全買収する計画を発表した。
アンドリッツはすでに、子会社を通してシューラーの株式資本の96.62%を保有している。
アンドリッツは、シューラーを100%子会社とするにあたり、少数株主の株式を強制的に買い上げるスクイーズアウトを実施する計画。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。
第1四半期(1~3月)の売上高は推定で前年同期の110億ユーロから94億~98億ユーロへと縮小。
ただ、新型コロナの拡大抑制に向けて欧米で現在、取られている措置が長期化した場合は国の支援を受ける可能性を排除していない。
独複合企業フロイデンベルクは1日、計70工場を一時閉鎖したことを明らかにした。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、顧客の自動車メーカーなどが生産規模を大幅に縮小しているため。
全従業員の3割に当たる1万5,000人の操業時間を現在、短縮している。
独自動車部品大手コスタルは3月30日、ブルガリア南部パザルジクの工場で操業を一時停止した。
コロナウイルスによる景気悪化を受け、ブルガリアでは自動車部品メーカーが相次いで工場の操業を停止している。
4月1日時点のブルガリアにおける新型コロナウイルスの感染者数は399人で、うち8人が死亡し15人が回復している。
独自動車部品メーカーのキルヒホフはポーランド南部グリビツェの工場を増強する。
グリビツェ工場では車体や車台の金属部品、クロスカービーム(ダッシュボード支持部品)の生産、アンダーボディとバンパーシステムの溶接、電気泳動塗装などを手掛ける。
キルヒホフはポーランドで南東部ミエレツと中部グニェズノにも工場を持つ。
商用車・鉄道車両用ブレーキ大手の独クノールブレムゼは27日、今年の通期業績予想を撤回し、未定にすると発表した。
新型コロナウイルスの流行を受けて顧客の自動車・商用車メーカーが差し当たり工場の稼働を休止していることから業績予想の算定が困難になった。
同社は、売上高、純利益、営業利益(EBITDA ベース)のいずれも前年を大幅に下回ると予想しているが、今のところ株主への配当金は資本剰余金から支払われる予定という。
一方、既存事業の自律的売上成長はマイナス2%に低迷した。
北米・南米地域は2.1%増の4億5,080万ユーロに拡大した。
アジア・太平洋地域は下半期に中国で大型受注を獲得したことにより、10.5%増の1億6,340万ユーロに拡大した。
独自動車部品大手のボッシュは3月26日、新型コロナウイルスの感染を2.5時間以内の短時間で検査することができるキットを開発したと発表した。
インフルエンザなど10種類の呼吸器疾患を同時に検査できる分子診断システムで、子会社ボッシュ・ヘルスケア・ソリューソンズの分析機「Vivalytic」を使用して分析する。
ボッシュによると、完全自動式の分子診断システムで、あらゆる医療機関で使用することができる。
同社は1945年の創業で、自動車用を中心にさまざまな用途向けの電池を生産している。
なお、会社更生手続きを進める中、自動車業界の生産休止が終了すれば、同社も生産を再開する方針を示している。
同社は会社更生手続きの申請について、顧客の自動車生産が再開した後も、年初の水準に回復するまでには何カ月、あるいは、数年もかかる可能性がある中で、長期的な資金確保が困難と判断した、と説明している。
独自動車部品大手のブローゼは3月26日、欧州の大部分の拠点で3月末から業務を休止すると発表した。
ドイツの拠点はすべて、少なくとも4月19日まで業務を休止する。
拠点によっては3月27日から休業する。
独半導体大手のインフィニオン はこのほど、人工呼吸器の大手メーカーから大型契約を受注した。
人工呼吸器のモーターを制御するパワー半導体3,800万個を今後3~6カ月以内に出荷する。
パワー半導体は1台に複数個を使用する。
同紙によると、独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月初めから中国でマスクを生産している。
中国では、新型コロナウイルスの感染が確認されて以降、従業員のマスク着用が義務化されたためで、マスクを着用しないと生産を停止しなければならない。
独バイエルン州の自動車部品メーカー、ツェッテル・オートモーティブは、州政府の委託を受け、マスクを生産する。
独自動車部品大手のボッシュは20日、3月25日からドイツ拠点の業務を大幅に制限し、生産・管理業務を休止すると発表した。
ただ、一部の生産・開発業務は継続する。
なお、一部の生産・開発業務は継続する。
独排気系部品大手のフリードリヒ・ボイゼンのロルフ・ガイゼル社長は19日、ドイツ、フランス、南アフリカの工場を3週間、一時閉鎖すると発表した。
顧客の自動車・商用車メーカーが差し当たり4月19日まで生産を休止することを受けた措置。
ガイゼル社長は、主要顧客であるアウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェの生産休止の決定を支持するとともに、「新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中で、我々の一番の課題は当社の従業員の健康と所得の確保だ」と述べ、時短手当申請や労働時間口座(残業)の消化、在宅勤務などで対応する方針を示した。
独自動車部品大手のエルリングクリンガー は23日から、欧州、北米、インド、ブラジルの工場を対象に、生産を縮小、あるいは、一時休止する。
中国の工場は、生産を一時休止した後に操業を再開しており、今回の措置の対象外となる。
南アフリカの工場も23日時点では生産を継続している。
独業界紙『オートモビルボッヘ』(24日付、電子版)によると、イタリアのトレビーゾ工場とベルガモ工場は一時閉鎖した。
マレーシアのクリム工場とペナン工場は、1拠点あたりの従業員数を制限する政府措置により、生産の一部を休止した。
米国のオースティン工場では、感染の疑いが浮上したため、工場を一時閉鎖し、施設の消毒を実施した。
この3Dディスプレーは、計器類を表示するほか、一時停止の標識を真ん中に表示してドライバーに注意を促すこともできる。
例えば、1つのコンテンツを複数のディスプレーで見ることが可能になり、助手席のディスプレーに表示されている地図をジェスチャー操作でドライバーのデイスプレーに移動させることができる。
さらに、コンチネンタルは次世代3Dディスプレーとして、米レイア(Leia)の「ナチュラル3Dライトフィールド技術」を基盤にした、特別な眼鏡も不要、頭の位置を確認するためのカメラも不要の3Dディスプレーを開発している。
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは18日、ドイツの自動車メーカーからギアオイルを冷却するシステムを受注したと発表した。
オートマチックトランスミッションの車両に採用されるもので、2022年夏から2030年にかけて年平均55万台分を生産し、最終的に450万台分を供給する。
ギアボックス内のオイルはサーモスタットを経由してインタークーラーに運ばれて冷却され、別の導管を通じて再びギアボックス内に戻される。
自動車部品大手の独コンチネンタルは19日、2019年の対ルーマニア投資が2億ユーロに達したと発表した。
今年も同じ規模の投資を計画している。
(1)では2,700万ユーロを投資する予定だ。
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは12日、前車軸(フロントアクスル)用の電動パーキングブレーキ(EPB)を量産すると発表した。
これにより、小型車にもEPBを搭載できるようになる。
ZFによると、EPBはすでに、大・中型車やコンパクトカーにも搭載が進んでいるが、小型車や超小型車では設計上の理由から搭載が難しい問題があった。
独自動車照明・電子部品大手のヘラーは10日、グローバル高級車メーカー向けに、一つのヘッドライトで世界のどの地域の法規制にも対応できるワールド照明ソリューションを開発したと発表した。
高輝度固体照明(SSL/HD)技術を活用した次世代ヘッドライト「SSL100」をソフトウエアで制御することにより、最大12種類のヘッドライト仕様に対応できるようになる。
ヘラーはこの問題に対処するため、ライトの光源のLED素子を個別制御する技術を開発。
独自動車部品大手のコンチネンタルは11日、農業機械用タイヤの空気圧を最適化するアプリケーションソフト「アグリカルチャー・タイヤテック」を開発したと発表した。
農機の重量に応じて適切な空気圧とすることで、畑の踏み固めやタイヤの摩耗を防いだり、燃費の改善を実現する。
同アプリはコンチネンタル製タイヤのビッグデータを活用してタイヤの特性と車両の重量などを踏まえて最適なタイヤ圧を計算する。
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは10日、米国の電気自動車(EV)メーカーから熱管理ラインシステムの開発と生産を受注したと発表した。
同システムは多層熱可塑性樹脂ケーブルで構成される。
今回受注したシステムはメキシコのモンテレイにある同社工場で生産する。
48ボルトのマイルドハイブリッド(MHV)システムを搭載する2つのバンモデルに採用されるもので、「EMICAT」ブランドで展開する同技術を2022年後半にかけて供給する。
「EMICAT」は触媒コンバーターを迅速に加熱することで触媒の暖気時間を短縮し、排ガス後処理の効率を高める。
加熱に必要なエネルギーはMHVシステムにより回収・蓄積したものを再利用する。
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは10日、中国の電気モーターメーカー、臥龍電気駆動集団(Wolong Electric Group)と合弁会社の設立に関する契約を正式に締結したと発表した。
新合弁会社ウーロンZFオートモーティブEモーターズは、中国の瀋陽市の工場で、電気モーターや電気モーター部品を開発・生産する。
2021年に量産を開始する計画で、ZFのハイブリッドシステムにも部品を供給する。
独自動車部品大手のボッシュは、構内運搬車(フォークリフト)用の衝突警告システムを開発している。
このような事故を防止するため、ボッシュでは、フォークリフト用の衝突警告システムを開発している。
ボッシュは、視界をサポートするための第1世代のフォークリフト用マルチカメラシステムを2019年にシュツットガルトで開催された国際ロジスティック見本市Logimatで紹介した。
建設現場における粉塵や排出ガス、近隣への騒音など様々な問題に対し、建機の「効率性」、「電動化」、「スマート稼働」の3つを軸として解決していくことを目指している。
「効率性」では、建機の様々なタイプや技術レベルに応じてオーダーメイドの駆動方法を提示する取り組み「ベスト・チョイス」を通じ、個々の顧客に最も効率的なシステムを提案する。
「スマート稼働」では安全性とコネクティビティに重点を置いた工事技術を提案している。
東レ(東京都中央区)はこのほど、ドイツ子会社のグリナリティ(Greenerity)が燃料電池用部材の第2工場を建設すると発表した。
第2工場では、燃料電池や水電解装置(水を電気分解して水素と酸素を発生させる装置)の部材である触媒付き電解質膜(CCM)と膜・電極接合体(MEA)を生産する。
東レは、グリナリティのノウハウと、東レが保有する燃料電池や関連分野の製品・技術との相乗効果を通して当該分野の事業を強化してきた。
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は5日の決算発表で、昨秋に打ち出した構造改革の追加措置を検討することを明らかにした。
世界の自動車生産が減少するなど経営を取り巻く環境が悪化する同時に、車両の「通信端末化」「自動運転化」「シェア化」「電動化」を意味するCASEを背景に業界が大きな転換期を迎えていることから、経営資源を将来性の高い分野へと集中して、持続的な成長と財務の強化を実現する。
売上高は0.2%増の444億7,840万ユーロとやや拡大したものの、事業の買収・売却を除いた実質ベースでは1.1%減の438億6,770万ユーロへと後退した。
独自動車部品大手のブローゼは6日、セルビア・ベオグラード近郊のパンチェボに建設する工場の定礎式を行った。
ブローゼはこれに関連し、昨秋、組織のスリム化と低賃金国への事業移管を柱とする行動計画を発表していた。
パンチェボでは昨年6月に独ZFが電動車用部品工場の稼働を開始し、電気モーター、ジェネレーター、電子制御式ギアボックス、マイクロスイッチなどを生産している。