ドイツ自動車工業界の動き

BMW

独自動車大手のBMWグループ は18日、英化学・石油・ガス大手のイネオス・グループが2016年に設立した自動車メーカー、イネオス・オートモーティブからガソリンエンジンとディーゼルエンジンの大型契約を獲得したと発表した。受 […]

フォルクスワーゲン―商用車部門のIPO先送り―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は商用車事業を統括する子会社トレイトン・グループの新規株式公開(IPO)を先送りする。市場環境が悪化しているためで、VWのフランク・ヴィットナー取締役(財務担当)

フォルクスワーゲン―デジタルサービス会社を中国に設立―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は19日、同社と第一汽車の中国合弁である一汽大衆と共同でコネクテッドカー向けデジタルサービスの開発会社モバイル・オンライン・サービシズ・インテリジェント(MOSI)

メルセデスとBMWが車台共有を協議

独高級車大手のBMWとメルセデス(ダイムラーの乗用車部門)がプラットホーム(車台)の共有に向けて協議しているもようだ。両社はすでに部品の共同調達、情報通信技術を利用した移動サービスで協業。2月には第2世代の自動運転技術の

独での電池セル生産、30社以上が補助金に関心

ドイツ連邦経済省は18日、国内で車載電池セルを生産する企業に政府が交付する意向の補助金に、計30以上の企業が関心を示していることを明らかにした。自動車メーカーからサプライヤー、電池メーカー、化学メーカー、原料・リサイクリ

米SECがVWと元社長を提訴、投資家を欺いたと批判

米証券取引委員会(SEC)は14日、自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)と同社のマルティン・ヴィンターコルン元社長を有価証券法違反で提訴したと発表した。同社製ディーゼル車に違法な排ガス操作ソフトが搭載されているのを知

走行禁止回避に向けた改正法案成立

ドイツ連邦参議院(上院)は15日、大気保護法の改正案を可決した。窒素酸化物(NOx)の濃度が1立方メートル当たり50マイクログラム以下の都市であれば、欧州連合(EU)のNOx許容濃度を超過していてもディーゼル車の走行制限

BMW―コスト削減への協力をサプライヤーに要求―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)がコスト削減への協力を主要サプライヤーに要請している。自動車各社では車両の電動・IoT化を背景に開発コストが膨らみ、財務が強く圧迫されていることから、コスト削減の一環として調達分野にメス

フォード―独従業員5,000人を削減―

自動車大手の米フォードは15日、ドイツの従業員5,000人を整理することを明らかにした。コスト削減に向けた措置の一環で、同国での人員整理を通して少なくとも5億ユーロを圧縮する。 フォードは北米事業を除いて赤字を計上してお

BMW―18年は営業減益に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が15日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比7.9%減の91億2,100万ユーロへと落ち込んだ。主力の乗用車部門の不振が響いた格好。売上高も0.8%減って974億

独VWのセルビア新工場、ウクライナから生産移管か

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が新設するとされるセルビア工場にウクライナから生産が移管されるとの観測が浮上している。セルビア日刊紙『ヴェチェルニェ・ノボスチ』が18日、関係筋の情報として伝えた。ウクライナ工場が

CSIなど超軽量座席を共同開発

独開発・設計会社のCSIは、Alba Tooling & EngineeringやAMCなど5社と共同で、炭素繊維強化樹脂をベースとする超軽量座席(シート)を開発したと発表した。製造工程には「xFK-in-3D

VWの移動式急速充電スタンド、20年から量産開始

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、ジュネーブモーターショーで移動型の電気自動車(EV)用高速充電スタンドを公開した。接地面積は1.2平方メートルとコンパクトな設計で、充電インフラの整備が困難な場所や、イベントにお

アウディ、オンライン販売を年内にも開始

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車ブランドであるアウディは年内にも、自動車のオンライン販売を開始する。VWグループ傘下ではオンライン販売を開始する最初のブランドとなる。アウディの販売・マーケティングを統括

独インゴルシュタット市、「シティ・エアバス」を試験

ドイツのアンドレアス・ショイアー連邦交通相は11日、インゴルシュタットの市役所広場で欧州航空機大手エアバスが開発・製造した電気駆動の空飛ぶタクシー「シティ・エアバス」を披露した。インゴルシュタットは、欧州連合(EU)のイ

Porsche

独フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級スポーツカーメーカー、ポルシェ は12日、ドイツのライプチヒ工場で5度目となる拡張工事の定礎式を行った。約6億ユーロ超を投資して、新しい車体工場(総面積:7万5,500平方

VW

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW) のヘルベルト・ディース社長はこのほど、独業界紙『オートモビルボッヘ』によるインタビュー取材の中で、大手の電池セルメーカーと欧州でセルを共同生産する方向で検討していると明らかにした。

ドイツのEV新車登録、2月はテスラ「モデル3」が首位

独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、ドイツ市場における2019年2月の純粋な電気自動車の新車登録台数は4,637台となり、前年同月の約2,100台に比べ82%増加した。1~2月の累計は9,285台となっている。 ドイ

ポルシェ、初の電動スポーツカー「タイカン」に高い関心

独フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級スポーツカーメーカー、ポルシェにとって初めての純粋な電動スポーツカーとなる「タイカン」に高い関心が寄せられている。ポルシェは8日、「タイカン」のオプションプログラムの登録リ

BMW、MINIのエンジン生産を英国から移管も

独自動車大手のBMWは、3月29日に予定する英国の欧州連合(EU)離脱の対応策として、傘下の小型車ブランドMINIのエンジン生産を英国工場からオーストリアに移管する方向で検討しているもようだ。BMWのペーター・シュヴァル

独アディット・バリュー、「Drivelog」を買収

自動車部品販売サイト「Autohupe」を運営する独アディット・バリュー・アンリミテッドは6日、自動車修理工場の検索・仲介ポータルサイト「Drivelog」を買収したと発表した。これにより「Drivelog」に登録してい

独スーパー大手、EV用急速充電スタンドを整備へ

独ディスカウントスーパー大手のリドルは11日、2020年3月までに電気自動車(EV)用急速充電スタンドを国内の店舗の駐車場に400基整備すると発表した。 リドルが整備する充電設備の最大出力は50キロワットで、約30分間の

フォルクスワーゲン―28年までのEV投入を70種類に拡大―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は12日、2028年までに市場投入する電気自動車(EV)を従来計画の50種類から約70種類へと拡大すると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量を

ドイツ乗用車新車登録、2月は2.7%増加

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2019年2月の国内乗用車新車登録は、26万8,867台となり、前年同月に比べ2.7%増加した。1~2月の累計は0.6%増の53万4,569台となった。 2月の新車登録のうち、ブラ

VW、EV専用プラットフォーム「MEB」を外部に公開

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは4日、電動車用のプラットフォーム「MEB」を外部企業に公開すると発表した。「MEB」の外部公開により、電気自動車の小規模生産が低コストで可能になり、電気自動車の普及が進

独ソノ・モーターズ、量産化に向け「シオン」を改良

ソーラー電気自動車を開発するドイツの新興企業ソノ・モーターズは、同社初の量産モデルとなる小型電気自動車「シオン」の市場投入を前にプロトタイプを大幅に改良した。車体の側面やルーフ上に配置したソーラーパネルと車体表面の一体感

Daimler

独自動車大手のダイムラー は4日、バス部門ダイムラー・バスズがポーランドのグダニスク市から都市バス48台の大型受注を獲得したと発表した。同市とは2018年にもメルセデスベンツのバス「シタロ」を46台受注しており、今回の契

ドイツ、乗用車保有台数(2019年1月1日時点)

ドイツ連邦陸運局(KBA)によると、同国における2019年1月1日時点の乗用車保有台数は4,709万5,784台となり、前年に比べ1.3%増加した。 ブランド別では、フォルクスワーゲン(VW)が最も多く、市場シェアは21

ダイムラーとBMWが自動運転分野でも協業

独高級車大手のダイムラーとBMWは2月28日、自動運転と先進運転支援システム(ADAS)を共同開発することで基本合意したと発表した。両社は情報通信技術を利用した移動サービス事業も合弁化することから、協力関係を拡大すること

電動バスの購入補助金を2.5倍の3億ユーロに

ドイツ連邦環境省は4日、電動バスを購入する公共交通機関に対する補助金枠を従来の1億2,000万ユーロから2.5倍の3億ユーロへと拡大すると発表した。窒素酸化物(NOx)規制を遵守できない都市からの申請が多いことから、増額

フォルクスワーゲン―EV専用シャシーを外部にも提供―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、次世代電気自動車(EV)向けシャシー「MEB」をグループ外部の企業にも提供する方針を明らかにした。MEBを利用する車両を増やし、規模の効果でコストを削減す

ダイムラー―バス部門が交通ソフト会社と戦略提携―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は2月27日、バス部門エボバス(EvoBus)が交通向けソフトウエアを開発する独IVUトラフィック・テクノロジーズと戦略提携すると発表した。車両のネットワーク化、電動化、デジタ

ジクスト―移動サービスをアプリで一元化―

レンタカー大手の独ジクスト(プルラハ)は2月28日、レンタカー、カーシェアリング、配車をひとつのアプリで提供するサービスを開始すると発表した。同社はBMWとのカーシェア合弁から昨年1月に撤退したが、同分野の事業に再参入す

BMW

自動車大手の独BMWは英国が新協定を締結せずに欧州連合(EU)から離脱した場合、英国生産を大幅に見直す意向だ。ペーター・シュヴァルツェンバウアー取締役が5日、明らかにしたもので、少なくとも英オクスフォード工場における小型

乗用車新車登録6カ月ぶり拡大、2月は+2.7%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2月の乗用車新車登録台数は前年同月比2.7%増の26万8,867台となり、6カ月ぶりに拡大へと転じた。欧州連合(EU)の排ガス検査方式が変更された昨年9月から続いていた減少にようや

VWの東欧新工場、セルビアに設置か

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が東欧に新設を計画している工場の立地が、セルビアに決まったもようだ。政府寄りの現地紙『ノボスチ』が4日、消息筋の情報を基に報じた。中部シュマディア郡が設置先とされていることから、伊同

BMW、ディンゴルフィング工場で電気駆動装置の従業員を増員

独自動車大手のBMWグループはこのほど、ドイツのディンゴルフィング工場で電気駆動装置の製造に携わる従業員を現在の600人から今後数年で2,000人に増員すると発表した。同工場では、車載充電池や電気モーターを生産しており、

BMWとダイムラー、自動運転分野で協力

独自動車大手のBMWグループとダイムラーは2月28日、自動運転の分野で協力する趣意書(MoU)を締結したと発表した。第1段階として、運転支援システム、高速道路における自動運転走行、自動駐車機能の開発(いずれも、米国自動車

BMW、新しいコミュニケーションシステム発表=MWC 2019

独自動車大手のBMWは、2月25~28日にスペインのバルセロナで開催された携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス」(MWC 2019)で、ドライバーと車両の新しいコミュニケーションシステム「BMWナチュラル・

独ダイムラー、短期保険商品を開発

独自動車大手のダイムラーは2月25日、グループ傘下の保険サービス会社ダイムラー・インシュランス・サービスがこのほど、独保険大手アリアンツの協力を得て、友人などに自家用車を短時間、貸し出す際の保険「カバーオン(CoverO

BMWとダイムラー、モビリティ事業合弁に10億ユーロ超を投資

独自動車大手のBMWとダイムラーは2月22日、両社による移動(モビリティ)サービス事業の合弁会社の詳細について説明した。両社で10億ユーロ超を投資して、既存のカーシェアリング、ライドヘイリング、パーキング、チャージング、

独ポルシェ、次期「マカン」を電気自動車に

独フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級スポーツカーメーカー、ポルシェは2月26日、コンパクトSUV「マカン」の次世代モデルを純粋な電気自動車のみとすると発表した。ドイツのライプチヒ工場で2020年代の初めに生産

米の車関税引き上げは独メーカーの負担に、VWで25億ユーロ

米国が自動車の輸入関税を引き上げると、独メーカーは大きな痛手を受ける見通しだ。最大手フォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディース社長は英『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで、同社には25億4,900万ユーロ

カーシェア利用者が1年で17%増加

独カーシェアリング業界団体BCSは20日、カーシェアリングの登録者(利用者)数が1月1日時点で246万人に達し、前年同日に比べ16.6%増加したと発表した。特定の設置場所で借受・返却する「ステーション型」が特に好調で、2

自動車は昨年も最大の輸出部門、対米黒字220億ユーロに

ドイツ連邦統計局は20日、自動車・自動車部品の輸出額(暫定値)が昨年は2,297億ユーロとなり、9年連続で最大の輸出部門となったことを明らかにした。2位は機械で1,932億ユーロ、3位は化学品で1,177億ユーロだった。

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