スイスのクラリアント、ルーマニアのエタノール工場は来年末に完成予定
スイスの特殊化学大手クラリアントはこのほど、ルーマニアで建設が進むセルロース系エタノール工場が来年末までに完成する見通しを明らかにした。同工場は2018年9月に着工し、今年中に稼働を開始する予定だったものの、新型コロナの […]
スイスの特殊化学大手クラリアントはこのほど、ルーマニアで建設が進むセルロース系エタノール工場が来年末までに完成する見通しを明らかにした。同工場は2018年9月に着工し、今年中に稼働を開始する予定だったものの、新型コロナの […]
ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は4日、特殊ガラス大手の独ショットがハンガリー工場に対する135億フォリント(3,760万ユーロ)の追加投資を開始したと発表した。米ファイザー/独ビオンテック連合の新型コロナワクチン向け
ロシアのプーチン大統領は2日、国産の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の大規模な接種を12月第2週にも開始するため、関係当局に準備を指示したことを明らかにした。まず200万回分(100万人分)を用意し、医療従
オランダの水素ガス大手ハイギア(HyGear)は19日、米グローバルタングステン&パウダーズ(STP)並びに独照明ランプ大手オスラムの各チェコ子会社への高純度水素供給で、独同業メッサ―(Messer)と長期提携したと発表
リトアニアのバイオテクノロジー新興企業であるYZZYバイオテックはこのほど、新型コロナ用のPCR検査キットを開発した。まず国内の医療機関や民間検査機関に製品を供給する。将来的には輸出に乗り出す計画だ。 YZZYはすでに国
ロシアは独自開発の新型コロナワクチン「スプートニクV」を来年、10億本供給する計画だ。1人当たり2回接種が必要なため、出荷量は5億人分に当たる。輸出価格は1本あたり10米ドルを下回る見通し。これは、米ファイザー・独バイオ
ハンガリーのコーティング剤メーカー、レジステン(Resysten)はこのほど、チェコに対し新型コロナウイルスの感染を防止する製品を供給する計画を明らかにした。同社によると、供給されるコーティング剤は食品添加物の二酸化チタ
ロシア政府系ファンドのロシア直接投資基金(RDIF)は11日、同国で開発された新型コロナワクチン「スプートニクV」が92%の高い有効性を持つとする治験結果を明らかにした。8月に世界に先駆けて承認された同ワクチンについては
医薬品製造機器や実験室用機器の有力企業である独ザルトリウスは2日、スロベニアのバイオテクノロジー企業BIAセパレーションズの買収を完了したと発表した。取引額3億6,000万ユーロのうち2億4,000万ユーロを現金で、1億
熱可塑性プラスチックの加工を手がける独ジモーナは9日、トルコの同業MTプラスチックの株式70%を買収すると発表した。グループの新欧州戦略に基づき、発泡塩化ビニル(PVC)事業の強化を図る。競争当局の承認を経て年内に手続き
ハンガリーが中国、ロシア、イスラエルから新型コロナワクチンを調達する可能性を探っている。シーヤールト外務貿易相は ロシアと中国でワクチンが第3相試験の段階に入っていることをあげ、「数週間あるいは数カ月以内に購入が開始でき
ポーランドの化学市場は国内企業の勢力が強い。石油最大手のPKNオルレン(PKN Orlen)は合併を通じて規模を拡大する戦略を推進中だ。肥料市場では窒素メーカーのグルパ・アゾティ(Grupa Azoty)が依然として圧倒
ロシア石油最大手で国営のロスネフチはこのほど、有機化合物のアセトンからイソプロピルアルコール(イソプロパノール)を生産するための新しい手法を開発したと発表した。新手法は鉱物から得られた不均一系金属触媒を用いたアセトン水素
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは20日、メタン芳香族化の新技術を開発したと発表した。天然ガスや関連する石油ガスから水素と芳香族の両方を抽出する手法で、既存の水素及び合成炭化水素の抽出技術に代わるものとなる。同社は新技
仏工業ガス大手エア・リキードはこのほど、ポーランドの鉱業会社ポルスカ・ミエズ(Polska Miedz)が同国西部のグウォグフで運営する工場に空気分離装置(ASU)を設置すると発表した。投資額は約4,000万ユーロ。 設
ルーマニア製薬最大手で国営のアンティビオティチェ(Antibiotice)は16日、欧州委員会が新型コロナ対策として実施した抗生物質の入札で、クラブラン酸・アモキシシリン固形注射剤(製品名:「アモクシ・プラス」)を275
ロシア直接投資基金(RDIF)のドミトリエフ最高経営責任者(CEO)は19日、ロシアが開発した新型コロナワクチン「スプートニク5」の供給で、近くアルゼンチンおよびペルーと契約を結ぶ見通しであることを明らかにした。すでにブ
リトアニアのバイオテクノロジー企業であるバイオテックファーマは先ごろ、研究および生産施設を新設する計画を明らかにした。微生物細胞などの生産施設3棟を建設する予定で、既に首都ビリニュスに5ヘクタールの用地を取得している。投
トルコの複合企業オヤック・グループは5日、傘下の化学2社を合併したと発表した。新会社の名称はアクデニズ・ケムソンで、塩化ビニル(PVC)安定剤メーカーとして世界トップの座につく。 オヤックはイズミールを本拠とするアクデニ
医薬品製造機器や実験室用機器の有力企業である独ザルトリウスは2日、スロベニアのバイオテクノロジー企業BIAセパレーションズを3億6,000万ユーロで買収すると発表した。取引額のうち2億4,000万ユーロを現金で、1億2,
ポーランドの製薬大手バイオメッド・ルブリン(Biomed Lublin)は23日、開発中の新型コロナウイルス治療薬の治験に入ることを明らかにした。同治療薬はコロナウイルス感染症から回復した人や無症状の患者の血漿(しょう)
仏製薬大手のサノフィはこのほど、ハンガリー東部ミシュコルツの工場を増強すると発表した。1,950万ユーロを投じて医療用注射器の生産を拡大する。投資額のうち340万ユーロを政府の助成で賄う。 同工場は注射剤や使い捨て注射器
リトアニアの樹脂成型機器メーカー、テレカス(Terekas)が西部のクレティンガにある拠点を拡張する。投資額は500万ユーロで、新たに包装容器の製造工場を建設する予定。計画に対し同国の大手銀ルミノールバンクから190万ユ
ロシアの製薬会社ケムラー(ChemRar)が開発した新型コロナ治療薬「アビファビル(Avifavir)」の輸出が進んでいる。ケムラーと同社を支援するロシア直接投資ファンド(RDIF)は24日、ブルガリア、セルビア、スロバ
エストニア国営電力エースティ・エネルギアが国内北東部のイダ・ヴィル県にメタノール生産のための複合生産施設(コンプレックス)の建設を計画している。同県が進める持続可能な経済実現計画に組み込まれるもので、投資額は2億8,00
ポーランド国営石油大手のPKNオルレンは9日、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出ゼロの実現を目指す新戦略を発表した。第1段階として30年までに250億ズロチ(56億1,570万ユーロ)超を投じ、環境負荷の軽減措置と
米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、トルコでの生産現地を強化する計画だ。同国のヴァランク産業技術相によると、同社は2023年までに総額3,000万米ドル(2億2,400万リラ)相当の資材を
ロシア・チュメニ大学の国際科学者チームが、抗がん効果のあるニッケル複合体2種を発見した。現在、治療に使われている白金製剤に比べて安価なうえ、薬剤耐性が生じにくいと期待されている。 専門誌『ニュージャーナル・オブ・ケミスト
韓国の化学製品大手ドンファが、ハンガリーに同社として欧州初となる電解質生産拠点を開設する。ハンガリー投資促進公社(HIPA)が3日明らかにしたもので、首都ブダペスト近郊のショークートではすでに工場建設が進んでいる。投資額
スロベニアの国立化学研究所は8月末、開発中の新型コロナウイルスワクチンが臨床前の動物試験で高い免疫反応を示したことを明らかにした。同研究所が取り組むのはウイルスのDNAをベースにしたプラスミドDNAワクチンで、これを接種
ロシア政府系ファンドのロシア直接投資基金(RDIF)はこのほど、同国で開発された新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」をカザフスタンに供給することで同国政府と合意したことを明らかにした。RDIFのドイトリエフ総裁
トルコの石油精製企業テュプラス(Tupras)は8月25日、投資会社エメラルド・テクノロジーベンチャーズと協力協定を結んだことを明らかにした。エメラルド社傘下の「エメラルド・インダストリアルイノベーションファンド」を通し
米バイオ医薬品会社ノババックスは2021年初めに、チェコで新型コロナワクチンの生産を開始する方針だ。世界で生産する20億回分のうち10億回分を5月に買収したプラハワクチンの工場から出荷する。 ノババックスはワクチン候補「
トルコのポリエステルメーカー、ササ・ポリエステルインダストリーズは8月26日、米複合企業コーク・インダストリーズとトルコ南部のアダナに高純度テレフタル酸(PTA)工場を建設することで合意した。コークの繊維子会社インビスタ
カザフスタン国営カズムナイガス(KMG)傘下のロムペトロル・ラフィナーレ(ルーマニア)は25日、新型コロナ感染予防に有効な医療用マスクの新材料を開発したと発表した。すでに品質・安全試験を終え、近く生産を開始する見通しだ。
ポーランドの製薬大手バイオメッド・ルブリンは18日、新型コロナウイルス感染症の治療薬の製造に着手したと発表した。2カ月以内に臨床試験を開始する。 新薬は感染症から回復した人の血漿(しょう)から取り出した免疫グロブリン(I
欧州復興開発銀行(EBRD)と、ドイツ復興金融公庫(KfW)の輸出・プロジェクト融資子会社IPEXバンクはこのほど、英化学大手ジョンソン・マッセイに総額1億3,500万ユーロを融資すると発表した。同社がポーランドに正極材
トルコで溶融塩電池(熱電池)の国内生産が順調だ。同国唯一の溶融塩電池開発機関であるトルコ科学技術研究会議・防衛産業開発研究所(SAGE)が国産化に成功し、2006年以来9,100万ドルの輸入削減に貢献してきた。現在ではド
ロシアのタタルスタン共和国を本拠とする石油化学大手タトネフチとカザフスタンのアルール・グループは7月31日、カザフスタンでのタイヤの合弁生産に向けて基本合意した。1億4,000万~1,880万米ドルを投資してカザフスタン
ロシアのムラシュコ保健相は1日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験が完了したと発表した。開発しているガメレヤ国立研究所が承認申請を準備しており、承認が下り次第、まずは医療・学校関係者を対象に予防接種を開始する。一般市民
ロシアのスタートアップ企業、3Dバイオプリンティング・ソリューションズが外食大手の米ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)と提携し、3Dバイオプリンターを用いた培養肉ナゲットの造形技術を開発することで合意した。実験室で