最低賃金の適正化図る指令案、欧州議会が可決
●加盟国は新指令の施行後2年以内に国内法を整備する必要 ●最低賃金の設定は引き続き加盟国に委ねられる 欧州議会は14日の本会議で、欧州連合(EU)全体で最低賃金の適正化を図るための指令案を賛成多数で可決した。加盟国が域内 […]
●加盟国は新指令の施行後2年以内に国内法を整備する必要 ●最低賃金の設定は引き続き加盟国に委ねられる 欧州議会は14日の本会議で、欧州連合(EU)全体で最低賃金の適正化を図るための指令案を賛成多数で可決した。加盟国が域内 […]
欧州議会は14日の本会議で、EU全体で最低賃金の適正化を図るための指令案を賛成多数で可決した。加盟国が域内共通のルールに沿って最低賃金の設定枠組みを整備し、最低賃金を妥当な水準とするのが指令案の狙い。閣僚理事会の正式な承
●V4ではこれにハンガリー、ポーランド、スロバキアと続く ●法定福利費の比率が最も高いのはスロバキア 中欧4カ国(V4)のなかで、チェコの平均賃金が1,533ユーロで最も高いことが、監査法人のマザール(Mazars)の調
欧州委員会は9日、インターネットを介して単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」の権利保護に向けた法案を発表した。配車サービスや料理宅配などに従事する労働者が、最低賃金や有給休暇、年金など、社員と同等の扱いを受けられるように
欧州委員会は19日、欧州連合(EU)全体でスタートアップ企業が起業しやすい環境を整備し、世界的デジタル企業を輩出している米国や中国などに追いつくための具体策をまとめた「EUスタートアップ国家基準(EU Start-up
欧州委員会は19日、EU全体でスタートアップ企業が起業しやすい環境を整備し、世界的デジタル企業を輩出している米国や中国などに追いつくための具体策をまとめた「EUスタートアップ国家基準(EU Start-up Nation
未熟練労働者では、4カ国中最も賃金の安いポーランドの最低月給が1万4,000コルナ(555ユーロ)だったのに対し、チェコは1万8,000コルナ(713ユーロ)だった。
溶接工では、ポーランドが4万8,000コルナ(1,900ユーロ)と、チェコよりも3,000コルナ(119ユーロ)ほど高い。
販売・営業職ではポーランドが最も高く、販売管理職は最低で8万4,000コルナ(3,328ユーロ)と、チェコの7万コルナ(2,774ユーロ)、スロバキアの6万4,000コルナ(2,536ユーロ)と大きな差がある。
ハンガリー商工会議所の経済ビジネス調査研究所(GVI)が行った調査で、ハンガリーの被用者の2割近くが、機械による自動化が可能な領域で働いていることが明らかになった。
調査では、プログラミング可能な作業を自動化できる作業と位置付ける。
国税庁(NAV)の雇用データ(2018年)を基に計算すると、全被用者374万3,689人のうち、完全に自動化できる職種で働く人は16万4,496人、ほとんどの作業が自動化可能な職種で働く人は56万7,313人に上っている。
チェコ労働社会省が先ごろ発表した男女間の賃金格差に関する調査によると、同じ職位にある女性が男性と同等の賃金を得られていないと考える人の割合は約半数に上ることが明らかになった。
2,000人に対し行われた今回の調査によると、同じ職位で男女に賃金格差があると考える人の割合は49%で、男女別にみると女性の5分の3、男性の5分の2がそのような考えを示した。
また3分の1の人が男性に比べ女性は能力や効率性、スキルの点で劣ると考えていることも分かった。
ポーランド下院はこのほど、26歳未満の若年層に限定して所得税を免除する法案を可決した。同法案は政権与党の「法と正義(PiS)」が提出したもので、若い人材が他のEU加盟国に流出するのに歯止めをかける狙いがある。上院での可決
独自動車部品大手のコンチネンタルは8日、管理職における女性の割合を2025年までに25%引き上げる目標を発表した。同社は2015年にも女性管理職比率を2020年までに16%に引き上げると発表したが、同比率は現在約15%と
米格付け大手ムーディーズは3日発表したリポートで、中東欧における景気減速を背景に、欧州連合(EU)の所得格差縮小が鈍化するリスクを指摘した。中東欧諸国の所得拡大を継続させるには、経済構造の再編を加速し、生産性を高める必要
ポーランド政府は11日、来年から最低賃金を2,255ズロチ(約522ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。当初予定していた2,220ズロチより上げ幅を拡大する。時給では14.70ズロチとなる。 今年の最低賃金は2,10
ユーロ圏の雇用改善が景気の緩やかな回復に伴って進んでいる。EU統計局ユーロスタットが8月31日発表した7月のユーロ圏の失業率は8.2%で、2008年11月以来の低水準となった。(表参照) 同月の失業率は5、6月と同水準。
スロバキア労働社会家族省が20日発表した2018年7月の失業率は5.47%となり、前月比で0.04ポイント上昇した。前年同月比では1.23ポイント低下した。失業率が前月比で悪化したのは2カ月連続。同省は季節的要因によるも
EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月のユーロ圏の失業率は8.3%となり、前月に続いて2008年12月以来の低水準を記録した。景気の緩やかな回復に伴い、雇用の改善が進んでいることが確認された格好だ。(表参照)
EU統計局ユーロスタットが2日発表した5月のユーロ圏の失業率は8.4%となり、前月に続いて2008年12月以来の低水準を記録した。景気回復のペースは1~3月期に鈍化したものの、雇用が堅調を維持していることが確認された格好
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2018年1~3月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2%となり、前期の1.4%から0.6ポイント拡大した。(表参照) 労働
ポーランド政府が法定最低賃金の改定を計画している。来年1月1日付で現行の2,100ズロチから2,220ズロチ(約517ユーロ)に引き上げる方針だ。時給では13.7ズロチから14.5ズロチに引き上げる。 シュヴェド副労働相
EU統計局ユーロスタットが2日発表した3月のユーロ圏の失業率は前月から横ばいの8.5%で、2008年12月以来、約9年ぶりの低水準を維持した。(表参照) EU28カ国ベースの失業率も前月と同水準の7.1%。主要国はドイツ
ハンガリーで闇労働が拡大している。経済省の先ごろの発表によると、雇用全体に占める比率は2016年の12.73%から17年には17.11%へ拡大した。罰金額は合わせて2億フォリント(約64万ユーロ)に上った。 業種別では建
EU統計局ユーロスタットが9日発表したユーロ圏の2017年の1時間当たり労働コスト(農業、公務員を除く)は平均30.3ユーロとなり、前年から1.9%上昇した。EU28カ国ベースでは前年を2.3%上回る平均26.8ユーロだ
EU加盟国は11日開いた労働・社会問題担当相会議で、「海外労働者派遣指令」(1996年制定)の改正案を承認した。EU域内の他の国に派遣される労働者が受け入れ国で同業種の労働者と同等の条件で働けるようにすると共に、派遣雇用
EU統計局ユーロスタットが4日発表した2月のユーロ圏の失業率は前月を0.1ポイント下回る8.5%となり、2008年12月以来、約9年ぶりの低水準まで改善した。(表参照) EU28カ国ベースの失業率は7.1%。前月から0.
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2017年10~12月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.5%となり、前期の1.6%からわずかながら縮小した。(表参照)
EU統計局ユーロスタットは8日、2016年の女性の平均賃金が時給換算で男性を16.2%下回ったと発表した。これは15年と同じ水準で、5年前の11年と比べても0.6ポイントの改善にとどまった。欧州委員会は男女間の賃金格差解
EU統計局ユーロスタットが1月31日発表したユーロ圏の2017年12月の失業率は8.7%で、2009年1月以来の低水準となった前月から横ばいだった。(表参照) EU28カ国ベースの失業率は7.3%。主要国はドイツが3.6
EU統計局ユーロスタットが12月19日に発表したユーロ圏の2017年7~9月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.6%となり、前期の1.8%から0.2ポイント縮小した。(表参
EU統計局ユーロスタットが11月30日発表したユーロ圏の10月の失業率は8.8%となり、前月の8.9%から0.1ポイント低下した。ユーロ圏の雇用は景気の緩やかな回復に伴って改善が続いており、失業率は2009年1月以来の低
欧州委員会は20日、男女間の賃金格差解消に向けた今後2年間の行動計画を発表した。同一労働同一賃金の徹底、女性の昇進や意思決定への参加を妨げる要因の除去など、EUが取り組むべき8項目の優先課題を掲げ、必要に応じて現行法の見
EU統計局ユーロスタットが10月31日発表したユーロ圏の9月の失業率は8.9%となり、前月の9%から0.1ポイント低下した。ユーロ圏の雇用は景気の緩やかな回復に伴って改善が続いており、失業率は2009年1月以来の低水準ま
EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の8月の失業率は9.1%となり、前月と同水準だった。ユーロ圏の失業率は6月、2009年2月以来の低水準となる9.1%に改善。それから3カ月連続で横ばいとなっている。(表参照)
EU統計局ユーロスタットが8月31日発表したユーロ圏の7月の失業率は9.1%で、2009年2月以来の低水準となった前月から横ばいだった。景気の緩やかな回復に伴い、雇用も堅調を維持している。(表参照) EU28カ国ベースの
ブルガリアでは近年、順調な経済成長によって雇用が創出され失業率も低下している。昨年の実質国内総生産(GDP)成長率は3.4%で、今年も同様の成長が続く見通しだ。また他の欧州諸国に比べて低い賃金水準に加え、高い外国語能力に
EU統計局ユーロスタットが7月31日発表したユーロ圏の6月の失業率は9.1%となり、前月の9.2%から0.1ポイント低下した。ユーロ圏の雇用は景気の緩やかな回復に伴って改善が続いており、失業率は2009年2月以来、約8年
チェコ統計局(CSU)が5日発表した2017年1-3月期(第1四半期)の手取り平均賃金(月額)は名目ベースで前年同期水準を5.3%上回った。これは2008年の金融危機以来で最大の伸び幅。実質では2.8%増加した。中央値は
EU統計局ユーロスタットが5月31日発表したユーロ圏の4月の失業率は9.3%となり、前月の9.4%から0.1ポイント縮小した。景気の緩やかな回復に伴って雇用の改善が進み、2009年3月以来、約8年ぶりの低水準まで持ち直し
スイス政府は10日、EU加盟国のルーマニア、ブルガリアからの労働者流入を制限すると発表した。両国からの労働者流入が急増していることを受けたもので、6月1日から1年間にわたって実施する。 スイスは昨年7月、ルーマニア、ブル
EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の3月の失業率は9.5%で、前月から横ばいだった。景気の緩やかな回復に伴い、前月に続き09年4月以来の低水準を維持した。(表参照) EU28カ国ベースの失業率は前月を0.1ポ
EU統計局ユーロスタットが3日発表したユーロ圏の2月の失業率は9.5%となり、前月の9.6%から0.1ポイント低下した。これは2009年5月以来、7年9カ月ぶりの低水準。景気の緩やかな回復に伴い、雇用の改善が進んでいる。
EU統計局ユーロスタットが20日発表したユーロ圏の2016年10~12月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.6%となり、前期の1.4%から0.2ポイント拡大した。(表参照)
欧州議会は14日の本会議で、大企業や上場企業におけるコーポレート・ガバナンス(企業統治)の向上を目的とする「株主権利に関する指令」の改正案を賛成多数で可決した。株主が適切に権利を行使しやすくすることで、出資する企業の経営
EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の1月の失業率は9.6%で、前月から横ばいだった。改善には至らなかったものの、前月に続き09年5月以来の低水準を維持している。(表参照) EU28カ国ベースの失業率は、前月を