走行中に給電する技術、クアルコムがIAAで公開

半導体大手の米クアルコムが走行中の電気自動車(EV)に電力を供給する技術を開発した。仮に実用化...

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2017/09/20

3人に2人がEVなどの購入に関心

ドイツの消費者は電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの環境対応車の購入に比較的前向き...

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2017/09/20

車両チャージポイントが1万カ所を突破

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は18日、国内の電気駆動車用チャージポイントが6月末時点...

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2017/09/20

「外国メーカーもディーゼル車修理を」=独首相

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開幕式で講...

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2017/09/20

三菱ふそう―世界初の量産電気トラック、日米欧で販売へ―

独ダイムラー傘下の三菱ふそうは14日、電気小型トラック「eキャンター」を米ニューヨークで公開し...

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2017/09/20

ダイムラー―急速充電の新興企業と戦略協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、イスラエルの新興企業ストアドット(Sto...

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2017/09/20

フォルクスワーゲン―8月のグループ販売8%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が15日発表した8月のグループ販売台...

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2017/09/20

VWグループ、2025年までに電気駆動車80モデル以上を発売

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは11日、電気駆動車に関する新戦略「ロードマップE」を発表した。2025年までに新しい電気駆動車を80モデル以上、発売する。また、遅くとも2030年までに、VWグループ傘下のすべてのブランドの全モデル(約300モデル)で少なくとも1機種の電気駆動車を用意する。80モデルの内訳は、純粋な電気自動車が約50モデル、プラグインハイブリッド車は約30モデルを計画している。VWのマティアス・ミュラー社長は「ロードマップE」について、「拘束力のない方針ではなく、自らに課す自己義務だ」と述べ、電気駆動車へと軸足を移す自動車業界の転換を主導する意気込みを示した。

同計画を実現すると、VWグループの電気駆動車に搭載する電池の容量は2025年までに年150ギガワット時(GWh)を超えると見込んでいる。同需要に対応するためには、年間の生産能力がギガ単位のバッテリーセル工場が少なくとも4カ所、必要になると試算している。中国、欧州、北米で長期的な戦略パートナーを模索していく方針であり、車載電池の調達規模は今後500億ユーロを超えるとの見通しを示している。

VWグループは2016年6月に発表した2025年までの経営戦略「トゥゲザー‐ストラテジー2025(TOGETHER‐Strategy 2025)」で、純粋な電気自動車(BEV)を2025年までに30モデル以上、市場投入する計画を発表していた。「ロードマップE」により、電気駆動車のラインアップをさらに増強する。

■ 2030年までに200億ユーロ以上を投資

VWグループは電気駆動車の量産化に向けた直接的な取り組みに、2030年までに200億ユーロ以上を投資する。具体的には、新モデルの開発、新しい電気駆動車のプラットフォーム2種類の開発、工場の設備投資、従業員の育成、充電インフラ、輸出入・販売、バッテリー技術、バッテリー生産に資金を投入する。

バッテリー技術に関しては、中・長期的に、段階を追って取り組む戦略だ。まずは、ドイツのザルツギッターをバッテリー技術の中核拠点(Center of Excellence)に位置付け、バッテリーセル・モジュールの開発、調達、品質確保に関する機能を集約する。同拠点では、VWブランドがバッテリーのパイロット生産を行うなど、生産に関するノウハウも収集する。また、次世代電池として全固体電池に関する取り組みをすでに始めていることも明らかにした。

■ 内燃エンジンの開発も強化

VWグループは2025年にはグループの年間販売台数のうち、電気自動車(BEV)が全体の約25%(約300万台)を占めると予想している。その一方、依然として全体の約75%を占めると予想される従来の内燃エンジン車の開発も強化する。

VWグループは、新しいディーゼルエンジンには将来すべて、排ガス処理システムである選択触媒還元(SCR)システムを標準装備する方針も明らかにした。また、新しいガソリンエンジンには排ガスに含まれる煤を除去するためのパーティキュレート・フィルターを全面的に導入する。さらに、2019年以降に導入する見通しの次世代の内燃エンジンでは、燃費を改善するとともに排ガスに含まれる有害物質の排出量を大幅に低減する。

これらの取り組みに加え、人工燃料の取り組みを強化するほか、天然ガス車のラインアップも大幅に増やしていく。アウディ主導のもと、燃料電池技術の開発も進めていく。

2017/09/15

BMWグループ、25年までに電気駆動車を25モデルに

独高級車大手BMWグループのハラルド・クリューガー社長は7日、2025年までにグループが販売す...

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2017/09/15

BMW、コンセプトカー「アイビジョンダイナミクス」を初公開=IAA

独高級車大手のBMWグループは12日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)でコンセプトカ...

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2017/09/15

Daimler

ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンベルク州のカールスルーエで9 月6日、新しい水素供給ステーショ...

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2017/09/15

Daimler

独自動車大手のダイムラー は7日、メルセデスベンツの商用車部門が国内の中堅運送会社KAHMEN...

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2017/09/15

トヨタのFCV「ミライ」、独ライドシェアが調達

トヨタ自動車は8日、燃料電池車(FCV)「ミライ」20台をライドシェアサービスの独クレバーシャ...

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2017/09/13

ポルシェ「カイエン」、スロバキアで完全生産開始

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、スロバキアのブラチスラバ工場でポルシェのSUV「カイエン」の生産を開始した。同工場では車体の一部の生産を行ってきたが、今後は部品を含む完全生産体制に移行する。

ブラチスラバ工場では今回の生産に備えて、8億ユーロを投じて生産ラインを拡充するとともに、1,900人を新たに雇用した。年内にさらに1,000人を追加採用する計画だ。

同工場では今後さらに、アウディの新型SUV「Q8」とランボルギーニ初のSUV「ウルス」の生産開始が予定されている。

2017/09/13

世界初公開が過去最高に=IAA、重点分野は電動化や自動運転

フランクフルト国際モーターショー(IAA)が14日、開幕する。「未来を経験する」をテーマに掲げた今回は自動車のあり方を大きく変える「電動化」「自動運転」「コネクテッドカー(車両のIoT化)」「情報通信技術を活用した新サービス」という4つのトレンドを軸に幅広い分野の企業が参加。出展者数は2年前の前回を約10%下回る994社へと減少するものの、世界初公開の件数は前回の219件から228件へと増加し過去最高を更新する。

主要な自動車メーカーは4つのトレンドをもれなく重点分野に設定しており、高級車大手のダイムラーは今年初、「コネクテッド(C)」「オートノモス(A)」「シェアド・アンド・サービス(S)」「エレクトリック(E)」の計4分野で事業を強化するために、それぞれの頭文字をとった「CASE」という名の企業戦略を打ち出した。競合BMWも「ACES」という名で同様の取り組みを行っている。

ドイツの本社を置く自動車3社はIAAの開幕に合わせて電気駆動車の拡充加速方針を相次いで打ち出した。電気自動車(EV)の航続距離の拡大や低価格化、各国の環境規制強化を背景に電気駆動車が普及期に入ろうとしていることが背景にあり、BMWは2025年までにハイブリッド車(HV)とEVを計25モデル投入。そのうち12モデルをEVとする。ダイムラーは「メルセデス」ブランドの全モデル(計50以上)で22年までにEVないしハイブリッド車(HV)の販売を開始するほか、超小型車ブランド「スマート」を20年以降、EVに一本化する。

フォルクスワーゲン(VW)グループは11日、25年までに電気駆動車を80モデル以上、新規投入する計画を明らかにした。そのうちEVは約50モデルで、従来計画(30モデル)から大幅に拡大する。

大衆向けEV「モデル3」の販売を7月に開始した米テスラはすでに40万台の受注を獲得した。既存の自動車メーカーは需要を奪われることへの危機感が大きく、EVモデルを早期に拡充せざるを得ない状況だ。

ただ、規模が小さいメーカーはEV開発に十分に手が回らないというジレンマを抱えている。サプライヤー大手のボッシュはこうした状況を踏まえ、モーターとトランスミッション、パワーエレクトロニクスからなる“オールインワン”型の電動パワートレインを開発した。顧客の幅広いニーズに対応できるのが強みで、19年にも市場投入する計画だ。

サービスの重要性高まる

自動運転の分野では開発提携の動きが主流となっている。各社はEVなどの開発費が大きく資金的なゆとりがないうえ、提携すると相乗効果で開発の加速も見込めるためだ。

ドイツメーカーで共同開発の先鞭を切ったのはBMWで、同社は昨年7月、米インテル、イスラエル企業モバイルアイと提携した。21年までに完全自動運転車を市場投入する目標で、同連合にはその後、自動車部品の米デルファイ、独コンチネンタル、完成車大手のフィアット・クライスラー(FCA)が参加した。

これに一線を画する形でボッシュとダイムラーは4月、完全自動運転システムの開発で提携した。ボッシュはロボットタクシーを18年にも小規模投入する計画だ。

自動運転の実現に欠かせない高精細地図の分野では合弁会社ヒアにダイムラー、BMW、アウディの独高級車大手やインテルなど計7社が出資した。ボッシュはヒアの競合トムトムと提携しており、協力関係は入り組んでいる。

コネクテッドカーと自動運転が普及すると、新たなサービスが誕生し、自動車業界に占めるサービスの比重が大幅に増えることから、各社はここでもしのぎを削っている。コンサルティング大手プライスウォーターハウスクーパースによると、業界で創出される付加価値に占めるメーカー、サプライヤーおよびディーラーの割合は現在の85%から30年には50%未満へと低下。これに反比例してモビリティーサービスは約20%を占めるまでに成長する。

2017/09/13

BMW―電気駆動車で攻勢、3シリーズのEVをIAAで公開―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は7日、2025年までに電気駆動車を計25モデル投入すること...

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2017/09/13

ダイムラー―全モデルでEVないしHV投入―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は11日の投資家説明会で、乗用車部門で電気駆動車を...

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2017/09/13

ダイムラー―個人間カーシェアの米トゥロに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は6日、個人間(P2P)カーシェアリングの米最大手...

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2017/09/13

VW

自動車部品大手フォルクスワーゲン(VW)グループのマティアス・ミュラー社長は米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のインタビューで、一部事業からの撤退を検討するチームを立ち上げたことを明らかにした。検討対象となるのはグループ売上高(2016年=2,170億ユーロ)の最大20%に相当する非中核事業。撤退対象の候補となる事業の具体名は伏せている。

2017/09/13

VWとIBM、モビリティサービス開発で5年提携

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5日、米IBMとデジタル技術を活用した自動車向けサー...

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2017/09/08

独ダイムラー、米音楽配信サービスTIDALと提携

独自動車大手のダイムラーは5日、定額制の音楽ストリーミングサービスを提供する米タイダル(TID...

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2017/09/08

独ダイムラー、バン部門がライドシェアリングに参入

独自動車大手のダイムラーは4日、軽商用車部門のメルセデスベンツ・バンが米新興企業のViaと合弁...

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2017/09/08

MINI初の電気自動車のコンセプトカー、IAAに出展

独高級車大手BMWグループ傘下の小型車ブランドMINIは、9月にドイツで開催されるフランクフル...

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2017/09/08

GKN

英自動車駆動系部品大手のGKN は、新たに開発した電気自動車(EV)用のアクスル「eTwinsterX」を9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に出展する。「eTwinsterX」は従来のEVアクスルよりもコンパクトな構造となっている。シティ型EVからプラグインハイブリッドSUVまであらゆるタイプの車両に対応できる。また、トルクベクタリング技術によりさらなる走行安定性と安全性を実現した。

2017/09/08

Daimler

独自動車大手のダイムラー は9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に量産前の燃料電池車であるメルセデスベンツ「GLC F‐Cセル」を初公開する。燃料電池と車載電池を組み合わせたプラグインハイブリッド車で、航続距離は約500キロメートル。同モデルは2018年に発売する計画。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、ダイムラーは4ケタ台(数千台)の販売を目指しているとされている。

2017/09/08

ドイツ連邦政府、大気汚染対策に5億ユーロ追加出資

ドイツの連邦首相府において9月4日、メルケル首相をはじめとする連邦政府の代表と、窒素酸化物(NOx)による大気汚染が深刻化している州や自治体の代表が集まり、大気汚染問題の早期解決に向けた対策を協議した。双方は、市民や経済への影響が懸念される通行制限を実施しない方法を検討する方向で一致しており、今回の会議では8月2日に設立を発表した都市の環境負荷軽減を支援する基金に、連邦政府が5億ユーロを追加出資することが決まった。また、メルケル首相は、10月末あるいは11月初めに再度、自治体との対策会議を開く方針を表明した。

8月2日にベルリンで開催された「ナショナル・フォーラム・ディーゼル」では、連邦政府、州政府、自動車メーカー、業界団体などが出席し、ディーゼル乗用車の排ガスに含まれる有害物質の削減対策について協議し、自動車メーカーが排ガス制御ソフトを無償で改修(アップデート)するほか、5億ユーロを予算とする「都市のための持続可能なモビリティ」を目的とした基金を創設することでも合意した。

5億ユーロの予算は、連邦政府と自動車メーカーがそれぞれ2億5,000万ユーロを負担する。今回の会議では、連邦政府がさらに、現行の政府予算から5億ユーロを追加投入し、基金の規模を総額10億ユーロに引き上げることが決まった。また、当該基金の分配や各自治体のプロジェクトに助言する役割を担う調整部署を、連邦政府、州政府、自治体の代表により設置する。

ドイツおよび欧州では、大気におけるNOxの上限値が年間平均値で1立方メートルあたり40マイクログラムに設定されている。一過性の超過が認められている上限値は1時間あたり200ミクログラムで、超過許容回数は年18回までとなっている。

連邦政府によると、年間平均値の40マイクログラムを超える自治体は国内に80以上あり、これらの自治体が基金の助成対象となる。

各自治体はそれぞれの事情に応じて、例えば、電気自動車の普及促進や充電インフラの整備、公共交通機関の利用促進などのプロジェクトに助成金を活用する。

今回の会議には、窒素酸化物(NOx)による大気汚染問題が特に深刻化している約30都市の市長、自治体連盟の代表のほか、連邦政府からはメルケル首相、ガブリエル副首相、ドブリント交通相、ヘンドリクス環境相、ツィプリース経済相、ショイブレ財務相が出席。バーデン・ヴュルテンベルク、バイエルン、ベルリン、ハンブルク、ヘッセン、ニーダーザクセン、ノルトライン・ヴェストファーレン、ラインラント・プファルツ、ザクセンの州政府代表も出席した。

2017/09/08

NOx濃度低減基金の規模倍増へ、外国メーカーへの拠出圧力高まる

ディーゼル車が排出する窒素酸化物(NOx)の削減に向けたドイツ政府と州、基礎自治体の会合が4日ベルリンの首相官邸で開催され、独政府はNOx濃度が高い都市を支援するための基金「持続可能な都市モビリティ」への拠出額を5億ユーロ増やし7億5,000万ユーロとすることを確約した。同基金にはドイツの自動車メーカーが計2億5,000ユーロ拠出することをすでに決定していることから、基金の規模は当初計画の5億ユーロから10億ユーロへと拡大することになる。

欧州連合(EU)加盟国はNOxの濃度を1立方メートル当たり40マイクログラム(年平均)以下に抑制することを2010年以降、義務づけられている。ドイツではベルリン、ミュンヘンなど計28の都市・地域で同規制を順守できない状況が続いていることから、欧州委員会は2月中旬、政府に最終警告書を送付した。順守に向けた対策が早急に作成・実施されなければ、ドイツを欧州司法裁判所(ECJ)に提訴する恐れがある。

同ルールを根拠に環境保護団体が起こしている係争では7月下旬、欧州排ガス基準「ユーロ5」以下のディーゼル車を対象にシュツットガルトでの走行禁止を地元行政裁判所が言い渡した。上訴できるため判決は確定していないものの、自動車業界やNOx基準を遵守できない都市の危機感は大きい。

この問題の打開に向けて独政財界は8月初旬に会合(通称ディーゼル・サミット)を開催。同国の自動車メーカーはディーゼル車530万台のエンジン制御ソフト入れ替えと、旧型ディーゼル車を下取りに出して新車を購入する顧客に報奨金を支給するキャンペーンの実施を約束した。また、独政府と自動車業界は持続可能な都市モビリティ基金を設立し、それぞれ2億5,000万ユーロの拠出を取り決めた。

ハード修理要求を自治体は断念せず

今回の会合はこれに続くもので、アンゲラ・メルケル独首相が自ら主宰した。8月初旬のディーゼル・サミット合意に対してはNOx削減効果が小さく、ディーゼル車の走行禁止を回避できないとの批判が強く、該当自治体の危機感は依然として大きいためだ。

独政府はこれを踏まえ、基金への拠出額を3倍の7億5,000万ユーロに拡大することにした。当該自治体はそれぞれの交通事情に見合ったNOx濃度低減策を策定したうえで、同基金から資金を受け取る。40マイクログラム規制に抵触する80以上の自治体が基金を利用できる。

具体策の例としては◇公共交通機関の利用促進◇ディーゼルエンジン搭載の市内バスを電気駆動バスへと切り替える◇最新のデジタル技術を活用して車の流れをスムーズ化する(信号待ちを減らす「グリーン・ウェーブ」など)◇荷物配達・駐車場探しの効率化◇電気機駆動車用充電インフラの拡充◇自転車道・歩道の拡充――が挙げられている。メルケル首相は連邦議会(下院)選挙後の10月末か11月初旬に次回会合を開き、個々の具体策を検討する考えを表明した。

ドイツで車両を販売する国外の自動車メーカーはディーゼル車のソフト交換も持続可能な都市モビリティ基金への資金拠出も行わない。

これに対しては同国の州や自治体から批判が出ている。バーデン・ヴュルテンベルク州のヴィンフレート・クレッチュマン首相は国内で販売される自動車の35%を外国車が占めることを指摘。外資系メーカーはそれに見合った貢献をすべきだと訴えた。

メルケル首相はこれを踏まえ、14日に開幕するフランクフルト国際モーターショー(IAA)で外国メーカーに働きかける考えを明らかにした。国内メーカーにも基金への拠出金を増やすよう呼びかける意向だ。

基礎自治体の全国組織であるドイツ都市会議はNOx濃度低減に向けた基金への拠出金拡大を決めた国の姿勢を評価するとともに、都市部のNOxの最大4分の3をディーゼル車が排出していることを指摘。問題解決のカギは自動車メーカーが握っているとの見解を表明した。ディーゼル車のソフト交換で十分な効果が得られない場合は部品(ハード)レベルの修理が必要になるとしており、政府が主催する次回会合のテーマとすることを要求した。

2017/09/06

シーメンス―ソフト開発のTASS買収、自動車向け事業強化へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8月30日、シミュレーションソフトの有力企業である蘭TA...

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2017/09/06

ダイムラー―ライドシェアで米社と合弁、欧州市場開拓へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は4日、ライドシェアサービスの米ヴィア(Via)と...

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2017/09/06

フォルクスワーゲン―米市場シェアを5%に拡大へ―

独フォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディース取締役(VWブランド乗用車担当)は8月31日...

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2017/09/06

乗用車新車登録、8月は3.5%増に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した8月の乗用車新車登録台数は25万3,679台となり、前...

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2017/09/06

独アウディ、取締役4人を交代

独自動車大手のアウディは8月28日、9月1日付けで取締役7人のうち4人を交代させる異例の人事を...

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2017/09/01

シュコダ自、EVコンセプトカー「ビジョンE 」をIAAに出展

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダは、同社初の電気自動車(EV)のコ...

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2017/09/01

パラヴァン、EVコンセプトカー「CLOUNI」をIAAで発表

障害者用自動車や車椅子の開発・製造を手掛ける独パラヴァンは「CLOUNI」名付けた電気自動車(...

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2017/09/01

アウディ、独工場にサービスステーション設置

独高級車大手のアウディは8月22日、パイロットプロジェクトとして、ドイツのインゴルシュタット工...

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2017/09/01

フランクフルトモーターショー、主要テーマはデジタル化

独自動車工業会(IAA)は8月31日、フランクフルト国際モーターショー(IAA、トレードデー:9月14~15日、一般公開:9月16~24日)の開幕を前に記者会見を開き、テーマや見どころなどを説明した。今回のコンセプトは「未来を体験する(Future now)」。主要テーマは「デジタル化」で、9月14日の開幕式典には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相のほか、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)が出席する予定。

9月14~17日には、IT大手などが参加・出展する「ニューモビリティワールド」を開催する。「コネクテッドカー」、「自動運転」、「Eモビリティ」、「都市交通(アーバンモビリティ)」、「移動(モビリティ)サービス」をテーマに講演や展示などが行われる。同イベントには、米IT大手のIBMや、独ソフトウエアのSAP、独自動車部品大手のコンチネンタル、米半導体大手のクアルコム、コンサルティング大手のマッキンゼーなど、幅広い業界から250以上の企業・機関が参加する予定。

VDAによると、第67回目となる今回のIAAには、約1,000社・機関が出展する予定。

■ ボルボ、フィアット、日産、テスラなど、IAA出展を見送り

大手自動車メーカーでは、スウェーデンのボルボ、伊フィアット、日産、米電気自動車メーカーのテスラなどが今回のIAAへの出展を見合わせた。大規模なモーターショーでは、多数の初公開モデルなどに埋もれてしまい、自社の発表が十分な印象を残せない懸念があるもよう。また、見本市には参加するものの、モーターショーの直前に独自のイベントを開き、新モデルや技術を発表するケースも増えてきている。

ボルボはドイツでは今後、独自のロードショーを展開する戦略。スポーツイベントや会議など、潜在顧客の参加が予想される大規模なイベントにボルボ車を展示するほか、スウェーデンの食品や音楽も紹介するなどして、マーケティング活動を幅広く展開する方針を示している。

2017/09/01

完全自動運転の法整備へ、実行計画を閣議決定 国際標準確立も

自動運転の分野でドイツは一歩、先んじているもようだ。加速・操舵・制動を基本的にシステムに委ねることができるレベル3の自動運転車に関する世界初の法律を6月に施行したのに続き、政府は完全自動運転車の走行に必要な法律の整備に着手。メーカーは同分野の特許で他国企業を圧倒している。

ドイツ政府は23日の閣議で、自動運転の実現に向けた実行計画を了承した。交通相の諮問機関である倫理委員会の答申を踏まえたもので、「人間保護の優先」などの原則に基づいて今後、法整備や国際標準の確立に取り組んでいく。

自動運転車ではこれまで運転手が担ってきた責任をシステムが引き受けることになるため、倫理や法律上の新たな問題が浮上する。倫理委はこうした問題に対応するための法規制の大枠を6月の答申で提言した。

具体的には◇自動運転のアルゴリズムは事故が避けられない場合、物や動物でなく人間の保護を優先するとともに、被害者となる可能性のある人を老人か子供か、男性か女性かなどといった基準で区別することなく全員を平等に認識する◇走行データの記録を義務づけ、事故の責任が運転者とシステムのどちらにあるのかを明確化できるようにする◇運転者は運転をシステムに任せるかどうかを自ら決定しなければならない――との原則を打ち出した。

政府はこれらの原則を踏まえて道路交通法を改正し、自動運転車が公道を走行できるようにする。また、走行データの収集と個人情報の保護のバランスを配慮し、情報の自己決定権が侵害されないようにする。さらに、自動運転システムが国外でも利用できるようにするためにシステムの国際標準化を目指す。

自動運転の特許、独のシェア50%以上に

独財界系シンクタンクIWドイツ経済研究所は28日、自動運転分野の特許に占めるドイツ企業の割合が50%を超えることを明らかにした。IWは「ドイツ企業は自動運転車をめぐる競争で有利な立場に立っている」と指摘するとともに、同分野の特許件数が近年、世界的に急増していることも強調。現状にあぐらをかくことなく技術開発に取り組むよう独企業に促した。

IWは世界知的所有権機関(WIPO)の特許データベース「PATENTSCOPE」を利用して世界の完成車メーカー、サプライヤー、電機企業、IT企業合わせて60社強の特許を調べた。共同出願した特許は重複を除いて計算している。

それによると、これら企業が2010年1月から今年7月までに取得した自動運転分野の特許は計5,839件で、ドイツ企業の割合は52%に上った。サプライヤーに限ると独企業の割合は76%と極めて高く、完成車メーカーでも同47%に上る。

特許全体に占める完成車メーカーの割合は50%強で、これにサプライヤーが約30%で続く。IT企業は7%で、その大部分は米グーグルが占める。

同分野の特許が最も多い企業はサプライヤー大手の独ボッシュで、958件に上る。2位はアウディ、3位はコンチネンタルとトップ3をドイツ企業が独占。VWは343件で8位にとどまったものの、子会社アウディと合わせると859件に上る。

トップテン入りしたドイツ企業は6社で、これに米社が3社(フォード、GM、グーグル)で続いた。日本企業ではトヨタが6位に付けている。(表を参照)

2017/08/30

アウディ―EV航続距離拡大へ、ソーラールーフを共同開発―

高級車大手の独アウディ(インゴルシュタット)は23日、電気自動車(EV)用のソーラールーフを中...

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2017/08/30

ダイムラー―持ち株会社化を検討か―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が会社組織の持ち株会社化を検討しているとの観測が浮...

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2017/08/30

アウデ―取締役刷新、7人中4人を入れ替え―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は28日の臨時監査役会で...

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2017/08/30

ディーゼル車のハード修理を環境相が要求

ドイツ連邦環境庁(UBA)は23日、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)排出削減に向けて自動車メ...

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2017/08/30

独ダイムラーのバス子会社、チェコ工場を拡張

独ダイムラーのバス製造子会社エボバスが、チェコ西部のホリーショフ工場を拡張する。従来のバス部品に加え、新たにスケルトン(骨格)を生産する計画だ。投資規模は明らかにされていない。年内に着工し、完成時には従業員数を現行の640人から1,172人に引き上げる。

新生産棟は面積3万400平方メートル。「メルセデス・ベンツ」、「セトラ」ブランドの長距離バス向けスケルトンを生産する。オフィスも併設するほか、収容能力265台の駐車場も整備する。

エボバスは、市内バス及び長距離バス用の部品3,400種を手がける。

2017/08/30

メルセデス・ベンツの物流センター、チェコに設置か

自動車大手の独ダイムラーがプラハ近郊のウージツェにメルセデス・ベンツの大型物流センターを設置す...

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2017/08/30

VW、スロバキアで年内に1000人増員

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は先ごろ、スロバキアで今年末までに1,000人以上を新た...

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2017/08/30

AutoScout24、上半期に大幅増収増益

ネット仲介サービス事業を手掛けるScout24はこのほど、2017年上半期決算を発表した。特に...

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2017/08/25

独アウディ、漢能薄膜発電とソーラールーフの開発で協力

独高級車大手のアウディは23日、中国の漢能薄膜発電(ハネジーシンフィルムパワー)の米子会社アル...

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2017/08/25

電気自動車の割当制度導入を欧州委が否定、独連立政権内で意見対立

欧州連合(EU)の欧州委員会は7日、EUレベルで電気自動車の割当制度を導入する計画はないことを...

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2017/08/25

テスラ、ドイツ国内の販売網を拡大

米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズは、ドイツで18番目となるショールームをハンブル...

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2017/08/25

オペル、カーシェアリングサービス「カーユニティー」を中止

独自動車大手オペルがマイカーをカーシェアリングに提供できるサービス「カーユニティー」の運用を2...

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2017/08/25

オペル、ショッピングモールに自動車販売店オープンへ

独自動車大手のオペルは9月初め、シュツットガルトのショッピングモール「Milaneo」に自動車...

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2017/08/25