欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/6/22

西欧

英トーマスクック、中国に合弁会社設立

この記事の要約

旅行代理店大手の英トーマス・クックは15日、株主である中国のコングロマリット(複合企業)復星国際と同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。中国に拠点を設けるのは初めて。これによって急成長する中国旅行市場での顧客 […]

旅行代理店大手の英トーマス・クックは15日、株主である中国のコングロマリット(複合企業)復星国際と同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。中国に拠点を設けるのは初めて。これによって急成長する中国旅行市場での顧客取り込みを図る。

合弁会社は本社を上海に置く。年内の営業開始を予定している。出資比率は復星国際が51%、トーマス・クックが49%。両社は当面の運転資金として、合わせて1,500万人民元(約2億9,800万円)を拠出する。

復星国際は今年3月、トーマス・クックの株式5%を9,200万ポンド(約176億円)で取得していた。