EUがイランに1800万ユーロ支援、米離脱後の核合意堅持へ
欧州委員会は23日、イランに対する1,800万ユーロの支援策を採択したと発表した。イランの核開発を制限するため、2015年に同国と欧米6カ国が結んだ核合意に基づく協力関係の一環。EUは総額で5,000万ユーロの支援を計画 […]
欧州委員会は23日、イランに対する1,800万ユーロの支援策を採択したと発表した。イランの核開発を制限するため、2015年に同国と欧米6カ国が結んだ核合意に基づく協力関係の一環。EUは総額で5,000万ユーロの支援を計画 […]
欧州委員会は20日、工業ガス大手の独リンデと米プラクスエアが合併する計画を条件付きで承認したと発表した。両社は競争上の是正策として決めた事業売却の実施を求められる。 工業ガスでリンデは世界2位、プラクスエアは同3位。両社
欧州証券市場監督機構(ESMA)は24日、個人投資家に対するバイナリーオプションの販売およびマーケティングを禁止する措置を3カ月延長すると発表した。ESMAは投機性の高いバイナリーオプションを巡るトラブルから個人投資家を
EUが中国製太陽光パネルに適用している輸入制限措置を9月に解除する見通しだ。域内の太陽光パネルメーカーの延長要請を却下する形となる。ロイター通信が24日に報じた。 EUは2013年、中国の太陽光パネルメーカーが不当な廉価
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した7月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比2.1%となり、前月の2%から0.1ポイント拡大した。原油高によるエネルギー価格の急上昇を受け
EU統計局ユーロスタットが20日発表したユーロ圏の6月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.6%増となり、17カ月連続で伸びた。伸び率は前月の2%を上回った。(表参照) 分野別では建築が2.1%増、土木が
ドイツ連邦統計局は24日、2018年4~6月期の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。前期比の実質成長率は0.5%で、速報値と変わらなかった。成長をけん引したのは内需で0.9増加。輸出は0.7%、輸入は1.7%の幅で
伊米系自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が、部品子会社マニェーティ・マレッリの売却について、米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と協議を進めている。23日付の英フィナンシャル・
欧州航空大手の仏エールフランスと英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は23日、イラン便の運航を休止すると発表した。米国の対イラン経済制裁の再開で企業のイラン撤退が相次ぎ、採算が合わないと判断したためで、欧州の航空会社で
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は23日、VWブランドの乗用車のデジタル化計画を発表した。すべての車両をモノのインターネット(IoT)端末にするとともに、同社と外部の幅広いサービスをクラウドベースで提供。デジタルサ
三菱ケミカルは21日、欧米で半導体関連サービス事業を展開する独クリーンパート・グループを買収することで合意したと発表した。半導体メーカー向けサービスのグローバル化が狙い。独投資ファンドのドイチェ・ベタイリグングスが持つ同
独化学大手のエボニックは20日、中国同業の浙江新安化工集団と合弁会社を設立することで合意したと発表した。シリコンや接着剤、シーリング材、塗料などの需要拡大を受けて、原料となる乾式シリカを生産する。 新会社エボニック新安(
自動車部品大手の独ボッシュは21日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)開発の有力企業である英セレス・パワーと戦略的提携で合意したと発表した。SOFCの量産化技術の確立が狙い。開発・生産分野で協業するほか、セレスに4%出資す
NTNは23日、ドイツで9月末から工作機械向け精密軸受の量産を開始すると発表した。同軸受の海外量産は初めて。欧州の顧客の納入期間を大幅に短縮し、現地事業を強化するのが目的で、現地子会社傘下のNTNメットマンが生産する。
トルコと米国の対立が激化している。トルコ政府は20日、米国が鉄鋼・アルミニウムへの関税を引き上げたことを不当として、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表。一方、米国もトルコで拘束されている米国人牧師が解放されなければ追
自動車部品大手の独ヘラーはこのほど、リトアニアのカウナス工場が稼働し、欧州に初出荷したことを明らかにした。同工場では自動車のヘッドライト用電子回路基板を生産している。 ヘラーがカウナス自由経済地域(FEZ)に開設した同工
ロシアの兵器製造大手カラシニコフは24日、国防省主催の国際軍事技術フォーラム「Army 2018」(開催期間24日~26日)で、独自に開発した電気自動車(EV)の乗用車モデル「CV-1」を公開した。旧ソビエト時代の197
ポーランドの衣料品小売大手LPPはこのほど、スロベニアとボスニア・ヘルツェゴビナに進出すると発表した。スロベニアは年内に、ボスニア・ヘルツェゴビナは来年に1号店を出店する。 LPPは欧州・中東の20カ国で約1,700店を
ポーランドのIT製品販売会社ABCデータはこのほど、中国の電子商取引(EC)最大手アリババと戦略的提携で合意したと発表した。ABCデータはポーランドをはじめとする中東欧地域で、アリババのクラウドサービスなどを独占的に提供
ポーランド国鉄の物流子会社PKPカーゴはこのほど、中国・鄭州市と提携覚書を交わしたと発表した。ポーランド東部のマワセヴィツェ物流センターを中国とEUを結ぶ貨物輸送ハブとして積極的に活用することを目指す。鄭州市は中国が提唱
チェコのシュコダ自動車は14日、7月の販売台数が前年同月比14.6%増の9万9,700台となり、7月単月として過去最高を記録したと発表した。堅調な欧州市場に加えてロシア、中国、インドで二桁台の伸びを記録したほか、中核モデ
EUは7日、米国が核合意離脱に伴う措置としてイランへの経済制裁を一部復活させたことを受け、イランと取引がある欧州企業を保護するための対抗策を発動した。「ブロッキング規則」と呼ばれる措置で、域内の企業が米国の制裁に従うこと
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2018年4~6月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%増となり、伸び率は速報値の0.3%から0.1ポイント上方修正された。ドイツ経済が堅調で、前期と同水準の成
ユーロ圏の金融安全網である欧州安定メカニズム(ESM)は6日、ギリシャに150億ユーロの追加融資を実施したと発表した。ギリシャは20日に金融支援が終了することになっており、これが最後の融資となる。今後は国債発行により、自
イタリア北部ジェノバで高速道路の高架橋が崩落した事故を巡り、EUの財政規律に問題があると主張するイタリア政府と欧州委員会の溝が深まっている。今回の事故を受け、政府は全国規模でインフラの保守点検や改修を進める方針だが、政権
EU司法裁判所は7日、インターネット上で公開されている著作権保護されたコンテンツをウェブサイトに掲載する場合、新たに権利者の許諾を得なければならないとの判断を示した。ネット上の著作物を無断で別のサイトに転載する行為は違法
EUの欧州委員会は7日、中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)によるスロベニア同業ゴレニアの買収を承認したと発表した。競争上の問題はないと判断し、無条件で買収を認める。 ゴレニアは激戦の家電業界で生き残り、長期的な成長
欧州医薬品庁(EMA)はこのほど、中国で製造された高血圧治療薬の原薬に発がん性物質が混入しているとして、世界各国で自主回収が相次いでいる問題で、健康被害のリスクを検証するための再調査を行っていると発表した。ただちに重篤な
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の6月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.7%低下し、2カ月ぶりのマイナスとなった。エネルギーを除く分野で低迷した。(表参照) 分野別ではエネルギーが0.
EU統計局ユーロスタットが16日発表した6月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は225億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の257億ユーロから縮小した。輸出が前年同月比5.7%増の1,986億
英国の老舗百貨店ハウス・オブ・フレイザーが経営破綻し、10日に会社更生手続きに入った。これを受けて、英スポーツ用品小売り大手のスポーツダイレクト・インターナショナルが同日、ハウス・オブ・フレイザーを買収すると発表。ハウス
デンマークの海運大手APモラー・マースクは17日、海洋掘削事業のマースク・ドリリングをグループ本体から分離し、2019年にナスダック・コペンハーゲン市場に上場させると発表した。同社は原油安などで業績が悪化しているグループ
米司法省は14日、金融危機の引き金となった住宅ローン担保証券(RMBS)の販売を巡り、英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が49億ドルの制裁金を支払うことで和解したと発表した。RMBSの不正販売に絡
家具製造・販売大手のイケア(スウェーデン)は9日、インド1号店となるハイデラバード店が開業した。これを皮切りに急成長が見込めるインド市場の開拓を進め、2025年までに25店を開設する計画だ。 インド南部ハイデラバードの1
欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、主力車「ゴルフ」の生産をヴォルフスブルクの本社工場に集約すると発表した。ドイツ国内のすべての生産拠点で2020年までに生産性を25%引き上げる目標を受けた措置。来年
独化学大手のランクセスは8日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁会社アルランクセオから資本を全面的に引き揚げると発表した。経営資源を特殊化学分野に絞り込む考えで、同合弁の保有株50%をサウジアラムコに売却
独再生可能エネルギー大手のイノジーは13日、英国で計画している洋上風力発電プロジェクトを電源開発(Jパワー)、関西電力との合弁事業に切り替えると発表した。提携を通じて大型洋上風力発電事業を展開する戦略に基づくもの。日本2
欧州小売り大手の仏カルフールと英テスコは6日、仕入れ提携が10月に始動すると発表した。両社は7月、世界的に商品を共同で調達すると発表していた。 カルフールとテスコはドイツ系ディスカウント店のリドル、アルディなどに対抗する
ロシア商用車大手カマズは15日、インドネシアのジャカルタに100%子会社PTカマズ・トラック・インドネシアを設立したと発表した。カマズの主力モデルを現地販売する。ジャワ、スマトラ、カリマンタン各島にサービスセンターを設置
リトアニア政府は年内に電気自動車(EV)充電ステーションを57カ所増設する計画だ。現地通信社が8日、マシウリス交通相の話として報じたもので、EUから150万ユーロの助成を受けるとともに、地方自治体が投資額の15%を負担す
帝人フロンティアは7月30日、ドイツの不織布メーカー、J.H.チーグラーを買収すると発表した。欧州で自動車向け内装材の生産・販売拠点を獲得し、車内装事業のグローバル展開を加速する。買収金額は約1億2,500万ユーロ。8月
独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターは7月31日、米同業シナプティクスの買収に向けた交渉を打ち切ったと発表した。理由は明らかにしていない。ロイター通信が消息筋の情報として伝えたところによると、買収提示額が低す
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が1日発表した2018年4~6月期(第2四半期)決算の営業利益は39億4,800万ユーロとなり、前年同期から13.2%減少した。ディーゼル車の排ガス不正問題に絡む罰金などの費用として
仏最大手銀行のBNPパリバが1日発表した2018年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は23億9,300万ユーロとなり、前年同期から0.1%減少した。国際金融サービス部門が好調だったが、欧州で低金利が続いていることなどで
仏製薬大手サノフィが7月31日発表した2018年4~6月期(第2四半期)決算の売上高(定率為替ベース)は81億7,600万ユーロとなり、前年同期から0.1%増加した。希少疾病用治療薬部門のジェンザイムが好調だったが、糖尿
独自動車大手のBMWは7月31日、ハンガリーに生産拠点を設けると発表した。約10億ユーロを投じ、最大15万台の年産能力を持つ工場を建設する。約1年後の着工を見込んでいる。 同工場の設置は欧州での生産の強化が狙い。ハンガリ
チェコ中央銀行は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、1.25%とした。利上げは今年3回目で、金融引き締めに転じた昨年8月以降では5回目。8月からの利上げ幅は計1.2ポイントに達した。 通貨
スウェーデンの家具大手イケアのラトビア1号店がこのほど完成した。新店舗の立地は首都リガ郊外のストピーニで、6,000万ユーロを投じて昨年7月に着工した。約300人を新規雇用し、この秋に営業を開始する予定だ。 新店舗は敷地
武田薬品工業は2日、ロシア西部のヤロスラブリ工場に、多発性骨髄腫の治療薬「ニンラーロ」を製造する施設を開設したと発表した。新施設への投資額は4億7,000万ルーブル(約640万ユーロ)。世界で2番目の同治療薬の製造拠点と
日本たばこ産業(JT)は1日、ロシア同業ドンスコイ・タバック(DT)の買収が完了したと発表した。これによってJTのロシアでのシェアは40%に達し、中国、インドネシアに次ぐ世界3位のたばこ市場である同国で最大手の座を堅固な