リバティがタタ英事業の買収に名乗り、経営陣はMBOを正式表明
インド鉄鋼大手タタ・スチールが売却の意向を表明している英国事業をめぐり、英鉄鋼商社リバティ・ハウス・グループは3日、タタに対して正式に買収案を提示したと発表した。一方、タタ英国部門の経営陣を中心とするグループも同日、マネ […]
インド鉄鋼大手タタ・スチールが売却の意向を表明している英国事業をめぐり、英鉄鋼商社リバティ・ハウス・グループは3日、タタに対して正式に買収案を提示したと発表した。一方、タタ英国部門の経営陣を中心とするグループも同日、マネ […]
欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は3日、照明部門の新規株式公開(IPO)を正式決定したと発表した。株式25%以上を売り出す。残る株式も数年間で段階的に公開する計画だ。 フィリップスは2014年、経営資源を医療機器部
独化学大手のエボニックは6日、米同業エアー・プロダクツの特殊添加剤事業を38億ドルで買収すると発表した。飼料事業への依存度を引き下げるとともに、製品の幅と事業地域を拡充し、安定的に利益を確保できる体制を構築するのが狙い。
大手補聴器メーカーのソノバ・ホールディングス(スイス)は4日、オランダの補聴器販売会社オーディオノバ・インターナショナルを買収すると発表した。販売網の増強が狙いで、買収額は8億3,000万ユーロに上る。ソノバにとって過去
電機大手の独シーメンスが4日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は14億4,200万ユーロとなり、前年同期から63%減少した。前年同期に家電の合弁会社BSHの株式や補聴器事業の売却などで多額の特別利益を
仏最大手銀行のBNPパリバが3日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は18億1,400万ユーロとなり、前年同期から10.1%増加した。低金利や株式市況の低迷で総収入は2%減の108億4,400万ユーロに
高級車大手の独BMWが3日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比2.5%減の24億5,700万ユーロに後退した。為替差損と営業コスト増大、競争激化を受けた値下げが収益を圧迫した。
半導体大手の独インフィニオンが3日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は1億8,000万ユーロで、前年同期の6,400万ユーロから急増した。車載半導体と産業用パワー半導体部門が好調で、収益を押し上げた。
鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)が6日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA)は9億2,700万ドルとなり、前年同期から33%減少した。出荷量は8.8%増えたが、安価な
スイス金融大手のUBSが2日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は7億700万スイスフラン(約6億4,000万ユーロ)となり、前年同期から64%減少した。世界的な金融市場の動揺で富裕層向け資産管理、投資
スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは4日、2016年1~3月期(第1四半期)決算の最終損益は20億6,900万クローナ(約2億2,000万ユーロ)の黒字だったと発表した。「XC90」などSUV車の販売が好調で、前年同
欧州海運・石油大手のAPモラー・マースク(デンマーク)が4日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は2億2,400万ドルとなり、前年同期から86%減少した。原油安、コンテナ運賃の下落を受けて海運、石油部門
自動車大手の独ダイムラーは4日、約5億ユーロを投じてポーランドに乗用車用エンジン工場を建設すると発表した。ポーランドでの生産拠点開設は初めて。新工場は2019年の操業開始を予定している。 南西部ヴロツワフ近郊のヤヴォルに
トルコのダウトオール首相は5日、与党・公正発展党(AKP)の臨時党大会を22日に開催して新党首を選出するとした上で、自身は立候補しないと述べ、事実上の辞任を表明した。同首相の発言力の強化を嫌うエルドアン大統領の圧力があっ
中国の民間資源・投資会社、中国華信能源(CEFC)は3日、カザフスタン国営石油会社カズムナイガス(KMG)と合弁契約を結んだと発表した。昨年12月に合意した戦略提携に基づくもので、ルーマニアなどで事業を展開するKMGイン
欧州委員会は3日発表した春季の経済予測で、ユーロ圏の2016年の域内総生産(GDP)伸び率を1.6%とし、前回予測(2月)の1.7%から0.1ポイント引き下げた。中国をはじめとする新興国経済の減速などを受けたもので、17
欧州中央銀行(ECB)は4日、同日の理事会で500ユーロ紙幣の廃止を決めたと発表した。ユーロ圏で流通する紙幣で最高額の500ユーロ札が不正蓄財、マネーロンダリング(資金洗浄)など犯罪行為に利用されている懸念があるためで、
EUのトゥスク大統領(欧州理事会常任議長)と欧州委員会のユンケル委員長は3日、欧州を訪問中の日本の安倍首相とブリュッセルのEU本部で会談し、日本とEUの経済連携協定(EPA)締結に向けた交渉について、年内の大筋合意を目指
環境保護団体グリーンピースは2日、EU・米間の環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)交渉に関する機密文書を公開した。米側はEUに対して「予防原則」の見直しなどの譲歩を求めていると指摘し、TTIPは消費者の安全や環境を損なう
英政府統計局が4月27日発表した2016年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%増となり、13四半期連続でプラス成長となった。ただ、伸び率は世界経済の停滞を受けて、前期の0.6%から縮小。伸びたのはサー
スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは4月28日、同国のセーリングボートメーカーであるフラーと戦略提携契約を結んだ。フラーのボートに船外機を供給するほか、製品の販売や開発で相互に協力。グローバルなセーリング市場の開拓
ギリシャの金融支援をめぐる同国政府とEUなど債権団の協議が難航している。4月28日に開くユーロ圏の臨時財務相会合での決着が見込まれていたが、追加の財政緊縮策に関する調整が進まなかったため会合開催は延期され、改めて5月9日
独エネルギー大手エーオンのルーマニア子会社は4月26日発表した今年の事業計画で、同国のインフラ整備に7億8,300万レウ(約1億7,500万ユーロ)を投じることを明らかにした。4億3,300万レウ余りをかけて送電設備など
欧州議会は4月28日の本会議で、金融指標に対する規制を強化するための規則案を賛成多数で可決した。監督体制を強化して指標の安定性と信頼性を高め、金利指標の不正操作スキャンダルで失われた金融市場への信頼回復を図るのが狙い。E
車載音響機器大手のクラリオンは4月27日、ロシアに販売会社「クラリオン ロシア LLC(CRU)」を設立し、5月から業務を開始すると発表した。グローバル成長戦略の一環で、将来の市場拡大が見込める同国での拡販を強化する。初
経済協力開発機構(OECD)は4月27日、英国がEUを離脱した場合の影響を分析した報告書をまとめ、離脱によって英国の国内総生産(GDP)が2020年までに3%押し下げられるとの試算を公表した。英国との貿易が減少することで
ロシア国営ガス会社のガスプロムが4月28日発表した2015年12月通期決算の純利益は7,870億ルーブル(約170億ユーロ)となり、前期の1,590億ルーブルから約5倍に拡大した。ルーブル安で欧州やその他の地域向けのガス
欧州委員会は4月29日、仏海運大手のCMA-CGMがシンガポールの同業ネプチューン・オリエント・ラインズ(NOL)を買収する計画を条件付きで認可したと発表した。欧州委はコンテナ輸送市場で寡占化が進み、価格上昇などの弊害を
欧州司法裁判所は4月28日、欧州委員会が設定したEU排出量取引制度(EU-ETS)の対象企業に対する排出枠の無償割り当てを無効とする判決を下した。EU-ETS第3期間(2013-20年)の排出上限を設定する際、加盟国から
ドイツ政府は4月27日、電気自動車(EV)など環境対応車の購入者に補助金を支給すると発表した。これまでは補助金に否定的な立場をとってきたが、環境対応車の普及が目標を大幅に下回っていることなどを受けて方針を転換した。ただ、
EU統計局ユーロスタットが4月29日発表した3月のユーロ圏の失業率(速報値・季節調整済み)は10.2%となり、前月の10.4%から0.2ポイント低下した。景気の緩やかな回復に伴い雇用も改善し、失業率は2011年8月以来、
欧州委員会が4月28日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は103.9となり、前月の103から0.9ポイント上昇した。景況感の改善は4カ月ぶり。小売業を除いて上向いた。 ESIはEU内の企業経営者と
EU統計局ユーロスタットは4月25日、EU知的財産庁(EUIPO、旧欧州共同体商標意匠)が2015年に受け付けたEU28カ国からの商標登録出願件数は8万9,420件だったと発表した。ドイツが全体の2割以上を占めた。 EU
欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は4月25日、照明部門を分離する計画について、新規株式公開(IPO)の実施を検討していることを明らかにした。これまではIPOと売却の両にらみだったが、株式市況が好転してきたことから、
米製薬会社メディベーションは4月29日、仏サノフィの買収提案を拒否すると発表した。これに対してサノフィは、敵対的買収に乗り出すことも辞さない構えを示しており、激しい攻防戦が繰り広げられそうだ。 メディベーションはがん治療
ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ、本社ベルギー)は4月29日、買収で合意している英SABミラーの東欧事業を売却する方針を明らかにした。ABインベブは競争上の問題を解消して関係国・地域の監督
欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス)は4月27日、英冷凍食品メーカーのR&Rアイスクリームとアイスクリーム事業を統合し、合弁会社を設立することで合意したと発表した。ネスレのアイス事業が消費者の志向の変化と競争激
デンソーは4月25日、画像認識技術を開発する新会社「デンソーADASエンジニアリングサービス」をドイツ南部のリンダウに設立すると発表した。安全分野の技術開発を強化する考え。同子会社の設立に伴い、スペイン企業フィコサ・イン
パナソニックは4月26日、電子機器産業向けオートメーション規格を共同開発することで独同業シーメンスと基本合意したと発表した。パナソニックはインダストリー4.0(つながる工場)の本格化をにらんで独自に取り組んできたが、規格
通信機器大手のノキア(フィンランド)は4月26日、仏スマート機器メーカーのウィジングスを買収すると発表した。ウィジングスはウェアラブルの健康管理機器で知られる企業。ノキアは買収によって、初めて健康関連のデジタル製品市場に
独銀最大手のドイツ銀行が4月28日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の最終損益は2億3,600万ユーロの黒字となり、3四半期ぶりに赤字から脱却した。これまで利益を強く押し下げてきた法務リスクの引当金が大幅に減
欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が4月27日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は4億7,800万ユーロとなり、前年同期の2,700万ユーロから急増した。北米での販売が
製薬・化学大手の独バイエル4月)が26日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は15億1,100万ユーロとなり、前年同期から13.3%増加した。全ての事業部門で増益を確保。特に医療用医薬品、動物薬部門、法
化学大手の独BASFが4月29日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比29%減の142億800万ユーロと大幅に落ち込んだ。天然ガス販売・貯蔵事業の売却と石油価格の急落を受けて石油・天然ガス部門
スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールが4月27日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算は、純利益が16億3,000万ユーロとなり、前年同期から5%減少した。ブラジル、英国など大きな事業基盤がある国の通貨が対
スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)が4月28日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は709億ユーロで、前年同期から54%減少した。為替変動がマイナスに作用したほか、
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が4月27日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は2億8,200万ポンド(約3億6,300万ユーロ)となり、前年同期から97%減少した。前年同期にノバルティス
EU統計局ユーロスタットが4月29日発表したユーロ圏の2016年1~3月期の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期から0.6%増加し、12四半期連続のプラス成長となった。伸び率は前期の0.3%から大幅に拡大し、1
欧州家電大手のエレクトロラックス(スウェーデン)が4月28日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は8億7,500万クローナ(約9,600万ユーロ)で、前年同期から158%増加した。西欧、北米での販売が好
EU統計局ユーロスタットが4月29日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、ユーロ圏のインフレ率は前年同月比マイナス0.2%だった。インフレ率がマイナスとなるのは2月以来。前月は0%だった。 分野別ではエネルギー