パナソニックがヒートポンプの生産強化、チェコ工場に200億円
パナソニックは2日、チェコでのヒートポンプの生産能力を増強すると発表した。プルゼニ工場に2025年までに約200億円を投じ、欧州で需要が拡大しているヒートポンプ式温水暖房機(A2W)の年産規模を50万台まで引き上げる。 […]
パナソニックは2日、チェコでのヒートポンプの生産能力を増強すると発表した。プルゼニ工場に2025年までに約200億円を投じ、欧州で需要が拡大しているヒートポンプ式温水暖房機(A2W)の年産規模を50万台まで引き上げる。 […]
ハンガリー中央銀行は8月30日、政策金利を1ポイント引き上げ、11.75%にすると発表した。これは欧州連合(EU)加盟国の中では最も高い水準。利上げは16会合連続で、昨年6月からの上げ幅の合計は11.15ポイントに上る。
スウェーデンの電気通信設備大手エリクソンが、年末までにロシアからの完全撤退を完了する。ロシア・ウクライナ戦争の長期化で、事業再開が難しいと判断したとみられる。ロシアでのシェアが推定20%に上る同社の撤退で、ロシアは通信網
中国のタイヤ大手、山東玲瓏(リンロンタイヤ)がこのほど、セルビア北部のズレニャニン工場で生産を開始した。新工場は同社の欧州市場戦略上の重要な生産拠点となる。工場建設プロジェクトは2019年に着工し、今年6月に加硫装置を設
米国に本拠を置くIT企業パクテラ・エッジは8月30日、セルビアに開発拠点を設ける計画を明らかにした。エッジ(ネットワークの端末)、クラウド、認知コンピューティングなどエンドツーエンド(端末間)のデジタルサービスに関する開
ロシアのIT大手ヤンデックスは23日、同国のSNS大手VK(旧メール・ル)と一部事業の売却で合意したと発表した。ヤンデックスはニュースポータルサイトとエンターテインメントサイトの「ゼン」を売却する一方で、VKからフードデ
ユニクロは23日、ポーランドのワルシャワにポップアップストアを開店すると発表した。今年秋、ワルシャワ中心部のショッピングモール「Domy Towarowe Wars Sawa Junior」に出店する。ユニクロが同国に店
韓国サムスングループの電池事業会社サムスンSDIが、欧州市場向け電気自動車(EV)用バッテリーの生産能力を増強するため、ハンガリーのブダペスト近郊にあるゲデ工場に2兆ウォンを投資する。欧州での一拠点への投資としては最大規
ポーランドの肥料・化学大手グルパ・アゾティと子会社のプラヴィ(Pulawy)は23日、一部製品の生産停止や生産減に踏み切る計画を明らかにした。対象となる製品には窒素肥料やアンモニアが含まれる。両社は燃料となる天然ガスの価
スウェーデンの家具小売り大手イケアはロシアからの事業撤退を考えていないもようだ。現地通信社TASSが24日、関係筋の談話として報じたもので、ロシア事業を売却せず、「経済状況が改善し、経済制裁圧力が弱まれば」、2年以内に店
トルコの軍用機メーカー、バイカールがウクライナに無人航空機(UAV)の生産拠点を構える。ボドナール在トルコ・ウクライナ大使が米『ニューズウィーク』誌のインタビューでこのほど明らかにしたもので、すでに工場建設にかかっている
中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は12日、ハンガリー東部のデブレツェンにギガファクトリー(大規模工場)を設置すると発表した。電池セルの生産能力は年間100ギガワット時(GWh)。投資額は同国のグリーンフ
電気自動車(EV)の独スタートアップ企業ネクスト・イーゴー・モバイル(Next.e.GO Mobile)は15日、北マケドニアに工場を設置すると発表した。すでに工事を開始しており、2024年10-12月期に稼働を開始する
欧州委員会はこのほど、ルーマニアのグリーン水素の生産事業に対し1億4,900万ユーロを助成することを承認した。ウェブ紙『ルーマニア・インサイダー』によると、助成は欧EUの復興レジリエンス・ファシリティー(RRF)の枠内で
チェコのフィアラ首相は17日、エネルギー価格高騰による家計負担を軽減させるため、光熱費への公的支援を行うことを明らかにした。水道・ガス・電力料金が収入の30%(プラハは35%)を超えた場合、差額を全て助成する。助成予算と
トルコ中央銀行は18日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を1ポイント引き下げ、13%に設定した。利下げは昨年12月以来、8カ月ぶり。中銀は前回まで7会合連続で金利を据え置いており、市場は今回も据え置き
ロシア政府は3日、三井物産と三菱商事が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、新たな運営会社を設立することを決定したと発表した。6月末にプーチン大統領が署名した大統領令に基づくもので、現在の事業主体
ロシア天然ガス最大手の国営ガスプロムは1日、ラトビアへのガス供給を停止したことを明らかにした。同国が購入条件に従っていないというのが理由だ。ラトビア政府は、ガス調達でのロシア依存度は高いが、エネルギー消費全体に占めるガス
チェコ中央銀行(CNB)は4日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置きは市場の予想通り。中銀は前回まで9会合連続で利上げを実施していた。インフレが高進する中、景気の腰折れを避けるため追加
ポーランド石油最大手PKNオルレンは3日、同業2位の国営グルパ・ロトスとの合併が8月1日付で完了したと発表した。当初、6月末までの手続き完了を見込んでいた。オルレンはまた、7月29日に国営ガス・石油大手のPGNiGと合併
スペインのエネルギー大手イベルドローラは1日、スイスの石油卸売企業オーガスタ・エナジーからポーランドの再生可能エネルギー事業を取得することで合意したと発表した。同事業の総発電容量は98メガワット(MW)。取得後のイベルド
ハンガリーとセルビアは7月25日、グリーン水素分野における提携で基本合意した。グリーン水素の生産・貯蔵・輸送について情報を交換するとともに、共同プロジェクトを立ち上げる。エネルギーを国内生産する可能性を追求し、需要を適当
ハンガリー中央銀行は7月26日、政策金利を1ポイント引き上げ、10.75%にすると発表した。金利が2桁を超えるのは金融危機のさなかの2008年10月以来。利上げは15会合連続で、昨年6月からの上げ幅の合計は10.15ポイ
独高級車大手メルセデスベンツがハンガリー中部にあるケチケメート工場の生産能力増強に4,000億フォリント(約10億ユーロ超)を投資する。電気自動車(BEV)専用の次世代プラットフォームを用いた車両生産に向けたもの。シーヤ
ポーランドのバス製造大手ソラリスは7月29日、スロバキアのブラチスラバ交通公社(DPB)と燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」4台の受注契約を結んだ。来年7月に納車する。ソラリスが同国で燃料電池バスを受注するのは
日本電産(Nidec)がブルガリアの首都ソフィアに研究開発(R&D)拠点を設置する計画だ。同国のイノベーション・成長省が7月27日明らかにしたもので、投資額は350万米ドル。年内にエンジニア100人を雇用し、次世代の自動
ロシア・ウクライナ戦争の長期化を背景に、ユーラシア圏の新事業拠点としてカザフスタンに注目する企業が増えているもようだ。7月下旬に行われた米総合テクノロジー大手ハネウェルのアルマトイ工場開所式で、アイダロフ副外務相は国際企
ロシア中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を9.5%から1.5ポイント引き下げ、8%とすることを決めた。利下げは5会合連続。市場は0.5ポイントの下げ幅を予想していた。物価の上昇ペースが
ロシア国営インタファクス通信によると、ロシアは10月から欧州ナンバートラックの入国を禁止することを検討している。ウクライナ侵攻を受けて、EUが4月にロシアナンバーのトラックの入域を禁じたことに対する報復措置とみられる。運
ニプロは20日、クロアチアに製薬業界向けのガラス包装工場を新設したと発表した。投資額は1億クーナ(約1,330万ユーロ)。医薬品容器・医療用部材部門のニプロ・ファーマ・パッケージングを通じて操業する。年末までに稼働を開始
スイスの重電大手ABBは21日、ロシア市場からの撤退を発表した。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置。すでに2月の戦争開始以降、同国での新規受注を停止し、現地顧客との既存契約に従い業務を履行するにとどめていた。撤退に伴い、
チェコ議会はこのほど、ストローなどの使い捨てプラスチック製品の製造販売を禁止する法案を可決した。前バビシュ政権が昨年、同法案を議会に提出していたが、任期内に議決に至らなかった。欧州連合(EU)指令に則り、国内で施行する。
ロシア原子力公社(ロスアトム)は20日、エジプトで同国初の原子力発電所の建設を開始した。建設地は地中海沿岸のマトロウフ県エル・ダバで、建設費は300億ドル。最新の第3世代+(プラス)のロシア型加圧水型原子炉(PWR)であ
トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。金利据え置きは7会合連続。ウクライナ戦争が終わることで物価の上昇も鈍化するとの見方を繰り返す一方、戦争の長期化が世界的な経
ハンガリー中央銀行は13日、政策金利を2ポイント引き上げ、9.75%にすると発表した。利上げは14会合連続。昨年6月からの上げ幅の合計は9.15ポイントに上る。ウクライナ戦争によりインフレの上振れリスクが高まる中、物価の
伊商用車大手のイベコはロシアの合弁事業を解消し、同国から撤退する。ウクライナへの軍事侵攻を受けた措置。すでに合弁会社イベコAMTの保有株33%を合弁相手に売却した。ゲリット・マルクス最高経営責任者(CEO)が13日、明ら
ポーランドのバス製造大手ソラリスは11日、同国のコニン市の公共交通事業者ミースキエ・ザクラディ・コムニカツィ(MZK)に、燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」を納入したと発表した。同国で燃料電池バスが導入されるの
スイスの建材大手ホルシムは12日、セルビアの骨材大手テコ・マイニング・セルビア(Teko Mining Serbia)を買収したと発表した。取引額は明らかにしていない。テコ・マイニングは4つの採石場を持ち150人を雇用す
リトアニアが11日、自国領を通ってロシア本国とロシアの飛び地領カリーニングラード州との間を行き来する貨物の取締りを強化した。EUの対ロシア制裁の厳格化に伴うもので、新たにコンクリート、木材、アルコール、アルコールベースの
ギリシャとブルガリアを結ぶ天然ガスパイプライン「インターコネクター・ギリシャ・ブルガリア(IGB)」が完成し、8日にギリシャ北東部コモティニで開通式が行われた。ロシア国営ガスプロム社は4月にブルガリアへのガス供給を停止し
ポーランド中央銀行(NBP)は7日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.5ポイント引き上げ、6.5%に設定した。利上げは10会合連続。市場は0.75ポイントの上げ幅を予想していた。物価の上昇が続く中、経済の減速
ルーマニア中央銀行は6日、政策金利を3.75%から1ポイント引き上げて4.75%に設定した。利上げは7会合連続。上げ幅は2008年の金融危機以降で最大で、市場予想の0.5~0.75ポイントを上回った。景気の腰折れを懸念し
ダイキン工業がポーランドにヒートポンプ工場を建設する。同国首相府が7日明らかにしたもので、建設地は国内中部のウッジ経済特別地区にあるクサベルフを予定する。15億ズロチ(約3億2,000万ドル)とされる投資額は、近年の外国
ロシア下院は5日、国内に拠点を設ける義務に違反した外国のIT企業への罰則を強化する法案を承認した。IT企業管理を目指す政策の一環。政府は以前からネット上のコンテンツやデータの管理を強めてきたが、ウクライナ侵攻後、これらを
日本電産エレシスは4日、セルビア北部のノビサドで新工場の起工式を行った。環境規制強化で需要が拡大する車載インバーター及び電子制御ユニット(ECU)を現地生産し、欧州における効率的かつ迅速な供給体制を構築する狙い。来年初め
韓国・起亜自動車子会社の起亜ロシア・CISのサン社長は5日、ウズベキスタンのウムルザコフ副首相兼投資貿易大臣と会談し、同国中部のジザフ工場の生産ライン拡張や新プロジェクトを通じて同国での市場地位を強化する考えを明らかにし
ロシアのプーチン大統領は6月30日、三井物産と三菱商事が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の事業主体を、現在のサハリンエナジーから新設するロシア企業に変更する大統領令に署名した。サハリンエナジーの持つ資
ロシアの外貨建て国債の未払い猶予が6月27日で期限切れとなり、「債務不履行」となった。政府の支払い能力には問題がないが、ウクライナ侵攻に伴う欧米などからの制裁によって国際為替・決済サービスが利用できず、債権者に利払いが届
タイヤ大手の仏ミシュランとフィンランドのノキアンタイヤは6月28日、ロシアからの撤退を発表した。ロシア・ウクライナ戦争が長期化し、対ロシア制裁が厳しくなるなか、事業継続の見込みがないと判断した。ミシュランのロシア事業は売
ハンガリー中央銀行は6月28日、政策金利を1.85ポイント引き上げ、7.75%にすると発表した。利上げは13会合連続。市場は0.5ポイントの上げ幅を予想していた。ロシアのウクライナ侵攻が物価を押し上げる中、インフレリスク