ドイツ

乗用車新車登録、4月は増加幅が縮小

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した2011年4月の乗用車新車登録台数は前年同月比2.6%増の26万6,251台だった。増加幅はこれまでの2ケタ台から大きく縮小したものの、メーカーの受注は好調に推移しており、今後の見 […]

3月輸出入高が過去最高に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2011年3月の輸出高は前年同月比15.8%増の983億ユーロとなり、08年4月に記録した過去最高(888億ユーロ)を大きく上回った。欧州連合(EU)加盟国との取引が活発で、輸入高も16.9

鉄道車両の安全向上に向けハンドブック

連邦交通省は5日、鉄道車両の発注・製造から営業運転までの手続きや技術上の注意点を明確にマニュアル化したハンドブックを発行した。故障などのトラブルが起こった際の責任の所在を明確にすることで、安全性にかかわる問題のすみやかな

Bayer AG―製薬部門で対等合併を検討―

複合企業のBayer(レバークーゼン)が製薬部門で対等合併の可能性を検討している。同社のマライン・デッカー社長が米ブルームバーグテレビジョンのインタビューで明らかにした。 \ Bayerの製薬部門は売上高が169億ユーロ

バイオ医薬品業界が好調

特許薬業界団体である研究開発型製薬工業会(VFA)のバイオ部会(VFA.Bio)が5日発表した業界報告書によると、加盟29社の2010年バイオ医薬品売上高は前年比9%増の61億7,000万ユーロに拡大した。バイオ医薬品の

独機械業界3月受注18%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した2011年3月の業界受注高は前年同月比で実質18%増加した。比較対象の2010年3月は経済危機後初めて受注が大きく伸びた月のため、11年3月は統計上のベース効果が小さく、増加率

Henkel AG & Co. KGaA―第1四半期業績好調―

大手化学・日用品メーカーの独Henkel(デュッセルドルフ)が4日発表した2011年1-3月期(第1四半期)の決算は売上高が前年同期比8.9%増の38億2,300万ユーロ、営業利益(EBITベース)が同1.9%増の4億3

スマートグリッドプロジェクトがマンハイムで進む

ドイツ南西部の都市マンハイムでスマートグリッドの実証プロジェクトが進められている。「モデルシティ・マンハイム(MOMA)」と名付けられた同プロジェクトは、電力情報の提供・管理システムの開発とともに、“地産地消型”電力ネッ

ThyssenKrupp AG―ステンレス鋼事業など分離・売却へ―

鉄鋼系複合企業の独ThyssenKrupp(エッセン)は5日、売上高で総額100億ユーロの事業を分離・売却する計画を発表した。将来性の高い事業に経営資源を集中するほか、債務を圧縮するのが狙いで、ステンレス鋼事業の分離が今

導電性複合材でカーボンナノチューブ添加量節約が可能に

カーボンナノチューブ(CNT)を配合して導電性を付与したポリマー複合材で、CNTの添加量を減らして製造コストを低減する技術をルクセンブルク大学のタニヤ・シリング教授を中心とする国際研究チームが開発した。少量の導電性高分子

SMS Holding GmbH―同業Elexis買収へ―

金属加工機械大手の独SMS(デュッセルドルフ)は9日、独中堅機械メーカーElexisへの株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。測量・制御機器分野で事業を強化する狙い。株式50%以上の確保と、独禁当局の承認をTOB成立

医師評価・検索サイトを公的健保が本格導入

公的健康保険のAOKとBarmer GEKは3日、加入者が参加できる医師評価・検索サイトを開設した。4日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが報じた。 \ 同サイトはベルテルスマン財団と患者・消費者団体の協力により

公的健保で初の経営破たん

連邦保険局(BVA)は4日、経営難に陥った公的健康保険組合City BKKを6月末で閉鎖すると発表した。同組合は慢性的な赤字が続いていたうえ、今年に入って加入者が大量流出したことで財務が一段と悪化、再建のめどが立たなくな

Deutsche Bahn AG―高速鉄道300編成をSiemensに発注―

独鉄道最大手のDeutsche Bahn(ベルリン)は9日、次世代高速鉄道車両「ICx」を電機大手のSiemensに正式発注した。発注規模は最大300編成で、総額はおよそ100億ユーロになる見通し。 \ ICxは国内特急

独フェアトレード市場、10年は27%拡大

途上国の製品を「公正な」価格で買い取るフェアトレード(公正取引)の市場規模がドイツで拡大している。独フェアトレード活動団体Transfairが3日発表した最新報告書によると、フェアトレード認証製品の2010年国内売上高は

Honsel AG―カナダのMartinreaが買収へ―

昨年秋に倒産した自動車部品メーカーの独Honsel(メシェデ)をカナダの同業Martinreaが買収する。Honselの債権者委員会は4日、同取引を承認した。売却金額は約1億ユーロに上るもよう。 \ ホンゼルは軽金属部品

BMW―利益率で競合上回る―

高級自動車メーカーの独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2011年第1四半期(1~3月)決算の売上高は前年同期比28.9%増の160億3,000万ユーロとなり、過去最高を更新した。市場が急成長する中国のほか、米欧での販売

Adidas AG―日本事業で15~25%減収見込む―

スポーツ用品大手の独Adidas(ヘアツォーゲンアウラハ)は5日の決算発表で、日本事業の4~12月の売上高が前年同期を15~25%下回るとの見通しを明らかにした。震災に伴い直営4店の閉鎖を余儀なくされたほか、取引先も被害

同僚の自家用車で事故、雇用主に賠償義務のケースも

業務に社員の自家用車を用いるのはできるだけ避けた方が良いことは以前、このコーナーでお伝えした(2011年3月16日号)。雇用主に賠償責任が発生する恐れがあるためだ。だが、時には社員の車をどうしても利用しなければならないケ

Mang Medical One AG―損益分岐点を確保へ―

ドイツ唯一の美容外科クリニックチェーンMan Medical One(MMO、エッセン)は設立から4年目の今年、損益分岐点を初めて確保する見通しだ。美容整形の人気拡大が追い風になっているという。同社のフィリップ・モールス

上司誹謗で解雇にならないケースも

根拠がないにもかかわらず上司を誹謗(ひぼう)中傷した社員を雇用主は即時解雇できる。信頼関係が失われ、雇用関係を継続できないとみなされるためだ。だが、特別な事情がある場合はこの原則が適用されないこともある。ここではこの問題

トラック3社連合に向けVWがMANにTOB

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が同社と子会社スカニア、および出資先のMANの3社からなるトラック分野のアライアンス実現に向けて大きな一歩を踏み出した。MANに対する株式公開買い付け(TOB)方針を明らかにしたのだ

Muenchener Rueck―自然災害の影響で赤字転落―

再保険世界最大手の独Muenchener Rueck(ミュンヘン)が9日発表した2011年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は9億4,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(4億8,500万ユーロ)から大幅に悪化

米カーギルの独チョコ大手KVB買収を認可

欧州委員会は2日、米穀物メジャーのカーギルが独食品大手シュバルタウアー・ヴェルケの子会社でチョコレート製品の製造・販売を手掛けるカカオ・フェアアルバイトゥング・ベルリン(KVB)を買収する計画を認可したと発表した。カーギ

独ティッセンクルップ、ステンレス鋼事業など分離・売却へ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは5日、売上高で総額100億ユーロの事業を分離・売却する計画を発表した。将来性の高い事業に経営資源を集中するほか、債務を圧縮するのが狙いで、ステンレス鋼事業の分離が最大の柱となる。同計

コメルツバンク(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は約10億ユーロで、前年同期から40%増加。貸倒引当金の大幅な縮小が収益を押し上げ、四半期ベースで過去最高益を記録した。黒字は5四半期連続。 \

シーメンス(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第2四半期)決算の純利益は28億3,000万ユーロで、前年同期から89%増加。中国、インドなどアジアで大型受注を確保したほか、仏アレバとの原子力合弁事業解消に伴う15億2,000万ユーロの株式売却益

BASF(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は24億ユーロで、前年同期の10億3,000万ユーロから急増。化学、プラスチック部門が需要増大で好調だった。独肥料大手K+Sの株式売却に伴う特別利益8億8,700万ユーロも収

BMW(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は12億1,000万ユーロで、前年同期の3億2,400万ユーロから急増。中国を中心に主要市場で軒並み販売が増え、収益を押し上げた。売上高は29%増の160億4,000万ユーロ

ルフトハンザ(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は5億700万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の2億9,800万ユーロから拡大。売上高は58億ユーロから64億ユーロに伸びたが、燃料コスト増大が収益を圧迫した。 \

ドイツテレコム(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は4億8,000万ユーロで、前年同期から37%減少。ルーマニア、ギリシャと米国の携帯電話サービス部門で顧客離れが進み、収益が悪化した。売上高は7.7%減の146億ユーロ。 \

独ポルシェ、「パナメーラ」のディーゼルモデルを発売

独高級スポーツカーメーカーのポルシェはこのほど、「パナメーラ」のディーゼルエンジン搭載モデルの詳細を発表した。英独などで8月から販売を開始する予定。ドイツでの販売価格は付加価値税込みで8万183ユーロからとなっている。

独ユング・ブーケ、精密プレス事業停止か

3月に倒産し経営再建を進めている独自動車部品会社ユング・ブーケ(ノルトライン・ヴェストファーレン州ハルヴァー)は、精密プレス部品事業廃止の危機にさらされている。同社の管財人が4月27日明らかにしたところによると、同事業の

ティッセンクルップ、車体部品事業を売却

独鉄鋼大手のティッセンクルップは4月29日、自動車の足回り・車体部品事業(ティッセンクルップ・メタル・フォーミング)をスペインの自動車部品メーカー、ゲスタンプ・オートモーションに売却することで合意した。取引金額など詳細は

独プレー、売上急拡大

自動車用電子部品メーカーの独プレー(バート・ノイシュタット・アン・デア・ザーレ)が2日発表した2011年1-3月期決算の売上高は前年同期比30%増の1億340万ユーロに拡大した。自動車市場の回復が追い風となっている。20

仏ヴァレオ、第1四半期は15.6%増収

仏自動車部品大手のヴァレオがこのほど発表した2011年第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比15.6%増の26億6,900万ユーロに拡大した。 \ OEM(完成車メーカー向け)製品の売上高は19.2%増の22億6,30

第1四半期25%の売上増に

独自動車部品メーカーのプログレス・ヴェルク・オーバーキルヒ(PWO)が2日発表した今年第1四半期の決算は、売上高が前年同期比25.6%増の7,710万ユーロとなり、当初予想を上回った。自動車業界の好景気と新製品の投入が好

独SGL、第1四半期は増収増益

独炭素製品大手のSGLカーボンが4月28日発表した2011年1-3月期決算の売上高は、前年同期比19.8%増の3億6,380万ユーロに拡大した。電気鋼や太陽電池、半導体、発光ダイオード(LED)産業向けの需要拡大が追い風

独テレコム、英Autotxtと車両モバイル通信で提携

ドイツテレコムは4月26日、テレマティクスを専門とする英Autotxtと提携し、車両モバイル通信事業を強化すると発表した。 \ Autotxtが、機器同士が自立的に通信するM2M(Machine to Machine)方

ポルシェ、「GT3 RS 4.0」を600台限定販売

独高級スポーツメーカーのポルシェは4月28日、「911」シリーズの自然吸気エンジンを搭載した最高級モデル、「GT3 RS 4.0」を600台限定販売すると発表した。 \ 同モデルは、「911 GT3 RS」をベースにモー

ダイムラー、Car2goサービスをバンクーバーでも開始

独自動車大手のダイムラーはこのほど、カナダの首都バンクーバーで6月からカーシェアリング(短時間の利用を想定したレンタカー)サービス「Car2go」を開始すると発表した。 \ Car2goは事前に登録手続きを済ませておけば

ドイツ人の4人に1人、「中国車の購入ありうる」

中国車に対するドイツ人の評価は意外に高いようだ。独市場調査会社がこのほど発表した調査結果によると、4人に1人が中国車を購入してもよいと考えていることが明らかになった。 \ この調査は市場調査会社プルス(Puls)が、中古

電気自動車のリースで独RWEと協力

オランダのリース会社Athlon Car Leaseのドイツ法人(Athlon Car Lease Germany)はこのほど、独電力大手RWEの子会社RWE Effizienzと電気自動車(EV)の法人向けサービスで協

独乗用車新車登録、4月は2.6%増

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した同国の4月の乗用車新車登録は26万6,251台となり、前年同月を2.6%上回った。車種別では、オフロード車が35.5%増と大幅に増えたほか、バンやキャンピングカーの販売も好調だった

RWE

独電力大手RWEの蘭子会社Essent はこのほど、アムステルダム市から電気自動車(EV)の充電スタンドを受注した。充電スタンド設備を125基以上供給する内容。設置作業は今年上半期(1~6月)中にも開始する計画。RWEに

独経済相、EV購入補助金制度に難色=独紙

ドイツのライナー・ブリューデルレ経済相はこのほど、エレクトロモビリティーを対象とした購入補助金を実施する意向はないと明言した。公平な市場競争が歪められる恐れがあり、「善意が仇になりかねない」との見解を示した。 \ 同発言

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