ロシア

Rosneft:ロスネフチ、4-6月期は15%の減益

売上高は2兆1,350億ルーブル(336億ドル)と、前年同期比で3.4%、前期比で2.8%、それぞれ増加した。

営業利益(EBITDA)は5,150億ルーブル(80億ドル)で、前年同期から8.8%、前期から6%、それぞれ縮小した。

売上高は11.2%増の4兆2,120億ルーブル(655億ドル)に、営業利益は11.9%増の1兆630億ルーブル(163億ドル)へ、それぞれ拡大した。

Hyundai Motors:現代自、GMのサンクトペテルブルク工場に食指

韓国・現代自動車が、ゼネラルモータース(GM)のサンクトペテルブルク工場の買収に関心を示している。

同工場は2008年の開所で、推定投資額は3億ドルに上る。

サンクトペテルブルク市では、現代のほかトヨタ、日産も工場を操業する。

Rosneft:ロスネフチがモザンビーク石油企業との協力拡大、オフショア開発に向けて

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは22日、モザンビークにおける石油開発に向けて、同国の国営石油企業ナショナル・ハイドロカーボン・カンパニー(ENH)と協力拡大の覚書を交わした。

ロシアを訪問した同国のニュシ大統領とロシアのプーチン大統領の会談に合わせて行われたもので、ロスネフチはモザンビーク国立石油研究所(INP)との協力協定も結んだ。

ロスネフチは昨年10月、米エクソンモービルなどとコンソーシアムを結成し、モザンビーク政府との間で3つのオフショア鉱区における探査・生産権契約を結んだ。

OSK:露化学企業、同国初のDMS生産工場を建設

ロシアの化学企業オレンブルグ・スルフィド(OSK)が同国南部オレンブルグにジメチルスルホキシド(DMS)の工場を建設する。オレンブルグ州政府によると、すでに建設準備作業が進められており、2022年3月までに完工の見込みだ

インド、ロシアとの関係強化に期待

ゴヤル商工相は「インドは天然ガスを基盤とする経済への転換を図っており、ロシアはエネルギー分野のパートナーとして重要な役割を果たす」と期待感を示した。

インドとロシアの貿易規模は昨年、15%増の110億ドル弱(98億ユーロ)に拡大した。

ロシアのトルトネフ副首相は2025年の貿易目標300億ドル達成に向け、協力関係の拡大・深化に取り組む必要性を強調した。

ロシア7月インフレ率4.6%、4カ月連続で低下

ロシア連邦統計局(ロススタット)がこのほど発表した7月のインフレ率は前年同月比で4.6%となり、上げ幅は前月(4.7%)から0.1ポイント縮小した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いたコアインフレ率は4.5%で、前月から0.1ポイント縮小した。

7月のインフレ率を項目別にみると、食品が5.5%と大きく値上がりし、サービス(4.5%)、非食品(3.6%)も上昇率が高かった。

Danone:仏ダノン、ロシアの工場拡張計画で現地政府と投資提携

今回の刷新・拡張プロジェクトでは、サワーミルクなど新たな乳製品の生産ラインを整備し、製品の種類を約110に拡大する計画だ。

ダノンは1992年にロシアに進出し、ヨーグルトなどの乳製品、ベビー食品、特殊栄養食品、ミネラルウォーターを製造販売する。

乳製品事業は2010年に現地同業ウニミルク(Unimilk)と統合し、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、ベラルーシにおける業界最大手に躍進した。

Topsoe:デンマークのトプソー、露メタノール工場に技術供与

同プロジェクトについては事業母体のGTM1と建設を受注した三菱重工との間で今月初めに契約が締結されていた。

計画されているメタノール工場の年産能力は100万トンで、現地化学企業ヒムプロムが2014年に操業を停止した工場の跡地に設置される。

同事業については、今年の6月にロシアの国家ファンド、ロシア直接投資基金(RDIF)と日本の国際協力銀行(JBIC)が参加する日ロ投資基金も出資すると報じられていたほか、丸紅も参加している。

ロシア政府が化学品の国産化に優遇措置を検討、タイヤメーカーなども対象

一定の条件を満たした企業に輸出や政府調達における優遇措置を導入する同法案について、国内の化学品メーカーは概ね支持する意向を示している。

産業貿易省のエフトゥーホフ副大臣によると、改正によりこれらの製品を生産する化学品メーカーにも政府調達への参加などの優遇措置が適用される。

こうした製品は国内ではほとんど生産されていないが、優遇措置を受けるには15の工程のうち少なくとも5つを国内で実施することが必要とされている。

Bonum:露ボヌム、セミトレーラーの新工場建設

ロシアのセミトレーラーメーカー、ボヌム(Bonum)が南部ロストフ州に組み立て工場を新設する。

新工場では原油輸送用のタンクセミトレーラーを組み立てる。

原油、瀝青(重質炭化水素油)、化学品、セメント、穀物などの輸送用セミトレーラー、トラック用積載プラットフォームを製造する。

Sberbank:ズベルバンク、物流サービス会社を買収

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクは7月30日、国内物流サービス会社のシプターを買収したと発表した。

物流事業を構築するうえで、同社の買収を重要なステップと位置付けている。

ズベルバンクはロシアのネットサービス大手メールルーとネットと実際の店舗をつないで消費を促すマーケティング手法のオンライン・ツー・オフライン(O2O)ビジネスプラットフォームの構築で提携したばかりで、物流サービスへの参入準備を進めている。

Coexpan:西包装材メーカー、露モスクワ州に新工場開設

スペインの包装材メーカー、コーエクスパン(Coexpan)は先ごろ、ロシアのモスクワ州ナロ・フォミンスキに新工場を開設した。

当初57人を雇用し、今後120人まで増員する予定。

コーエクスパンは2006年、ナロ・フォミンスキに工場を持っていた現地プラスチック包装材メーカー、エクストルジオンニエ・テクノロギーを買収してロシアに進出。

Sberbank:ズベルバンク、物流サービス会社を買収

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクは7月30日、国内物流サービス会社のシプターを買収したと発表した。同社を基盤に新物流部門ズベルロジスティックスのビジネスプラットフォームを立ち上げ、自行の各事業部門のサービス体制に組み込

ロシアが輸出市場としてアフリカに注目、中期的に輸出3倍に

ロシアが輸出市場としてアフリカの成長性に大きく注目している。ロシア貿易センターのスレプニェフ事務長によると、昨年の対アフリカ輸出高は前年比17.2%増の204億ドルに急成長した。中期的には、アフリカ輸出入銀行の協力などを

MRG:ロシアITサービス大手MRG、ズベルバンクと提携

ロシアのITサービス大手「メール.ru(MRG)」と国営貯蓄銀行のズベルバンクが、タクシーを使った食品の宅配サービスで提携する。投資規模は1,000億ルーブル(14億1,500万ユーロ)。オンライン決済サービスの普及を受

ロシア中銀が追加利下げ、政策金利7.25%に

29日付で新金利を適用する。

インフレ率は今年末に4.2~4.7%まで低下し、その後は4%近くで推移するとみている。

中銀は声明で、今後も物価と景気の動向をにらみながら金利を決定するとした上で、今後さらに1回利下げを行うとともに、2020年前半までにインフレ期待の抑制と経済振興を両立させる「中立的」な金融政策に移行する可能性を示した。

ロシアとアフリカ連合の初首脳会議、10月にソチで

ロシア政府が今年10月24日、アフリカ諸国との初の首脳会議と経済フォーラムをソチで開催する。ラブロフ外務相がこのほど明らかにしたもので、アフリカの50カ国超の首長を招待し、すでに35カ国が出席を申し出た。会議の議長国はロ

FRRT:放射線治療機器メーカーFRRT、モスクワ近郊に新工場

露製薬大手Rファーム傘下の放射線治療機器メーカー、FRRTがモスクワ近郊のドゥブナ経済特区に新工場を建設する。同経済特区事務局がこのほど明らかにしたもので、敷地面積は2,300平方メートル、投資額は約9億ルーブル(1,2

ロスネフチ、北極海開発で税制優遇措置を要請

ロシア石油最大手の国営ロスネフチなどが北極海で計画している石油開発プロジェクトに関し、同社が税制優遇措置の導入を求める書簡をプーチン大統領に発出していたことが分かった。現地紙『ベドモスチ』がこのほど報じたもので、同社が求

ロシア新車販売、6月は3.3%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)がこのほど発表した同国の2019年6月の新車(乗用車・小型商用車)販売は15万1,180台となり、前年同月に比べ3.3%減少した。1~6月の累計は、前年同期比2.4%減の82万8,750

KAMAZ:ロシア商用車大手カマズ、カザフトラック部品生産

ロシア商用車大手のカマズは16日、カザフスタン政府と同国でのトラック部品生産に関する趣意書を交わした。主駆動軸動力伝達部品と鋳造部品を生産する計画。工場のほかエンジニアリングセンターを設置し、従業員のスキル向上を図る。2

ロシア新車販売、6月は3.3%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が4日発表した同国の2019年6月の新車(乗用車・小型商用車)販売は15万1,180台となり、前年同月に比べ3.3%減少した。1~6月の累計は、前年同期比2.4%減の82万8,750台と

ロシアのインフレ率、6月は4.7%に低下

ロシア連邦統計局(ロススタット)が8日発表した6月のインフレ率は前年同月比4.7%となり、前月の5.1%から0.4ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続で、中央銀行が今月26日の会合で利下げを実施するとの観測が強

Hitachi Zosen:日立造船、ロシアでごみ焼却発電プラント受注

日立造船は12日、スイス子会社でごみ焼却発電プラントの設計・建設・保守を手がける日立造船イノーバとロシアのエンジニアリング会社PJSC ZiOポドルスクの企業連合が、ロシア・モスクワの特別目的会社オルタナティブ・ジェネレ

ロシアの大陸横断道路「メリディアン」、政府が建設を承認

ロシアのメドベージェフ首相は先ごろ、同国を横断する長距離自動車道「メリディアン」の一部区間の建設を承認した。関係省庁に対しては事業母体の「ロシアホールディングカンパニー」と資金確保について協議するよう指示を出した。現地紙

Hitachi Zosen:日立造船、ロシアでごみ焼却発電プラント受注

日立造船は12日、スイス子会社でごみ焼却発電プラントの設計・建設・保守を手がける日立造船イノーバとロシアのエンジニアリング会社PJSC ZiOポドルスクかの企業連合が、ロシア・モスクワの特別目的会社オルタナティブ・ジェネ

BASF:独BASF、露ロスナノの化学子会社と提携

独化学大手BASFは先ごろ、ロシアの国営ハイテク企業体ロスナノ傘下の化学企業、アクリラン(Akrilan)と共同で高分子(ポリマー)分散剤を生産していくことで合意した。アクリランによると、両社はロシア国内に生産施設を建設

Kamaz:商用車大手カマズ、モスクワに電動バス工場を新設

ロシア商用車最大手のカマズが、モスクワ市に電動バス工場を新設する。投資額は約10億ルーブル(1,400万ユーロ)で、開発センターも併設する。最大3,500人の雇用創出が見込まれる。 立地は市公共交通事業者モスゴルトランス

Canon Medical:キヤノンメディカル、ロシア製薬最大手と戦略提携

キヤノンメディカルシステムズは1日、ロシア製薬最大手Rファームと戦略提携で合意したと発表した。Rファームがロシアでキャノン製の医療用画像診断装置を販売するほか、将来的な現地生産までを視野に入れて両社間の連携を進める。これ

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ロシア5月失業率4.5%、3カ月連続で改善

ロシア連邦統計局(ロススタット)が先ごろ発表した5月の失業率は4.5%となり、前月の4.7%から0.2ポイント改善した。失業率の低下は3カ月連続。モスクワなど地域によっては完全雇用状態になっている。 過去3カ月の平均失業

ロシア、食品禁輸措置を来年末まで延長

ロシアが欧米諸国に対する食品輸入禁止措置を1年間延長する。政府が6月26日付の官報で明らかにしたもので、2019年12月31日が期限だった同措置を20年末まで継続する。 ロシアは2014年8月、ウクライナ紛争をめぐる欧米

Kamaz:露トラック大手カマズ、トルクメンに2000台を供給

ロシアのトラックメーカー、カマズが2020年から21年にかけてトルクメニスタンにトラックなど2,000台を輸出する計画だ。同社が本拠を構えるタタルスタン共和国のカリモフ産業相が6月25日に明らかにした。それによると、カマ

Ford:米フォード、ロシアの乗用車工場を売却

米自動車大手フォードがロシアにある3工場を売却する。同国からの乗用車生産撤退に伴うもので、マントゥーロフ産業貿易相は先月末、売却手続きが近く開始されることを明らかにした。売却先について現地メディアは中国や韓国の自動車メー

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ロシアが電子ビザ導入へ、外国人旅行者向けに

ロシアのプーチン大統領はこのほど、2021年までに外国人旅行者向けの電子ビザを導入する大統領令に署名した。検討されている電子ビザは1回の入国で16日間の滞在が許されるもので、観光ビザを含む各種ビザに導入される。現地紙『コ

モスクワ市でごみの分別収集開始、来年初めから

モスクワ市が来年初めから一般世帯および厚生施設から出るごみの分別収集制度を導入する。廃棄物のリサイクル率を引き上げ、埋立処分の減量を目指す。 市政府は年末までに集合住宅にプラスチック、ガラス、古紙、金属用の収集容器を設置

Enel:伊エネル、露最大の石炭火力発電所を売却

伊電力最大手エネルは20日、ロシアで運営する石炭火力発電所「レフティンスカヤGRES」を現地同業のクズバセネルゴ(Kuzbassenergo)に売却することで合意したと発表した。取引額は明らかにしていないものの、最低でも

Marubeni:丸紅とロシア鉄道、極東に予防医療センター設立の覚書

丸紅は25日、露国営ロシア鉄道と健康診断・予防医療サービスを提供する「日露予防医療診断センター」(仮)設立に向けて覚書を交わしたと発表した。極東のハバロフスクで、日本の医療機関のサポートを受けて質の高い予防医療サービスを

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Syngenta:農薬大手シンジェンタ、ロシア工場を新設

中国化工集団(ケムチャイナ)傘下のスイス農薬大手シンジェンタが、ロシアのリペツク特別経済地区(SEZ)に工場を新設する。同国向け製品の現地生産比率を高める狙い。投資額は16億ルーブル(2,180万ユーロ)。今年10~11

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