2020年11月4日

イスラエル、南欧・東欧のスマート農業市場に注目

イスラエルがスマート農業技術の市場として南欧・東欧に注目している。国産技術のプロモーション企業インプロベイトは10月29日、これらの地域の政府高官を招待し、ビデオ会議で「スマート農業会議」を開催。各国の課題を聞くとともに […]

シュコダ自の1-9月決算、60%の減益

チェコのシュコダ自動車が10月30日発表した2020年1-9月期決算の営業利益は前年同期比60.1%減の4億6,900万ユーロとなった。新型コロナウイルス流行の影響が依然残るものの、7-9月の回復を受けて下げ幅は1-6月

ポーランド化学市場、地元企業の勢力強く

ポーランドの化学市場は国内企業の勢力が強い。石油最大手のPKNオルレン(PKN Orlen)は合併を通じて規模を拡大する戦略を推進中だ。肥料市場では窒素メーカーのグルパ・アゾティ(Grupa Azoty)が依然として圧倒

チェコの電力大手エネルゴプロ、トルコで水力発電所が稼働

チェコ電力大手のエネルゴプロは1日、トルコ東部で建設していた2つの水力発電所が稼働したと発表した。建設費は8億米ドル強(約190億コルナ)で、チェコ企業の水力発電所投資として1989年11月以来最大となった。エネルゴプロ

トルコ家電大手ヴェステル、英社から2ブランド取得

トルコの家電大手ヴェステル(Vestel)は10月28日、英同業クロスリーから2つのブランドを取得したと発表した。英国を含む欧州市場での事業基盤強化が狙い。取引額は明らかにしていない。 タンブラー乾燥機「ホワイトナイト」

ロスネフチ、イソプロピルアルコール製造の新手法を開発

ロシア石油最大手で国営のロスネフチはこのほど、有機化合物のアセトンからイソプロピルアルコール(イソプロパノール)を生産するための新しい手法を開発したと発表した。新手法は鉱物から得られた不均一系金属触媒を用いたアセトン水素

トルコのマスクメーカー、カザフスタンで現地生産

カザフスタン投資庁(カザフインベスト)は2日、トルコの医療用マスク大手MFAマスクが、現地生産プロジェクトに930万米ドルを投資すると発表した。首都ヌルスルタンのアスタナ特別経済地区に工場を設け、医療用マスク(FFP2、

ECBが12月の追加金融緩和を予告、コロナ感染再拡大に対応

欧州中央銀行(ECB)は10月29日に開いた定例政策理事会で、金融政策の維持を決めた。一方、ラガルド総裁は新型コロナウイルス感染が欧州で再拡大し、ユーロ圏の景気をさらに圧迫しかねない状況にあることから、12月に開く次回の

韓国斗山、ハンガリー・タタバーニャの銅箔工場を増強

韓国の斗山グループがハンガリー北西部タタバーニャの電気自動車(EV)向け銅箔工場の生産能力を強化する。投資額は750億フォリント(2億400万ユーロ)。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が10月30日に明らかにした。 年

韓国SKIがポーランド新工場に追加投資、LiBSの生産能力2倍に

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーション(SKI)が、ポーランドで建設中のリチウムイオン電池用セパレーター(LiBS)工場の生産能力を当初計画の2倍に引き上げる。同社のバッテリーセパレーター事業子会社、SK IE

IT販売のスイス・アルソ、ルーマニアに物流ハブを設置

情報通信分野の総合サービスを提供するスイスのアルソが、ルーマニア拠点に物流ハブを新設する。東欧事業の急速拡大を目指す戦略に沿うものだ。 アルソによると、ルーマニアの情報通信機器・システム(ITC)市場は2019年に150

ベラルーシのテック企業、ラトビアへの移転相次ぐ

大統領選挙をめぐる抗議行動により混乱が続くベラルーシからテクノロジー系企業のラトビアへの移転が相次いでいる。ラトビア投資開発庁(LIAA)の先ごろの発表によると、既に17の企業が一部または全面的な移転を決定した。8月以来

ロシア、遠隔医療プラットフォームを構築

ロシアのIT企業チフロミョト(Tsifromed)とオンライン医療相談サービスのドクティス(Doctis)、ロシア直接投資ファンド(RDIF)が合弁で、全国統一の遠隔医療プラットフォームを構築する。新型コロナの流行拡大で

ロシア科学者チーム、バイオマス燃料の改良に成功

ロシア・トムスク工科大学(TPU)の科学者らが、泥炭とふすまを加工・混合することで、褐炭に匹敵する燃料を作り出すことに成功した。既存のバイオマス燃料を改良することで無駄を小さくする狙いだ。将来的には産業有機廃棄物にもこの

ロシアの科学者が新設備を開発、水素貯蔵材料の研究を目的に

ロシア国立原子力研究大学(MEPhl)の研究チームが水素貯蔵材料の研究に向けて、新しい試験設備を製作した。フィルム状の水素吸蔵合金に適した合金組成や製造法を見出す目的だ。同大学によると、この種の設備はほかに類を見ないとい

露ズベルと米ビザ、AI利用のデータセンター設立

ロシアのフィンテック大手で国営のズベルはこのほど、米クレジットカード大手のビザと協力してビッグデータを分析する人工知能(AI)ベースのデータセンターを設置する計画を明らかにした。ウェブ紙『イーストウェストデジタルニュース

エドテック(教育工学)サービス開発 ポーランド

中・高校生向けの個人間(P2P、ピアツーピア)学習プラットフォームを提供している。学校の宿題などに関する質問を生徒同士や保護者、教師が個人間で助け合えるようにするもので、誰もが自由に質問を寄せ、間を置かずに回答を得られる

独ZF、ポーランドで最新車載カメラの生産開始

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは10月26日、ポーランド南部のチェンストホバで先進運転支援システム(ADAS)向け車載カメラ工場が稼働を開始したと発表した。新工場の主力製品となる前方監視用車載カメラ「S-

「アダムとイブ」の長い旅~ウクライナ

ルーカス・クラナッハ(父)といえば、ドイツ・ルネッサンスの巨匠として知られるが、その作品の一つ「アダムとイブ」は20世紀の歴史に飲み込まれ、数々の人の手に渡ることになった。現在わかっている最も古い所有者、キエフの国立西洋