独自動車部品大手コンティネンタルのゴム・プラスチック子会社コンチテックは12日、ロシアのカルーガに新工場を建設すると発表した。投資額は約1,300万ユーロ。空調やパワーステアリングのホースを生産する。2013年2月に着工する計画で、同年12月に一部の部品の量産を開始する計画。
\コンチテックは8月、油空圧装置大手の米パーカー・ハネフィンから自動車向け空調ホース事業を買収することで合意した。ロシア工場の建設により世界市場におけるプレゼンスをさらに強化する。
\新工場は60ヘクタールの敷地内に建設する。同敷地内には親会社のコンティネンタルもタイヤ工場を建設している。コンチテックのホース工場の面積は4,800平方メートル。さらに管理棟がこれに加わる。ホース工場の従業員数は2015年までに160人となる見通し。従業員の一部はすでにドイツで研修を受けている。
\新工場で生産した空調やパワーステアリング用のホースはルノー/ダチアに、露自動車大手のアフトワズ(「ラーダ」ブランド)にもパワーステアリングホースを供給する。
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