ベラルーシのトラック大手ベルアズ(BelAZ)は、ロシアの大手発電設備メーカーPower Machinesと共同で、鉱山向け超大型ダンプトラックの電気駆動システムを生産する合弁会社を設立する。同社がベラルーシ国営『BelTA通信』に17日明らかにした。
BelAZは2005年にPower Machinesとダンプトラック向けの電気駆動による新システムの開発で提携。2006年には新システムのプロトタイプを完成させ、積載能力が130トンの鉱山向けダンプトラックに組み込んだ。現在、新システムを活用した駆動装置をPower Machinesから調達し、積載能力90トン、130トン、360トンのダンプトラックに搭載している。