ロシア

メドベージェフ大統領、プーチン首相の「人民戦線」構想に距離

プーチン首相が6日、自らが率いる政権党「統一ロシア」を軸に、「全ロシア人民戦線」を結成する構想を明らかにしたことに対し、メドベージェフ大統領は12日、「正当な戦略」とコメントする一方で、「政治論争を保障するのが大統領の務 […]

ミシュラン、トラック用タイヤの再生工場が稼働

仏タイヤ大手ミシュランのトラック用リトレッド(再生)タイヤ工場が4月末にモスクワ近郊ダビドボ(Davydovo)で稼働した。ミシュランは2015年までに約1,000万ユーロを投じ、年産5万本を目指す方針だ。ダウジョーンズ

ロスネフチ、BP独製油事業の権益取得

ロシアの石油最大手ロスネフチはこのほど、英ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)がドイツで展開している合弁製油事業の権益50%を取得した。BPの5日の発表によると、同取引は予定より5カ月早く完了したという。6日付の『モスク

永暉焦煤、ロシア炭田の権益取得で合意

石炭輸入を手がける中国資本の永暉焦煤(ウィンズウェー・コーキング・コール)は3日、ロシアの天然ガス商社イテラから東シベリアにある炭田の権益を取得することで合意したと発表した。取引が成立すれば、中国企業が初めてロシアで炭田

米ワーナー、ロシア出身の実業家が33億ドルで買収

世界第3位の音楽大手である米ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)が、ロシア出身の実業家であるレン・ブラヴァトニク氏の投資会社、アクセスインダストリーズに買収されることが決まった。契約価格は33億米ドル。1株あたり8

ロシア、4月の製造業PMIが低下

英HSBCが3日発表した4月のロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.1と前月から3.5ポイント低下し、昨年11月以来の低水準となった。新規輸出受注と投資の低迷が響いた。 \ 資源価格の高騰にもかかわらず、生産者

ロシア人のローン購入、自動車が一番

ロシア人がローンで最も購入したいものは自動車――インターネット企業Mail.ruが先ごろ実施した調査で、こんな結果が明らかになった。 \ Mail.ruが、検索エンジンGo.mail.ruによって収集されたデータをもとに

露スホーイ、スーパージェットを初納入

ロシアの航空機メーカー、スホーイ・カンパニーの民間機部門(以下スホーイ)は4月下旬、中小型旅客機「スーパージェット100」の最初の1機をアルメニアの航空会社アルマヴィアに納入した。同機種はソ連崩壊後のロシアで初めて開発さ

鉄鋼大手NLMK、1-3月期は41%の増収

ロシア鉄鋼大手ノボリペツク製鉄所(NLMK)はこのほど、2011年1-3月期の売上高が前年同期比41%増の24億米ドルとなったようだと発表した。鉄鋼価格の上昇が寄与した。 \ 1-3月期の販売量は前年同期比1.8%増の2

ロスネフチ、1-3月期は60%増益

ロシア最大の石油会社であるロスネフチが4月28日発表した2011年1-3月期の純利益は38億8,000万米ドルとなり、前年同期比で60%の大幅増益を記録した。ブルームバーグ通信のアナリスト予想中央値である38億ドルを上回

日本企業連合がLNG事業化調査でガスプロムと合意

伊藤忠商事や丸紅などがガスプロムと、ウラジオストクでの液化天然ガス(LNG)プラントの事業化調査を共同で実施する。東日本大震災に起因する原子力発電所の運転停止などで発電能力が落ちている日本に対し、LNGを安定供給する狙い

ガスプロム、欧州向けガス販売価格の引き上げを検討

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムは先ごろ、欧州の顧客向けの天然ガス販売価格を今後さらに引き上げる見通しを明らかにした。同社のミレル社長によると、長期契約を交わしている欧州顧客への1,000立方メートル当たりの今年の販売価

ロシアがガソリン輸出停止、国内の供給不足解消で

ロシア政府は4月28日、国内のガソリン不足を解消するため5月にガソリンの輸出を停止することで国内の石油会社と合意した。さらにプーチン首相は、エネルギー省にガソリン輸出税の引き上げを指示。RIAノボスチ通信によると、ガソリ

ロシア銀行大手VTB、2010年は黒字転換

ロシア2位銀行の国営・外国貿易銀行(VTB)が27日発表した2010年決算(国際財務報告基準IFRS)は、最終利益が548億ルーブルとなり、596億ルーブルの赤字だった前年から黒字転換した。国内経済の回復に加え、トランス

ロシア中銀、政策金利を8.25%に引き上げ

ロシア中央銀行は4月29日、政策金利であるリファイナンス金利を0.25ポイント引き上げ8.25%に設定した。利上げは2月に続き、今年に入って2回目。インフレ圧力が依然として高く、経済成長鈍化のリスクを冒してもインフレ抑制

ロシアM&A取引額が倍増、国内企業間取引が主流

昨年のロシアにおける買収・合併(M&A)取引の規模は956億米ドルとなり、前年の488億ドルから約2倍に拡大した。一方で、数件の大型案件を除くと国外からの投資はごくわずかで、依然として国内企業間の取引が圧倒的多

独ディーフェンバッハー、露ヨー・アフトから生産ライン受注

独産業設備メーカーのディーフェンバッハーはこのほど、ロシアのヨー・アフトから繊維強化プラスチックの生産ライン(2ライン)を受注した。同生産ラインは、ヨー・アフトが2012年から生産を開始する計画のハイブリッド車「ヨー・モ

独エーベルスペッヒャーがロシアで排気装置を生産

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは6月に、ロシアのサンクトペテルブルク工場で排気装置の生産を開始する。成長市場のロシアで生産を強化する方針で、同じくサンクトペテルブルクで現地生産する日産自

鉄鋼大手MMK、10年10-12月期は増収減益

ロシア鉄鋼大手マグニトゴルスク・スティール(MMK)がこのほど発表した2010年10-12月期決算は、純利益が前年同期比81%減の4,200万米ドルとなり、ロイターによるアナリスト予想中央値の8,800万ドルを大きく下回

メチェル、2010年利益は前年の9倍に

ロシアの石炭・鉄鋼大手メチェルが11日発表した2010年決算は、純利益が6億5,720万ドルとなり、前年の7,370万ドルのほぼ9倍に拡大した。売上高は前年比40億ドル増の97億5,000万ドル。豪州で発生した洪水が石炭

ロシアの粗鋼生産、1-3月期は9.2%増

ロシア国家統計局(ロススタット)によると、今年1-3月期の国内粗鋼生産量は1,730万トンとなり、前年同期から9.3%拡大した。仕上げ鋼は7.9%増の1,470万トン、鋳鉄は0.8%増の1,210万トンだった。また、鋼管

アップルストア、モスクワ出店を検討

米アップルは直営販売店「アップルストア」をモスクワに開設する方向で検討を進めている。アップルストア関連の情報サイト『ifoAppleStore』が先ごろ、消息筋の話として伝えた。 \ 同サイトによると、アップルのロン・ジ

ズベルバンク、墺フォルクスバンクの東欧事業に関心

ロシア国営銀行ズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)がオーストリアの信用協同組合、フォルクスバンクの東欧事業(フォルクスバンク・インターナショナル/VBI)の買収を検討している。VBIの51%を取得し、最終的に完全買収する方向で

3月新車販売77%増、原油高による好況で

ロシアに進出している外国企業などで構成する欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した3月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は22万3,429台となり、前年同月から77%増加した。1~3月の累計では前年同期比77%増の51

独商用車大手MAN、ロシアで工場建設

商用車大手の独MANがロシアのサンクトペテルブルクでトラック工場を建設する。同社のPachta-Reyhofen社長とサンクトペテルブルク市のMatviyenko市長が4月14日に投資合意書に調印する予定だ。ブルームバー

自動車買い替え補助を延長

ロシア政府が自動車買い替え補助制度を今年末まで延長する。デメンチェフ産業貿易次官は6日、買い替え補助策の予算を50億ルーブル(1億7,700万米ドル)上積みすると明らかにした。 \ 政府は支援の一環として昨年3月に乗用車

ガスプロム、1-3月期に輸出30%増

天然ガス世界最大手のガスプロムは11日、2011年1-3月期の輸出量が前年同期比30%増の730億立方メートルに拡大したと発表した。旧ソ連諸国を除く国外出荷量は12%増の441億立方メートルで、主要取引先である欧州向けも

ガスプロムネフチ、独精油会社の株取得で伊ENIIと交渉

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチは、伊炭化水素公社(ENI)が保有するドイツの石油精製会社PCKラフィネリーの株式8.3%を取得する方向で、ENIと交渉を進めている。3月29日付けのロシア日刊

ウラルカリ、輸出肥料メーカー向け価格の引き上げを検討

肥料大手のウラルカリが、配合肥料の輸出メーカーに対する炭酸カリウム販売価格の引き上げを検討している。中国向け輸出価格がトン当たり50米ドル上昇したためで、7月から輸出製品の原料となる分に限って同額の50ドルを価格に上乗せ

ベルギーUCBファーマ、ビノファームと提携

抗てんかん薬で世界大手のベルギーのUCBファーマは先ごろ、ロシアの持ち株会社システマ傘下のバイオ医薬品会社ビノファームと提携することで合意した。現地英字紙『モスクワ・タイムズ』によると、提携にはビノファームでの生産委託や

ロシア経済成長予測を引き上げ=IMF

国際通貨基金(IMF)は11日、最新の世界経済見通しを発表し、今年のロシア経済成長予測を従来の4.5%から4.8%に引き上げた。これは、ロシア経済発展省の見通しである4.2%を上回る水準。2012年についても、従来より0

フィアット、ロシア工場建設に16億ユーロ投資か

伊自動車大手のフィアットはロシアでの工場建設に16億ユーロの投資を計画しているもようだ。1日付の英字紙『モスクワ・タイムズ』が消息筋の話として報じた。 \ 同紙によると、フィアットはロシア国営の対外経済銀行(VEB)から

セベルスタリ、北米事業強化に米政府からの融資見込む

ロシア鉄鋼大手セベルスタリが北米事業の強化のため、米国政府から7億3,000万ドルの融資を受けることを計画している。米国子会社のSergei Kuznetsov社長によると、融資で調達した資金の一部はミシガン州ディアボー

エブラズ、2010年通期で黒字転換

ロシア鉄鋼大手のエブラズが31日発表した2010年通期の最終損益(監査済)は5億3,200万米ドルの黒字となり、前期の2億9,200万ドルの赤字から黒字に転換した。売上高は27%増の144億9,400万ドル、営業利益(E

ルサール、2010年通期利益3倍に

ロシアのアルミ最大手、ルサールが31日発表した2010年通期の純益は28億7,000万米ドルとなり、前期実績を249.2%も上回った。アルミ価格の上昇が追い風となった。売上高は34.5%増の109億8,000万ドル、営業

Hevel Solar、国内ソーラー市場に期待

ロシアのソーラー企業Hevel Solarが国内市場に期待を寄せている。同社のDmitry Pryakhin副社長は3月30日、ミラノで開かれた太陽光エネルギー会議で、生産する太陽電池モジュールの大半をロシア市場で販売し

トランスネフチ、パイプラインに57億ドル投資

ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは今年、パイプライン建設に総額1,616億ルーブル(57億米ドル)を投資する計画だ。アジアや欧州向けの石油・天然ガス輸送を強化する。3月29日付けの『モスクワ・タイムズ』が伝

携帯サービス大手ビンペルコム、10年は増収増益

ロシア3位の携帯電話サービス事業者ビンペル・コミュニケーションズ(ビンペルコム)が3月29日発表した2010年12月期(通期)連結決算は、純利益が前年比49.2%増の17億米ドルに拡大した。国内景気の回復による加入者数の

モスクワ2空港を民営化、経営権譲渡も検討

プーチン首相は28日、モスクワにあるシェレメチェボ国際空港とヴヌコボ国際空港を統合の上、民営化する計画を明らかにした。財政赤字の削減と同時に、首都モスクワのインフラを改善することが狙い。詳細な日程は明らかにされていない。

医療機器の公共入札、現地生産が条件に=ロシア

ロシア政府は31日、医療機器を対象とする公共調達の価格・品質条件を厳しくする内容の法案を承認した。不正による予算の無駄遣いを防ぐとともに、現地生産を要件とすることにより、外国メーカーにロシア工場設置を求める意向だ。プーチ

政府高官と国営企業役員の兼任を解除、大統領が首相に指示

メドベージェフ大統領は2日、プーチン首相に対し、政府高官と大手国営企業役員の兼任を解く措置を7月1日までに実施するよう指示した。経済を政治から独立させるという2008年の選挙公約を実行に移すもので、セチン副首相やクドリン

カマズ、国外メーカーからの部品調達を拡大

ロシアの商用車大手カマズが国外の大手メーカーからの部品調達を拡大する。同社は現在、旧型エンジンを搭載したトラックを国内の公的機関や軍需機関、中央アジア諸国向けに販売しているが、今後は世界貿易機関(WTO)加盟に伴う輸入関

米ジョンディア、ロシア事業を拡大

農機・建機大手の米ジョンディアがロシア事業を拡大する。同社は先ごろ、在露米商工会議所が開催した投資家会議で、モスクワ近郊のドモジェドボにある組み立て工場の面積を2倍に拡大し、農機・建機のリース会社を設立する計画を明らかに

英BPとロスネフチの提携、差し止め仮処分が延長

英石油大手BPがロシア国営ロスネフチとの包括提携計画をめぐって、さらなる窮地に立たされている。ストックホルム商工会議所の仲裁機関は24日、判決日の来月7日まで計画を差し止める仮処分を延長する判断を下した。訴えているのはB

スリーエム、ロシア投資を拡大

米化学大手のスリーエムは、ロシアへの投資を拡大する。1,500万米ドル以上を投じて新たに2工場を建設するほか、800万ドルをかけて既存工場での産業用マスクの生産能力を強化する。 \ スリーエム・ロシアのReza Vazi

モスクワ銀の経営支配権獲得

ロシア2位の銀行である対外貿易銀行(VTB)は、同5位のモスクワ銀行の経営支配権を獲得したもようだ。22日付けの現地紙『ヴェドモスチ』が報じた。 \ VTBは先月下旬、モスクワ市が保有するモスクワ銀行の株式46.48%を

ロシア中銀、政策金利を据え置き

ロシア中央銀行は25日、主要政策金利を据え置くと発表した。翌日物預金金利は3%、リファイナンス金利は8%に据え置かれる。一方、預金準備率については、非居住者に対する債務の準備率を4.5%から5.5%に、それ以外の債務の準

ガスプロムに追い風、政情不安や原発事故で

中東・北アフリカの政情不安や福島第一原子力発電所の事故で、天然ガスの世界最大手であるガスプロムの商機が拡大している。第一の理由は、新たな調達先として注目を集めていた北アフリカ諸国の治安が悪化し、ロシアが「より確実な供給源

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