ロシア

米モルガン・スタンレー、ロシア銀行事業から撤退

米投資銀行モルガン・スタンレーが来年第1四半期にロシア銀行事業から撤退する。2014年以来の欧米による対ロシア制裁で採算を確保するのが難しくなっているためだ。コンサルティング事業は継続する。 7日のロイター通信によると、 […]

ロシア3月失業率4.7%、モスクワなど完全雇用

ロシア連邦統計局(ロススタット)が先ごろ発表した3月の失業率は4.7%となり、前年同月の5%から0.3ポイント低下した。モスクワなど地域によっては完全雇用状態になっている。 過去3カ月の平均失業率を地域別にみると、北カフ

露ノバテク、ムルマンスクに洋上LNGターミナル

ロシア政府は4月29日、国内第2位の天然ガス会社ノバテクが北西部ムルマンスクに洋上液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する計画を閣議承認した。投資額は約700億ルーブル(9億5,880万ユーロ)で、2023年の完成を目

ロシア3月鉱工業生産1.2%増、景気減速が明確に

ロシア連邦統計局(ロススタット)が4月15日発表した3月の鉱工業生産高(速報値)は、前年同月比で1.2%の増加にとどまった。前月実績の4.1%が一時的なものであることが改めて確認された形で、景気減速が明確となっている。

独シーメンス、ロシアでデジタル事業の提携拡大に意欲

独電機大手シーメンスがロシアでのデジタル事業拡大に乗り出している。現地ウェブ誌『Inc.Russia』がロシア子会社のリベロフ社長の談話としてこのほど報じたもので、製造業の刷新に大きく関わるビッグデータやスマートネットワ

米ビザ、ロシアの小売店での現金引き出しサービス開始へ

クレジットカード世界最大手の米ビザは先ごろ、ロシアで同国農業銀行及び小売大手パルメザンと協力して小売店舗などにおける現金引き出しの実証試験を開始したと発表した。今後ロシア全土でのサービス開始を目指す予定。 ビザは今年2月

露アルミ大手ルサール、米国での工場設置を計画

ロシアのアルミ大手ルサールは先ごろ、米国のアルミ合金メーカー、ブレイディ・インダストリーズと共同で同国にアルミ圧延工場を設置する計画を明らかにした。新工場の建設地はケンタッキー州アシュランドで、熱延鋼板を年間50万トン、

米ダウ・ケミカル子会社、露INKに技術ライセンス供与

ロシアの石油会社イルクーツクオイルカンパニー(INK)子会社のイルクーツク・ポリマー・プラント(IPP)は先ごろ、イルクーツク州のウスチクートに建設する新工場におけるポリエチレンの生産に関し、米化学大手ダウ・ケミカル傘下

ロシア3月インフレ率、5.3%に上昇

ロシア連邦統計局(ロススタット)が5日発表した3月のインフレ率は前年同月比で5.3%となり、前月の5.2%をわずかながら上回った。前月比では0.3%だった。1月から3月までの上昇率は1.8%と前年実績を1ポイント上回った

シーメンスの露合弁、2階建電車開発へ

独電機大手シーメンスとロシア機関車製造会社シナラ(Sinara)との合弁企業LLCウラル・ロコモーティブズはこのほど、国営ロシア鉄道(RZD)と2階建て(ダブルデッカー)電車の開発協力で合意した。長距離路線用の車両を開発

ロシア2月失業率4.9%、地域的には完全雇用

ロシア連邦統計局(ロススタット)が先ごろ発表した2月の失業率は4.9%となり、前年同月の5%から0.1ポイント低下した。モスクワなど地域によっては完全雇用状態になっている。 過去3カ月の平均失業率を地域別にみると、北カフ

ロシア鉄道貨物大手、来月にもロンドン証取に上場

ロシア鉄道貨物大手のルストランスコム(Rustranscom)は2日、ロンドン証券取引所(LSI)での新規株式公開(IPO)を計画していることを明らかにした。来月にも新規発行株のグローバル預託証券(GDR)を公開し、3億

中国化学工程、ロシア窒素メーカーから設備受注

中国化学工程集団公司(CNCEC)はこのほど、ロシアの窒素メーカーであるシュチョーキノアゾト(ShchyokinoAzot)から、アンモニアと尿素の製造設備を受注した。設計・調達・建設(EPC)を請け負う。 新設備はモス

ロスアトム、中国・田湾原発7、8号機を受注

ロシア原子力公社(ロスアトム)はこのほど、中国核工業集団(CNNC)と上海近郊の田湾原子力発電所の第7、第8号機建設の一括請負契約を結んだと発表した。同時に遼寧省の徐大堡原発の第3、第4号機の技術プロジェクトも受注した。

モスクワ市建設公社、仏スエズと建設廃棄物処理で合弁

モスクワ市の建設公社モシンジュプロイェクト(MosInzhProyekt)と仏エネルギー・環境サービス大手スエズが合弁会社の設立を計画している。モシンズプロイェクトのプレスリリースによると、両社は先ごろ仏カンヌで開催され

ロシアの2月インフレ率、5.2%へ加速

ロシア連邦統計局(ロススタット)が6日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で5.2%上昇し、伸び幅は前月から0.2ポイント拡大した。インフレ率の上昇は昨年7月以来8カ月連続となる。 食品が前年同月比で5.9

露不動産開発AVA、アルミ構造材工場を建設

ロシアの不動産開発大手AVAグループはこのほど、国内南部のチェルケス共和国に計画するアルミ構造材工場の建設プロジェクトについて、現地政府と投資合意を交わした。投資額は約30億ルーブル(4,000万ユーロ)で、約300人の

露蘭合弁会社、風力発電用ジェネレータを生産

ロシア原子力公社(ロスアトム)子会社のノヴァ・ウィンドとオランダの風力発電機メーカー、ラガウェイとの合弁会社であるレッド・ウィンドが、ロシア南部ロストフ州ヴォルゴドンスクで風力発電設備の部品を製造する計画だ。投資額は9億

樹脂フィルム製造の露KZPM、マイクロファイバー工場建設

ロシアの合成樹脂フィルムメーカーKZPMがマイクロファイバーの生産に乗り出す。新工場の建設地となるタタールスタン共和国中部のニジネカムスク市当局によると、投資額は約16億ルーブル(2,150万ユーロ)。約300人の雇用を

ロシア化学企業、チュバシ共和国に過酸化水素工場を設置

ロシアの複合企業オルクシンテス(OrgSintez)傘下の化学企業ヒムプロム(KhimProm)は先ごろ、同国チュバシ共和国のノボチェボクサルスクに過酸化水素の生産施設を建設する計画を明らかにした。投資額は56億ルーブル

印包装材大手ユーフレックス、露モスクワ州で工場着工

インドの包装材大手ユーフレックスが、ロシアのモスクワ州スツピノにバイオプラスチックを利用した包装材の工場を建設する。モスクワ州政府によると、投資額は7,500万ドル。2020年の稼働、150人の新規雇用を予定している。

独シーメンス、ロシアから高速鉄道幹線整備を共同受注

独電機大手シーメンスの率いる企業連合が、ロシアから高速鉄道幹線整備を受注した。チェリヤビンスクとエカテリンブルグを結ぶ220キロメートル区間を新設するもので、2021年着工、25年完工の予定。投資額は3,000億ルーブル

バルト海沿岸・プリモルスク港に新ターミナル建設

ロシア北西部、バルト海沿岸のプリモルスク港に新ターミナルを設置する計画がようやく動き始めた。州政府はこのほど、プロジェクト運営会社プリモルスキUPKと戦略提携合意を結んだ。稼働は2022年となる予定。投資規模は906億ル

米マクドナルド、ロシアでの出店を加速

米外食大手マクドナルドがロシア事業を強化する。国営テレビ局RTが先ごろ報じたもので、今年中に60店舗を新規開店させる計画だ。それに合わせて同国への投資額を前年から40%引き上げる。同社はロシアで昨年も40店舗を開設してい

米ムーディーズ、ロシアを「投資適格級」へ格上げ

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは8日、ロシアの信用格付けを従来の「Ba1」から「Baa3」に1段階引き上げた。見通しは「安定的」。堅固な財政に加え、今後数年は政府収支の黒字が見込めることが評価された。

ロシアでインフレ加速、1月は5%に

ロシアで物価上昇が加速している。食品やサービスの値上がりによるもので、連邦統計局(ロススタット)が6日発表した1月のインフレ率は前年同月比5%となり、前月の4.3%から0.7ポイント上昇した。今年は付加価値税(VAT)増

東洋エンジニアリング、東シベリアで石化プラント受注

東洋エンジニアリングは1月31日、ロシアの石油会社イルクーツクオイルカンパニー(INK)子会社のイルクーツク・ポリマー・プラント(IPP)から石油化学プラントを受注したと発表した。東シベリアのイルクーツク州ウスチクートに

米ハネウェルが露新工場を開所、火災感知器など生産

米複合企業ハネウェルは1月31日、ロシア西部リペツクの経済特区で新工場の操業を開始した。投資額は9億ルーブル(1,200万ユーロ)。従業員数は現在70人で、最大200人まで増員する。 同特区の発表によると、新工場は床面積

天然ガス大手の露ノバテク、独シーメンスから圧縮機を調達

ロシアの天然ガス大手ノバテクは1日、液化天然ガス(LNG)プロジェクト「アークティック(北極)LNG2」向けに独電機大手シーメンスから設備を調達すると発表した。ガス液化トレイン3本に使われるフィードガス圧縮機3基、ボイル

ディスカウントのメレ、ドイツ第1号店を臨時休店

ロシアのディスカウントスーパーであるメレ(Mere)がドイツ第1号店を臨時休店した。売れ行きが予想を上回り、商品の仕入れが追い付かなくなったためだ。 メレのドイツ第1号店は先月28日、ライプツィヒで開店した。シュニッツェ

ロシア軍需企業、BOPS製品の工場設置

ロシア軍需企業のNOPクルガンプリボール(NOP KurganPribor)が同国中南部のクルガン州でポリスチレン2軸延伸シート(BOPS)を生産する工場の設置を計画している。州政府の発表によると投資額は9億ルーブル(1

ロスネフチ、ドイツで直販を開始

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは16日、ドイツで直販を開始したと発表した。事業の効率化が目的で、資本参加するドイツの3製油所が手掛ける製品すべてを販売していく。製油所のほか、国内の約30カ所にある出荷基地から顧客に製品

ガスプロム、カリーニングラードのLNG受入基地が稼働

天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムは8日、バルト海沿岸のカリーニングラードで、液化天然ガス(LNG)受入基地「マーシャル・ヴァシレフスキー」を正式に稼働した。ベラルーシ、リトアニアを経由するパイプライン以外の輸送ル

オーストリア包装材大手、ロシア提携先を買収

オーストリア包装材大手コンスタンチア・フレクシブルズは21日、ロシアの提携先であるTTプリントを買収すると発表した。同国包装材市場の成長を見込んで事業を強化する。買収手続きは3月末までに完了する見通し。取引額などの詳細は

天然ガス大手の露ノバテク、LNG貯蔵で西部ガスと覚書

ロシア天然ガス大手ノバテクが先月、液化天然ガス(LNG)の貯蔵施設利用に向けて、西部ガス(福岡市)と覚書を交わしていたことが判明した。北極圏産ガスを九州に貯蔵し、中国や韓国などのスポット需要に素早く対応する狙い。西部ガス

世銀、ロシア成長予測を下方修正

世界銀行は8日発表した最新の世界経済見通しで、今年のロシア経済の成長予測を従来の1.8%から1.5%へ引き下げた。これは昨年の1.6%とほぼ同じ水準だ。インフレ率も低いままで推移する見通し。 昨年のロシア経済に関して世銀

製薬大手リヒター、ロシア生産強化へ

東欧製薬最大手のリヒター・ゲデオンがロシア現地生産を強化する。まずはモスクワ州に包装工場を新設し、総合的生産拠点として整備していく方針だ。詳しい時期や投資規模は明らかにしていない。 リヒターはブダペストを本拠とし、世界で

VTBとシステマ、製薬のOBLファームを買収

ロシアの大手銀行VTBと投資会社システマから成る企業連合が、国内医薬品メーカーであるOBLファームの経営権を獲得した。同社を核に大手製薬グループを組織する計画で、システマが経営権を握るバイオ医薬品企業ビノファームなどとの

ウラジオストクがロシア極東の「首都」に

ロシアで極東連邦管区の「首都」に当たる本部が、ハバロフスクからウラジオストクに移転する。ウラジオストクを擁する沿海地方のコジェミャコ知事代行が10月に提案したのを受け、プーチン大統領が13日、政令を発布した。移転時期はま

ロシア検索最大手ヤンデックス、AI搭載スマホを発売

ロシア検索サイト最大手のヤンデックスが6日、人工知能(AI)をフル活用したスマートフォン「ヤンデックスフォン」を国内で発売した。同社によると、独自のAI「アリス」がヤンデックスの様々なアプリに介在し、ユーザーの日常生活の

ロシアンヘリコプターズ、東アジアで5億ドル規模の受注獲得

ロシアのヘリコプターメーカー、ロシアンヘリコプターズは3日、アジア諸国から計70機以上を受注したことを明らかにした。国営『タス通信』などによると、受注総額は5億ドルを上回る。同社は受注拡大のため、この1カ月間東南アジア諸

ガスプロム、ヤマル半島ガス田の開発が一段落

天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムは5日、北極圏ヤマル半島のボバネンコボ・ガス田で、第3生産ラインとウフタ・トルズク第2パイプラインの稼働を祝う式典を行った。これにより、同ガス田での主要施設がすべてそろったことにな

露ヤンデックス、イスラエルでタクシー配車サービス開始

ロシア検索サイト最大手のヤンデックスは10日、イスラエルでタクシー配車サービス「ヤンゴー(Yango)」(旧ヤンデックス・タクシー)の運営を開始したと発表した。テルアビブ圏(グッシュ・ダン)のほか、ハイファ、アシュケロン

ロシア、北極海沿岸に不凍港を計画

ロシア北極海沿岸のネネツ自治管区における港湾建設計画が再度動き出した。国営テレビ局『RT』が先ごろ報じた。同プロジェクトは自治管区のインディガ村に40億ドル相当をかけて不凍港を建設するというもので、『RT』によると連邦政

ガスプロム、1-9月期は75%増益

天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムが11月30日発表した2018年1-9月期の純利益は1兆170億ルーブル(約152億ドル)となり、前年同期を74.8%上回った。販売価格の上昇に加え、販売量も増えて利益を押し上げた

ロシアの新中型旅客機、量産化に遅れ

ロシア国営航空機メーカーのユナイテッド・エアクラフト(UAC)が開発する中型旅客機「MS-21」の量産化が遅れる見通しだ。燃料添加剤の試験が進まず、量産の前提となる連邦輸送局への型式証明申請が延期されたためだ。これによっ

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