バイオテクノロジー

化学業界が生産・売上予測引き上げ

独化学工業会(VCI)は9日、2021年の生産高を従来予想の前年比3.0%増から同4.5%増へと大幅に引き上げた。1-3月期(第1四半期)の業績が好調だったためで、出荷価格の上昇率も2.0%から3.5%へと上方修正。売上

基礎疾患の子供などに限り接種を勧告

独ロベルト・コッホ研究所(RKI)の予防接種常任委員会(STIKO)は10日、12~17歳を対象とする新型コロナウイルス用ワクチンの接種について勧告を発表した。独ビオンテックと米ファイザーが共同開発した製品「コミナティ」

ロシア、遺伝子データベースの構築を計画

●全国民対象に「遺伝子パスポート」発行へ ●関連プロジェクトを含めた予算総額は30億ドルに ロシア政府が国家遺伝子データベースの整備事業に対する予算計上を検討している。ミシュスチン首相はこのほど、関係省庁に対し同データベ

製造業新規受注4カ月ぶり減少、4月は-0.2%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.2%下回る112.4(暫定値)へと下落した。同指数の低下は4カ月ぶり。国内受注が4

ビオテスト―中国の親会社が売却を検討―

血液製剤製造の独ビオテストは1日、親会社である中国の科瑞集団(Create Group Corporation)が同社からの撤退を検討していると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、世界の覇権をめぐる

モルフォシス―米同業を17億ドルで買収―

バイオ製薬の独モルフォシスは2日、米同業コンステレーション・ファルマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。コンステレーションが開発中の医薬品を取得することで事業の拡大を加速する狙い。 コンステレーションを1

ワクチン接種の有無を被用者に質問できるか?

ドイツでは新型コロナウイルス用ワクチンの接種が急速に進み、7日からは16歳以上の全員が接種の予約を取れるようになった。そうなればもう接種を受けたかどうかが職場の話題になるのは自然であろう。では雇用主が被用者に接種の有無を

バイオ製薬の独モルフォシス、米同業を買収

独バイオ製薬会社モルフォシスは2日、米同業コンステレーション・ファルマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。コンステレーションが開発中の医薬品を取得することで事業基盤を拡大する。 モルフォシスはコンステレー

感染第3波終息、10万人当たり週50人未満に=7カ月ぶり

新型コロナウイルスの感染第3波が終息した。新規感染者数はここ1カ月余りで大幅に減少。店舗営業などの規制も各地で緩和され、日常生活と経済活動は正常化に向かっている。順調に行けば、感染者数が多い地域に全国一律で厳しい制限措置

接種者の検査・隔離免除へ、EU内移動で欧州委が提案

欧州連合(EU)の欧州委員会は5月31日、新型コロナウイルス対策として実施している域内の移動制限措置の緩和を加盟国に提案した。ワクチン接種が進み、新規感染者が減少傾向にあることを受けたもので、ワクチンの接種を受けた人など

メルク―培養肉の商業化に向け2大学と提携―

ライフサイエンス大手の独メルクは5月27日、培養肉の開発で米タフツ大学、独ダルムシュタット工科大学とそれぞれ提携すると発表した。培養肉を競争力のある価格で量産できるようにすることが狙い。両大学と3年間に渡って協業する。

アグリテック・ソリューション開発 スロバキア

2018年設立のアグリテック企業。農家向けに微生物ベースの有機肥料を一貫生産できるソリューションを提供する。従来的な合成肥料を有機肥料に置き換えることで、土壌の改善や水利システムの浄化、温室効果ガス排出量の削減などにつな

バイエル

ライフサイエンス大手の独バイエルが12日発表した1-3月期決算の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は41億1,800万ユーロとなり、前年同期を6.2%下回った。為替差損が響いた格好で、売上高も4.0%減の123億2,

ワクチン接種の優先順位解除、6月7日から誰でも予約が可能に

ドイツのイエン・シュパーン保健相は17日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種優先順位規制を6月7日付で全面解除すると発表した。健康に大きな問題がない16歳以上、60歳未満の人も同日から接種の予約を取ることができるようにな

ビオンテック製ワクチン、冷蔵保存期間を1カ月に延長

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は17日、独バイオ企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの保存条件を緩和すると発表した。これまでは一般的な冷蔵温度での保存は最長5日間とな

ビオンテック―シンガポールでワクチン・がん治療薬生産へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは10日、シンガポールをアジア太平洋地域のハブ拠点とする計画を発表した。事業の国際化を推し進める考えで、工場も建設。米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンだけでなく、

エボニック―利益見通し引き上げ―

特殊化学大手の独エボニックは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)の予測レンジを従来の「20億~23億ユーロ」から「21億~23億

ハンガリー、「新型コロナ免疫証」の相互承認で4カ国と合意

ハンガリー政府がスロベニア、バーレーン、セルビア、モンテネグロの4カ国と、新型コロナ免疫保有証明書(免疫証)の有効性を相互に認める二国間合意をそれぞれ結んだ。欧州連合(EU)が域内共通のワクチン接種証明書(ワクチン証)の

ワクチン接種者は今週末にも制限措置が緩和

新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人と感染から回復した人は、行動制限措置が今週末にも緩和される見通しだ。ドイツ政府は4日の閣議で当該政令案を承認した。連邦議会と連邦参議院で7日までに可決されるのは確実と目されてい

全国一律のコロナ規制開始、夜間外出規制は当初案より緩和

新型コロナウイルスの感染拡大防止策をドイツ全国で一律化することを柱とする改正感染防止法案が22日までに連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)で可決・承認された。同法はシュタインマイヤー大統領の署名を経て23日に施行された。

エボニック―コロナワクチン用脂質の生産前倒し―

特殊化学大手の独エボニックは22日、独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルスワクチン向けに重要な原料である脂質の供給を開始したと発表した。当初は供給を年央にスタートする予定だっ

バイオ企業の資金調達、20年は過去最高に

ドイツのバイオテクノロジー企業が2020年に調達した資金の総額は30億4,600万ユーロとなり、これまでの最高の18年実績を146%上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に一部の企業が巨額資金を獲得したことで、水準

ワクチン接種順位規制を6月にも解除

ドイツのイエン・シュパーン保健相は22日、連邦参議院の答弁で、これまで設定してきた新型コロナウイルス用ワクチンの接種順位規制を6月には解除できるとの見通しを明らかにした。ワクチン供給量が急速に増えているためで、6月前に解

IDTビオロギカ―アストラゼネカのワクチン生産を前倒し―

バイオ医薬品製造の独IDTビオロギカは16日、英・スウェーデン系製薬大手アストラゼネカ(AZ)から請け負った新型コロナウイルス用ワクチンの生産を同日付で開始したと発表した。当初は2023年初頭から生産する計画だったが、独

独バイオ医薬品、アストラゼネカのワクチン生産を前倒し

バイオ医薬品製造の独IDTビオロギカは16日、英製薬大手アストラゼネカから請け負った新型コロナウイルス用ワクチンの生産を同日付で開始したと発表した。当初は2023年初頭から生産する計画だったが、独メルツ社の製品に割り当て

【4月の法令改正】

・新型コロナウイルスに感染しているかどうかを迅速に調べることができる抗原検査を週に1度、無料で受けることが可能に。検査はテストセンターのほか、病院、薬局で受けることができる(サービスを提供していないケースもあるので事前の

ビオンテック―ワクチンの年内生産を25億回分に拡大―

独バイオ医薬品企業のビオンテックは3月30日、米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの2021年の生産目標を25億回分に引き上げると発表した。これまでは20億回分を目標としていたが、世界的なワクチン

ブルガリアVC、ギリシャのバイオテック企業にシード投資

ブルガリアのベンチャーキャピタル企業イレブン・キャピタルはこのほど、ギリシャの同業メタヴァロンVCと共同でギリシャのバイオテクノロジー企業バイオピクスT(BIOPIX-T)に140万ユーロを投資したと発表した。ブルガリア

独がロシアのワクチン調達を計画

ドイツ政府はロシアが開発した新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」を単独で調達する方向だ。欧州連合(EU)が共同調達しない方針を打ち出したことから、確保に向けて自ら交渉を行う。イエン・シュパーン保健相が8日、ラジ

独がロシアのワクチン調達を計画

ドイツ政府はロシアが開発した新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」を単独で調達する方向だ。欧州連合(EU)が共同調達しない方針を打ち出したことから、確保に向けて自ら交渉を行う。イエン・シュパーン保健相が8日、ラジ

EMAがアストラ製ワクチンと血栓の「関連性」確認

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は7日、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンと血栓の因果関係について、ごくまれな副作用の可能性があるとの調査結果を公表した。 調査した症例の多くはアストラゼネカのワ

ロシア製ワクチン、独が独自調達を計画

ドイツ政府はロシアが開発した新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」を単独で調達する計画だ。EUが共同調達に乗り出さないことから、独自に交渉を行う。シュパーン保健相が8日に明らかにした。 EUが承認したワクチンはこ

ビオンテック連合のワクチン、年内生産を25億回分に拡大

独バイオ医薬品企業のビオンテックは3月30日、米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの2021年の生産目標を25億回分に引き上げると発表した。これまでは20億回分を目標としていたが、世界的なワクチン

英GSK、ノババックスのワクチンを国内で受託生産

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は3月29日、米バイオ医薬ベンチャーのノババックスが開発した新型コロナウイルス用ワクチンを英国内で受託生産すると発表した。イングランド北東部ダラム州の工場で、最終工程となる無菌

ロシア製ワクチン、独が独自調達を計画

ドイツ政府はロシアが開発した新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」を単独で調達する計画だ。EUが共同調達に乗り出さないことから、独自に交渉を行う。シュパーン保健相が8日に明らかにした。 EUが承認したワクチンはこ

ビオンテック連合のワクチン、年内生産を25億回分に拡大

独バイオ医薬品企業のビオンテックは3月30日、米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの2021年の生産目標を25億回分に引き上げると発表した。これまでは20億回分を目標としていたが、世界的なワクチン

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