保険

アリアンツ

保険大手のアリアンツが8日発表した2019年第3四半期(7~9月)決算の営業利益は前年同期比0.1%減の29億8,400万ユーロとやや落ち込んだ。

生保は2.9%増、資産管理は8.2%増と増益を確保した。

売上高は8.1%増の334億ユーロ、純利益は0.6%増の19億4,700万ユーロだった。

最低保障年金構想で与党合意、必要性審査でなく所得審査を導入へ

与党は2018年2月の政権協定で、公的年金保険料を35年以上、納付した就労者に生活保護を10%上回る「最低年金」を保障する政策方針を取り決めた。

最低年金支給の前提として必要性審査を義務づけると、資格があるにもかかわらず受給申請を行わない人が多く発生する恐れがあることから、SPDは同審査の不導入方針へと転換した。

ただ、資産の審査は行われないことから、家計的にみて最低年金を必要としない人も受給するケースが出てくる。

仏が移民受け入れの管理厳格化、専門職に数値目標設定へ

フランス政府は6日、移民受け入れの管理を厳格化するための施策を発表した。欧州全体ではこのところ移民・難民の流入が減少しているものの、フランスでは増加傾向にあるため、専門職の受け入れ人数に数値目標を設けるなどして管理体制を

ダイムラー―持ち株会社体制に1日付で移行―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は4日、組織再編を計画通りに完了したと発表した。持ち株会社と事業会社3社からなる新体制に1日付で移行した。 同社は2017年10月、組織再編計画を発表した。市場と顧客ニーズの変

再保険エルゴ、長城汽車と中国で合弁

独ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴは10月28日、中国の自動車大手・長城汽車(GWM)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。現地勢が強い中国の自動車保険市場に食い込む狙いがある。現地当局の承認を経て来年第1

ダイムラー―第3四半期黒字転換―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が24日発表した2019年第3四半期(7~9月)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比8%増の26億9,400万ユーロとなり、2四半期ぶりに黒字転換した。

乗用車は4%増の14億2,300万ユーロで、同部門の売上高営業利益率は前年同期の6.3%から6.0%へと低下した。

純利益は前年同期比2%増の17億1,900万ユーロだった。

エルゴ―長城汽車と中国で合弁―

独ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)は28日、中国の自動車大手・長城汽車(GWM)と共同で合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。

新会社ではGWMのディーラーおよそ1,000社を通してエルゴの自動車保険を販売するほか、中国市場向けのモビリティソリューションを開発する。

中国の自動車保険はその80~90%がディーラーで販売される。

公的健保の追加保険料率、来年は平均0.2ポイント上昇

ドイツ連邦保健省は28日、公的健康保険の追加保険料率が来年は平均0.2ポイント上昇し1.1%になるとの見通しを発表した。

公的健保の保険料はすべての健保組合に共通する一般保険料14.6%と、各健保組合が必要に応じて徴収する追加保険料で構成される。

各健保組合は今後、同見通しとそれぞれの財務状況を踏まえて来年の追加保険料率を決定する。

クロスレンド―3500万ユーロ調達―

独フィンテックのクロスレンド(ベルリン)がスペインのサンタンデール銀行を中心とする投資家から総額3,500万ユーロの資金を調達するもようだ。

ブルームバーグ通信が消息筋の情報として16日、報じたもので、クロスレンドは調達資金を新たな市場の開拓に充てる。

今回の資金調達は同社を1億ユーロ超と評価して行われた。

伊ゼネラリ、クロアチア損保会社を買収

伊保険大手ゼネラリのクロアチア子会社ゼネラリ・オシグラニェは16日、現地損保会社イズヴォールと買収合意した。

ゼネラリは2002年にクロアチアに生命保険事業で進出し、06年に現地同業リベルタスの買収で事業拡大した。

昨年の総収入保険料は前年を26.1%上回る7億1,600万クーナ(9,620万ユーロ)で、市場シェア7.3%を確保した。

伊ゼネラリ、クロアチア損保会社を買収

伊保険大手ゼネラリのクロアチア子会社ゼネラリ・オシグラニェは16日、現地の損保会社イズヴォールを買収することで合意した。

06年に現地同業リベルタスを買収し、事業拡大した。

昨年の総収入保険料は前年を26.1%上回る7億1,600万クーナ(9,620万ユーロ)で、市場シェア7.3%を確保した。

アリアンツ

保険大手の独アリアンツは4日、日本の住宅不動産を米投資会社ブラックストーンから譲り受けると発表した。

不動産部門アリアンツ・リアル・エステートを通して東京、大阪、名古屋、福岡にある計82棟を11億ユーロで取得する。

英ロイズ保険組合が20年に電子取引所開設、事業コスト削減で競争力強化

英ロイズ保険組合は9月30日、2020年に電子取引所を開設すると発表した。

取引の自動化により、保険料収入に対する事業費の割合を現在の約40%から最大15ポイント引き下げることが可能と説明している。

「ブループリント・ワン」と名付けられた事業計画によると、ロイズは20年12月までに標準的な保険商品と、より複雑なリスクを伴う保険商品を扱う2つの電子取引所を開設し、その後2年かけてより高度なシステムを構築する。

Commerzbank:コメルツ銀行―新戦略を監査役会が承認―

事業のデジタル化を加速するとともにコストを削減し、競争力を高める狙い。

インターネット・モバイルバンキングの利用増を背景に実店舗の利用者が減少していることから、国内の支店は200カ所閉鎖して800カ所とする。

国際事業を展開する企業にサービスを提供する「企業顧客部門」では既存顧客との取引を拡大するとともに新規顧客を大幅に増やしていく意向で、営業要員をドイツだけで150人強、増強する。

ADAC<欧州自動車短信>

自動車ドライバーの会員制サポート組織である全ドイツ自動車クラブ(ADAC)は19日、独保険大手アリアンツと提携し、新自動車保険商品を10月1日から販売をすると発表した。

2008年度の保険契約件数は、ADACの会員(約2,000万人)のうち、約65万人がチューリヒと提携販売した保険に加入していた。

ADACは今後、アリアンツと提携販売する保険を同会員へ普及させ、保険加入者数の拡大を目指す。

仏が新たなスタートアップ支援策発表、機関投資家から3年で50億ユーロ調達

フランスのマクロン大統領は17日、民間部門から向こう3年間で総額50億ユーロの資金を調達し、国内のスタートアップ企業に投資する方針を発表した。

機関投資家から調達する50億ユーロのうち、成長段階のスタートアップ企業に投資を行う国内のベンチャーキャピタル(VC)ファンドに20億ユーロを投じ、残りの30億ユーロは既に上場した企業への投資に充当する計画を明らかにした。

フレンチテックでは、中小企業に対する融資や保証、出資などを一元管理する公的投資銀行のBpiフランスを通じ、創業期から成熟期まで各ステージのスタートアップ企業に公的資金を提供している。

ANA:全日本空輸―日本初のキャンセル保険、独社の技術で開発―

搭乗予定便が悪天候により欠航のおそれがあると判断され、乗客が航空券をキャンセルした場合、取消手数料と払戻手数料を補償する。

悪天候で欠航の可能性があると搭乗日直前に判断された場合はこれまでも、取消手数料と払戻手数料なしで航空券をキャンセルできた。

悪天候により欠航のおそれがあると日本気象協会が判断した場合、実質的な負担ゼロでの航空券キャンセルが5日前から可能となる。

仏が新たなスタートアップ支援策発表、機関投資家から3年で50億ユーロ調達

フランスのマクロン大統領は17日、民間部門から向こう3年間で総額50億ユーロの資金を調達し、国内のスタートアップ企業に投資する方針を発表した。

機関投資家から調達する50億ユーロのうち、成長段階のスタートアップ企業に投資を行う国内のベンチャーキャピタル(VC)ファンドに20億ユーロを投じ、残りの30億ユーロは既に上場した企業への投資の充当する計画を明らかにした。

フレンチテックでは、中小企業に対する融資や保証、出資などを一元管理する公的投資銀行のBpiフランスを通じ、創業期から成熟期まで各ステージのスタートアップ企業に公的資金を提供している。

Aiways:愛馳汽車―欧州参入へ、電気SUVでユーラシア横断デモ走行―

中国の新興電気自動車(EV)メーカー愛馳汽車(Aiways Automobile)が欧州市場に進出する。

欧州で販売されている同サイズの電気SUVが最低8万ユーロに上ることを踏まえると、各段に安い。

欧州市場参入を目指した中国の自動車メーカーはこれまですべて失敗した。

協定賃金が2年来の伸びに、第2四半期3.8%

労働組合と雇用者団体が締結する協定賃金(特別手当込み)が第2四半期(4~6月)は前年同期比で3.8%上昇し、2年来(8四半期来)の大きな伸びを記録したことが、ドイツ連邦統計局の発表で分かった。

第2四半期のインフレ率(消費者物価の上昇率)は前年同期比で1.6%にとどまっており、協定賃金を受け取る被用者の実質収入は大幅に増加したことになる。

公共サービス部門の協定賃金は5.3%上昇した。

Allianz:アリアンツがブラジルで買収、自動車保険2位に浮上

保険大手の独アリアンツは23日、ブラジル同業のスール・アメリカから現地の損害保険事業を取得すると発表した。多くの国の保険市場で主要事業者になるという目標に基づくもので、ブラジルの自動車保険事業を大幅に強化する。 アリアン

Munich Re:ミュンヘン再保険―第2四半期純益36%増加―

再保険部門の純利益は38.4%増の8億5,800万ユーロに拡大した。

大型災害(保険金1,000万ユーロ超)の保険金総額は2億200万ユーロで、前年同期(6億500万ユーロ)の3分の1にとどまった。

ドイツ国内の生命・医療保険事業が前年同期の赤字(1,500万ユーロ)から7,200万ユーロの黒字へと転換したことが大きい。

Generali:伊保険大手ゼネラリ、独社のハンガリー・スロバキア事業取得

伊保険大手ゼネラリはこのほど、独同業エルゴからハンガリーの生命・損害保険事業とスロバキアのセット保険事業を買収したと発表した。

顧客層が広がるとともに、複数の保険商品を組み合わせて提供する体制を強化できる。

ゼネラリは中東欧事業強化に向けて、今年2月にスロベニアの複合企業KDグループから同国保険大手のアドリアティック・スロベニカを買収したばかり。

Allianz:アリアンツ―第2四半期増益に、生保がけん引―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が2日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の営業利益は31億5,900万ユーロとなり、前年同期を5.4%上回った。生命・医療保険部門が好調で、損害保険部門の不振が相殺された格好

Daimler:ダイムラー―10年ぶり赤字計上―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が24日発表した2019年第2四半期(4~6月)期決算の営業損益(EBIT)は15億5,500万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(26億4,000万ユーロ)から大幅に悪化した

金融都市フランクフルトとパリが提携の方向

英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて金融機関の誘致合戦を繰り広げてきた独フランクフルトと仏パリが手を結ぶ方向だ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が11日、報じたもので、フランクフルトの金融立地競争力強化を目的とする

独世帯の金融資産、過去最高の6兆1,695億ユーロに

ドイツの一般世帯が保有する金融資産の総額は3月末時点で前年12月末を2.6%(1,535億ユーロ)上回る6兆1,695億ユーロへと拡大し、過去最高を更新したことが、連邦銀行(中銀)の発表で明らかになった。資産形成(可処分

Allianz:アリアンツ、スペイン合弁から撤退

保険大手の独アリアンツは6月24日、同社の保険商品を販売するスペインの合弁会社アリアンツ・ポピュラールの株式60%を共同出資者である現地最大手銀行バンコ・サンタンデールに9億3,650万ユーロで売却し、資本を全面的に引き

Allianz:アリアンツ―スペイン保険販売合弁から撤退―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は24日、同社の保険商品を販売するスペインの合弁会社、アリアンツ・ポピュラールの全保有株60%を共同出資者である現地銀最大手バンコ・サンタンデールに9億3,650万ユーロで売却し、資本

アリアンツ―英で買収、現地損保2位に浮上―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が英国の損害保険事業を一段と強化する。同社は5月31日、現地同業リーガル・アンド・ジェネラル(L&G)の損保部門を完全買収するとともに、同国損保大手LVジェネラル・インシュア

米ソフト開発サイバーキューブ、タリンに研究開発拠点

米国のソフトウエア開発会社サイバーキューブ・アナリティクスは先ごろ、エストニアの首都タリンに開発センターを開設した。同社は主に保険会社に対し、サイバーリスクに関する保険の引き受けにおける意思決定支援用のサービスプラットフ

アリアンツが英で2社買収、現地損保2位に浮上

保険大手の独アリアンツが英国の損害保険事業を一段と強化する。同社は5月31日、現地同業リーガル・アンド・ジェネラル(L&G)の損保部門を買収するとともに、同国損保大手LVジェネラル・インシュアランス・グループ(

伊藤忠、データ取引の仏新興企業に出資

伊藤忠商事は5月27日、データ取引のプラットフォームを運営する仏ダウエックス・システムズに出資すると発表した。ダウエックスが実施する総額500万ユーロの第三者割当増資の一部を引き受ける。取得する株式の規模や出資額など詳細

Allianz

独保険大手アリアンツ は、同社のテレマティクス自動車保険「ボーナス・ドライブ」の対象ドライバーを若年層(29歳以下)からすべての年齢層へ拡大すると発表した。独業界紙『オートモビルボッヘ』(5月17日付、電子版)が報じた。

ネスレ―スキンケア事業の売却交渉入り―

スイスの食品世界最大手ネスレ(ヴェヴェイ)は16日、スキンケア事業の売却に向け、スウェーデンの投資会社などが主導するコンソーシアムと独占交渉に入ったと発表した。売却額は102億スイスフランで、今年後半には売却手続きを終え

エルゴ―トルコの非生保子会社を売却―

ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)は2日、トルコの非生命保険子会社を独同業タランクスに完全売却することで合意したと発表した。国際事業の整理方針に基づく措置。売却金額は明らかにしていない。当局の審査を経

ダイムラー―第1四半期のEBITが16%縮小―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4月26日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比16%減の28億200万ユーロと大きく落ち込んだ。販売不振のほか、ディーゼル車の排ガ

上部へスクロール