小売・流通

ヴェガンツ―ビーガン食品の生産拡大に向けIPO―

ビーガン食品製造の独スタートアップ企業ヴェガンツは13日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金で生産を拡大する意向で、フランクフルト証券取引所に上場する。ビーガン食品のニーズが増えていることを追い風にする考えだ

中国資本の独ハーン空港が経営破綻

西南ドイツのフランクフルト・ハーン空港の運営会社が会社更生手続きの適用をバート・クロイツナハ区裁判所に申請したことが19日、明らかになった。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が報じ、同社役員が追認した。空港と同名の運営会社

次世代EC基盤のビュー・ストアフロント、1,740万ドルを調達

●ヘッドレスコマースはユーザーの利用端末を選ばない ●同社は開発用クラウドソースGitHubで開発者の注目を集める ヘッドレスコマース用高速フロントエンド基盤の開発運営を手がけるポーランドの「ビュー・ストアフロント(vu

ルーマニアのフィンテック企業レヴォ、EC最大手と提携

●小売業の後払い決済サービス(BNPL)の利用機会拡大が目的 ●レヴォは今年初め、ルーマニア初のBNPLサービスを開始 ルーマニアのフィンテック企業、レヴォ・テクノロジーズ(Revo Technologies)はこのほど

ヤンデックス、ロンドンで食品即配サービスを開始

●「ヤンゴ・デリ」は注文から15分以内の配達をうたう ●ヤンデックスは現在、70超のネット関連サービスを提供 ロシアIT大手ヤンデックスは14日、ロンドンで食品即配サービス「ヤンゴ・デリ」を開始したと発表した。ロシア、フ

仏カルフールとオーシャン、経営統合の交渉決裂

仏小売大手のカルフールとオーシャンの経営統合に向けた交渉が決裂した。英フィナンシャル・タイムズなど複数のメディアが11日に報じた。条件で折り合えなかったことが理由とみられる。 両社はドイツ系のリドル、アルディなど格安スー

ルーマニアのフィンテック企業レヴォ、EC最大手と提携

ルーマニアのフィンテック企業、レヴォ・テクノロジーズはこのほど、国内電子商取引(EC)プラットフォーム最大手のゴーマグと業務提携した。1年目はゴーマグを利用する500社以上の小売業者に後払い決済サービス(BNPL)「Mo

ボルボ・カーの完全EV「C40」、ゲント工場で生産開始

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは7日、同社にとって2機種目となる純粋な電気自動車(EV)「C40リチャージ」の生産をベルギーのゲント工場で開始したと発表した。新モデルはオンライン販売のみや本革の不使用など、気候中立

小売店の4社に3社が調達難に直面

原材料不足に伴う製造業の生産調整のしわ寄せが小売業にも広がっている。Ifo経済研究所がドイツの小売店を対象に実施した9月のアンケート調査によると、商品が思うように入荷しないとの回答は74%に達した。調査担当者は「クリスマ

資源商社大手ヴィトル、ロスネフチから石油調達

●8年ぶりの長期契約、調達規模は年900万トン ●ヴィトルは他社と組みボストーク・オイル権益の5%を取得予定 スイスの大手資源商社ヴィトルが8年ぶりに、ロシア国営ロスネフチと石油の長期調達契約を結んだもようだ。今年6月に

企業景況感3カ月連続悪化、原材料不足で

Ifo経済研究所が24日発表した9月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は98.8となり、前月を0.8ポイント下回った。同指数の悪化は3カ月連続。原材料の供給不足でメーカーが生産調整を余儀なくされていることが響い

消費者信頼感が昨年4月以来の水準に回復

市場調査大手GfKが28日発表したドイツ消費者信頼感指数の10月向け予測値は0.3ポイントとなり、9月の確定値(-1.1ポイント)から1.4ポイント上昇した。同数値は昨年4月以来の高水準。新型コロナウイルス新規感染者の増

コロナ「2Gルール」を大半の州が導入

飲食店の入店者やイベントの参加者を新型コロナウイルスワクチンの接種完了者などに制限する「2Gルール」を導入する州が増えている。これまでに国内16州のうち11州が導入したか導入を検討中だ。 ドイツではコロナ感染防止のための

操短の時限ルールを年末まで延長

ドイツ政府は15日、操業時間短縮に関する時限ルールを年末まで延長することを閣議了承した。当該企業の被用者が操短手当を受給するためのハードル低くしている現行措置の期限を9月末から12月末へと3カ月延ばす。フベルトゥス・ハイ

英政府、北アめぐる猶予期間を再延長

英政府は6日、英本土から北アイルランドに入る食品などに対する複雑な通関・検疫手続きを欧州連合(EU)離脱後も免除する「猶予期間」を延長すると発表した。同期間はすでに延長済みで、9月末が新期限となっていたが、EU離脱に伴っ

露ファッションEC大手クピビップ、営業終了

●同社は2008年設立、近年は業績が落ち込む ●ヤンデックスが買収狙うも、7月に突然取引解消を発表 ロシア電子商取引(EC)市場の格安ファッション分野で先駆的役割を担ったクピビップ(KupiVIP)が、9月初めに営業を終

英政府、北アめぐる猶予期間を再延長

英政府は6日、英本土から北アイルランドに入る食品などに対する複雑な通関・検疫手続きをEU離脱後も免除する「猶予期間」を延長すると発表した。同期間はすでに延長済みで、9月末が新期限となっていたが、EU離脱に伴って北アイルラ

ユーロ圏の小売業売上高、7月は3.1%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の7月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比3.1%増となり、5カ月連続で伸びを記録した。ただ、上げ幅は縮小傾向にあり、前月の5.4%を下回った。(表参照) 分

ポルシェがマレーシアに工場開設、中国にはR&D拠点

独フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェは8月30日、アジアの事業基盤を大幅に強化する計画を発表した。中国に研究開発(R&D)拠点、マレーシアに工場を開設する。 マレーシアでポルシェ車の輸入・販売

仏富豪アルノー氏、カルフールへの出資引き揚げ

フランスの大富豪で、高級ブランド大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトンを率いるベルナール・アルノー氏が、大株主となっている仏小売り大手カルフールへの出資を引き揚げたことが1日に分かった。経営改善への不満が背景にある

仏ミシュラン、タイヤのネット通販大手を完全子会社化

仏タイヤ大手のミシュランは8月25日、タイヤのネット通販大手アロプヌ(Allopneus)への出資比率を40%から100%へ引き上げると発表した。国内の電子商取引(EC)市場における地位を強化するのが狙い。競争当局の承認

企業景況感2カ月連続悪化、部品不足と感染拡大響く

Ifo経済研究所が8月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は99.4となり、前月を1.3ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。製造業の部品・部材不足に加え、新型コロナウイルスの感染が再び拡

消費者信頼感が悪化、感染増やインフレ響く

市場調査大手GfKが8月26日発表したドイツ消費者信頼感指数の9月向け予測値はマイナス1.2ポイントとなり、8月の確定値(-0.4ポイント)から悪化した。新型コロナウイルスの新規感染者が高水準に達していることやインフレ率

ポルシェ―アジアに初の工場、中国にはR&D拠点―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェは8月30日、成長市場のアジアでプレゼンスを大幅に強化する計画を発表した。中国に研究開発(R&D)拠点、マレーシアに工場をそれぞれ開設する。 マレーシアでポル

ドライバーの15%が「次はEVを購入

電気自動車(EV)の購入に前向きなドライバーがドイツで増えていることが、ガソリンスタンド大手アラールの調査で分かった。それによると、今後1年半以内に自動車の購入を予定する人のうち15%がEVを考えている。ハイブリッド車(

在宅勤務比率が24%まで低下

在宅勤務を行う被用者が減少していることが、Ifo経済研究所の定期アンケート調査で分かった。それによると、少なくとも部分的に在宅勤務を行う人の割合は8月に23.8%となり、前月の25.5%から減少。3カ月連続で縮小した。2

チェコのPEファンド、クロアチアのネット通販大手に投資

●クロアチアの「バザール」は獲得資金を国外展開に投入 ●デロイト「新興国市場におけるテック系高成長企業500」に選出 チェコのプライベートエクイティファンド、EMMAキャピタルグループはこのほど、クロアチアのネット通販大

4-6月期GDP1.6%増に、コロナ規制緩和で個人消費がけん引

ドイツ連邦統計局が24日発表した4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比1.6%増となり、成長率は速報値から0.1ポイント上方修正された。プラス成長は2四半期ぶり。コロ

輸出がコロナ禍前の水準を初めて凌駕

ドイツ連邦統計局が9日発表した6月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比1.3%増の1,137億ユーロへと拡大した。増加は14カ月連続。新型コロナウイルス感染症が同国で流行する直前の昨年2月に比べても

ギデオン―ドイツ鉄道などから資金調達―

自律搬送ロボットを開発するクロアチアのスタートアップ企業ギデオン・ブラザーズは3日、「シリーズA」の投資ラウンドで新たに2,690万ユーロを調達したと発表した。リードインベスターは米コッホ・インダストリーズ。ドイツ鉄道グ

メトロ―キャッシュ・アンド・キャリーが日本撤退―

流通大手の独メトロは5日、日本法人メトロ・キャッシュ・アンド・キャリージャパンの事業を10月末で終了すると発表した。日本市場は細分化されているうえ、競争が厳しいことから、利益を確保しながら成長を続けることができないと判断

EC大手のトレンドヨル、トルコ初のデカコーンに

●中国アリババ傘下の同社は2023年にIPOを計画 ●欧州27カ国で事業を行い、GMVは今年100億ドルへ増加の見通し トルコの電子商取引(EC)最大手トレンドヨルは9日、米ゼネラル・アトランティックやソフトバンクなど著

エストニアのEC決済プラットフォーム、250万ユーロを調達

●ECサービス利用者に統合的な決済ソリューションを提供 ●エストニアの消費者の4人に1人が同社プラットフォームを利用 エストニアで電子商取引(EC)決済プラットフォームを運営するモントニオ(Montonio)はこのほど、

ユーロ圏の小売業売上高、6月は5%増

EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の6月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比5.0%増となり、4カ月連続で伸びた。新型コロナウイルス感染防止対策として実施されてきた営業・行動制限が緩和されたほか

独流通大手メトロ、日本撤退

流通大手の独メトロは5日、日本法人メトロ・キャッシュ・アンド・キャリージャパンの事業を10月末で閉鎖すると発表した。日本市場は細分化されている上、競争が厳しいことから、利益を確保しながら成長を続けることができないと判断し

消費者信頼感、8月は横ばいに

市場調査大手GfKが7月28日発表したドイツ消費者信頼感指数の8月向け予測値は7月の確定値と同じマイナス0.3ポイントにとどまった。7月の数値はコロナ規制の緩和やワクチン接種の進展を背景に大幅に改善したが、ここにきて感染

ビオンテック―500人を新規採用、営業部門立ち上げ―

米製薬大手ファイザーと新型コロナワクチンを共同開発した独バイオ医薬品企業ビオンテックが従業員数を大幅に増やす計画だ。事業を拡大するためで、現在、新社員500人を募集している。日曜版『ヴェルト』紙が同社への取材をもとに報じ

エストニア配車サービスのボルト、6億ユーロを調達

●ユニコーン企業のボルト、評価額は40億ユーロ強に ●資金は食品宅配の新事業「ボルト・マーケット」に振り向ける エストニアの配車サービス大手ボルトは2日、同社として過去最大となる6億ユーロの資金調達を完了したと発表した。

露EC最大手ワイルドベリーズ、ウクライナで営業停止に

●国内資産凍結に加え、商品の通過や同社関係者の入国を禁止 ●ロシアへの収益の還流、敵対的な商品の取り扱いなど理由 ロシアのネット通販最大手ワイルドベリーズは7月26日、ウクライナ政府が同社の国内での営業を禁止したことを明

ロシア、EC業界の規制強化を検討

●ECサイトでの順位表示のアルゴリズム公開を義務付け ●価格設定における事業者の裁量を確実にする狙い ロシアの独占禁止当局が、電子商取引(EC)プラットフォームでの商品・販売者表示順位のアルゴリズムの公開を義務付ける新規

オンライン商品宅配サービス チェコ

食料品の宅配サービスを提供する。社名のロホリークはクロワッサンの意味。今年6月に実施した資金調達ラウンドで時価総額が10億ユーロとなり、ユニコーン(評価額10億ドル超の未上場企業)への仲間入りを果たした。 創業2014年

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