建設、土木

セルビア、中国製コロナワクチン工場の建設開始

セルビア政府は9日、中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナワクチンの現地生産に向け、工場建設を開始したと発表した。ブチッチ大統領によると、工事は2期に分けて行い、2023年に完工の予定。年産能力は当初3,000 […]

鉱工業生産4カ月ぶりに拡大、7月は+1%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で97.8(暫定値)となり、前月を1.0%上回った。増加は4カ月ぶり。経済省は、生産の支障となって

ポーランドPKNオルレン、米GEと洋上風力発電事業で提携

●発電容量1.2GWの風力発電所を設置 ●オルレンはバルト海の洋上風力発電容量を40年までに11GWへ ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンはこのほど、米ゼネラルエレクトリック(GE)の再生可能エネルギー部門GEリニ

企業景況感2カ月連続悪化、部品不足と感染拡大響く

Ifo経済研究所が8月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は99.4となり、前月を1.3ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。製造業の部品・部材不足に加え、新型コロナウイルスの感染が再び拡

7月輸入物価15%上昇、約40年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が8月27日発表した7月の輸入物価指数は前年同月を15.0%上回り、上げ幅は第2次石油危機の渦中にあった1981年9月以来およそ40年ぶりの水準に達した。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

在宅勤務比率が24%まで低下

在宅勤務を行う被用者が減少していることが、Ifo経済研究所の定期アンケート調査で分かった。それによると、少なくとも部分的に在宅勤務を行う人の割合は8月に23.8%となり、前月の25.5%から減少。3カ月連続で縮小した。2

ユーロ圏建設業生産高、6月は2.8%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の6月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は、前年同月比2.8%増だった。昨春からコロナ禍の影響で多くの建設現場が閉鎖された反動で伸びたが、上げ幅は縮小傾向にあり、前月

商用車大手スカニア、英のeロード実証試験事業に参加

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は18日、英国で実施される架線給電式道路(eロード)の実証事業に参加すると発表した。同国の道路貨物輸送の脱炭素化に向けたもので、プロジェクト期間は今月か

スロバキアとポーランド、ガスパイプラインが接続

●欧州南北間のガス供給を円滑化、2022年3月に運用開始予定 ●EUの「共通利益プロジェクト」(PCI)の枠組みで実施 スロバキアとポーランドを結ぶ天然ガスパイプラインが8月初めに相互接続された。同パイプラインは欧州の南

露中国を結ぶアムール川鉄橋が完成、来年から一般開通

●鉄橋は全長2.2キロ、時速100キロメートルでの走行を想定 ●輸送距離を短縮、物流の大幅な効率化に期待 ロシア極東のニジュネレニンスコエと対岸の中国黒竜江省の同江市を結ぶアムール川鉄橋プロジェクトで、軌道敷設工事が17

4-6月期GDP1.6%増に、コロナ規制緩和で個人消費がけん引

ドイツ連邦統計局が24日発表した4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比1.6%増となり、成長率は速報値から0.1ポイント上方修正された。プラス成長は2四半期ぶり。コロ

生産者物価が51年来の上げ幅に、7月は10.4%

ドイツ連邦統計局が20日発表した7月の生産者物価指数は前年同月比10.4%増となり、第1次石油危機の余波が残る1975年1月以来51年6カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は8カ月連続。エネルギーと中間財がこれ

スロバキアとポーランド、ガスパイプラインが接続

スロバキアとポーランドを結ぶ天然ガスパイプラインが8月初めに相互接続された。同パイプラインは欧州の南北間を結び天然ガスの供給円滑化を図るためのもので、EU域内のエネルギー・交通・通信インフラの形成を促進するプログラム「コ

次期政権の温暖化対策、主導権確保に向け緑の党が布石

独緑の党が「気候保護緊急プログラム」を発表した。9月の連邦議会選挙後の政権入りをにらんだもので、過去最大規模の包括的な温暖化防止政策案を短期間で成立させ、自らの主導下で改革を実現することを狙っている。7月にドイツ西部を襲

鉱工業生産3カ月連続減、原料・部品不足響く

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した6月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で96.5(暫定値)となり、前月を1.3%下回った。減少は3カ月連続。原料や部品が幅広い業界で不足

ティッセンクルップ―インフラ事業を売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは5日、インフラ事業を独投資会社FMCベタイリグングに売却することで合意したと発表した。非中核事業の整理方針に基づく措置で、7月の鉱山機械事業売却合意に続き、さらなる事業の売却先が決ま

ロシア初のデジタル造船所、12月までに着工

●カレリア共和国・ペトロザヴォーツクのオネガ造船所に設置 ●I4.0を導入し、特定船舶の建造で世界大手を目指す ロシア北西部に位置するカレリア共和国のアルトゥール・パルフィーンチコフ知事は2日、ペトロザヴォーツクのオネガ

ロシア第1副首相、北極海航路など輸送ルートの拡充を推進

●バイカル・アムール鉄道の輸送能力を強化 ●フィン露国境から西シベリアを結ぶ自動車道も整備 ロシアのベロウソフ第1副首相はこのほど、新たな輸送ルートとして注目される北極海航路について、インフラなどを整備し国際的な通商路と

輸入物価の上げ幅が石油危機来の水準に、6月は12.9%

ドイツ連邦統計局が7月28日発表した6月の輸入物価指数は前年同月を12.9%上回り、上げ幅は第2次石油危機の渦中にあった1981年10月以来およそ40年ぶりの水準に達した。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた格好。エ

「ノルドストリーム2」を米が容認、独はウクライナ支援で合意

米国とドイツは21日、ドイツとロシアを結ぶガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」に関する合意を発表した。米国はエネルギー分野で欧州のロシア依存が高まることを警戒し、建設に反対してきたが、エネルギー安全保障の観点からド

被災地に国と州が緊急支援、総額4億ユーロ

ドイツ政府は21日の閣議で、大規模洪水の被災地に差し当たり2億ユーロの緊急支援を行うことを決定した。州も総額2億ユーロを拠出することから、支援額は計4億ユーロとなる。本格復旧のためには数十億ユーロ規模の支援を実施する意向

企業景況感6カ月ぶり悪化、部品不足と感染拡大で

Ifo経済研究所が26日発表した7月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は100.8となり、前月を0.9ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。Ifoのクレメンス・フュスト所長は「中間財の供給不足と新型コロナ

「ノルドストリーム2」を米が容認、独はウクライナ支援で合意

米国とドイツは21日、ドイツとロシアを結ぶガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」に関する合意を発表した。米国はエネルギー分野で欧州のロシア依存が高まることを警戒し、建設に反対してきたが、エネルギー安全保障の観点からド

ユーロ圏建設業生産高、5月は13%増

EU統計局ユーロスタットが19日に発表したユーロ圏の5月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比13.6%増だった。前年同月にコロナ禍の影響で多くの建設現場が閉鎖された反動で、3カ月連続で大きく伸びた。(表参照

ハンガリー、高速道路運営の民営化を計画

●仏コラス、墺ストラバグが運営権の応札に関心 ●野党はフィデスの党利党略のためと非難 ハンガリー政府が高速道路の運営を民営化する方針だ。対象となるのは総延長約2,000キロメートルに及ぶ国営高速道で、35年契約で民間企業

メルケル首相が被災地視察、緊急支援を約束

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は米国から帰国後の18日、大規模な洪水被害を受けたラインラント・ファルツ州アールヴァイラー郡を視察した。洪水と土砂崩れでライフラインや住宅が壊滅的な打撃を受けた現実を目の当たりにして、表現し

生産者物価が石油危機来の上げ幅に、6月は8.5%

ドイツ連邦統計局が20日発表した6月の生産者物価指数は前年同月比8.5%増となり、第2次石油危機の渦中にあった1982年1月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は7カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全

セルビア、シノファーム製ワクチンを国内生産

●工場はUAEの支援で年末までに完工の予定 ●ロシア製ワクチン「スプートニクV」も6月から生産中 セルビア政府は12日、中国医薬集団(シノファーム)の新型コロナワクチンの工場を国内に開設すると発表した。ブルナビッチ首相に

住宅建築価格が6.4%上昇、建材不足背景に

ドイツ連邦統計局が9日発表した5月の住宅建築価格は前年同月を6.4%上回り、2007年5月以来14年ぶりの大きな上げ幅となった。コロナ禍からの世界経済の回復を背景に幅広い業界で原料や部材、部品が不足。その影響が建材にも及

在宅勤務比率が低下、6月は28%に

勤務を少なくとも部分的に自宅で行う被用者の割合は6月に28.4%となり、前月の31.0%から低下したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。6月は可能な限り在宅勤務を行うことを企業と被用者に義務付けるルールがそれまでに

韓国水力原子力、ポーランド原発計画への参加に意欲

●最新式の「改良型加圧水型炉」を売り込み ●同国初の原発は2033年に稼働の予定 韓国国営の韓国水力原子力発電(KHNP)が、ポーランドの原子力発電計画への参加に強い意欲を示している。現地情報サイト「エネルゲティカ24」

7月1日付の法令改正

・新型コロナウイルスの感染拡大に伴い導入されていた在宅勤務義務が廃止。出社する被用者に感染の有無を調べるための検査を週に2度、提供する義務や衛生措置の実施義務は継続 ・新型コロナウイルス用ワクチンの接種者とPCR検査で陰

経済に本格回復の兆し、企業景況感は2年7カ月来の高水準に

ドイツ経済が明るさを増してきた。新型コロナ危機からの回復を支える柱はこれまで製造業に限られていたが、ここにきて小売・サービス業界を取り巻く環境が改善。労働市場も活性化していることから、成長エンジンはフル稼働状態に近づく見

BASF―再生エネ事業参入、洋上風力パークに資本参加―

化学大手の独BASFは24日、スウェーデンのエネルギー大手バッテンフォールがオランダに建設する洋上風力発電パークに資本参加すると発表した。同社が再生エネ事業に参画するのは初めて。炭素中立目標の実現に必要な再生エネを確保す

トルコがイスタンブール運河着工

●全長45キロメートルの新運河、総工費は推定650億米ドル ●建設理由の「ボスポラス海峡の交通過密化」には疑問符 トルコのエルドアン大統領は26日、巨大プロジェクト「イスタンブール運河」の着工を宣言した。ボスポラス海峡と

ユーロ圏建設業生産高、4月は42%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比42.3%増だった。前年同月にコロナ禍の影響で多くの建設現場が閉鎖された反動で大きく上向いた。(表参照) プラスと

BASFが再生エネ事業参入、洋上風力パークに資本参加

独化学大手のBASFは24日、スウェーデンのエネルギー大手バッテンフォールがオランダに洋上風力発電パークを建設する事業に資本参加すると発表した。同社が再生可能エネルギー関連事業に参加するのは初めて。炭素中立目標の実現に必

卸売物価が13年来の上げ幅に、5月は9.7%

ドイツ連邦統計局が11日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比9.7%増となり、2008年7月以来およそ13年ぶりの大きな伸びを記録した。同物価の上昇は4カ月連続。2月は2.3%、3月は4.4%、4月は7.2%と月を追う

トルコ化学企業、カザフで硫黄コンクリート生産

●硫黄埋蔵量の多いカザフスタン西部に工場を設置 ●同社の粉末硫黄はタイヤ製造の加硫材として使用 粉末硫黄を生産するトルコのブリムストーン(Brimstone)はカザフスタンで硫黄コンクリートを生産する計画だ。同国を訪問中

ポーランド、高速鉄道整備でスペインと協力

●「連帯運輸ハブ」整備計画の一環 ●高速鉄道の区間距離は1,800キロメートル ポーランド政府は5月31日、国内の高速鉄道網の整備計画でスペイン政府と協力していくことを明らかにした。新空港・鉄道路線の整備計画「連帯運輸ハ

4月の鉱工業生産1%減少、部品・部材不足響く

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した4月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.0%下回った。減少は2カ月ぶり。半導体や材木など幅広い分野で原料、部材、部品が不足していることが響

環境分野で100%助成も可能に、EUがルール改正検討

欧州連合(EU)の欧州委員会が温室効果ガス排出削減など環境保護に寄与するプロジェクトをめぐる公的支援に関するルールを改正し、加盟国が事業費を100%助成できるようにすることを検討している。年内の決定を目指しており、7日に

建材不足が深刻化、現在発注しても納入は9月の製品も

建設業界で建材不足が深刻化している。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、「必要な時に建材を調達できない」との回答は建築事業者で5月に43.9%に達し、東西ドイツ統一後の最高を更新した。3月は同5.6%、4月は23.

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