環境

ティッセンクルップ

独鉄鋼大手ティッセンクルップ・スチールは4日、出資先の同業ヒュッテンヴェルケ・クルップ・マンネスマン(HKM)、および蘭ロッテルダム港湾公社(PRA)と共同で水素プロジェクトを検討すると発表した。ロッテルダム港を通した水

車両電動化による雇用減、定年退職を大幅に上回る規模に

内燃機関車から電動車への需要の移行に伴い自動車業界で不要となる雇用規模は定年退職による就労者の自然減を大幅に上回る――。Ifo経済研究所は独自動車工業会(VDA)から受託して実施した調査でこのような結論を導きだした。エン

白物家電購入の最重要基準は長持ちと省エネ

白物家電の購入に際しドイツの消費者が最も重視する基準は「長持ち」と「省エネ」であることが、独電気電子工業会(ZVEI)の委託で調査会社イノリンクが実施したアンケートで分かった。それによると、大型家電の購入で長持ちと省エネ

排ガスからアルコール製造、BASFなどが成功

化学大手の独BASFは11日、バイオ技術の米ランザテックと共同で排ガスからアルコールを製造することに成功したと発表した。炭素リサイクルの促進と炭素中立の実現に寄与するとしている。 鉄鋼などの生産施設では大量のガスが排出さ

エストニア、廃棄物管理システムをデジタル化

エストニア環境省はこのほど、廃棄物管理システムをデジタル化する方針を発表した。まずはごみ収集車にGPS(全地球測位システム)トラッカーを設置し、廃棄物の収集・搬送状況が正確に分かるようにする。2025年までにプロジェクト

ソラリス、フランクフルトの燃料電池バスを受注

ポーランドのバスメーカー、ソラリスは4日、独フランクフルトの公共交通事業者イン・デア・シティ・ブスから燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」13台を受注したと発表した。来年中に定期運行バスとして運用が始まる。契約額

余白一滴

Generationengerechtigkeit(世代間公平)という言葉を頻繁に見聞きするようになってきた。きっかけは4月下旬に独連邦憲法裁判所が下した決定だ。裁判官は、2050年までに炭素中立を実現するとしているにも

仏ルノーと西イベルドローラが提携、CO2排出量削減で

仏自動車大手のルノーと西エネルギー大手のイベルドローラは4月29日、ルノーのスペインとポルトガル事業における二酸化炭素(CO2)の排出削減に向けて戦略提携したと発表した。イベルドローラはルノー工場への再生可能電力の供給や

仏ミシュラン、電気バスに適したタイヤ新製品を発売

仏タイヤ大手のミシュランは1日、電気バスに最適な新製品「ミシュランX Incity EVZ」を発売した。都市近郊での輸送用途を想定しており、内燃エンジンを搭載した従来型のバスでも使用できる。従来製品と比べ、タイヤ寿命は1

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

フォルクスワーゲン―30年までに欧州で40%の排出削減―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月29日、VWブランド乗用車の脱炭素戦略を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする炭素中立を2050年までに実現するため、ライフサイクルアセスメント(LCA

BMW―全個体電池の米社に出資―

高級乗用車大手の独BMWは3日、全個体電池を開発する米スタートアップ企業ソリッドパワーが行う資金調達に応じることで合意したと発表した。ソリッドパワーの製品開発を加速させ、全個体電池搭載の新モデルを2020年代半ばに市場投

リンデ―ハンガリー初の水素ステーションを開設―

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

コンチネンタル―持続可能なゴム栽培・調達を拡大―

タイヤ大手の独コンチネンタルは4月30日、独経済協力・開発省(BMZ)と共同で実施している持続可能な天然ゴムの栽培・調達プロジェクトを大幅に拡大すると発表した。同社は100%持続可能なサプライチェーンを2050年までに実

排出量価格が急騰、EUの削減目標引き上げで

欧州の二酸化炭素(CO2)排出量取引価格が急上昇している。欧州連合(EU)が2030年のCO2排出削減目標を従来の1990年比40%から同55%へと大幅に引き上げることが背景にある。エネルギー効率改善や温室効果ガス排出削

CO2低排出ガソリンをボッシュなどが開発、年内発売へ

自動車部品大手の独ボッシュは4月29日、二酸化炭素(CO2)の排出量が従来製品に比べ少ないガソリンを自動車大手フォルクスワーゲン(VW)、エネルギー大手シェルと共同開発すると発表した。内燃機関車の利用はまだまだ続くことか

VW、欧州で30年までに排出40%削減

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月29日、VWブランド乗用車の脱炭素戦略を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きゼロにする炭素中立を2050年までに実現するため、ライフサイクルアセスメント(LCA)

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

米フォード、ルーマニアに3億ドル追加投資

米フォードは4月27日、ルーマニアのクラヨバ工場に3億米ドルを追加投資し、新型商用車を生産する体制を整えると発表した。新生産体制は23年に始動し、24年から電動(EV)仕様車も出荷する。 今回の投資計画は欧州展開モデルの

ボルボグループ、新型電気トラック3種類を今年発売

スウェーデンの商用車大手ボルボグループは4月20日、欧州市場で今年新たに3機種の大型電気トラックを発売すると発表した。地域輸送や建設用途向けに供給するもので、量産開始は2022年後半の予定。既存の3モデルと合わせ、中大型

SMS―子会社ポールワースを完全傘下に、脱炭素に向け―

鉄鋼プラント大手の独SMSグループは21日、ルクセンブルク子会社ポールワース(Paul Wurth)の資本40.8%をルクセンブルク政府と同政府系金融機関から取得し完全傘下に収めると発表した。脱炭素とリサイクル分野で両社

ドイツポスト

物流大手のドイツポストは22日、鉄道輸送の大幅強化方針を打ち出した。二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することが狙い。国内の荷物輸送に占める鉄道の割合を現在の2%から中期的に6%へと拡大する。長期的には約20%まで引き上

電動車の割合が3倍の22%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が21日発表した1~3月の電動車(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCV)の新車登録台数は14万2,856台となり、前年同期を190.7%上回った。乗用車全体に占

米フォード、ルーマニアに3億ドル追加投資

米フォードは27日、ルーマニアのクラヨバ工場に3億米ドル(2億4,800万ユーロ)を追加投資し、新型商用車を生産する体制を整えると発表した。2023年に稼働し、翌24年からは電動(EV)仕様車も出荷する。正確な稼働日など

電装部品の韓国・京信ケーブル、セルビア工場が開所

韓国自動車部品メーカーの京信ケーブルは24日、セルビア中部のスメデレブスカ・パランカで新工場の開所式を行った。工場設置により、戦略市場の一つである欧州での生産能力を引き上げ、現地の要請に迅速に応じられる体制を整える。投資

eスクーターレンタルのロシア新興企業、12億ルーブルを調達

電動スクーター(eスクーター)のレンタル事業を手がけるロシア新興企業ユーレント(Urent)が、投資受け入れおよび借入れの形で12億ルーブル(1,600万米ドル弱)を調達した。この資金を活用してスクーター数を倍増させると

EBRD、スコピエの公共交通整備プロジェクトに融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は21日、北マケドニアの首都スコピエの公共交通プロジェクトに最高7,000万ユーロを融資すると発表した。同市はバスを基盤とした大量輸送システム、バス・ラピッド・トランジット(BRT)を西バルカ

温効ガスを30年までに55%削減へ、EU加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は12日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法(案)」の内容で合意した。争点となっていた30年までの温室効果ガス削減目標は、現

欧州委が「タクソノミー」リスト公表 天然ガスと原子力は除外

欧州委員会は21日、気候変動など環境問題の解決に貢献する持続可能な経済活動を分類するEU独自の基準「タクソノミー」に関する委任規則を公表した。金融機関や企業にグリーン投資かどうかを判断するための詳細な基準を明示し、金融市

ロンドンタクシーの製造会社LEVC、ポーランド市場に進出

ロンドンタクシーの製造会社として知られるロンドン・エレクトリック・ビークル・カンパニー(LEVC)は19日、ポーランドのポーリッシュ・エレクトリック・ビークル・カンパニー(PEVC)と独占販売契約を結び、同国市場に進出す

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