石油・石炭・ガス

鉱工業生産2カ月ぶり減少、1月は-0.8%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が11日発表した1月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。自動車業界の不振で水準が強く押し下げられた格 […]

フォルクスワーゲン―28年までのEV投入を70種類に拡大―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は12日、2028年までに市場投入する電気自動車(EV)を従来計画の50種類から約70種類へと拡大すると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量を

化学業界が19年予測引き下げ、生産高-3.5%に

独化学工業会(VCI)は12日、同国化学・製薬業界の今年の生産成長率を従来予測(12月発表)の1.5%からマイナス3.5%へと大幅に引き下げた。欧州需要の減少や英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる混乱を踏まえたもので、売上

トタル、露LNG事業への出資拡大

仏石油大手トタルは5日、ロシア天然ガス2位のノバテクが北極圏のギダン半島で進める液化天然ガス(LNG)事業「アークティックLNG2」の権益の10%を取得することで合意したと発表した。取引額は当初の評価額255億ドルを下回

独シーメンス、ハンガリーMOLの化学工場に変電設備供給

独電機大手シーメンスは先ごろ、独複合企業ティッセンクルップ子会社のティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションズ(TIS)とハンガリーにおける変電所関連設備の供給契約を結んだことを明らかにした。取引額は明らかにさ

電動バスの購入補助金を2.5倍の3億ユーロに

ドイツ連邦環境省は4日、電動バスを購入する公共交通機関に対する補助金枠を従来の1億2,000万ユーロから2.5倍の3億ユーロへと拡大すると発表した。窒素酸化物(NOx)規制を遵守できない都市からの申請が多いことから、増額

インフレ率が4カ月ぶりに上昇、2月は1.6%に

ドイツ連邦統計局が2月28日発表した同月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比の伸び率(インフレ率)が1.6%となり、前月の同1.4%を0.2ポイント上回った。インフレ率の上昇は4カ月ぶり。エネルギーの上げ幅が前月の2.

輸入物価の上昇率9カ月来の低水準に、1月は0.8%

ドイツ連邦統計局が2月28日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比0.8%増となり、上げ幅は9カ月来の低水準を記録した。エネルギーの上げ幅が前月の同7.4%から1.4%へと縮小したことが反映された格好。エネルギーを除いた

ロシア、ブルガリア原発計画参加に意欲

ロシアは4日、メドベージェフ首相のブルガリア公式訪問を前に、ロシア原子力公社(ロスアトム)がブルガリアのベレネ原子力発電所建設に参加する用意がある事実を確認した。プリホドコ官房副長官は、ロスアトムであれば「短期間に建設を

韓国SKがハンガリーに追加投資、EV用電池工場を増設

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションが、ハンガリー北西部のコマーロムにある電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張する。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が2月27日明らかにしたもので、面積11万2,000平

自動車は昨年も最大の輸出部門、対米黒字220億ユーロに

ドイツ連邦統計局は20日、自動車・自動車部品の輸出額(暫定値)が昨年は2,297億ユーロとなり、9年連続で最大の輸出部門となったことを明らかにした。2位は機械で1,932億ユーロ、3位は化学品で1,177億ユーロだった。

生産者物価の上げ幅2カ月連続縮小、1月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.6%となり、前月の同2.7%を0.1ポイント下回った。上げ幅の縮小は2カ月連続。最大の押上げ要因はエネルギーで7.2%上昇しており、エネルギー

中央アジア諸国、外国資本呼び込みに注力

豊富な天然資源に加え人口増や安価な労働力などにより、中央アジア諸国は外国資本にとり魅力的だ。コンサルティング大手のボストン・コンサルティングによると、カザフスタンやウズベキスタンなど同地域の非資源産業に対しては将来的に4

トルコ、今年の公共投資費653億リラに

トルコ政府は今年、公共投資に654億リラ(123億ドル)を支出する計画だ。分野別では運輸・通信、教育、エネルギーが多い。国有企業向けは138億リラ、地方自治体向け528億リラとなる。 政府投資プログラムに関する大統領令に

バルト諸国、ガス共通市場形成

エストニアのエネルギー企業エレリング(Elering)は先ごろ、フィンランド同業ガスム(Gasum)、ラトビアのコネクサス・バルチック・グリッド(Conexus Baltic Grid)とガスの共同購入などを含む連携協定

ディーゼル車の販売底打ち、大幅回復は期待薄

ディーゼル車の販売不振は底を打ったとの見方が出ている。1月の乗用車新車登録台数に占める割合が前年同月の33.3%から34.5%へと上昇し、数年ぶりに拡大へと転じたためだ。監査大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)のパート

「LNGターミナル2カ所の建設は確実」=独経済相

ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相は12日にベルリンで開催された液化天然ガス(LNG)に関する会議で、LNGターミナルは国内に少なくとも2カ所、建設されるとの見方を明らかにした。数週間以内に正式決定が下される見通しと

鉱工業生産4カ月連続で減少

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した昨年12月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減(暫定値)となり、4カ月連続で落ち込んだ。建設業の不振が足を強く引っ張った格好。製

「ノルド・ストリーム2」規制案でEU加盟国合意

欧州連合(EU)加盟国は8日の大使級会合で、ロシア産天然ガスをバルト海経由で直接ドイツに輸送する新たなパイプライン「ノルド・ストリーム2」に対する規制案の内容で合意した。厳格なEUルールの順守を求める欧州委員会提案の支持

ダイムラー―18年は純益29%減少―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が6日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比22%減の111億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。米国と中国の関税合戦やディーゼル車のリコール、欧州連合

ダイムラー、18年は29%減益

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が6日発表した2018年12月通期決算の純利益は75億8,200万ユーロとなり、前期から29%減少した。米中貿易摩擦家やディーゼル車のリコール、EU規制に反して地球温暖化係数が

シーメンス―「EU競争法は時代遅れ」=社長―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のジョー・ケーザー社長は1月30日の株主総会で、欧州連合(EU)の競争法は現在の市場環境に見合わない時代遅れの規制になっているとの見方を示した。同社と仏アルストムの鉄道事業の統合計画に対

NOx許容濃度超過地点、昨年は39%に低下

ドイツ連邦環境庁(UBA)は1月31日、国内の都市に設置した大気観測設備のうち欧州連合(EU)の窒素酸化物(NOx)基準を順守できなかったのは昨年、およそ39%(暫定値)だったと発表した。前年の45%から約6ポイント低下

VWでディーゼル車の受注比率が上昇

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は1月30日、VWブランド乗用車がドイツで受注した新車に占めるディーゼル車の割合が2018年は43%に上り、前年の39%から4ポイント上昇したと発表した。特に個人顧客からの受注が大

「海洋国家」を狙うカザフスタン

中央アジアのカザフスタンが北極海航路の開発に期待を寄せている。ユーラシア大陸の中央に位置し海への出口をもたない同国は、北極海につながる河川を通じた航路の開拓を同国の経済開発に結びつけようとしている。同国は国際河川の港湾施

EBRD、スコピエ市の天然ガス車両調達を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は先ごろ、マケドニアの首都スコピエの交通公社ヤブノ・ソオブラサイノ・プレトプリヤチエ・スコピエ(JSP)に対し天然ガス車両の調達資金として1,000万ユーロを融資すると発表した。同資金でJSP

東洋エンジニアリング、東シベリアで石化プラント受注

東洋エンジニアリングは1月31日、ロシアの石油会社イルクーツクオイルカンパニー(INK)子会社のイルクーツク・ポリマー・プラント(IPP)から石油化学プラントを受注したと発表した。東シベリアのイルクーツク州ウスチクートに

天然ガス大手の露ノバテク、独シーメンスから圧縮機を調達

ロシアの天然ガス大手ノバテクは1日、液化天然ガス(LNG)プロジェクト「アークティック(北極)LNG2」向けに独電機大手シーメンスから設備を調達すると発表した。ガス液化トレイン3本に使われるフィードガス圧縮機3基、ボイル

随伴ガス利用のディーゼル油生産技術、加社がカザフで実用化へ

カザフスタン投資公社(カザフインベスト)によると、カナダのエピファニー・エナジーが韓国の投資会社と提携し、カザフスタンでボイルオフガス(自然入熱などにより気化するガス)などの随伴ガスを利用してディーゼル油を生産する技術の

インフレ率が11カ月来の低水準に、1月は1.4%

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.4%増にとどまり、インフレ率(物価の変動率)は11カ月来の低水準となった。石油価格の下落が反映された格好で、政策金融機関KfWのエコノミス

輸入物価2年連続上昇、18年は+2.6%に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2018年の輸入物価指数は前年比2.6%増となり、2年連続で拡大した。エネルギーが20.5%増と大きく伸びて全体を強く押し上げた。エネルギーを除いたベースでは上げ幅が0.5%にとどまっ

CATL―独電池工場の生産能力100GWhに拡大も―

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)はドイツに建設予定のリチウムイオン電池セル工場の生産能力を当初計画から大幅に引き上げる見通しだ。欧州連合(EU)が乗用車の二酸化炭素(CO2)排出規制を大幅に強化する方向

東洋エンジ、東シベリアで石化プラント受注

東洋エンジニアリングは1月31日、ロシアの石油会社イルクーツクオイルカンパニー(INK)子会社のイルクーツク・ポリマー・プラント(IPP)から石油化学プラントを受注したと発表した。東シベリアのイルクーツク州ウスチクートに

ソフィア市、低排出の公共交通車両導入を推進

ブルガリアの首都ソフィアが市内交通の刷新と排出削減のため、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバスの導入を進めている。ヴァンダコヴァ市長によると、昨年22台を導入済みで、このほど新たに30台を追加した。年内にさらに82台を

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