化学

英JLR、「ディフェンダー」ベースにFCVを開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は15日、ランドローバーの新型「ディフェンダー」をベースに燃料電池車(FCV)モデルのプロトタイプを開発していると発表した。年内にテストを開始し、オフロード性能などを検証 […]

生産者物価の上げ幅、12年7カ月来の高水準に

ドイツ連邦統計局が18日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比7.2%増となり、2008年10月以来12年7カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は6カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

アステラス―感染症治療薬を独社に譲渡―

アステラス製薬は16日、感染症治療薬など5製品について欧州の一部、ロシア、独立国家共同体(CIS)、アジアの一部での製造販売承認を独ヒェプラファーム・アルツナイミッテルに譲渡することで合意したと発表した。急速に変化する事

ポルシェ―電池セル開発・生産に参入―

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェは21日、フラウンホーファー研究所からのスピンオフであるカスタムセルズと共同で合弁会社を設立すると発表した。電気自動車(EV)用の高性能電池セルを独自開発・生産し

ドイツ鉄道―炭素中立目標を10年前倒し―

ドイツ鉄道(DB)は16日、二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする炭素中立の達成時期を従来目標の2050年から40年へと前倒しすると発表した。国内だけでなく国際物流子会社DBシェンカーも含めて実現するとしてい

ツァランド

ネット通販大手の独ツァランドは22日、仏LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下の高級化粧品販売会社セフォラと協業合意したと発表した。自社の顧客が衣料品と同時に化粧品や香水を購入するケースが多いことから、手を結ぶことに

量子コンピューターの寄付講座、BMWがミュンヘン工科大に

自動車大手の独BMWは16日、地元ミュンヘン工科大学(TMU)に量子コンピューターの寄付講座を開設することで合意したと発表した。量子技術の基礎研究を産業利用に橋渡しすることを狙ったもので、新講座から同社に研究の成果や知見

スロベニア企業、リチウムイオン電池の合弁会社設立

●同国初のリチウムイオン電池生産拠点に1億ユーロ ●製品は住宅・産業施設の蓄電システム向け EV需要にも期待 スロベニアのバッテリーメーカー、TABはこのほど、中国のリチウムイオン電池大手、山東海帝新能源(Heidi E

トルコ、グリーン水素の供給源の可能性=EBRD報告

●欧州向けパイプライン「南ガス回廊」の水素輸送転用も ●EBRDはトルコの天然資源省と水素の輸出促進に向けた検討開始 欧州復興開発銀行(EBRD)は14日、再生可能エネルギーから生産される「グリーン水素」がトルコの輸出増

ベルギー裁判所、アストラゼネカにEU向けワクチン供給命令

新型コロナウイルスワクチンの供給が遅れたとして、欧州委員会が英製薬大手アストラゼネカを提訴している問題で、ベルギーのブリュッセル第一審裁判所は18日、アストラゼネカに対し、9月下旬までに累計8,020万回分をEUに納入す

クラリアント、顔料事業を独社などに売却

スイス特殊化学大手のクラリアントは14日、顔料事業を独同業ホイバッハと米投資会社SKキャピタル・パートナーズのコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。これによってクラリアントは事業の整理を完了することになる。

スロベニア企業、リチウムイオン電池の合弁会社設立

スロベニアのバッテリーメーカー、TABはこのほど、中国のリチウムイオン電池大手、山東海帝新能源とリチウムイオン電池生産の合弁会社TAB-Heidiを設立した。現地通信社STAによると、1億ユーロを投じて国内北部のプレヴァ

トルコ化学企業、カザフで硫黄コンクリート生産

●硫黄埋蔵量の多いカザフスタン西部に工場を設置 ●同社の粉末硫黄はタイヤ製造の加硫材として使用 粉末硫黄を生産するトルコのブリムストーン(Brimstone)はカザフスタンで硫黄コンクリートを生産する計画だ。同国を訪問中

ぼろトイレ・コンテスト~ロシア

英国系掃除用洗剤メーカーが広告の一環として催した写真コンテストが、ロシアで大きな波紋を広げている。お題は「学校にあるぼろいトイレ」で、優秀作の賞品は「トイレの修理」。問題は、使い古されたトイレがそのまま使われている現状が

水素分野で独豪が協業へ

ドイツ政府は13日、グリーン水素の分野でオーストラリアと協業することで基本合意したと発表した。ドイツは水素経済を実現するために国外からグリーン水素を大量に輸入する計画で、その一部を日照量の多いオーストラリアから調達する。

卸売物価が13年来の上げ幅に、5月は9.7%

ドイツ連邦統計局が11日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比9.7%増となり、2008年7月以来およそ13年ぶりの大きな伸びを記録した。同物価の上昇は4カ月連続。2月は2.3%、3月は4.4%、4月は7.2%と月を追う

クラリアント―顔料事業を独社などに売却―

スイス特殊化学大手のクラリアントは14日、顔料事業を独同業ホイバッハと米投資会社SKキャピタル・パートナーズのコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。クラリアントはこれにより、事業の整理を完了することになる。

化学業界が生産・売上予測引き上げ

独化学工業会(VCI)は9日、2021年の生産高を従来予想の前年比3.0%増から同4.5%増へと大幅に引き上げた。1-3月期(第1四半期)の業績が好調だったためで、出荷価格の上昇率も2.0%から3.5%へと上方修正。売上

ロシアの新型コロナワクチン、セルビアで生産開始

ロシアで開発された新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のライセンス生産がセルビアで始まった。欧州での同ワクチンのライセンス生産はベラルーシに次いで2カ国目。今後6カ月で400万回分の生産が計画されている。セルビア

建材不足が深刻化、現在発注しても納入は9月の製品も

建設業界で建材不足が深刻化している。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、「必要な時に建材を調達できない」との回答は建築事業者で5月に43.9%に達し、東西ドイツ統一後の最高を更新した。3月は同5.6%、4月は23.

4月小売売上が前月比5.5%減に、「緊急ブレーキ」の直撃で

ドイツ連邦統計局が2日発表した4月の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比5.5%減と大きく落ち込んだ。減少は1月以来で3カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため

伊エネル、ロシアでのグリーン水素生産に意欲

●ルスナノと提携し、風力発電を活用 ●再来年にかけ10メガワット級の電解設備2つを順次稼働 欧州電力大手の伊エネルが、ロシアにおける初のグリーン水素(再生可能エネルギーを用いて生産する水素)生産に強い関心を示している。気

独シュターダのセルビア子会社、設備投資に4,000万ユーロ

●セルビア、ボスニア、モンテネグロの各拠点に分散投資 ●ルーマニア・ティミショアラの研究所における設備調達も予定 独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファーム(Hemofarm)は今年、工場近代化に4,000万

製造業新規受注4カ月ぶり減少、4月は-0.2%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.2%下回る112.4(暫定値)へと下落した。同指数の低下は4カ月ぶり。国内受注が4

ランクセス―有機革化学事業を売却―

化学大手の独ランクセスは1日、有機革化学事業を米投資会社ブラック・ダイアモンド・キャピタル・マネージメント傘下の独TFLレーダーテヒニクに同日付で譲渡したと発表した。ランクセスはクロム化学品事業を昨年1月に中国の兄弟科技

ランクセス、有機革化学事業を売却

独化学大手のランクセスは1日、有機革化学事業を米投資会社ブラック・ダイアモンド・キャピタル・マネージメント傘下の独TFLレーダーテヒニクに売却したと発表した。ランクセスは昨年1月、クロム化学品事業を中国の兄弟科技に売却し

輸入物価の上げ幅、4月は10%以上に

ドイツ連邦統計局が5月28日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比10.3%増となり、2010年12月以来10年4カ月ぶりの大きな伸びを記録した。同物価の上昇は3カ月連続。世界経済の回復を受けて中間財とエネルギーが大きく

シントス―米社の独ゴム事業買収―

ポーランドの化学素材大手シントス(Synthos)はこのほど、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込む

三井化学―BASFとケミカルリサイクル協業を検討―

三井化学は1日、独同業BASFと日本国内でのケミカルリサイクルの推進に向けた協業の検討を開始したと発表した。バリューチェーン横断的な連携を通じて、廃プラスチックのケミカルリサイクルを事業化する考え。共同ビジネスモデルを含

ボーダフォン―5G・6GのR&D拠点をドレスデンに構築―

電気通信大手の英ボーダフォンは5月30日、研究・開発(R&D)のグローバルコンピテンスセンターを独東部のドレスデンに構築すると発表した。5G、6G技術のほか、自動運転、コネクテッドカー、スマートな農業・化学・建設などの応

シュコダ自、使用済みEVバッテリーを蓄電システムに再利用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は5月27日、電気自動車(EV)の使用済みバッテリーを蓄電システムとして再利用することに取り組むと発表した。新システムは地元テクノロジー企業、IBGチェスコと

ポーランド化学素材大手、米社の独ゴム事業買収

ポーランドの化学素材大手シントス(Synthos)は5月23日、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込

ベルギー製薬会社セレスファーマ、ブルガリア同業を買収

ベルギーの製薬会社セレスファーマはこのほど、ブルガリア同業ABOファーマを買収したと発表した。中東欧事業の強化が狙い。買収に伴い現在ブルガリアで販売されているセレスファーマの製品はすべてABOファーマのブランドに統合され

ロシア製ワクチン、スロバキアが承認

スロバキア政府は5月26日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の使用を承認したと発表した。欧州連合(EU)加盟国による同ワクチンの承認は、ハンガリーに次ぐ2カ国目となる。 ロシアの国立ガマレヤ研究所が

EUがアストラゼネカに巨額の補償要求、ワクチン供給遅延で

欧州委員会が英製薬大手アストラゼネカをEUと結んだコロナウイルスワクチン供給契約を順守してないとして提訴している問題で、EU側の代理人は26日、巨額の補償金支払いを命じるよう裁判所に求めた。勝訴すれば、補償は総額で数十億

ファーザー連合のワクチン、EUが12~15歳にも接種へ

欧州委員会は28日、米製薬大手ファイザーが独バイオ企業ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンのEUでの接種について、対象を12歳以上に引き上げることを承認したと発表した。これまでは16歳以上に限られていた

GSK・サノフィ連合のワクチン、最終治験開始

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と仏サノフィは26日、共同で開発している新型コロナウイルスワクチンについて、最終段階の臨床試験(治験)を開始したと発表した。年内の承認を目指し、第3相の治験を進める。 両社は2

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