化学

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

欧州連合(EU)加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア産石油の取引価格に上限を設けることや、ロシア産製品の輸入禁止枠の拡大などを柱と […]

BASF―韓社と合弁、非イオン系界面活性剤を生産へ―

化学大手の独BASFは6日、韓国の化学大手ハンノン・ケミカルズと合弁会社の設立を計画していると発表した。需要が増加している非イオン系界面活性剤を生産する。 新会社BASFハンノン・ケミカルズ・ソリューションズを韓国西部の

欧州委が独水素プロジェクト2件への補助金を承認

欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、再生可能エネルギーを用いて製造する「グリーン水素」に絡んだドイツのプロジェクト2件で補助金交付を承認したと発表した。鉄鋼大手ザルツギター・フラッハシュタールは10億ユーロ、化学大手

スロバキア、航空分野への水素利用イニシアチブが始動

●コシツェ工科大とコシツェ自治地域が協力覚書を交換 ●「欧州のクリーン航空技術開発に貢献する」=同工科大航空学部  スロバキアのコシツェ工科大学とコシツェ自治地域はこのほど、研究開発推進事業「水素航空バレー・コシツェ」を

露VB、製薬会社ペトロバックスを買収

●ペトロバックスは富豪ポターニン氏のインターロスが保有 ●同社はファイザーやベーリンガーと生産で協力 ロシアの医薬品企業ペトロバックス・ファーマ(Petrovax Pharm)はこのほど、同社社長のミハイル・ツィフェロフ

印企業、カザフに医薬品工場を設置

●印タヌシュレー社が3,000万ドルを投じる計画 ●医薬品産業における投資事業はカザフ政府の優遇措置の対象 カザフスタンの投資促進機関、カザフ・インベストは4日、インドのタヌシュレー・エアー・テクニック(Tanushre

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

●ウクライナ東・南部4州の一方的な併合強行を受けたもの ●制裁は今回が第8弾 欧州連合(EU)加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

欧州連合(EU)加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア産石油の取引価格に上限を設けることや、ロシア産製品の輸入禁止枠の拡大などを柱と

製造業新規受注が3月以来の下げ幅に、8月は-2.4%

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した8月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月を2.4%下回る105.2(暫定値)となり、ウクライナ戦争勃発直後の3月以来の大きな下げ幅を

輸入物価が74年以来の上げ幅に、8月は33%

ドイツ連邦統計局が7日発表した8月の輸入物価指数は前年同月比32.7%増となり、1974年3月以来の大幅上昇を記録した。5月から7月までの3カ月間は上げ幅が縮小していたが、8月はエネルギー価格の上昇率が前月の131.7%

ドイツ鉄道―グリーン水素などで機関車を運行―

ドイツ鉄道(DB)は4日、炭素中立のモビリティ実現に向けオーストラリアのエネルギー大手フォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズ(FFI)と包括協業の基本合意を締結したと発表した。2040年までの炭素中立実現に向け

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

EU加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア産石油の取引価格に上限を設けることや、ロシア産製品の輸入禁止枠の拡大などを柱とする内容。石

欧州委、独水素プロジェクト2件への補助金を承認

EUの欧州委員会はこのほど、再生可能エネルギーを用いて製造する「グリーン水素」に絡んだドイツのプロジェクト2件で補助金交付を承認したと発表した。鉄鋼大手ザルツギター・フラッハシュタールは10億ユーロ、化学大手BASFは1

BASFが韓社と合弁、非イオン系界面活性剤生産へ

化学大手の独BASFは6日、韓国の化学大手ハンノン・ケミカルズと合弁会社の設立を計画していると発表した。需要が増加している非イオン系界面活性剤を生産する。 新会社BASFハンノン・ケミカルズ・ソリューションズを韓国西部の

BASF―CCUSソリューション開発で韓社と協業―

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意

BMWを中心に水素トラックプロジェクト

自動車大手の独BMWは9月28日、同社を中心とするコンソーシアムが水素を燃料とする内燃機関トラックの研究プロジェクトを実施すると発表した。水素トラックは補給時間、積載量、航続距離、投入の柔軟性などの面でメリットが大きいう

機械メーカーの6割がエネ高騰・不足を懸念

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は9月30日、会員企業を対象に実施した最新のアンケート調査結果を発表した。チーフエコノミストのラルフ・ヴィーヒャース氏は、エネルギー供給問題が原因で生産抑制を余儀なくされている企業は現在10

材料・部品不足が再び悪化

サプライチェーンのひっ迫度が再び高まっている。Ifo経済研究所が独メーカーを対象とする9月のアンケート調査結果をもとに30日に発表したところによると、材料・部品不足に現在、苦慮するメーカーの割合は8月の62.0%から65

BASF、CCUSソリューション開発で韓社と提携

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意したと発表

VWとユミコアが正極材を合弁生産、安定調達に向け

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は9月26日、ベルギーの非鉄金属大手ユミコアと車載電池材料を生産する合弁会社の設立で合意したと発表した。電動車の普及拡大に伴い需要が増える電池正極材を、競争力を保てる価格で安定調達

ランクセス

化学大手のランクセスは27日、西南ドイツのマンハイムにある工場内でのグリーン水素製造を検討していると発表した。2040年までに炭素中立を実現する目標実現に向けた取り組みの一環。再生可能エネルギー分野のプロジェクト会社JU

コンチネンタルがホースの検査結果を偽装

自動車・産業部品大手コンチネンタルのホース・配管部門コンチテックで複数の種類の品質不良製品を出荷していたことが明らかになった。カーエアコン用ホースの検査結果を偽装していたことが週刊誌『シュピーゲル』の23日付報道で発覚。

肥料の国内販売が半減、天然ガス価格の高騰で

ドイツ国内での肥料販売量が大幅に減少していることが、連邦統計局の発表で分かった。それによると、第2四半期は主要肥料のリンが前年同期比50.6%減の1万4,000トン、カリウムが52.3%減の5万5,900トンと半減。窒素

ハンガリーとUAEの学術機関、先端技術分野で協力

●水素、脱炭素、材料科学、ロボット工学などの分野で協力 ●JvNUが開発したソーラーカーの応用開発も共同で進める アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ研究技術・イノベーション団地(SRTIP)は20日、ハンガリーのジョ

ユミコア、ポーランドに正極材のギガファクトリーを開設

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは21日、ポーランド南西部のニサに欧州初の電池材料のギガファクトリーを開設したと発表した。欧州の顧客向けに電気自動車(EV)用バッテリーの正極材(カソード)を生産する。年産能力は来年末までに

非鉄金属大手ユミコア、北欧の国営電力2社とPPA

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは15日、ノルウェー国営電力スタットクラフト、およびフィンランドの同業ガスムと10年間の電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。フィンランドのコッコラにあるユミコアの工場は、同国の陸上風

ヘンケル―米社の熱伝導性材料事業を買収―

化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオを拡充する狙い。買収金額は明らかにしていない

UAEからテスト輸送のアンモニア、ハンブルク港に到着

独経済省は15日、アラブ首長国連邦(UAE)からテスト輸送されたアンモニアがハンブルク港に到着したと発表した。水素分野の両国のパートナーシップに基づき、アンモニアがUAEから初めてドイツに輸出された。水素は燃焼時に二酸化

アンモニア減産が食品業界にしわ寄せ、供給量は通常の3~4割

天然ガス価格の高騰を受け欧州の化学メーカーがアンモニアの生産量を大幅に引き下げた影響が幅広い分野に及んでいる。主要肥料の窒素やディーゼル車の排ガス浄化に欠かせない尿素水の不足はすでに指摘されていたが、ここにきて食品・飲料

東レのチェコ工場、極細吸音材「エアライト」を生産

●年産能力は1,200トン、10月から量産開始の予定 ●成長が見込まれるUAM産業の分野でも軽量吸音材の採用を目指す 東レは15日、不織布の極細吸音材「エアライト(Airlite)」をチェコで生産すると発表した。欧州の自

卸売物価の上げ幅4カ月連続で縮小、8月は18.9%に

ドイツ連邦統計局が15日発表した8月の卸売物価指数は前年同月を18.9%上回った。上げ幅は原料、中間財価格の高騰を背景にこれまでに引き続き大きかったものの、4カ月連続で縮小した。過去最高となった4月は23.8%に達してい

クロップエナジーズ―エタノール工場の操業停止も―

独砂糖大手ジュドツッカーのバイオ燃料子会社クロップエナジーズは19日、バイオエタノール生産能力の引き下げを検討すると発表した。エネルギー・原料価格の高騰を背景に欧州生産で採算の確保が難しくなっているため。今後数週間の市場

シーメンス―P2Gプロジェクトで水素生産開始―

電機大手のシーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素

シーメンス、P2Gプロジェクトで水素生産開始

独シーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素を製造す

ヘンケル、米社の熱伝導性材料事業を買収

化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオの拡充が狙い。買収金額は明らかにしていない。

東レのチェコ工場、極細吸音材「エアライト」を生産

東レは15日、不織布の極細吸音材「エアライト(Airlite)」をチェコで生産すると発表した。欧州の自動車用吸音材事業を強化する戦略の一環。チェコの東レ・テキスタイルズ・セントラルヨーロッパ(TTCE)と韓国の東レ先端素

BMW―新電池セル開発、円筒形でアーキテクチャーに最適化―

高級乗用車大手の独BMWは9日、電動車に搭載する新たなリチウムイオン電池セルを開発したと発表した。同社第6世代の新電池セルは新しいアーキテクチャーを踏まえ、これまでの角型から円筒形へと変更されている。2025年以降に市場

ボッシュ―燃料電池バンの公道試験開始、IAAで試乗可―

自動車部品大手の独ボッシュは13日、動力源に燃料電池を用いたバンの公道走行試験を開始したと発表した。電気自動車(BEV)のバンは航続距離が短く、充電時間が長いという弱点があることから、同社は燃料電池バンの需要があると判断

BMW―ヴィーガン向け内装車を市場投入―

高級乗用車大手の独BMWは7日、動物性製品の飲食や使用を全面的に避けるヴィーガン向けの車両を市場投入すると発表した。需要の拡大が見込まれるほか、製品ライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの量も減らせることから、革製品

BASF―船上CO2回収・貯留でサムスン重工業と協業―

化学大手の独BASFと韓国造船大手の現代重工業は9日、船舶が排出する二酸化炭素(CO2)を船上で分離・貯蔵する「船上二酸化炭素回収・貯留(OCCS)」のフィージビリティスタディを実施することで合意したと発表した。船舶のC

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