医療品

製造業新規受注4カ月ぶり減少、4月は-0.2%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.2%下回る112.4(暫定値)へと下落した。同指数の低下は4カ月ぶり。国内受注が4

ビオテスト―中国の親会社が売却を検討―

血液製剤製造の独ビオテストは1日、親会社である中国の科瑞集団(Create Group Corporation)が同社からの撤退を検討していると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、世界の覇権をめぐる

モルフォシス―米同業を17億ドルで買収―

バイオ製薬の独モルフォシスは2日、米同業コンステレーション・ファルマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。コンステレーションが開発中の医薬品を取得することで事業の拡大を加速する狙い。 コンステレーションを1

4月小売売上が前月比5.5%減に、「緊急ブレーキ」の直撃で

ドイツ連邦統計局が2日発表した4月の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比5.5%減と大きく落ち込んだ。減少は1月以来で3カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため

ワクチン接種の有無を被用者に質問できるか?

ドイツでは新型コロナウイルス用ワクチンの接種が急速に進み、7日からは16歳以上の全員が接種の予約を取れるようになった。そうなればもう接種を受けたかどうかが職場の話題になるのは自然であろう。では雇用主が被用者に接種の有無を

独シュターダのセルビア子会社、設備投資に4,000万ユーロ

●セルビア、ボスニア、モンテネグロの各拠点に分散投資 ●ルーマニア・ティミショアラの研究所における設備調達も予定 独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファーム(Hemofarm)は今年、工場近代化に4,000万

バイオ製薬の独モルフォシス、米同業を買収

独バイオ製薬会社モルフォシスは2日、米同業コンステレーション・ファルマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。コンステレーションが開発中の医薬品を取得することで事業基盤を拡大する。 モルフォシスはコンステレー

感染第3波終息、10万人当たり週50人未満に=7カ月ぶり

新型コロナウイルスの感染第3波が終息した。新規感染者数はここ1カ月余りで大幅に減少。店舗営業などの規制も各地で緩和され、日常生活と経済活動は正常化に向かっている。順調に行けば、感染者数が多い地域に全国一律で厳しい制限措置

ベルギー製薬会社セレスファーマ、ブルガリア同業を買収

ベルギーの製薬会社セレスファーマはこのほど、ブルガリア同業ABOファーマを買収したと発表した。中東欧事業の強化が狙い。買収に伴い現在ブルガリアで販売されているセレスファーマの製品はすべてABOファーマのブランドに統合され

ロシア製ワクチン、スロバキアが承認

スロバキア政府は5月26日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の使用を承認したと発表した。欧州連合(EU)加盟国による同ワクチンの承認は、ハンガリーに次ぐ2カ国目となる。 ロシアの国立ガマレヤ研究所が

ファーザー連合のワクチン、EUが12~15歳にも接種へ

欧州委員会は28日、米製薬大手ファイザーが独バイオ企業ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンのEUでの接種について、対象を12歳以上に引き上げることを承認したと発表した。これまでは16歳以上に限られていた

GSK・サノフィ連合のワクチン、最終治験開始

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と仏サノフィは26日、共同で開発している新型コロナウイルスワクチンについて、最終段階の臨床試験(治験)を開始したと発表した。年内の承認を目指し、第3相の治験を進める。 両社は2

ロシア製ワクチン、スロバキアが承認

スロバキア政府は26日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の使用を承認したと発表した。EU加盟国による同ワクチンの承認は、ハンガリーに次ぐ2カ国目となる。 ロシアの国立ガマレヤ研究所が開発し、2020

EUがアストラゼネカに巨額の補償要求、ワクチン供給遅延で

欧州委員会が英製薬大手アストラゼネカをEUと結んだコロナウイルスワクチン供給契約を順守してないとして提訴している問題で、EU側の代理人は26日、巨額の補償金支払いを命じるよう裁判所に求めた。勝訴すれば、補償は総額で数十億

EU当局、ファイザー製ワクチンの保存条件緩和

EUの欧州医薬品庁(EMA)は17日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの保存条件を緩和すると発表した。これまでは一般的な冷蔵温度での保存は最長5日間となっていたが、

バイエル

ライフサイエンス大手の独バイエルが12日発表した1-3月期決算の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は41億1,800万ユーロとなり、前年同期を6.2%下回った。為替差損が響いた格好で、売上高も4.0%減の123億2,

ワクチン接種の優先順位解除、6月7日から誰でも予約が可能に

ドイツのイエン・シュパーン保健相は17日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種優先順位規制を6月7日付で全面解除すると発表した。健康に大きな問題がない16歳以上、60歳未満の人も同日から接種の予約を取ることができるようにな

ビオンテック製ワクチン、冷蔵保存期間を1カ月に延長

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は17日、独バイオ企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの保存条件を緩和すると発表した。これまでは一般的な冷蔵温度での保存は最長5日間とな

ロシア製ワクチン、バーレーンと現地生産で合意

ロシア直接投資基金(RDIF)は12日、国産の新型コロナワクチン「スプートニク V」のライセンス製造でバーレーン政府と基本合意した。アルサーティ駐モスクワ・バーレーン大使によると、同国内にロシアと共同で特別医療センターも

ロシア製ワクチン、バーレーンと現地生産で合意

ロシア直接投資基金(RDIF)は12日、国産の新型コロナワクチン「スプートニク V」のライセンス製造でバーレーン政府と基本合意した。アルサーティ駐モスクワ・バーレーン大使によると、同国内にロシアと共同で特別医療センターも

ビオンテック―シンガポールでワクチン・がん治療薬生産へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは10日、シンガポールをアジア太平洋地域のハブ拠点とする計画を発表した。事業の国際化を推し進める考えで、工場も建設。米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンだけでなく、

エボニック―利益見通し引き上げ―

特殊化学大手の独エボニックは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)の予測レンジを従来の「20億~23億ユーロ」から「21億~23億

EU当局、中国製ワクチンの審査開始

EUの欧州医薬品庁(EMA)は4日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンの「逐次審査」を開始したと発表した。EUによる欧米以外のメーカーが開発した新型コロナワクチンの承認

ワクチンの特許放棄、EUは後ろ向き

EUは7~8日開いた首脳会議で、新型コロナウイルスワクチンの特許権の一時的な放棄について協議し、ワクチンの普及を進める上で短期的な解決策にはならないとの結論に達した。米バイデン政権は特許放棄に前向きだが、EUはワクチンの

EUがコロナ治療薬の開発促進強化、年内の5種承認を目指す

欧州委員会は6日、EU加盟国が連携して新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発を促進し、共同調達する戦略を発表した。ワクチンによる感染予防だけではコロナ禍を終息できないとして、レムデシビルに次ぐ新たな治療薬の開発を支援し、

デンマーク、J&J製ワクチンの接種を中止

デンマーク政府は3日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンの接種を中止すると発表した。接種後に血栓が生じる事例が確認されていることから、国内での接種プログランから同ワクチンを

EUがファイザー連合とワクチン追加調達で合意、最大18億回分

欧州委員会は8日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンについて、EUが追加で最大18億回分の供給を受けることで合意したと発表した。すでに約6億5,000万回分を調達する

ニプロ、クロアチアの医薬用包装容器メーカーを買収

南東欧市場に重点を置く米投資会社ブルー・シー・キャピタルは3日、クロアチアの医薬用ガラス包装容器メーカー、ピラミーダの全株式をニプロのベルギー子会社であるニプロ・ファーマ・パッケージングに売却したと発表した。取引額は明ら

ニプロ、クロアチアの医薬用包装容器メーカーを買収

南東欧市場に重点を置く米投資会社ブルー・シー・キャピタルは3日、クロアチアの医薬用ガラス包装容器メーカー、ピラミーダの全株式を、ニプロのベルギー子会社であるニプロ・ファーマ・パッケージングへ売却したと発表した。取引額は明

ハンガリー、「新型コロナ免疫証」の相互承認で4カ国と合意

ハンガリー政府がスロベニア、バーレーン、セルビア、モンテネグロの4カ国と、新型コロナ免疫保有証明書(免疫証)の有効性を相互に認める二国間合意をそれぞれ結んだ。欧州連合(EU)が域内共通のワクチン接種証明書(ワクチン証)の

ワクチン接種者は今週末にも制限措置が緩和

新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人と感染から回復した人は、行動制限措置が今週末にも緩和される見通しだ。ドイツ政府は4日の閣議で当該政令案を承認した。連邦議会と連邦参議院で7日までに可決されるのは確実と目されてい

3月小売売上11%増加、過去最大の伸びに

ドイツ連邦統計局が3日発表した3月の小売売上指数(2015年=100、暫定値)は物価調整後の実質で前年同月比11.0%増の123.0となり、統計を開始した1994年以降で最大の伸びを記録した。3月は店舗営業規制が緩和され

全国一律のコロナ規制開始、夜間外出規制は当初案より緩和

新型コロナウイルスの感染拡大防止策をドイツ全国で一律化することを柱とする改正感染防止法案が22日までに連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)で可決・承認された。同法はシュタインマイヤー大統領の署名を経て23日に施行された。

エボニック―コロナワクチン用脂質の生産前倒し―

特殊化学大手の独エボニックは22日、独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルスワクチン向けに重要な原料である脂質の供給を開始したと発表した。当初は供給を年央にスタートする予定だっ

バイオ企業の資金調達、20年は過去最高に

ドイツのバイオテクノロジー企業が2020年に調達した資金の総額は30億4,600万ユーロとなり、これまでの最高の18年実績を146%上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に一部の企業が巨額資金を獲得したことで、水準

ワクチン接種順位規制を6月にも解除

ドイツのイエン・シュパーン保健相は22日、連邦参議院の答弁で、これまで設定してきた新型コロナウイルス用ワクチンの接種順位規制を6月には解除できるとの見通しを明らかにした。ワクチン供給量が急速に増えているためで、6月前に解

トルコの女性CEO、ユニコーンを目指す

男性優位のイメージがあるトルコで、女性起業家エセン・テュメル氏の企業が注目を集めている。人工知能(AI)とバイオ科学を組み合わせたソリューションを提供するが、新型コロナの世界的流行を背景に、抗菌・抗ウイルス繊維と、センサ

余白一滴

新型コロナのワクチン接種が急速に加速してきた。少なくとも1回目の接種を終えた人の割合はすでに約20%に達している。筆者の周辺でも「接種センターで注射を打ってきた」「いついつに予約を取った」という声を聞くようになった。 ア

IDTビオロギカ―アストラゼネカのワクチン生産を前倒し―

バイオ医薬品製造の独IDTビオロギカは16日、英・スウェーデン系製薬大手アストラゼネカ(AZ)から請け負った新型コロナウイルス用ワクチンの生産を同日付で開始したと発表した。当初は2023年初頭から生産する計画だったが、独

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